ひとり言

かって気ままに思いのまま★

東北二大祭り ⑥

2009-08-19 | 旅・お出かけ
秋田竿燈祭り

秋田竿灯祭りの始まり・・・
佐竹藩のお殿様が治める城下町だった時代、
久保田城(今の千秋公園)を囲む城下町は武家屋敷の内町と
商人や職人が住む外町に区切られていました。
その間を流れる旭川で隔てられていました。

庶民の間でもろうそくが使われるようになった頃
外町ではお盆を控えて邪気を払い、身を清めるため、
竹竿に提灯を灯し練り歩く習わしが生まれました。

それぞれの町会に住む大店の奉公人
鳶、鍛冶・大工などの職人などの中でも
力自慢の猛者たちが、たくさんのちょうちんを掲げ
誇らしげに練り歩く様子に見物人も拍手喝さいではやし立てます。

それをお城から見ていた9代目の佐竹吉和候もたいそう気に入り
それぞれの町会の紋章、町章、町紋を自ら描いて授けたそうです

この賜り物を喜んだ町の人々は米俵に見立てた提灯に
戴いた町紋を掲げ、毎年この行事のはじまりには、
外町と内町を結ぶ通町橋に整列し
殿様に敬意を表したといいます。


日も暮れていよいよ7時の花火の合図とともに竿燈が通りに入場して来ます



提灯に火が灯ります・・・これから始まる祭りに心躍ります






鳴り響く笛、太鼓と共に230本の光の稲穂が次々と立ち上がります





差し手が高々と提灯を持ちあげ、肩、腰、平手で思い思いの演技を披露します
それは差し手の勇壮な姿に感激、提灯が傾くと客席に覆いかぶさるように
提灯が迫ってきてハラハラドキドキです



















「ドッコイショー!!ドッコイショー!」の掛け声をかけながら
差し手と一緒に祭りを盛り上げます

提灯の長さは大きいものは12M、重さ50キロ、提灯の数46個も付いています
9段の提灯が一本の竿の左右三つづつ付いています

しなる竿燈を差し手が入れ替わり立ち替わりそれぞれ演技をする姿は
もう「カッコイイネ

また小さい子供の竿燈もあり大人顔負けの演技に拍手喝さいです







竿燈を腰に傘や扇子を持って・・・・「ドッコイショー ドッコイショー」

「あっぱれ」です

この日の竿燈の祭りは良いお天気で風もなく、夕方は涼しくなって
絶好のお祭り日和でした。

何回も来ていた方は、少しぐらい風があった方が
竿燈がゆらゆら揺れてそのバランスを取る差し手の腕の見せ所らしいです

ホテルに帰ってきたからも興奮していました



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