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キノミキノママ

*ゲームプレイ記やイラスト中心サイト*

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佐藤さとるさんの本を読む

2005年12月06日 | 読書万歳
おもしろい。この人の本はホントーにおもしろい。
コロボックルシリーズがめちゃめちゃおもしろかったので
他の作品も読んでみたくなったので読んでみたら、これまたおもしろい。

子供向けなので文章は読みやすいし、なにより内容がとてもいい。
短編なので電車の中で読むのにいいかもしれないけど、電車で読むのはもったいない!
家でじっくり味わいたい作品達です。

今回読んだ中では「太一の机」と「ネムリコの話」が好きだったなあ。
イラストはネムリコ。この作品ががなんだかリアルで怖くて強くて優しくていい。
読んでてよしもとばななさんの「マリカのソファー」を思い出した。この作品も読んでてなんともいえない優しさに涙しました。
佐藤さとるさんの全集いつか手に入れたいです

今日のピックアップ文章
ーそうすると、あたしは、きっと夢の中のりつ子の夢なのね。だから、あたしが目をさましているあいだは、あっちのりつ子はねむっていることになるんだわ。ずいぶんよくねむる子ねえー。
りつ子は、そこで、夢の中の自分に、名前をつけたのでした。それがネムリコというのです。

「佐藤さとるファンタジー童話集2 名なしの童子」より/佐藤さとる 著/講談社文庫 

『泣き虫弱虫諸葛孔明』を読む!

2005年10月16日 | 読書万歳
最初このタイトルを見た時、なんじゃそりゃあってな感じで。
いったい誰が書いてるんだ??と見たら酒見賢一さん!!
こりゃあ読まねばなるまいと思い早速図書館で借りて読んでみたさ!

いや~~笑えました。笑えたんであっという間に読んじゃった。
題名が題名なのでいったいどんな話しなのやらとドキドキして読み進めると…軽いノリ(笑)
内容はどんなかというと…作者が孔明に(三国志自体に?)つっこみまくる小説…といいましょうか。
『蒼天航路』の孔明にもどきもをぬかれたが、この孔明もなかなかの変人ぶり。
愛あるツッコミ。とても楽しそうに書いてらっしゃる。

三国志の小説とか読んだ事ない人には、はあ??ってな感じかもしれないけど三国志好きには楽しめる一品ではないでしょーか?

三顧の礼で終わっちゃってるので、ぜひ続き書いて欲しいですね。(でも出たとしてどんな題名になるのやら?)

わたくしも三国志にはまったときあったねえ。中学、高校の時。漫画はもちろん小説もいろいろ読んだなあ。
次々と登場人物が死んでいくのにはびっくりしたねえ。横山さんの三国志(全60巻)を読んだ時、劉備を主人公だと思っていたわたしは劉備が亡くなっても物語が続いていくのにたまげたもんである。今思えば蜀という国が主人公だったのですね。
んでどうにも気になるのが劉備(漢字変換できたよ!すげえ!)なんだなあ。
張飛やら関羽やら孔明やらを仲間にする人間的魅力はいったいどんな人格だったのか??
気になるねえ。久々に三国志好きの血が騒ぐ。

今日のピックアップ文章
張飛の巨体の後ろ、すれ違って先を歩いてるはずの孔明の姿は消え失せて、そこにはいなかった。
(エッ)
徐庶よ、べつに驚くこともないぞ。理由は知らないが、急にそこの横っちょの路地に入りたくなっただけだと思うぞ、たぶん。

『泣き虫弱虫諸葛孔明』より/酒見賢一 著/文芸春秋

ネシャンサーガ ヨナタンと伝説の杖

2005年09月16日 | 読書万歳
もう少しでこの本読み終わるです。
雑誌にこの本紹介されてて面白そうかな~と思って読んでみた。
今の所すごーーく面白い…というわけじゃあないなあ。
ヨナタンやジョナサンよりヨミの方がいいキャラだし。
三部作なんであと2冊あるんだけど、読む気が続くかなあ。
でも謎が気になるので、読んじゃおうかなあ。

本を読んで登場人物を想像して絵にするのはほんと楽しい
特にお気に入りのキャラとかはね。
なので今回ヨナタンを描いたんだけど、あまり愛の感じない絵になってしまったような…。

今電車の中で読んでるのがコロボックルシリーズの『ふしぎな目をした男の子』。
これもおもしろい。ツムじいがいいキャラなんで、ぐいぐいおもしろく読める。
『豆つぶほどの小さないぬ』もなかなかおもしろかった。

今日のピックアップ文章
ヨミが満足そうにいった。
「ヨナタンちゃん、強い強い。痛かったねえ」
「だれにいってるんだよ!」

『ネシャンサーガ ヨナタンと伝説の杖』 ラルフ・イーザウ作 酒寄進一訳 あすなろ書房 より

『ねこのばば』 畠中恵

2005年08月24日 | 読書万歳
はい!読みました!おもしろおございました。
佐助が語られてましたねえ!
「ねこのばば」と「産土」と「たまやたまや」がおもしろかったっす!
「産土」では、佐助活躍でストーリーも面白かった!
読んでて、んん?あれえ?と思っていた疑問が最後にわかってやられたって感じ。もちろんいい意味で。
しかもちょっと泣いちゃったよ…最近涙もろくてねえ。年かしら。

あいかわらず鳴家達がかわゆいなあ。きゃわきゃわっ
新刊の『おまけのこ』読みたいっす。図書館にリクエストしよっと!

今日のピックアップ文章
「飲んで下さい。若だんなに病で死なれたら、あたしはまた一人になってしまう。
二度とあんな思いは嫌ですよ。寂しいです。お願いです。」

『ねこのばば』 畠中恵 著 新潮社

『ぬしさまへ』 畠中恵

2005年08月20日 | 読書万歳
読みました~。
これは若だんなシリーズの第二弾で短編集であります。
『仁吉の思い人』と『虹を見し事』がおもしろかったであります!
他はう~~んって感じかな。
イマイチわからないのが佐助の存在。仁吉はけっこう活躍(?)している感じだけど
佐助ってば影が薄い。これから語られていくのかしら?

この本の裏表紙にいる若だんなを抱えてる犬神かわいいっす~!
佐助の性格がもっと忠犬的だったらいいのにな。
若だんなの言う事をなんでもきいてしまって仁吉に怒られてしまうみたいな。
ま、わたくしの妄想であります…。

というわけで、第三弾の『ねこのばば』読んでみよっと。
第四弾も昨日発売されたみたいっすね。

『ぬしさまへ』 畠中恵著 新潮社 より

今日のピックアップ文章
空になっている屏風を見つけられるのは、もっと不都合だというわけで、
死に物狂いで元に戻ったらしく、絵の中で後ろ向きにひっくり返っていた。