兄弟オンリーも終わり、当分イベントに出ない事ですし、
今の内に先日のスカを喰らった種子島旅行?やら、
去年の11月に行った内之浦の事などを書きますか。
さて、まずは最初に先日行った方から。
9月の『かぐや』の旅は、最初から一人だったので気張ってたせいか、
細かい事まで鮮明に覚えてるんですが、今回の記憶はかなりぼんやり。
なので大した記事は書けそうにありませんので悪しからず。
『きずな』の当初打ち上げ予定は2月15日(金)。
去年の12月の発表と同時に、自分は宿と車の手配、Sさんは飛行機の手配と、
互いに「行くと言ってないのに」行く事前提で二人分の手配をしてました(笑)
バーゲンフェアで飛行機も確保でき、宿もお目当ての大和温泉ホテルGET。
あとは行くだけ、だった訳ですが・・・・・・
13日の仕事帰りに携帯メールをチェックすると、Kさんからメールが。
今回Kさんも単独で島入りすると聞いていたので、打ち合わせメールかと思いきや。
「打ち上げ延期になりましたね。自分は上陸せざるを得ないので行きます」
延期キターーーーーッッッ!!!(死)
急いでSさんにメール。Sさんからは「どうしましょう」の返信。
出発の前日の延期情報。非常ーに微妙な気分。
Sさんも「湯治に行きますか(涙)」と言ってましたが、
よくよくニュースを読むと、不具合の状況によっては一ヶ月以上は延びそうな感じ。
しかし3月から夏までは、漁業協定で打ち上げは出来ない。
よって一週間で改善されなければ、夏以降に延期は必至。
Sさんは夏以降に延期と踏んで、今回は見合わせて次回に資金を回す旨のメールが。
実際正しい選択ですよね、これ。
だって種子島行くって言ったって、交通費が決して安くないんだから。
しかもロケット以外の観光でもあれば別だけど、それはほとんど無し。
ちょいっと行ける場所では無い訳です。
他の方々のブログ見ても「今回は島入りは取り止め」の当たり前の文字が。
こういう時に性格出るなーと思いましたね。
損する可能性の方が圧倒的に高いのに、
つかこの場合、打ち上げないんだから得する事など皆無なのに、
「予定を変更するのは何だかスッキリしない」
つー意味の分からない、感覚的な理由で行こうとする己。
一人旅だし、既に行くポイントは行ってるので、する事ないのは明白。
楽しいものになるとはまず思えない旅行に行く、しかも 大 枚 叩 い て 。
我ながら意味不明でしたが、行くと決めたからには行かないと気が済まない。
この頑固さ、何の得にもならないのに、何故止めようと思わないのだろーか。
これについては、どうやら
「旅行を諦めて次回に伸ばしても、次に種子島に行ける確証がない」
それが自分をあそこに向かわせた最大の理由だった模様。
でも裏を返せば
「次に行けない、という確証もない」んですが、
掴んだものは離さない、物質執着主義のおうし座が前面に出た感じですな。
お陰で今回の旅の生産性の無さを実感して、
己の頑固さが生む無謀さの結果、手に入れる「マイナス」について勉強しましたがね(爆)
そして当日14日。仕事は半休。
一人分の航空チケットを受け取る為にSさんの職場のある駅に向かい、
その日の朝にチェックインしてもらった航空券を貰いました。
今回行けなくて残念でならない思いの「一緒に行くはずだった人」から、
平気でチケット貰って、置いて行ける自分って何なんだろうなーと考えながら羽田へ。
こういう「人としてどうなんだ」な行動も含めて
「強行突破が齎す結果」を確かめようとする辺り、
無茶苦茶というか、一体何がしたかったんだと、今更ながら自分に疑問続出・・・
まあでも。
何から何まで悪かった訳ではなく。
勿論ハプニングはありましたが(苦笑)
自分よりも先に島入りするはずだったKさんにアクシデント発生!
