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Life Together...

命のこと、自然のこと、地球のこと、共生について。。。

『クロッシング』 映画の紹介

2010-09-24 16:47:32 | 本・映画・音楽・その他
「クロッシング」 予告編


私もほとんど知らなかったのですが、この映画は日本で公開されるまでに
2年ほど、時間を要したようです。
理由や真実はともかく、明日、都内で上映会やトークショーがあります。

ストーリーは、北朝鮮に住む親子の物語。
病気の母親の薬を求め、父親が中国に脱北する。
幼い息子は母親を守り、父親の帰りを待ちますが。。。。

練馬文化センタ大ホール
9/25(土) 13:00会場 13:30開演

クロッシング公式HP http://www.crossing-movie.jp/





今年は日韓併合100年という節目の年。
各地でも色々とイベントが行われていますが、
私たちはどの立場にあったとしても、
もう一度歴史を振り返って見つめなおす必要があると思います。
もしかしたら、新しい発見があるかもしれません!

見終わったら、またこちらのブログで感想をupしようと思います。

『STREET CATS -のらねこ。写真集』 本の紹介

2010-09-22 08:12:39 | 本・映画・音楽・その他


『STREET CATS -のらねこ。写真集』
中川こうじ 著
エンターブレイン

のらねこの写真とともに、ちいさな命の大切さが綴ってあります。
どの写真も、じっと私たちを見つめています。
のらねこが私たちに語りかけるものが見えてくるような気が。。。

「負けるものか
 負けてたまるか
 やさしさが懸命に
 大地にしがみつく」


『ビビ』 本の紹介

2010-09-18 18:02:22 | 本・映画・音楽・その他


『ビビ』
たがわ いちろう著
ポプラ社

山口県のブルーベリー畑の近くで出逢ったノラネコのビビとの生活。
そしてビビとの別れ。

たがわさんが実際にビビを通して経験したノラネコの生活、性格を
優しい思いで綴っています。

相手がネコでも何でも、ヒトの思いの通りにはいきませんね。
誰かと交流を持つときは、相手を思いやる気持ちが本当に必要です。

小さな子供にも読んで聞かせたい本です。
どうぞ。。。

『犬と、いのち』 本の紹介

2010-09-17 20:21:18 | 本・映画・音楽・その他


『犬と、いのち』
渡辺眞子 著
山口美智子 写真
朝日新聞出版

殺処分の現場。
犬たちのその日。

小さな命の叫びが聞こえます。
私たちのすぐ隣で毎日起こっている出来事です。

一人ひとりが意識をすれば、
自分のこととして受け止めれば、
救うことはできます。


映画「ネコを探して」

2010-09-11 01:52:40 | 本・映画・音楽・その他
映画『ネコを探して』予告編



昨日、映画「ネコを探して」を観に行きました。
2回目です。

題名などを見ると、ファンタジック、かわいい、ネコ好き、
感動モノ、みたいな感じですが、違います。

実写とアニメーションをたくみに使った、ドキュメンタリー映画です。
内容は、「ネコと人間と近代史と今」。

決して、かわいいネコちゃんのお話ではありません。
だから、おススメです。

以下は、1回目に観たときに、監督、ミリアム・トネロットさん宛に書いた、
私の感想(抜粋)です。

これから観られる方は、少々ネタが分かってしまうかもしれませんが、
ご参考にどうぞ。。。

/////////////

監督へ

一番の感想は、監督の映し出したネコたちが、すべて人間に置き換われること。
あの日本の、着せ替え人形のようなネコたちを見て、すごくそれを感じました。
人間も、自分たちの手によって、あのネコたちのように、着せ替え人形にさせられていると。。
特に今の日本はそうですね。みな資本主義のもと、狂ってしまっている。
そして、もう崖っぷちギリギリのところまで来ている。早く気付かないと大変なことになる。。
「カワイイ」はもう通用しないのです。

私は日本にしか住んだことがないので、他の国々の実際の状況は分かりません。
でも、きっと先進国の多くが日本と同じ状況になりつつある、もしくは、 すでになっている。
さらにひどい地域は、日本を追い抜いてしまっているかもしれません。

私は、日本が早くこのような状態から脱することができ、
他の国々に、世界に、 悪い例と、良い例として、示していくことができるよう願います。
日本は、こんな酷い状況だったけれど、こんなに良くなったよ と。。
だから希望は捨ててはいけないと。。

監督の映画の中でもう一つ。。 あのオスカー。
私は、上にも書きましたが、映画を観て、ネコを人間に置き換えることができると思いました。

ということは、オスカーのような能力(能力というより、見抜く力)を人間も持っているのでは ないかと思っています。
ただ文明の発達とともに、その力がだんだんと薄れてしまっている。
もっとシンプルに、優しさのことを考えていれば、オスカーのように、 死の床にいる人に寄り添う力も持てるはずだと。。

現に、たくさんの犬猫を殺処分から救っている反面、
死ぬとわかっている犬猫も保護し、最期を優しく見届けてあげている愛護団体の人もいる。。
そういう人々は、「自分が死ぬときにどういうことをしてもらいたいかと考えて、死んでいく犬猫に接している」 と言っていました。
(まるでマザーテレサの「死を待つ人々の家」のよう!)

この映画が日本では、全国一斉ロードショーにならないことがとても残念です。
日本という国が、官僚が、企業が、あるいはもっと恐ろしい暗幕が、そうさせているのかもしれません。

でも、国を、世界を動かしていくのは、心ある一人ひとりの人間だと私は思っています。
資本の力や大きな権力で、全国一斉ロードショーになって、心ない人に見られるより、
監督が作る映画を宝物のように扱う映画館に、遠方から足を運び、わざわざ見に来る人々が、
さらに人々を呼び、世の中に輪を広げていければと思っています。

監督、 この映画をありがとうございます。
特に今の日本に欠けていることです。