≪2024/9/30≫
【楽天1-2ロッテ ( 2024年9月30日 楽天モバイル )】
≪対E:12勝11敗1分≫
CS進出を争う4位・楽天との2連戦初戦。試合を決めたのは今季、打てる捕手として飛躍したロッテ・佐藤のバットだった。1―1の9回2死二、三塁。守護神・則本の浮いたフォークを捉えて決勝打を中前へ運び、強く拳を握り締めた。
「凄くうれしかったですし、僅差の試合でチャンスで回ってきたので気持ちは入りましたね」。逆方向への打撃を意識した今季は3、4月に打率・385をマークするなど好調で、初出場の球宴では5安打を放ってMVPにも輝いた。9月に入って、やや調子を落としていたものの、プロ5年目で初めて規定打席にも到達。吉井監督は「いいところで打ってくれた。捕手であれだけ打ってくれると助かる」と目を細めた。
3連勝で楽天とは4ゲーム差に拡大。1日に勝てば、2年連続9度目のCS進出が決まる。先発は佐々木。「とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」。自身初の2桁勝利とともに、CS切符をつかみ取る。(大内 辰祐)
3連勝で楽天とは4ゲーム差に拡大。1日に勝てば、2年連続9度目のCS進出が決まる。先発は佐々木。「とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」。自身初の2桁勝利とともに、CS切符をつかみ取る。(大内 辰祐)
ロッテが2年連続のCS進出に王手をかけた。8回に追いつかれ、9回に勝ち越す劇的な展開で白星あげた。
約1カ月ぶりの復帰登板となった種市が5回4安打無失点。プロ8年目で初の規定投球回到達を好投で飾った。
打線は楽天・早川の前に沈黙していたが、7回1死からポランコが143キロ直球を左越えに23号先制ソロを放った。
8回に追いつかれたが、9回2死二、三塁から佐藤都が相手守護神・則本のフォークを中前に運ぶ勝ち越し打。勝利を引き寄せた。
10月1日の楽天戦で引き分け以上なら吉井政権下では2年連続、最近5年間で4度目のCS進出に王手をかけた。
打線は楽天・早川の前に沈黙していたが、7回1死からポランコが143キロ直球を左越えに23号先制ソロを放った。
8回に追いつかれたが、9回2死二、三塁から佐藤都が相手守護神・則本のフォークを中前に運ぶ勝ち越し打。勝利を引き寄せた。
10月1日の楽天戦で引き分け以上なら吉井政権下では2年連続、最近5年間で4度目のCS進出に王手をかけた。
ロッテ・吉井理人監督(59)は2年連続のCS進出に王手をかけた一戦も手放しでは喜ばなかった。
相手先発の早川に7回をポランコの一発による1点に抑えられ、「攻撃はやっぱり同じピッチャーに何回もやられてるんで。その辺はもうちょっと工夫した方がいいかなと思います。今日はポランコと、いいところで佐藤が打ってくれたんで助かりましたけど、打線については良くなかったですね」と振り返った。
ただ、9回に勝ち越し打を放つなどバットでも結果を出した佐藤については「今年はバッティングの方も安定してましたし、途中ちょっと混乱してましたけどまた持ち直してきたんで。キャッチャーであれだけ打ってくれると助かるんで。ただ細かいこと言うとキャッチャーの方でまだまだやらなあかんこといっぱいあるんで。これに満足しないで次のレベルを目指してほしいと思います」と、辛口ながらエールを贈った。
これで佐々木朗希が先発する1日の楽天戦で引き分け以上なら自身指揮下で2年連続のAクラスが確定する。
それでも吉井監督は「関係ないです。いつも言いますけど一番一番、勝ちにこだわってやるだけです」と、自然対を貫いた。
ただ、9回に勝ち越し打を放つなどバットでも結果を出した佐藤については「今年はバッティングの方も安定してましたし、途中ちょっと混乱してましたけどまた持ち直してきたんで。キャッチャーであれだけ打ってくれると助かるんで。ただ細かいこと言うとキャッチャーの方でまだまだやらなあかんこといっぱいあるんで。これに満足しないで次のレベルを目指してほしいと思います」と、辛口ながらエールを贈った。
これで佐々木朗希が先発する1日の楽天戦で引き分け以上なら自身指揮下で2年連続のAクラスが確定する。