土壇場で行けなくなった事が判明、既に己は羽田空港に向かう途中(涙)
正真正銘の「一人旅」となり、3日の滞在で良かったと思いました。
羽田について待つ間、一昨年12月から既に4回目の鹿児島行きに、
ちょっとばかり呆れてみました(笑えない)
だって一昨年の9月の時点では、
「ロケットに興味あっても、さすがに種子島は無理です(笑)」
と言ってたものを・・・(呆)。
あの頃の自分にとって種子島は「メチャ遠い所」。
今ではバスに乗る感覚で鹿児島行きの飛行機に乗ってます(嗚呼)
鹿児島行きの最終便が着いたのは夜の9時。
空港至近のホテルでは早々に眠りに着きました。
次の日の朝は割とギリギリに空港に行き、
朝ごはんも食べず、ロビーで搭乗手続きを待ちました。
当然の事ながら、関係者らしき人の姿はまばら。
同好の士については、少ないかと思いきや、
島行き飛行機に向かうバスには、30人以上の人が。女性のグループも有。
機内では、前の席の男性3人はどうやら島行き飛行機初体験の様子。
プロペラ機に感動しておりました。
ああそうそう。
自分は飛行機乗る時に必ずマスクするんですが、理由は乾燥する為。
しかし今回は別の意味で役立つ事に。理由はお隣の方の体臭・・・
(いいんだか悪いんだか)
飛行機は離陸し、いざ種子島へ。
でも打ち上げがないとなると、当たり前ですがやはり高揚感ナシ。
窓の外を見る気も起きず寝てました。
それでも着陸寸前に、
「そうだ!9月の時は宇宙センターの上を横切ったっけ」
と思い、窓の外に目を凝らせど、射場は見えず。
前回は悪天候だったせいか、飛行航路が違っていたみたいです。
本来なら、中種子空港に降りるのに、南種子まで旋回する理由がないしね。
そう考えると、あれは本当に「ロケットに呼ばれた」んだなーと思います。
種子島は雨。朝までは雷も鳴ってたとか。しかも風が強いっす。寒いっす。
ロビーを抜けてレンタカーのカウンターへ。
今回も「コルト」らしいので、慣れてるからいいやと思ってると。
「実は運転席側のウィンドが下りない事が、たまにあるんです」
「たまに」だから何回か動かしてれば動くんだよなと思い、鍵を受け取る。
そして乗ったコルト。
・・・・・・うーん、前回よりも「ばっちい」気がするのは何故?
そもそも窓が汚い。まるで擦りガラス状態。
でも今回は行く所ないし、道も覚えてるしいいかと気を取り直しカーナビ操作。
今回は『プラネテス』のサントラ持参。
CDセットして元に戻そうとしたら・・・・・・
あれ?・・・パネルが動かない(倒)
何度やってもダメなので、レンタカー会社に電話。
「あのー、カーナビのパネルが締まらなくなっちゃったんですけど」
「そうですかー。では無理やり手で動かしてください」
「(しばし沈黙)・・・・・・無理やりですか?」
「ハイ」
「壊れませんか?」
「大丈夫ですので試してみてください」
そう言うならやってもいいけどさ、どうなっても知らないよ?
手で無理やりパネルを押す。元に戻る。一応動く。
だ、大丈夫なのか~と不安になりつつも、BGMに促されて出発。
最初の目的地は、中種子にある「アイショップ石堂店」
あそこで「ヨーグルッペ」と「デイリーコーヒー」を買うのです。
店の近くの空き地に車を止め、目的の物をGET。
何も食べてなかったので、ついでに煎餅を買う。
おばさんもお店も相変わらずフツー。映画の雰囲気もそのまま(当然か)
そこで、今回の旅用にと初めて買ったデジカメを取り出す。
雨がパラついていたので、車内からカメラを構える。
何とか撮れたけど、もう少し右方面から撮りたいなー。
そう思って運転席側の窓を下ろそうとしたら。
動 か な い 。
おおそうだった、動かない事があると言われてましたね。
では何度かやればいいのね、と窓を戻して再びスイッチを「下」へ。
が。
途中までは下りたけどその後は動かず。
再び上げてまた挑戦。しかし途中で止まる。
何度も試すが、一度として「下り切らない」
下ろそうと手で押してみたけどダメ。
(そもそもパワーウィンドウが手で動いたらマズイだろ)
「たまに」 どころか
まったく下りないんですけど?
