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知らないことや気になることをいろいろと調べて記録していきます
 




約半世紀に渡って親しまれてきたJALの鶴丸がこの5月末で消える。既にJASとの経営統合時にマークを変更しているので、消えること自体は時間の問題だった。
鶴丸だったからこそJALをナショナルフラッグキャリアと呼べたが、JALは自らその地位を放棄してしまったように思う。



http://www.jal.co.jp/tsurumaru/


さて、JALの鶴丸のニュースを見て、ANAの垂直尾翼が以前はヘリコプターマークだったというかすかな記憶が蘇った。



これはANAの前身が日本ヘリコプター輸送株式会社だったことによるものだが、現在でも同社の正式な社章であるらしい。

このヘリコプターはレオナルド・ダ・ヴィンチのヘリコプターを元にしたデザインだ。ダ・ヴィンチは万能の人だが、ヘリコプターの発案者とも言われており、ダ・ヴィンチの誕生日(4月15日)はヘリコプターの日となっているという。

ヘリコプター初物語
http://www2g.biglobe.ne.jp/~aviation/first1.html

空を飛ぶ機械
http://www.ops.dti.ne.jp/~manva/da_vinci/as_scientist/for_flight.htm

このダ・ヴィンチのヘリコプターを付録にした「大人の科学」が発行されている。


http://otonanokagaku.net/magazine/vol12/index.html

これによると、 「イタリア・ルネサンス期の巨人レオナルド・ダ・ヴィンチ。 「モナリザ」や「最後の晩餐」など、画家として知られる一方で、 科学者と呼んでもいい一面を持っている。 それは彼が書き残した“手稿”と呼ばれる膨大なメモから明らかになるが、そこには、ヘリコプターの元祖といわれる有名な飛行機械のスケッチが存在する。 実際には、飛ぶことのできないそのヘリコプターを編集部で飛ぶ形に改造し、両方の飛行実験ができるセットを開発した。レオナルドの夢の続きをぜひ体験してほしい。」だそうだ。

「ダ・ヴィンチのヘリコプターは飛ばない」というのは工学博士の間では通説らしいが、それだと垂直尾翼のデザインとして極めて相応しくなかったことになる。味のあるデザインだったな、と思いにふけっていたが、やはり変更にはそれなりの理由があったようだ。



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