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キノミキノママ

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『どこからも彼方にある国』 アーシュラ・K. ル=グィン著 あかね書房

2012年12月23日 | 読書万歳
おもしろかった!めちゃめちゃおもしろかった!!
美しいタイトル見てル=グィンさんでこりゃ絶対おもしろいだろう!と思って読んだらおもしろかった。
新作ではなくけっこう前に書かれた作品なんだよね。
今まで訳されてなかったのかな?だとしたらあかね書房グッジョブ。

学校でも家庭でもうまくコミュニケーションがとれないオーウェン。
バスで出会ったナタリーは、なんでも話せて自分を肯定してくれる存在だった。
だけどナタリーを異性として意識し始めてから二人の関係はおかしくなっていき…。

ってのがおおまかなストーリー。
中高生に読んで欲しい本だけど、ここらへんをまだうろちょろしているわたしみたいな(笑)大人にもぐっとくる話。
世間との折り合いをつけることが大人になるってことなんだろうけど
大人にもいろんな形があるんだよ!あっていいんだよ!

ナタリーがなかなかの性格でいいわ。自分に誠実なの。
「どうしてサルのまねをしなくなったの?」
には笑った(笑)『それはないんじゃないか?いくらなんでもひどすぎる。』ってオーウェンが思うんだけど
このやりとりオーウェンには悪いけどめっちゃおもろかった。たしかにナタリーひでえ(笑)
恋愛の部分においては少しだけオーウェンの方が大人ですな。それを自覚してるからナタリーは…なんだろうね。

文章のいろんなところにうんうん!と思えるところがあってたいへんおもしろかったです!
これだから読書はやめられん。

ピックアップ
バスのなかでナタリーとかわした会話をここまで詳しく語ったのは、このなんでもない会話がぼくにとってはとても大切だったからだ。それって、大切なことだと思う。なんでもないことが大きな意味持つこともあるんだ。


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