その時の己は、肩と首に故障を抱える身。下手すれば右を向けない状態。
となれば、運転時にバックを見るのに窓から身を乗り出すのは必至。
ましてや種子島、道によっては、擦れ違えなければ相当距離をバックの可能性大。
(そんな状態で一人で種子島に行く事自体が無謀の産物)
命に関わる重大な車両のダメージ。
これはさすがに変えてもらわないと!!(必死)
空港に引き変えそうと思い、何気に見た走行距離の数字は。
20万キロを遥かに超えてた
・・・・・・!!(驚愕)
そら窓も汚いはずだ!カーナビもポンコツのはずだよ!
しかし。
キャンセル続出のはずの今回の種子島で、
何故これを貸すか!?
急いで空港に戻る。
今日が打ち上げ当日でなくて本当ーーーーに良かった!!
しかし空港にはレンタル会社の人の姿は無く。
種子島では飛行機が到着する度スタッフが来るので常駐はナシ。
仕方なく電話して経緯を話し、変えてもらう事に(当然ですが)。
西之表から来るので暫く時間がかかる為、ロビーでお茶でも飲んで待つかと
車から降りると。何やら人垣が出来ている。
次の便が到着するにしても、お出迎えにしては人が多すぎ。
何かと思って、紛れてみると。
「それでは中種子町観光協会会長から挨拶があります」
ん?何かのセレモニー?
そういえば後姿で何が書いてあるか分からんが、横断幕を持ってる人がいる。
そしてそれを見て(聞いて)いる人々と、黄色地にロケットと火縄銃の絵が入った
種子島観光協会の半被を着た人が何人も。
何してるんだろーと思ったら、セレモニー終了。皆が出口に向かい始めた。
近くに居たスーツ姿のおじさまに恐る恐る聞いてみる。
「あのー、何があったんですか?」
「出雲空港と種子島を結ぶチャーター便が就航して、
その第一便が今到着したんだよ」
あー、そういう事。
空港前の屋根付き通路の向かい側の横断幕にもそういう類の文字が。
しかし何故「出雲と種子島」?どちらも決してポピュラーな空港でないのに・・・(謎)
その内アナウンスが入り、どうやら火縄銃の実演が披露される模様。
出雲から来たおじさまおばさまに混じって見物。
まずは火縄銃の操作の仕方の説明。
笠と羽織を身に着けた昔装束の3人の鉄砲隊の方々が、
筒に棒のようなもので、弾だか火薬だかを詰めてました。
そして構え。撃つ!!
ダンダンダンッッッ!!!
結構大きな音ですよ!
つか5メートルも離れてない距離で撃ったんですけど!
火薬の匂いが辺りに漂い、「おおーー!!」の声が上がる。
違う意味で、火薬と衝撃を感じる体験してみました(笑)
その後、第一便のご一行様は大型バスに(宿泊先はいわさきホテルかと思われる)。
お見送りをするらしく、鉄砲隊の3人がバスの横に。
「すみません。写真宜しいですか?」
と声を掛けると、近くに居た中種子町職員と思しき人物が、
「撮るの?一緒に写れば?」
と言って下さったので3人とご一緒に並ぶ。
その内のお一方が「ハイ」と本物の火縄銃を持たせてくれた!
無事記念撮影終了。お礼を言って別れた所に、新しいレンタカー到着。
今度はフィット。
因みに走行距離は2万強(苦笑)
あるなら最初っから貸し出してくれよ!!
ま、でもトンデモ「コルト」のお陰?で貴重な体験出来たので善しとします。
再度CDセット。【DIVING THE SKY】を聴きながら再び中種子町方向へ。
えー、今日はここまで。
再び肩が痛くなってきました(涙)
細切れで申し訳ありませんが、続きはまた明日。
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