猫の音

君の言葉を借りてみた  ~ 心のお天気 覚え書き ~

9回目の夏

2006-07-18 | 心のお天気
どのコもみんな仔豚ちゃんのように丸々太り、
どのコもみんな微塵の心配もなく元気印に生きているわけでなく
小さな身体に病を抱えているコもいるでしょう
お屋根がない心細さと戦い今日を生きたコもいるでしょう、
そして明日を喪ったどのコも私は忘れません。
辛いのはココだけではありません。

それでも我がコのように案じて下さったお気持ちに深く深く感謝です。
たくさんのお声かけをありがとうございました。
本当に本当にありがとうございました。

たいへん勝手ではありますが猫音は少し気の早い夏季休暇を頂戴しようと思います。
時間を制限されてしまったものの、今日も穏やかな表情を浮かべてくれました。
もしかするとココ怪獣は9回目の夏を過ごせるかもしれません。
過ごせないかもしれません。

またガス抜きにエントリさせて頂く日もあるかと思います。
その時はどうかお付き合いしてくださいね。
またお目にかかれる日まで。
皆さまと皆さまの愛しい愛しい猫ちゃんがみんなみんな健やかに夏をお過ごし出来ますように 。

・・・・・・
発信するだけでレスポンスが遅れてはいけないと承認機能を使ったのですが
優しいお声かけはノンオープンのままココと2人で贅沢させて頂く事にします。
追々にみなさまの所に遊びに行かせてくださいね、ありがとう。  ・・・・・・・・・



反映はさせておりませんが
頂いたお声かけはどんなに高価なお薬よりもココと私に深く深く浸透しています。
ありがとうございました。


info :

猫音はビッグイベントなる「ブタハナ」企画を遂行するまで完結致しません。
お問い合わせはいつでもお受けしています。
どうか気兼ねではなく、むしろ盛大に盛り上げてやってくださいね。
ブタハナ連絡帳は毎度お馴染みココのハナの穴にマウスポインタを合わせて・・・
瞬間移動しちゃってください!

 

怪獣になったココロ

2006-07-16 | 心のお天気
ガッガッー。
んガッ。
ガガーッ。

強敵にダメージを受けた声帯は愛らしかった鳴き声を変貌させてしまいましたが
皆さまにいただいた子守唄でパワーを補給したココは怪獣になりました。
動物バトンがきっかけで命名した妖怪ヨンダをパワーアップさせココは怪獣になりました。

ココ怪獣はベッドの下を秘密基地とし
少しでも不快があると即座に基地に逃げ込み気持ちの冷却に努めます。
お気に入りの絵皿から時間をかけてひと粒ひと粒カリカリを口に入れる姿は覚束なくも
風を感じる、空を仰げるお庭をこよなく愛し
少しでもダメージを軽減するべく所用以外は秘密基地で朝が来て夜を待つ
そんな怪獣3連休でした。

写真は取り溜めている1枚で、ココの最大の武器である噛み噛み大作戦です。
この武器が使えたら、どんなに強い相手でも一撃できるのだけれど
ココ怪獣は強敵に挑むでなく、負けるでなく、我を知り今日をただジッと堪えているのでしょう、
暗雲が頭の上を過ぎ去る日をきっときっと待っているのでしょう。
そんな戦い方もあるのだと教えられました。

細ったせいでがに股で歩く姿でも、ココ怪獣
強いぞ。
ココ怪獣すごいぞ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆

たくさんの子守唄をありがとうございます。
お陰様で1日2日ほどココはとても穏やかな表情を浮かべています。
私の涙より遥かに、遥かに温かい皆さまの祈りがココを救ってくれました。
ありがとう。本当にありがとうございます。

ココの音が聞こえる今夜に感謝しています。
ありがとう。                      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆                          

子守唄

2006-07-10 | 心のお天気
ココは今戦っています。
3.1キロの体にBUN 189 CRE 5.2を抱え
レントゲンに見る腎臓は3倍にも腫れています。

痛いとは一言も言いません。
ただジッと目を閉じ見えない敵と戦っています。

見えない敵はせめてもの眠りも許してはくれず
ココは時折痛みに体を捻って苦しさから逃れようとしています。



ゆりかごの歌を
カナリヤが歌うよ
ねんねこ ねんねこ
ねんねこよ。









コーちゃん
負けてもいいんだよ。

(勝手ながら今記事はコメント機能を外しています。)

君の温度

2006-07-09 | 心のお天気
蒸し暑さにも関わらずお膝をベッドにしたいと言う。
ココの嬉しい申し出に膝に温もりを感じながら小さな頃のことを思い出した。

初めて逢った日のこと。
目が開いた日の喜び。
ヘソの緒が取れた日のおっかなビックリ。
上手にミルクが飲めない苛立たしさから哺乳瓶の吸い口を噛み切っては大きな穴を開け、
顔中ミルクまみれになっても懸命に飲んでいた小さなココロ。

初めて電車に乗った恐怖の絶叫。
庭にある背の高い棒樫の樹が大好きで、
天辺まで登っては道行く人に指差され笑われていた日のこと。
お腹一杯食べたあとの満足気な顔。
深夜の寝言。
ミックス君との初恋。
どんなに隠して寝ても私の靴下を見つけ出しては歯ごたえの玩具にしてくれた日の事。
私の後ろを着いて歩くお散歩を日課にしていた夏の夕暮れ。



話しかけるといくらでもお喋りに興じてくれる可愛さも
自分の意に反すとドアや壁を蹴って反抗的な顔をして見せるヤンチャ極まりない表情も
雨の日が大好きで何時間でもテラスで雨に濡れる庭を眺めていることも
何を急いでいるのか可笑しげな小走りする後姿も
来年は新しいハウスを新調しようと約束していることも

全部全部
ココロが私にくれた大事。


コーちゃん
あなたを授かったあの夏に心から感謝しているよ。
生まれてきてくれてありがとう。

約束

2006-07-07 | 心のお天気


ココを誘って外に出た。
天の川が見たかった。

何年ぶりだろう、星の見える七夕の夜。

ココロを抱いて星を3つ巡ったところでタイムオーバー。

抱っこが嫌いな困ったさん。

けれど2人の願いはきっときっと1つだったと思いたい。