『声に出して読みたい日本語』齋藤孝より なんだかすきで よく 言います
このなかでいちばんいますきなのは
宮沢賢治のどっどどどどうど がいちばんすきです
ことばでよく誤解させたり すること多いのに
おなじことばなのに
短いのに
きゅぴんときて
ふしぎだなあ
考え抜いたり 感覚研ぎ澄まされた 純度のもんだいなのかなあ。。。
・p.18
『風の又三郎』 宮沢賢治
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいくゎりんもふきとばせ
(か)
どっどど どどうど どどうど どどう
『高原』 宮沢賢治
海だべがど おら おもたれば
やっぱり光る山ただぢゃい
(じ)
ホウ
髪毛 風吹けば
(かみけ)
鹿踊りだぢゃい
(ししおどり)
p.25 『国定忠治 赤城山』(国定忠治 赤城天神山不動の森) 行友季風
より 一部
定八 俺ァ明日ァどっちへ行こう?
忠治 心の向くまヽ足の向くまヽ、あても果てしもねえ旅へ立つのだ。
定八・巌鉄 親分!
・p.108
『おくのほそ道』 松尾芭蕉
月日は白代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口
(はくたい)(かかく)
とらへて老いをむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあ
(すみか)
り。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、。。。。。
・p.52
石川啄木
不来方のお城の草に寝ころびて
(こずかた)
空に吸はれし
十五の心
東海の小島の磯の白砂に
(とうかい)(いそ)(しらすな)
われ泣きぬれて
蟹とたはむる
このなかでいちばんいますきなのは
宮沢賢治のどっどどどどうど がいちばんすきです
ことばでよく誤解させたり すること多いのに
おなじことばなのに
短いのに
きゅぴんときて
ふしぎだなあ
考え抜いたり 感覚研ぎ澄まされた 純度のもんだいなのかなあ。。。
・p.18
『風の又三郎』 宮沢賢治
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいくゎりんもふきとばせ
(か)
どっどど どどうど どどうど どどう
『高原』 宮沢賢治
海だべがど おら おもたれば
やっぱり光る山ただぢゃい
(じ)
ホウ
髪毛 風吹けば
(かみけ)
鹿踊りだぢゃい
(ししおどり)
p.25 『国定忠治 赤城山』(国定忠治 赤城天神山不動の森) 行友季風
より 一部
定八 俺ァ明日ァどっちへ行こう?
忠治 心の向くまヽ足の向くまヽ、あても果てしもねえ旅へ立つのだ。
定八・巌鉄 親分!
・p.108
『おくのほそ道』 松尾芭蕉
月日は白代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口
(はくたい)(かかく)
とらへて老いをむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあ
(すみか)
り。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、。。。。。
・p.52
石川啄木
不来方のお城の草に寝ころびて
(こずかた)
空に吸はれし
十五の心
東海の小島の磯の白砂に
(とうかい)(いそ)(しらすな)
われ泣きぬれて
蟹とたはむる