それでも吉井監督は「関係ないです。いつも言いますけど一番一番、勝ちにこだわってやるだけです」と、自然対を貫いた。
ロッテ・種市篤暉投手(26)が5回4安打無失点。今季の投球回数が147回1/3となり、8年目で初めて規定投球回数に達した。
右足内転筋の筋損傷で9月3日に出場選手登録抹消となった種市にとって、この試合が1カ月ぶりの復帰登板だった。
防御率3.05はリーグ8位に相当。奪三振148は5位に相当する。
▼種市 負けられない戦いの中で5回でかわることになってしまいましたが、無失点で抑えることが出来たことは良かったと思います。怪我で離脱して、1軍の試合で投げるまでにサポートしてくれた方々に感謝したいです。あとはチームが勝てるように応援します。
防御率3.05はリーグ8位に相当。奪三振148は5位に相当する。
▼種市 負けられない戦いの中で5回でかわることになってしまいましたが、無失点で抑えることが出来たことは良かったと思います。怪我で離脱して、1軍の試合で投げるまでにサポートしてくれた方々に感謝したいです。あとはチームが勝てるように応援します。
22年ドラフト1位のロッテ・菊地が2年目でプロ初勝利を挙げた。1―0の8回に4番手で登板。同点に追いつかれたが、直後の9回に味方が勝ち越し、白星が転がり込んだ。
専大出身の右腕は「ふがいない投球をしてしまったけど、本当にチームが勝ってくれてホッとしました」と胸をなで下ろした。
ロッテの2年目・菊地吏玖投手(24)がプロ初勝利を挙げた。
だが、ヒーローインタビューでは笑顔なし。「ふがいないピッチングをしてしまったのでチームが勝ってくれてほっとしました」と2022年のドラフト1位右腕は淡々と振り返った。
1―0の8回から4番手でマウンドに上がった菊地だが、先頭の小深田に左中間二塁打を許した。
続く辰己はフォークで空振り三振に仕留めたが、続く浅村に132キロのスライダーを中前に運ばれ、同点とされてしまった。
それが笑顔なき、ヒーローインタビューの理由だった。
チームは9回に佐藤都の適時打で勝ち越し。菊地に白星がつくとともに2年連続のCS進出に王手をかけた。
菊地は「(佐藤)都志也さんが決めてくれてよかった」と感謝した。
1―0の8回から4番手でマウンドに上がった菊地だが、先頭の小深田に左中間二塁打を許した。
続く辰己はフォークで空振り三振に仕留めたが、続く浅村に132キロのスライダーを中前に運ばれ、同点とされてしまった。
それが笑顔なき、ヒーローインタビューの理由だった。
チームは9回に佐藤都の適時打で勝ち越し。菊地に白星がつくとともに2年連続のCS進出に王手をかけた。
菊地は「(佐藤)都志也さんが決めてくれてよかった」と感謝した。
ロッテの佐々木朗希投手が10月1日の楽天戦(楽天モバイルパーク)に先発することが発表された。楽天は岸孝之投手が先発する。
佐々木は今季2度の離脱がありながらも、ここまで17試合に先発して9勝5敗、防御率2・47。CS進出を争う楽天戦は2試合に先発して2勝0敗、防御率3・00。
CS進出のために負けられない一戦に向け、右腕は「レギュラーシーズン最後の登板となると思いますし、とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」」とコメントした。
CS進出のために負けられない一戦に向け、右腕は「レギュラーシーズン最後の登板となると思いますし、とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」」とコメントした。
千葉ロッテマリーンズは30日、ファーム本拠地(2軍本拠地)の募集において、4自治体(千葉県内2自治体、茨城県内2自治体)を候補にしたと発表した。
さらなるチーム強化へ向け、選手育成の拠点となるファーム本拠地を2月16日から公募し、3月末までに31自治体から応募があった。8月末までに各自治体からの提案をもとに、意見交換会やプレゼンテーションを重ね、候補として4自治体と今後、協議を継続していくことにした。来年の3月までに移転候補先を決定する予定。
なお、選定中のため、現時点で球団からの候補地自治体名および選定スケジュールの詳細公表は控えるとしている。
