ミュージシャン白書

ミュージシャンの立場からライヴ、レコーディングを通じてミュージシャンの社会生活を紹介する

しゃらんらしゃらんらって……

2010年02月12日 21時30分47秒 | Weblog
 今日21時に個人リハを終え、今はチキンをつまみにMステを観てます。

まだまだ寝たくない……。一歳五ヶ月にして親父譲りの超夜型人間の息子が、隣の部屋から、寝たくない、寝たくない、のむずかりサウンドをさせています。

今丁度、バックストリートボーイズが唄い始めたところ。

しかし、こういうニーズがアメリカにもあるのか……と、思ったりして。微妙におっさんだし、唄も微妙……。まるでスマップだ。ということはさぞかしフリートークとかコントは面白いんだろうなぁ。 

しかし、腹立つシーシェパード。なんだあれ? 

 小生が一番いらつくタイプの時代遅れの活動家。あんな中途半端な連中が遊んでるだけで我が国の漁業が妨げられているなんて具合を見ながら、もっと腹立つのは日本政府の予定調和な対応。

『激しい怒りを感じております』だと? 多分原爆落とされても同じコメントだろう。

あぁ、なんか嫌になってきた。  

 シーシェパードは確かにアホみたいだし、というかアホだし、あんな事がまかり通るほど世界は甘くない。しかし……。

まかり通っちゃってるじゃないか!!!日本政府!

 日本政府があの白ヒゲのおっさん率いるチンピラどもをきっちり取っ捕まえて、きっちり弁償させるとは、まっっっったく思わない。

 日本国民であることが恥ずかしくなってくる瞬間だ。何故、こんなに歴史も文化もある国に幸運にも生まれついた我々が、一介の阿呆にも対処できない一介の無責任な者達のために恥ずかしい思いをしなければならないのか。

 イメージ力というのは、音楽を作るうえにも文章を書く上にも一番必要な感性だと思う。極端に言うと、現実からイメージするのではなく、イメージに現実を近づけるぐらいの凄まじいイメージ力があってはじめて国や文化を創る事が出来たといっても過言ではないだろう。

 それを維持するには、せめてその半分ぐらいのイメージ力がないとまかりならん。日本国は今、どうだ?どんな形で、大きさで、色で、柔らかいか?硬いか?柔らか過ぎか?硬過ぎか?グッと来てるか?パッとしてるか?

 それが今の政治屋ときたらどうだ。何のビジョンもないくせに荒唐無稽な耳障りのいい絵空事ばかり並べ立てて椅子取りゲームばかりに興じてやがる。アメリカのほったカラーボールをキャーキャーと奪い合ってるだけじゃないか。いろいろアメリカに楯突いた所で、所詮はトンキチ、チンペー、カンタ。ヨシコちゃんの「おやつあげないわよ~」の一言でシュンとしてしまう。

 日本にも政府が送り込んだスパイとかいるのかなぁ。諜報部員が世界中にいて、いろいろ情報を政府に上げてくる。その情報を元に、裏外交を進めたりしてるのかなぁ。そのための特別会計だったら大いに結構。

裏金使って裏取引せーよ!壮大なイメージで以って、これまでもちゃんといい裏取引さえ出来ていれば、あんなチンピラに因縁つけられなくて済んだんじゃあないか。

 今、オリンピックの日本代表がヴァンクーヴァーの地で日の丸を掲げんと勇んでいる。こんなに国民に民族意識を奮い立たせるのが二十歳そこそこの若者達で、先生!先生!と呼ばれる政治屋どもは、逆立ちしたってそんな偉業成し遂げられない。

 呆けるな、政治家。もっともっともっと頑張れ。あんたらの一生掛けて日本国を骨抜きにしたって本意なかろう。