タンザ 監督 メディア・カレフ(ルワンダ)
外国製のスニーカーがご自慢のタンザはいつの間にか少年ゲリラとなり、AK47突撃銃を手に略奪したり軍人を射殺したりして生活している。
ある村に立ち寄ったときに民家の壁に子どももおもちゃを発見するが少年兵のリーダーにたしなめられる。
リーダーの命令である村を爆破するように命令されるのだが…。
お話というのは、伏線が大事だと思うのだが伏線にできそうなことを伏線にしていないので一方通行になってしまったという残念な例ですね。
ブルー・ジプシー 監督 エミール・クストリッツア(セルビア)
ムショに入ったり出たりしている少年がお勤めご苦労様ですと家族がお迎えでごんすが、お迎えにいく途中に家族が略奪しまっくっているので
「にんげんだもの、ぶっちゃけかわることできないし」
という映画だったかも。アンダー・グラウンドの焼き直しのようなフザけすぎているシーンはハズしていたと思う。
アメリカのイエスの子ら 監督 スパイク・リー(アメリカ)
日本車の微妙なCMでミソつけて以来、久しぶりの登場スパイク・リーの映画ということで不安でしたが、
エイズ・ベイビーとして差別をうけていて学校の同級生や、保護者たちからも差別をうけている少女がどう生きていくかを短い時間で見事に見せた傑作。
「にんげんだもの」とかヌルいことを言っている人が観たら怒死してしまうくらいキツい描写があるのだけど、現実ってこれよりも残酷なものなのです。
ラストで少女ブランカが正面を見て
「わたしはブランカ…」
と言うだけのシーンで号泣してしまいました。この短編だけでも観る価値はあります。
チロ 監督 ステファノ・ヴェネルッソ(イタリア)
強盗をして食っている少年が主人公なのだが登場している大人の演技は…。
子どもだからって、綿菓子で釣れるのもどうかと思うし、子どもはすべて遊園地が好きだとは限らないし…。
監督は生きていくうえで最低限必要な苦労をしていなく、いい意味でも悪い意味でも幸せな人生をおくっているのでしょうね?
表現者としては不幸だと思いますが。
ビルーとジョアン 監督 カティア・ルンド(ブラジル)
何故か、ごみ収集の職員さんでもないのに早朝から自転車にクズ鉄やペットボトルや空き缶を乗せて走っている人が多くなってきましたけど、あれって月給四万円くらいにしかならないというのは本当でしょうか?
「その無駄な労力を使う暇があったら、泊り込みの施設警備員とかやったほうがいいと思うんですけど?」
と思うけど、それはさておき
クズ鉄拾いで、食っている兄妹がクズ鉄拾いのリヤカーを
「これはぼくのフェラーリだ!」
と言いながら疾走するシーンはほほえましかったし、屋台のオッチャンと交渉して小銭を稼ぐシーンなど
「どれだけ悲惨な状況になってもユーモアを忘れない」
というラテン気質が楽しかったです。最低一日に一回は笑ったほうがいいと思うよ?
ジョナサン 監督 リドリー・スコットとその娘(イギリス)
スモークたかせりゃにっぽんいち! のリドリー・スコットがほとんど製作したであろう映画。
戦場カメラマンの主人公は心を病み、目の前にある森に足を運んだところ幼いころの友人たちが大人になってしまった自分をあの頃の子どもの時と同じように遊んでくれる。
いつの間にか、子どもになってしまった主人公だがそこもまた戦場だった。
相変わらずスモークたいているところはリドリー・スコットらしくて面白かったけど、線路を歩くという恥ずかしい演出は娘の演出なのでしょうな。
やっぱり、オヤジはスモークたかせりゃにっぽんいちの(しつこい)
桑桑(ソンソン)と子猫(シャマオ) ジョン・ウー(中国)
スローモーション撮らせりゃにっぽんいち!のジョン・ウー監督作品。
ソンソンは裕福な家庭の女の子で沢山のお人形さんに囲まれていて一見幸せそうに見えるが、オヤジは浮気してよそに子どもを作って離婚の危機に直面し母ちゃんは大激怒してるにもかかわらず
何故か、オヤジは家から立ち去るときにスローモーションになるのは笑うとこかと思ったけど
お約束は大事ですもんね?
お客さんを裏切るのはよくないと思うのです。
さすがに鳩は出てきませんでしたけど。
で、シャオマオはクズ拾いのおじいさんに拾われるも
「シャオマオが欲しがっていた鉛筆を道路で発見して拾おうとする」
という死亡フラグを実践したために、これも映画のお約束でおじいちゃんは即死。
まぁ、何だかんだで冒頭の人形が繋がっていたという短編の見本のような映画。傑作です!