なお、選定中のため、現時点で球団からの候補地自治体名および選定スケジュールの詳細公表は控えるとしている。
千葉ロッテマリーンズは10月1日から千葉県内で掲示される千葉県共同募金会による赤い羽根共同募金運動のポスターにロッテの5選手が起用されたと発表した。
ポスターに起用されたのは小島和哉投手、種市篤暉投手、益田直也投手、佐藤都志也捕手、中村奨吾内野手の5選手で、赤い羽根共同募金運動が実施される10月1日から2025年3月31日まで千葉市内の学校238校や千葉県内公共施設や商業施設、公共交通機関などで掲示される。
(以上 スポニチ)
ロッテが佐藤都志也捕手(26)の1打で、CS出場に王手をかけた。1-1で迎えた9回2死二塁。前の打席で本塁打を放っているポランコが申告敬遠された。それまで3打数無安打の佐藤に回ってきた。「今日バッティング内容、全然だめだったのでなんとかと思って。初球真っすぐ来たら振ろうと思った」と楽天則本の初球を思いきりフルスイングしたが、139キロのフォークボールはミットに吸い込まれた。
だが、直後の暴投で二、三塁となり、さらにチャンスが広がった。カウント1-1からの3球目、初球で空振りしたフォークを今度はしっかり捉え中前への決勝打となった。「切り替えてセンター方向に打つことができた。意外に打席の中でも冷静だった」と強心臓ぶりをのぞかせた。
捕手としても5人の投手をリードし、1失点で抑えた。「結果1点は取られてしまったんですけど、そのあと点取られなかったっていうところが、今までとは違う成長の1つかなって思います」と語った。今季ここまで自己最多98試合でスタメンマスクをかぶる。「言い過ぎてもピッチャー自身もわかってることなんで、基本的にはあんまりしゃべらないようにします」とリード面のこだわりを明かした。この日はプロ5年目で初となるシーズン規定打席にも到達。攻守で成長をみせる。
チームは1日の楽天戦で引き分け以上なら、2年連続のCS出場が決まる。その要に、佐藤がいる。【星夏穂】
ロッテ菊地吏玖投手(24)は悔しい初勝利になった。
1点リードの8回にマウンドを託されたが1死二塁から同点の適時打を許した。だが、直後の9回にチームが勝ち越し、プロ2年目で初勝利となった。「自分はふがいないピッチングをしてしまったので、本当にチームが勝ってくれてホッとしました。与えられた場面で結果を残していくしかないと思うので、全力で頑張って行きたい」と悔しさを糧に腕を振る。
▽ロッテ吉井監督(CS出場に王手)「関係ないです。いつも言いますけど一番一番、勝ちにこだわってやるだけです」
ロッテは30日、ファーム本拠地(2軍本拠地)の募集において、4自治体(千葉県内2自治体、茨城県内2自治体)を候補としたことを発表した。
ロッテは、さらなるチーム強化へ向け、選手育成の拠点となるファーム本拠地を2月16日から公募を行い、3月末までに31自治体より応募があった。8月末までに各自治体からの提案を基に、意見交換会やプレゼンテーションを重ね、候補として4自治体と今後、協議を継続していくことに決まった。来年の3月までに移転先を決定する予定。なお選定中のため、現時点で球団からの候補地自治体名および選定スケジュールの詳細公表は控えている。
(以上 日刊)
ロッテの“打てる捕手”佐藤の値千金の一打で、CS進出に王手を掛けた。1―1で迎えた9回2死二、三塁。守護神・則本の甘く浮いたフォークを鋭く捉え、決勝の中前適時打にした。一塁ベース上では歓喜に沸くナインに向け、力強く右拳を掲げた26歳は「僅差の試合。1点を取ってもらいながら(8回に)追いつかれた展開だったので。すごくうれしかった」とうなずいた。
主に捕手でプレーする今季の114試合目に、自身初めてシーズン規定打席となる443打席をクリアした。ここまで打率2割7分7厘はリーグ4位でチームトップ。「試合数は120も出てない。もっと信頼されるキャッチャーになりたい」。主軸を担うプロ5年目の扇の要に対し、吉井監督も「キャッチャーであれだけ打ってくれると助かる。細かいことを言うと、まだまだやらなあかんことはいっぱい。満足しないで次のレベルを目指してほしい」と期待した。
