requiem

ワンコと生活を共にすると決めた以上、当然ながらサヨナラも迎えなくてはならないのです。悲しい事だけれど・・・

ガクがそのワンコと逢ったのは第９回のまみれの時でした。ワンコの紹介コーナーで、隣に座っていたガクにそっくりな女の子、隈取がほとんど一緒で違うところは穏やかで暖かさ、優しさを感じる眼差し、こちらを見つめる可愛らしさばかりを強く感じる表情、飼い主同士で笑ってしまう程似ていました。事実、そのワンコとガクは３代前でクロスする血縁でしたので・・・

それから、そのワンコや飼い主さんとの交流が始まりました。ワンコとの旅をご一緒した事は一度もありませんでしたが、我が家とそのご家族のお出掛けする場所の好みも似ていて、能登や高山、信州などよく出掛けていましたね・・・特に能登では、自分が今まで行ったお店で一番素晴らしいと思ったお店を紹介させて頂いたところ、自分の知る限り３回は伺って頂いた様でこちらも嬉しく感じておりました。

そのワンコが虹の橋を渡った事を知ったのは、先日の群ハスオフを控えた高崎での寒い朝でした。あまりにも突然迎えたサヨナラは我が家の長女の時と重なりました。もう、あの穏やかな瞳と見つめ合う事が出来ないと思うと本当に悲しくて仕方ないのです。

いつかは訪れるワンコとのサヨナラの時、それを常に意識して日々を費やす訳にも行きませんが只々、ワンコ達と過ごせる時間は大事にしたいのです。触れて嗅いで感じる事は日々大切にしたいのです。あの時、ああしておけば良かったって事がない様にワンコ達と付き合っていきたいのです。時間は限られているのですから・・・

貴方の事は忘れません。忘れられません・・・向こうでもアクティブかつ穏やかな可愛いワンコとしてみんなと楽しく過ごして下さいね。

ありがとうございました。さようなら。