先日ケア従事者の集まりに顔を出しましたが、そこで「NPO法人コスモスの家」のワーカーさんたちに会った。http://www.cosmosnoie.com/npo.html
「地域住民の願いから生まれた」介護保険制度が始まる前からあった「集まりの場」だそうだ。
なので、介護保険制度のほうが手かせ足かせになっているようである。地域に根ざした強い団結力と理事長の強い理念があり、そこに賛同して集まってきた利用者でありケア従事者でありボランティアである。とても魅力的である。
もう一つ「NPO法人楽 ひつじ雲(小規模多機能)、くじら雲(デイ)」のワーカーさんたちにも同様のオーラと魅力があった。http://www.npo-raku.jp/
両法人とも、介護保険だけでは解決できない問題に目をそむけることはできない!だから、社会に意見を発信している。エネルギッシュである。それぞれの理事長さんたち、熱くて怖そうで強そうである。
gooはもっぱら居宅訪問で大手事業所の一介護員なので、地域に根ざしたネットワークや理念をさほど強く意識してこなかった。なので「コスモスの家」「楽」さんには「一本通った」強いものを感じさせられた。なんだかとても自分が「甘い」と反省させられた。
振り返ればgooが今いる事業所で働こうと思ったきっかけは、やはり女性社長の放つオーラに惹かれたからである。今日までにそれなりに介護技術は身に着いてきたけれど、対人支援での熱い思いや理念がいっそう膨らんでいたかどうかを問えば、正直、萎んではいないが、膨らんでもいない。
これからは自分なりに膨らませたい!です。
「グループホームでヘルパー1年半です。毎日が楽しいです!」と笑顔がかわいらしい若い人にも会いました。
彼女の「グループホーム温温」は、1ユニット6人だけで、普通の戸建てのちょっと大きめのお宅という感じで、とても住み心地がよさそうなのである。gooの自宅にあと部屋を2つ3つ足して、玄関を広げると、グループホームになるんだあ。と思うと、妙に親近感がわいてくる。そこに彼女のように朗らかでかわいらしいケアワーカーさんが来てくれると想像すると、なんと幸せなことだろう。
有料老人ホームのワーカーさんで感じのよい若い男性にも会えました。最初の入居金が50万以下で月々が17万円ぐらいのところもあると知りました。多くの人が待っていた金額設定の有料老人ホームができてきているのですね。その金額で運営していくのにどのような理念や勤務体制や人材がそろっているのかをすごく知りたい。でも、時間がなかった。
できれば、お会いできた人のそれぞれの職場を見学していきたい。
見学したいと思わせるケアワーカーばかりの集まりであった。