1日の楽天2連戦目に引き分け以上で今季3位が確定し、2年連続のCS進出が決まる。「関係ないです。一番一番、勝ちにこだわってやるだけです」と指揮官。大一番は自身初の2ケタ勝利を期す剛腕・佐々木に託し、確実に勝利をもぎ取る。
(竹内 夏紀)
ロッテは楽天2連戦の初戦を制し、クライマックスシリーズ進出に王手を掛けた。佐藤都志也捕手が1―1で迎えた9回2死二、三塁の場面で、守護神・則本の甘く浮いたフォークを鋭く捉え、決勝の中前適時打に。一塁ベース上では歓喜に沸くナインに向け、力強く右拳を掲げ、「僅差の試合。1点を取ってもらいながら追いつかれた展開だったので。すごくうれしかった。打席の中でも意外に冷静だった」とうなずいた。
10月1日の楽天2連戦目は引き分け以上で今季3位が確定し、2年連続のCS進出が決まる。自身初のシーズン規定打席の443打席をクリアしたプロ5年目の26歳は、「試合数は120も出てない。もっと信頼されるキャッチャーになりたい」と、気を引き締め直した。
約1か月ぶりの復帰登板となったロッテの種市篤暉投手が、プロ8年目で自身初となる規定投球回に到達した。今季ここまで142回1/3を投げており、初回にシーズン規定投球回の143回に。5回終了で試合が成立すれば、正式に達成となる。
種市は、1日のソフトバンク戦(ZOZO)で3回4安打4失点、4四死球で降板。翌2日に右足内転筋の筋損傷と診断され、3日に選手登録を抹消されていた。今季は22試合に先発し、7勝8敗、防御率3・16。20日の2軍・オイシックス戦で2回4安打3奪三振、2失点で実戦復帰を果たすと、22日から1軍に帯同していた。
(以上 報知)
〝お祭り男〟がやってのけた。ロッテ・佐藤都志也捕手(26)が、1―1の九回に決勝の中前適時打。4位楽天との直接対決で勝利し、残り1枠のクライマックスシリーズ進出に王手をかけた。
「すごくうれしかったですし、僅差の試合だったのでなんとかと思って打席に入った。いい反応ができた」
同点に追いつかれた直後の九回。2死一、二塁で打席が回ると、2球目に則本の暴投で二、三塁となり、その直後の高めに浮いたフォークボールをうまくはじき返した。値千金の一打に「修さん(村田打撃コーチ)と、フォークをセンター方向にという話をしていた。冷静にいけた」と狙い通りだった。
東洋大から2020年にドラフト2位で入団して5年目。「打てる捕手といわれて、大した成績を残せずにいた。このままじゃ、駄目だというのはあった」。覚悟を持って臨んだ今季にリーグ4位の打率・277を残し、初出場した球宴では7月24日の神宮球場で史上最多タイの1試合5安打を記録して最優秀選手賞を獲得。この日でシーズンの規定打席(443打席)にも初めて到達し、飛躍を遂げている。
2桁勝利に王手をかける佐々木が先発する10月1日の楽天戦に引き分け以上ならCS進出が決まる。吉井監督は「一番一番、勝ちにこだわってやるだけ」と気を引き締めた。(森祥太郎)
ロッテ・佐藤都志也捕手が勝ち越し打を放って競り合いを制した。追い付かれた直後の九回2死二、三塁で則本の浮いたフォークボールをコンパクトに捉えた。中前へはじき返し「ああいう僅差の試合。すごくうれしかった」と喜んだ。
5年目で初めてシーズンの規定打席にも達したが「試合数は120も出ていない。もっともっと信頼される捕手になりたい」と満足しなかった。10月1日は引き分けでも3位が確定し、クライマックスシリーズ(CS)進出が決まる。吉井監督は「勝ちにこだわってやるだけ」と力を込めた。
右脚のけがで約1カ月ぶりに先発した種市篤暉投手(25)が、5回87球を投げ4安打無失点と力投をみせた。
「負けられない戦いの中で五回で変わることになってしまいましたが、無失点で抑えることができたことは良かったと思います。けがで離脱して、1軍の試合で投げるまでにサポートしてくれた方々に感謝したいです」
五回以外は毎回走者を許したが、ストライク先行の投球。四回は1死二、三塁としたが、村林を空振り三振、太田を遊ゴロに抑えて雄たけびをあげた。これで残り⅔回と迫っていた規定投球回(143回)にもプロ8年目で初めて到達した。
今月1日のソフトバンク戦にて右足内転筋の筋損傷で離脱。「歩くのはだいぶ痛かった。階段も上れないくらいでしたが、思ったよりも早く復帰できてよかった」。酸素カプセルに入るなどケアをこなし、早期の復帰につなげた。
ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、10月1日の楽天戦に先発する。5年目で初の2桁勝利を目指してのマウンドとなる。
「レギュラーシーズン最後の登板となると思いますし、とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」
今季は17試合に登板し、9勝5敗、防御率2・47。前回22日の西武戦では7回1失点で、3年目に記録した自己最多に並ぶ9勝目を挙げた。これがクライマックスシリーズ進出を争う4位楽天との最後の直接対決。チームの勝利のためにも初の大台到達へ挑む。
ロッテは30日、10月1日から掲示される千葉県共同募金会による赤い羽根共同募金運動のポスターに小島、種市、益田、佐藤、中村奨の5選手が起用されたと発表した。
ポスターは赤い羽根共同募金運動が実施。10月1日から2025年3月31日まで千葉市内の学校238校や千葉県内公共施設や商業施設、公共交通機関などで掲示される。
(以上 サンスポ)
“打てる捕手”が土壇場で本領を発揮した。佐藤都志也捕手が九回に勝ち越し打を放ち、ロッテCS進出に王手をかけた。
「すごくうれしかった。キャッチャーをやりながらも、同点に追いつかれた展開だった。チャンスで回ってきたのは自分の中でも(打ちたい)気持ちがあった」
八回に4番手・菊地が同点打を許し、1-1で迎えた九回だった。安打や暴投などで2死二、三塁とし、勝負どころで打席には佐藤。「ゾーンを少し上げた」とカウント1-1からフォークを決勝の中前適時打とし「打席では意外と冷静でした」と汗を拭ぐった。
プロ5年目にして初めて規定打席にも到達した。「本当にうれしい」と喜びつつ「まだまだ143(試合)分の120も出ていない。もっと信頼されるキャッチャーになりたい」。この日も1失点に抑える好リードを見せたが、さらなるレベルアップを誓った。
最後は守護神の益田が登板。3連投ながらも疲れを見せない投球で4位・楽天との直接対決を制した。1日に勝てばCS進出が決定する。吉井監督は「一番一番、勝ちにこだわってやるだけ」。全力で挑む。
ロッテの佐藤都志也捕手が九回に勝ち越し適時打を放った。4位・楽天との直接対決を制しCS進出に王手かけた。「すごいうれしかった。僅差の試合で、自分もキャッチャーやりながら1点取ってもらって、同点に追いつかれてっていう展開だった。ああいうチャンスの場面で回ってきたっていうのは自分の中でも気持ちがあった。きょう、バッティングの内容が全然ダメだったので、なんとかと思って打席に入った」と振り返った。
1-1で迎えた九回だった。安打や暴投などで2死二、三塁。勝負どころで打席に入った佐藤は、カウント1-1からフォークはじき返し、中前適時打とした。
規定打席にも到達し「出させていただいている以上、規定に達したことは本当にうれしいですけど、まだまだ143分のまだ120も出ていないので。そういった意味ではもっと信頼されるキャッチャーになっていきたい」と話した。
吉井監督は「今年はバッティングの方も安定していた。キャッチャーであれだけ打ってくれると助かります」とした。
ロッテは3連勝。佐藤が勝ち越し適時打を放ち、決勝打とした。4位・楽天との直接対決を制し、4ゲーム差とした。
打線は今季3戦3敗の楽天先発・早川の前に抑え込まれ、五回まで得点圏に立てなかった。だが、0-0の七回。1死からポランコが真ん中への直球を完璧に捉え右翼席への先制ソロに。均衡を破った。
八回に同点とされたが、九回だ。1死から荻野が中前打を放ち、続くソトが空振り三振となった球で代走・和田が二盗。ポランコは申告敬遠とされ2死一、二塁となった。なおも2死二、三塁からは佐藤が中前適時打。土壇場で勝ち越しに成功した。
先発の種市は5回4安打無失点と好投。初回、2死から連打を浴びたが無失点。四回には先頭・安田に右越え二塁打を浴びるなど、1死二、三塁としたが後続は抑えた。五回も続投し、三者凡退とした。プロ8年目にして初めて規定投球回に達成した。
(以上 デイリー)
ロッテの和田康士朗が9月30日の楽天戦、代走で出場し決勝のホームを踏んだ。
