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キノミキノママ

*ゲームプレイ記やイラスト中心サイト*

初めての方へ

ここは管理人アラタが運営する落書きブログサイトです。
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主にゲーム(乙女ゲー・RPG)、アニメ、漫画、音楽などの話題や
オリジナル絵などのを取り扱っています。

その他イラストなどはHPの「A・G・W」に置いてあります。
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『しゃばけ』 畠中恵

2005年08月16日 | 読書万歳
雑誌にこの本が紹介されててすごくおもしろそうだったので読んでみました。
期待して読んでみましたが…。

さらりと読めました。
読み始めは、う~ん、失敗か?と思ったけど、若だんなの生い立ちあたりはおもしろかったっすね。
すぐ若だんなの膝の上に座るヤナリがかわいい。

若だんな、わたしの想像では糸目で、なで肩な柳のような感じだと思ってたんだけど
読み進んで行くうちにどうやらきれいな顔らしいとうことがわかって意外だったなあ。

作者は日本ファンタジーノベル出身だったのですね。しかも漫画家でもあるらしい。
この物語はシリーズになって何冊か出ているらしいっす。
次が『ぬしさま』だったかな?これも読んでみよう。で、おもしろくなかったらストップだなあ。

最近読書三昧。
なんかわたしには周期があってムショーに本が読みたくなる時期と
本なんてまったく読みたくない時期があるです。なんなんだろう?

今日のピックアップ文章
庭から出ていく前に、一太郎は熱心に稲荷に祈った。天地に祈ったら、あとは己の責任だ。

『しゃばけ』 畠中恵著 新潮社

『だれも知らない小さな国』 佐藤さとる

2005年08月08日 | 読書万歳
この本おもしろかった~!
セイタカサンがこぼしさま達と仲良くなる物語なんだけれど
その仲良くなるまでのドキドキ感がいい!
しかも仲良くなるのはセイタカサンが大人になってから。
これもまたいい。だって大人だとこぼしさまって現れにくい感じがするのに。
こぼしさまが現れるとセイタカサンが必死になってしまう気持ちがとてもわかる。

かえるの皮を着たこぼしさまもサイコー。姿の表し方がほんとイカしてるっつーか。

イラストは人形のようにきれいな顔をしてるというツバキノヒコ。
名前も美しい~~。仲間にはキムズカシヤと呼ばれている。ぷぷ。

今日のピックアップ文章
すると、いきなり目の前の本の上に、ポトンと音をたてて、青いものが落ちてきた。
宝石のような小さいあまがえるだった。おどろいて、からだを起こしかけると、つづいて、
ポトンともう一ぴきふってきた。ぼくはとび起きた。

『だれも知らない小さな国』コロボックル物語1 佐藤さとる著 講談社文庫 より

『侍はこわい』 司馬遼太郎

2005年08月01日 | 読書万歳
司馬さんの作品は新選組関係の『燃えよ剣』と『新選組血風録』しか
読んだ事がなかったのだけれど機会があってこの本を読みました。
これは8作品からなる短編集で司馬さんの初期作品らしい。

タイトルになってる『侍はこわい』と『みょうが斎の武術』がおもしろかったですねえ。
『みょうが斎~』なんて、なんつーかほとんど落語のようにおもしろい。
みょうが斎というけったいな人物が本当に大阪に生きていたというのもおどろき。
でもなんだか魅力的な人物に感じるのは司馬さんのなせる技か?
しかしわらべ歌になってしまうほどの人物って…。
わらべ歌になるっていうのは現代でいうところのTVに映るようなもの?

今日のピックアップ文章
藤兵衛   「米智のお歌はんちゅうのを知ってるか」
みょうが斎 「どこの猫や」
藤兵衛   「あほ、人間のはなしや」
みょうが斎 「猫は、やな」
藤兵衛   「猫きちがいめ」

『侍はこわい』 司馬遼太郎 光文社文庫 より

『アンの青春』読み終えました~

2005年06月09日 | 読書万歳
なんちゅーか、考え方、生き方が前向きってのはいいですね。未来が明るくなります。
楽天的とはちょっと違う、嫌な事大変な事も身近に感じつつも明るい考えを持っていられる。
そういう人たちがアンシリーズには出てくるので、それがとても読んでいて気持ちがよいのです。

今日のピックアップ文章
「でも、あの人にはあの人の欠点がある、と言うんだろう?そう、もちろん、それはあるよ。
 だけどね、レイチェルがこのアヴォンリーから出ていくのを見るよりも、あの人のひどい欠点をがまんするほうがましだよ。」

マリラはキツい事ずばっという人だけど、なんだかとても温かいものがあるです。
 

アンの青春

2005年06月02日 | 読書万歳
『赤毛のアン』は読んだことはあった。
アンの言動行動に笑い、マリラの態度に感心し、マシューの結末に涙した。とてもおもしろかったのだけれど
その続きを読んだことがなかった。
今その続きの『アンの青春』を読んでるのだけれど、やっぱり面白い!
アンシリーズは結構あるけど、機会をみて少しずつ読んでいこう。

今日のピックアップ文章

「あたしたちは、自分を必要とする人たちを一番、好きになるんじゃないかしら。」

『アンの青春』 モンゴメリー 村岡花子訳 新潮文庫 より