楽天的ハスキー

湘南から北関東に引っ越したハスキー「ガク」妻の「ユズ」と柴姉さん達のブログです。

凪姉さん・・・ありがとう・・・そして・・・さよなら・・・3

2020年06月06日 18時05分58秒 | 柴犬さん
凪とは・・・風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。
初めて犬を飼える!そんな環境になった時にまず浮かんだ犬種はハスキーでした。しかし、ハスキーの大ブームが終わった直後は頑張って探しても見つけられませんでした。そこで選んだのは黒い柴犬でした。多くの人が(茶柴)と呼ぶ赤柴はほとんどの日本人が「犬」をイメージする際に浮かぶのではないか?と思うのです。黒柴を飼って柴犬の性格が大好きになって新たに赤柴の凪を迎えたのですが、凪と名付けたのはおかさんでした。その後の楓(通称おでこ)も楽もおとさんとおかさんの名付けプレゼンにおとさんは負け続け名付けられたのですが・・・
凪を迎えた時の我が家は凛と凪、海に例えたら大荒れの状態になりました。しかし、凪が来たちょうど1年後に楓を迎えての我が家は最初から穏やかでした。

凪は最初から楓を穏やかに迎えてくれたのです。

いっぱい遊んであげていっぱいいろんな事を教えてあげたんだと思います。

そして、凪が楓にとってのお姉さん、凛が楓にとってのお母さんの様な我が家でした。
そう考えると、凪のおかげで我が家の多頭飼いは穏やかに広げられたのかな?って思います。その後のやんちゃなハスキーのガクが来た時もユズがお嫁に来た時も・・・
ハスキー2頭、赤柴1頭、黒柴1頭を連れていた最近までのお散歩スタイルでは犬好きな人が最初に興味を示すと、まずはハスキーで次に黒柴、最後に赤柴になる事が多かったです。赤柴はどこにでも居る犬だし、我が家の中でも一番わがままを言わない(そこに居る事が必然的)な位置に居るのが凪でした。
そう考えると、凪は柴三姉妹の頃からもハスキーが加わっても、みんなの緩衝材みたいな位置でまとめてくれた・・・とっても大事な役割を果たしてくれていたのではないかと思います。凪が一人っ子で育ったなら、もっと自我を出せて天真爛漫に過ごせたのではないのかな?とも思えたりします。姿も性格も最高に美人だった凪姉さん、お互いに来世があって出会えたら今度は一人っ子で相棒になって欲しいと思います。凪姉さん・・・多くの幸せな時間をありがとうございました。貴方が居た当たり前と思えた時間がとても大切な時間だった事を残ったワンコ達と噛みしめてこれからを過ごします。







凪姉さん・・・ありがとう・・・そして・・・さよなら・・・2

2020年06月05日 22時29分50秒 | 柴犬さん
カメラに残っていた凪姉さんの最後の写真です。
ガクのお嫁ちゃんのユズとのお昼寝・・・楽しい家族になっていたんだと改めて感じました。


昨日、凪が旅立ってまだ体温を感じるくらいの頃には湘南に向かいました。やはり凪姉さんは、ほとんどの生活を過ごした湘南で空へ昇って欲しく思った事と・・・それに、こちらでの対ペットにおける行政は遅れているのか、火葬はしてくれますが遺骨はお返しできませんの姿勢・・・つまりは廃品の焼却処理はしますに限りなく近い印象を受けます。

藤沢市は市の施設の火葬でも、ほぼ人間の火葬と同様の心遣いを感じる言動をしてくれます。

お骨になって帰って来ました。凪の旅立ちは本当に悲しいです。でも、凛姐さんの時と悲しみの質が違って感じるのは、約1週間の覚悟の時間を与えられた事、それと誰も居ないかも知れない空へ一人で向かうのと違い凛姐さんが居てくれる安堵の様な気持ちがあります。

凪姉さんが最後に摂っていた水分と栄養分が残っています。でも、凪が最後まで戦っていた証みたいに思えてすぐに片付ける気にはならないのです。




凪姉さん・・・ありがとう・・・そして・・・さよなら・・・1

2020年06月04日 19時31分30秒 | 柴犬さん
我が家の年長ワンコである凪姉さん(赤柴)が13歳と10か月と7日で先程、虹の橋を渡って行きました。
今は涙が止まらない状態なのですが、悲しい気持ちの中、凪との思い出を辿る為に活字にしています。
凪は生後約2か月の頃である10月中旬に私たちに出会いました。毎週買い物に行くホームセンター内のペットショップで、先に凪の入っているゲージを覗いていた子供が居ました。でも、間もなくごはんの時間なのかこちらを向いてくれず猫じゃらしの様なしっぽを一生懸命に振っている後ろ姿だけしか見えませんでした・・・だから、その子にも見せてあげたいと思い(抱っこ希望)してゲージから出してもらいました。それはそれは可愛い、子柴独特の口の周囲の黒い毛(通称 泥棒)のない子柴でした。(泥棒のある子も可愛いと思っていますが・・・)先住犬の凛姐さんの居た我が家でしたが、多頭飼いを始める事は楽天的に考えていました・・・が・・・柴犬は特に飼い主に対する思いはとても強く、今まで100%見つめ合っていた間柄が、得体の知れない小さい生き物が我が家にやって来たので面白くありません。だから、ゲージ越の対面もままなりませんでした。
それでも、凪は子犬の天真爛漫さに合わせて持って生まれた陽気さもあって、ごはんは鳥が餌を啄む様な(チュンチュン食い)でいっぱい食べ、いつも明るい笑顔で居る子でした。でも、凛姐さんの目もあり、遊び疲れるくらいまで遊んであげられなかったと記憶しています。凪と凛が同じ部屋で過ごせる様になったのは我が家の子になって2か月後くらいだったと思います。それでも、一緒にごはんを食べる時は、先に食べ終える凛に取られちゃう様な状態でした。
凪に転機が来たのは、凪がうちの子になったちょうど1年後、楓(通称おでこ姉さん)が我が家にやって来た事です。買い物に関しては「石橋を叩いても渡らない」おかさんがおでこを凪と同じペット屋さんで見て、私的には何の変哲もない黒柴を「連れて帰る」と言った事が不思議な気持ちだった事を覚えていますが、連れて帰ってまた先住柴の拒絶があるかとビクビクしながらも対面させてみると最初から仲良くしてくれました。おでこが手の掛からない子犬だったのは凪の子育てが一番大きかったと思っています。


思い出が多すぎて今日はここまでしか書けません。これから、凪の生活のほとんどが詰まっている湘南に向かいます。