1-1の9回一死走者なしから荻野貴司が、守護神・則本昂大からセンター前に安打を放つと、ロッテベンチはここで和田を代走に送る。ソトが3ボール2ストライクから6球目の141キロフォークで空振り三振に倒れたが、スタートを切っていた一塁走者・和田が二塁盗塁成功。「(5年連続二桁盗塁は)達成できたらいいですけど、そんなうまくはいかないと思うので、しっかり盗塁する場面が来たら盗塁をチャレンジしていくという感じですね」と話していたが、これで和田は20年から5年連続で二桁10盗塁を達成した。
ポランコが申告敬遠で一、二塁となり、佐藤都志也の1ストライクからの2球目のフォークがワンバウンド。捕手が弾く間に二塁走者・和田、一塁走者・ポランコがそれぞれ進塁。佐藤は1ボール1ストライクから3球目のフォークをセンター前に弾き返し、三塁走者の和田が生還した。これが決勝点となり、ロッテは2-1で勝利し、4位・楽天との大事な2連戦の初戦をモノにした。
代走の心構え
決勝のホームを踏んだ和田は、支配下選手となった20年から主に試合終盤の代走を任されている。
代走で出場した時に意識することについて「一番はホームに還られるのがベストですけど、なかなかうまくはいかないので、その中で何か1つでも隙があればひとつでも先の塁にという意識を持っています」とのこと。
まず、代走で出場した時に塁上で確認することは「その時の場面と相手ピッチャー、守備位置を確認して、盗塁を行けるのであれば積極的に狙っていきますし、厳しい場面だったら一塁からでもプレッシャーを与えられるように長打で1本で還られるようにという意識でいます」と明かした。
緊迫した場面での盗塁、1本の安打で生還するためには“準備”が重要になってくる。試合前練習では「ノーアウト、1アウトで意識も違いますし、そういうことを想定してやっています」と実際の試合を想定して走塁練習。
試合前練習が終わった後には、「日頃からそういうデータをチェックしていますけど、(今日は)このピッチャーが来るなというのがあったらもう一度、詳しく確認したりとかはします」と映像で相手投手をチェックする。
1本の安打で一塁、二塁から生還するために試合中も、「肩はずっと試合している相手なのである程度わかっているんですけど、守備位置はその時確認しています」と、漠然とベンチで試合を見ているわけではない。
「負けられない戦いが続くと思うので、しっかり自分に求められている役割を果たせたらいいなと思います」。和田の盗塁数は今季ここまで10盗塁だが、昨季同様強引に走りにいかず、盗塁を確実に決められるタイミングでスタートを切っている。1点を争う試合が続く中で、和田の走塁がチームの勝敗を分ける可能性もある。残り3試合、その足でチームの勝利に貢献していく。
取材・文=岩下雄太
クライマックスシリーズ進出へ絶対に負けられないロッテは30日の4位・楽天戦、0-0の7回にポランコの一発で先制した。
楽天先発・早川隆久の前に6回まで3安打に抑え込まれ、0-0の7回も先頭のソトが空振り三振に倒れる。続くポランコが、早川が投じた初球の143キロストレートをフルスイング。打球は打った瞬間にそれと分かる、ライトスタンドに貴重な先制の第23号ソロとなった。
ポランコは球団を通じて「まっすぐを待っていたので、しっかり振り抜けたわ。パワー!」とコメントした。
楽天先発・早川隆久の前に6回まで3安打に抑え込まれ、0-0の7回も先頭のソトが空振り三振に倒れる。続くポランコが、早川が投じた初球の143キロストレートをフルスイング。打球は打った瞬間にそれと分かる、ライトスタンドに貴重な先制の第23号ソロとなった。
ポランコは球団を通じて「まっすぐを待っていたので、しっかり振り抜けたわ。パワー!」とコメントした。
ロッテの佐々木朗希が10月1日の楽天戦に先発する。
佐々木は球団を通じて「レギュラーシーズン最後の登板となると思いますし、とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」とコメントした。
佐々木は今季楽天戦、2試合・12回を投げ、2勝0敗、防御率3.00。楽天モバイルパークでは4月14日に登板し、7回・106球を投げ、2失点に抑え白星を手にしている。
