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白内障治療に先進医療でメガネ不要に!

2014年12月01日 | 日記
白内障の9割は眼の中の天然レンズ「水晶体」が加齢によって徐々に濁る眼の老化現象。40代から進行し始め、60代で約7割、70代で約9割が白内障と診断される。

また、57歳でも、強い日差しやクルマのライトに目がくらむことが多くなり、老眼も進み、仕事に支障が出始めたため、眼科を受診すると白内障と診断されました例もあります。



白内障の治療

 白内障の治療手順は、意外と簡単で、まず点眼薬で局所麻酔をした後、白目に開けたわずか2~3ミリメートルの切開創から超音波を発する細い管を入れ、水晶体を細かく破砕した後に外へ吸い出す。

次に同じ孔から小さく折り畳まれた眼内レンズをチュッと挿入するだけ。眼内レンズが自動的に展開し、切開創を縫う必要もない。この間15~30分。翌日からいつもの生活に復帰できる。

使用レンズ

国内で使用できる眼内レンズは保険適用3割負担の「単焦点」と、手術費は自費負担の先進医療による「多焦点」の2種類があります。

単焦点眼内レンズは、遠近どちらか片方にピントを合わせる設計で、術後も8割以上が眼鏡を必要とします。
 
それに対して多焦点レンズは、「遠く」と「近く」が裸眼でもよく見えるようになり、老眼も治り、現在脚光を浴びています。




先進医療で実施件数が最も多いのは「白内障治療

先進医療でよく知られているのが、がん治療の「重粒子線治療」や「陽子線治療」ですが、先進医療実施件数として最も多いのが、白内障治療で実施される「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」です。

先進医療に係る費用は全額自己負担

「先進医療に係る費用」、つまり技術料は患者自身が全額負担することになります。
この「先進医療に係る費用」は医療の種類や病院によって異なりますが、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の費用はおおよそ、片眼¥350,000  両眼¥700,000です。

生命保険に先進医療保険特約を契約していれば全額保障

最近の保険契約の場合、先進医療特約の保険料が100円前後と安いので、特約を付けている契約が多いと思います。
白内障は加齢によって多くの人が治療を受けるので、現在の生命保険加入内容を確認し、契約している場合は、先進医療を受け、30代の目を取り戻してください。