いやー、これだけ面白い作品を観れて幸せでした。ジーニアス・パーティなんてもう
外国製のスニーカーがご自慢のタンザはいつの間にか少年ゲリラとなり、AK47突撃銃を手に略奪したり軍人を射殺したりして生活している。
ある村に立ち寄ったときに民家の壁に子どももおもちゃを発見するが少年兵のリーダーにたしなめられる。
リーダーの命令である村を爆破するように命令されるのだが…。
お話というのは、伏線が大事だと思うのだが伏線にできそうなことを伏線にしていないので一方通行になってしまったという残念な例ですね。
ブルー・ジプシー 監督 エミール・クストリッツア(セルビア)
ムショに入ったり出たりしている少年がお勤めご苦労様ですと家族がお迎えでごんすが、お迎えにいく途中に家族が略奪しまっくっているので
「にんげんだもの、ぶっちゃけかわることできないし」
という映画だったかも。アンダー・グラウンドの焼き直しのようなフザけすぎているシーンはハズしていたと思う。
アメリカのイエスの子ら 監督 スパイク・リー(アメリカ)
日本車の微妙なCMでミソつけて以来、久しぶりの登場スパイク・リーの映画ということで不安でしたが、
エイズ・ベイビーとして差別をうけていて学校の同級生や、保護者たちからも差別をうけている少女がどう生きていくかを短い時間で見事に見せた傑作。
「にんげんだもの」とかヌルいことを言っている人が観たら怒死してしまうくらいキツい描写があるのだけど、現実ってこれよりも残酷なものなのです。
ラストで少女ブランカが正面を見て
「わたしはブランカ…」
と言うだけのシーンで号泣してしまいました。この短編だけでも観る価値はあります。
チロ 監督 ステファノ・ヴェネルッソ(イタリア)
強盗をして食っている少年が主人公なのだが登場している大人の演技は…。
子どもだからって、綿菓子で釣れるのもどうかと思うし、子どもはすべて遊園地が好きだとは限らないし…。
監督は生きていくうえで最低限必要な苦労をしていなく、いい意味でも悪い意味でも幸せな人生をおくっているのでしょうね?
表現者としては不幸だと思いますが。
ビルーとジョアン 監督 カティア・ルンド(ブラジル)
何故か、ごみ収集の職員さんでもないのに早朝から自転車にクズ鉄やペットボトルや空き缶を乗せて走っている人が多くなってきましたけど、あれって月給四万円くらいにしかならないというのは本当でしょうか?
「その無駄な労力を使う暇があったら、泊り込みの施設警備員とかやったほうがいいと思うんですけど?」
と思うけど、それはさておき
クズ鉄拾いで、食っている兄妹がクズ鉄拾いのリヤカーを
「これはぼくのフェラーリだ!」
と言いながら疾走するシーンはほほえましかったし、屋台のオッチャンと交渉して小銭を稼ぐシーンなど
「どれだけ悲惨な状況になってもユーモアを忘れない」
というラテン気質が楽しかったです。最低一日に一回は笑ったほうがいいと思うよ?
ジョナサン 監督 リドリー・スコットとその娘(イギリス)
スモークたかせりゃにっぽんいち! のリドリー・スコットがほとんど製作したであろう映画。
戦場カメラマンの主人公は心を病み、目の前にある森に足を運んだところ幼いころの友人たちが大人になってしまった自分をあの頃の子どもの時と同じように遊んでくれる。
いつの間にか、子どもになってしまった主人公だがそこもまた戦場だった。
相変わらずスモークたいているところはリドリー・スコットらしくて面白かったけど、線路を歩くという恥ずかしい演出は娘の演出なのでしょうな。
やっぱり、オヤジはスモークたかせりゃにっぽんいちの(しつこい)
桑桑(ソンソン)と子猫(シャマオ) ジョン・ウー(中国)
スローモーション撮らせりゃにっぽんいち!のジョン・ウー監督作品。
ソンソンは裕福な家庭の女の子で沢山のお人形さんに囲まれていて一見幸せそうに見えるが、オヤジは浮気してよそに子どもを作って離婚の危機に直面し母ちゃんは大激怒してるにもかかわらず
何故か、オヤジは家から立ち去るときにスローモーションになるのは笑うとこかと思ったけど
お約束は大事ですもんね?
お客さんを裏切るのはよくないと思うのです。
さすがに鳩は出てきませんでしたけど。
で、シャオマオはクズ拾いのおじいさんに拾われるも
「シャオマオが欲しがっていた鉛筆を道路で発見して拾おうとする」
という死亡フラグを実践したために、これも映画のお約束でおじいちゃんは即死。
まぁ、何だかんだで冒頭の人形が繋がっていたという短編の見本のような映画。傑作です!
いやー、これだけ面白い作品を観れて幸せでした。ジーニアス・パーティなんてもう