ネタバレを含みますし、
お祭りわっしょいな感想じゃないです。
ので、以下ちょっとスペース開けます。
目に入れたくない方は読まれませぬよう。
めちゃくちゃ面白かったです。
さすが庵野監督、演出が上手いと思いました。
実相寺映像見てるようなカメラワークもワクワクしました。
在来線爆弾が絵的に面白かったです。
特に思い入れたのが、自衛隊や消防に加えて
作中で詳細を描かれたわけではないですが
「ゴジラ血液硬め隊の第一団」。全滅しちゃったやつ。
なんたる恐ろしい任務。
しかし確実な重機の取り扱い技術が必要で、
きっと精鋭ぞろいだったんだろうな、
志願したんだろうな、送り出す家族辛かっただろうな、
そんな思いがバババーーーっと浮かんで
ギューってなりました。
面白かったです。本当に。
ただ。
辛かったです。
よく出来ていればいるほど、
映像が。
瓦礫が。加須が。
私の住む地域は
被災地と言えるほどの被害は受けていません。
それでも。
記憶が新しすぎます。
でも、だからこそ、
それも含めて意味があるんだと思います。
それも含めてすごい映画だと思います。
政府の右往左往も。まさに。
そんな感想でした。
私は怪獣映画は割と好きな方だと思います。
このゴジラは凄まじい完成度だと思います。
面白かったです。
そして、辛かった。
それが一見した私の率直な感想です。