
観測所は、バイオ研究棟の南に広がる畑の中にありました。阪本先生が、測定器具の説明をしてくださいました。塔の上には、風速・風向計。そのすぐ下には、日照計。塔のそばには降水量計があり、随時気象庁にデータが送られるシステムになっているそうです。この時点での風向きは東風で微風、日照は100%です。学校に戻って府中市の天気を検索すると、夕方から崩れて雨が降る予報になっていました。
子どもたちは、実際にアメダスを見てどんなことを思ったのか聞きたかったのですが、学校に急いで戻ってワークシートに計器の名称や感想を記録すると言うことだったので、聞けませんでした。
観測所の所からは、畑が一面に広がっていて南の方には馬の飼育舎も見えました。麦畑には麦の穂が出ていて、吹いてくる風も優しく感じました。これからは、時々季節を感じながらこのあたりを通らせていただこうと思いながら戻ってきました。
学校の農園に行ってみると、ここにも何年生が栽培しているのか麦畑があり穂が出ていました。田んぼにはレンゲソウが咲いていて、ハチが飛び回っていました。学年の配当が発表されていましたから、まもなく子どもたちが農園で作物を育てたり収穫を楽しむ声が聞こえてくるでしょう。楽しみが、又一つ増えました。