佐々木は球団を通じて「レギュラーシーズン最後の登板となると思いますし、とても大事なゲームになるので、しっかりと投げられるように頑張ります」とコメントした。
佐々木は今季楽天戦、2試合・12回を投げ、2勝0敗、防御率3.00。楽天モバイルパークでは4月14日に登板し、7回・106球を投げ、2失点に抑え白星を手にしている。
7月1日にマリーンズ公式Podcast番組「Marines Monday Radio」がスタートし、#11まで放送されている。
この番組は不定期で月曜の12時に放送され、選手たちのプライベートな部分を公開し、本業の野球の話は一切なく、ファンからの質問コーナーやテーマに沿った巧みなトーク、MCまで選手のみで展開している番組だ。
これまでに小島和哉×種市篤暉、佐藤都志也×和田康士朗、国吉佑樹×鈴木昭汰、髙部瑛斗×小川龍成、坂本光士郎×横山陸人、茶谷健太×友杉篤輝、髙部瑛斗×愛斗のコンビが出演している。
30日12時からの放送では、番組史上初めて菊地吏玖が1人で担当した。菊地は「対話方式だったらもうちょっと投げかけたりとか、話すネタも増えると思うので、繋ぎ方がもうちょっと楽になるのかなと。一人でやるのは難しい。繋ぐ時も自分で繋がないといけないというのがあるので、女優さん、俳優さん、ラジオパーソナリティをやられている方はすごいなと思いました」と振り返り、収録後には「風呂入って、1人でもうちょっとこういう喋り口調の方が良かったかなとか、ポツポツ反省は出てきましたね」と明かした。
この番組は不定期で月曜の12時に放送され、選手たちのプライベートな部分を公開し、本業の野球の話は一切なく、ファンからの質問コーナーやテーマに沿った巧みなトーク、MCまで選手のみで展開している番組だ。
これまでに小島和哉×種市篤暉、佐藤都志也×和田康士朗、国吉佑樹×鈴木昭汰、髙部瑛斗×小川龍成、坂本光士郎×横山陸人、茶谷健太×友杉篤輝、髙部瑛斗×愛斗のコンビが出演している。
30日12時からの放送では、番組史上初めて菊地吏玖が1人で担当した。菊地は「対話方式だったらもうちょっと投げかけたりとか、話すネタも増えると思うので、繋ぎ方がもうちょっと楽になるのかなと。一人でやるのは難しい。繋ぐ時も自分で繋がないといけないというのがあるので、女優さん、俳優さん、ラジオパーソナリティをやられている方はすごいなと思いました」と振り返り、収録後には「風呂入って、1人でもうちょっとこういう喋り口調の方が良かったかなとか、ポツポツ反省は出てきましたね」と明かした。
今回の出来について点数をつけるとすると、「85点くらいですかね」と菊地。残りの15点は何が足りなかったのかーー。「高い点数をつけてしまうと成長はないので、場数をこなしていって成長したいなと思います」。
トーク力の高さは、ファン感謝デーなどシーズンオフでのイベントにも期待が持てる。「そうですね、やれと言われればいくだけなので、中継ぎもいけと言われたところで行かないといけないので、やっぱりそういうのもどんどん言ってこいと言われたらどんどんいくだけですね」と意欲を見せた。
本業のプレー面でも小野晋吾投手コーチは「チャンスを掴んで、しっかりモノにしつつある。まだまだ経験している段階ですけど、その中で自分のモノを出してくれている」と評価するように成長を見せる右腕。ピッチング、そしてトーク力でマリーンズファンを熱くさせる。
取材・文=岩下雄太
トーク力の高さは、ファン感謝デーなどシーズンオフでのイベントにも期待が持てる。「そうですね、やれと言われればいくだけなので、中継ぎもいけと言われたところで行かないといけないので、やっぱりそういうのもどんどん言ってこいと言われたらどんどんいくだけですね」と意欲を見せた。
本業のプレー面でも小野晋吾投手コーチは「チャンスを掴んで、しっかりモノにしつつある。まだまだ経験している段階ですけど、その中で自分のモノを出してくれている」と評価するように成長を見せる右腕。ピッチング、そしてトーク力でマリーンズファンを熱くさせる。
取材・文=岩下雄太
(以上 ベースボールキング)
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