残暑に悩まされる8月の後半は雨ばかり降っていた。
そして、いつの間にか秋が訪れた。
毎日不順な天気が続いている。昨日久しぶりに真夏日になった。
今日も午前中は雨が降ったが午後は雲の間からかすかに青空が見える。
外では時折蝉の声がするが、心なしか元気がなく哀れに聞こえる。
夜ともなれば虫の大合唱。家の周りにこんなに虫がいるのかと思うほどだ。
夜明けまで鳴いているのだろうか。
私は相変わらず太い体で細々と生きている。どうしてこんなにやる気に
ならないのだろう・・・多分私だけではないと思うけど・・・
体調もイマイチだから気持ちも萎えてしまう。
暑さと長雨で散歩もしばらく休んでいたが、ようやく又開始した。
いつも見ている川は、ごうごうと音を立てて流れていた。

夏の花は雨と肌寒さで秋の花に様変わりした。
花トラノオ

マリーゴールド

すぐ傍の小さな田んぼが見えてきたら、かすかにお米の匂い。
いつの間にやら稲穂が実っていた。


「実るほど頭が下がる稲穂かな」・・・すぐにこのことわざが
浮かんでくる。ほんとにそう・・・
ワクチン接種2回が済むと目の前が開けると思っていたのに
まだまだ先の見えないコロナ禍、新米の季節なのに故郷には
しばらく行けそうにない。「きりたんぽ」食べたいなー。