楽天的ハスキー

湘南から北関東に引っ越したハスキー「ガク」妻の「ユズ」と柴姉さん達のブログです。

3億6千万円を持って逃亡だ!

2019年09月11日 21時56分56秒 | 過去回想
毎日、暑いだけで書く事ない~!書かないとワンコ共々忘れられそうだし・・・よって、ワンコとは全く関係ないけど、サクサク書けそうな話題で存在を残そうと思う。

数日前、どっかの県のどっかの警備会社にてその警備会社の社員が社内の金庫から3億6000万円を持ち出して逃亡して全国に指名手配されて未だに捕まっていない。現金輸送車に乗っている皆さんの注目度は高いだろうなぁと安易に想像してしまうのです。

街で見掛ける現金輸送車って2人以上で乗っている事はご存知の方も多いと思いますし、何故複数名で乗っているのかは、ご想像の通りです。そして、ほぼ100%は♂だけで乗っていると思います・・・♂同士で現金運ぶある意味「ドライブ」すると結局は誰かの噂話などになるみたいで、そんな話も繰り返されると会話の引き出しが少ない人は話が途切れるだろうな~と思うのです。そこで、こんな事件がありモノとして運んでいる現金運びのプロからしたら「俺だったらどうする?」となるだろうな~

ちなみに現金輸送の会社は何をしているのかと言えば、あっちからこっちまで単純に現金を積み込んで運ぶなんておまけのおまけみたいなモノで、銀行から預かった現金もしくは警備会社が立て替えた現金をあちこちにあるATMに詰め込みに行く。ATMもただ現金を詰めれば良い訳でなく引き出しの多いATMなら現金を装填し、預入の多いATMなら回収する・・・簡単に言えばATMそれぞれにベストな現金装填量があるのです。他にはいろんな会社の売上金を回収したりもしており、単純に回収するだけではなく、その売上金が間違いないのか精査(計算)をして、その売上金をどこかに届けたりするのです。だから銀行の金庫よりも警備会社の金庫の方が現金を保管している筈です。

現金を持ち出した人は、現金を運ぶのではなく回収されて来た現金を精査する役割の補職者との事で、小さな会社なら監視カメラ以外に見つかる事無く持ち出せるだろうなぁ・・・と考えます。しか~し!現金を運ぶ人からしたら疑問があるのです。それは・・・


これが一般的な1億円のパッケージです。日銀がこんな形にするから他の金融機関が独自にパッケージするとしても同じ形になります。ちなみに帯封のついたお札は(1束)と数えたりするのですが、それを万券なら10束重ねて1千万の束を作るのを(大束)と言う事は認識率がかなり下がるかと思います。ちなみに大束は形状から(レンガ)と呼ばれたりします。そして、上の画像のように1億円のパッケージ・・・形が似ているから(座布団)と呼ばれたりします。重さは1ザブ約10キロですが、数えるのに1ザブ2ザブなんて数え完全にお金ではなくモノ扱いです。1億以上の現金を運ぶ場合1人で運べそうな重さとして3ザブ用のバッグがあります。そうやって考えたら、なぜこの犯人は盗んだ金額が3億6000万なんだろ?普通に考えたら6000万が邪魔になります。それと3億円なら約30キロ、あるし・・・30キロは完全に足かせで監視カメラありの都会は逃げ切れないだろうな・・・そう考えると持ち出す金額は6000万か1億くらいがちょうどいいのかなぁ?と思います。よく逃亡者は北へ行く的なイメージがあるから自分なら断然、南へ行くだろうなぁ・・・そして、もちろん潜伏するのは監視カメラが皆無で平和な事が基本の警察機関は(駐在所)しかない様な場所でしょうね・・・しかし・・・そんなローカルな場所なら現金よりも重要なモノが多くあるから、結局現金なんていらないのではないかと思います。
ところで、現金の塊の数え方、1億の「座布団」が最終形かと思いきや、その上があるのです。座布団を40段重ねて、もちろん40億円の塊です。その形状から(とう)と呼びます。漢字表記だと(塔)なのか(棟)なのか知らないけど、そんな単位で運ぶ機会は日銀から銀行の事務センターに運ぶくらいしかないでしょうね。ちなみに6塔運ぶ車両に乗る機会があったのですが、相変わらずモノです。悔しかったら1塔でも盗んでみろ!って感じです。まぁ明日あたりも全国の現金輸送車の車内では(俺ならどうする)(いつ捕まるか昼飯賭けるか?)の会話が弾むのではないかと思います。
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