アフリカサッカー情報局

アフリカ各国のあらゆるサッカー情報について集めているブログです。

ガンビアのサッカー事情

2005年12月24日 | アフリカ各国のサッカー事情
ガンビアのサッカー事情
ガンビアでもサッカーは最も人気のあるスポーツで長年親しまれている。

★国内リーグ
ガンビア1部リーグは10チーム構成 2部も10チームで構成される
アマチュアリーグである。1部リーグは毎年12月に開幕して翌年の6月ま
で行われる。下位2チームが2部リーグへ降格するシステムである。
2005シーズンはWallidan FCというクラブが優勝した。

ガンビア1部リーグの結果、順位表
http://www.rsssf.com/tablesg/gamb05.html

★ガンビアリーグの観客数;
1000人以下。 ガンビアリーグは世界でも最も観客が少ないリーグの一つで
50人以下の試合も珍しくないらしい。
2年前からサッカー協会は観客増を狙って試合観戦料を無料にした。
2003/04シーズンから1部に昇格したTalinding Unitedはとにかく貧乏で
協会幹部からボールやシャツを支給された。

★リーグの外国人選手;
外国人の多くはシエラレオネ、セネガル、ナイジェリアから来ている。

★選手の待遇;
選手のサラリーはクラブによって異なるが全般に非常に安い。
外国人選手も待遇はセミプロ。

★外国人コーチ;
今現在のガンビアリーグには外国人コーチはいない。1部リーグの監督は
全てガンビア人である。

★ガンビアの人気クラブ;
人気、実績を最も挙げているのはWallidanで過去18回のリーグ優勝を誇る。
Wallidanは過去CAFチャンピオンズカップでベスト8に入ったこともある。
それに続くのがReal de Banjul FCで過去7回リーグ優勝を果たしている。

★海外でプレーするガンビア人;
Goal keepers:
Ba Demba Touray of Assyriska FC
Musa Bajaha of Enkoping FC, both of Sweden.

Goal-getters:
Aziz Corr-Nyang of Djurgardens,
Arthur Gomez of Royal Antwerp, Belgium,
Ebou Sillah of RVC Roosendal, Holland,
Latif Janneh of Belgium
Edrissa Sonko of Roda JC of Holland.

Defenders:
Kemo Ceesay of Tossneck FC
Abou Njie of Berlin FC, both of Germany.

Midfielders:
Jatto Ceesay of Willem II, Holland,
Seyfo Solley of Genk FC, Belgium,
Momar Njie of SV Horn, Austria,
Mustapha Sarr of Stado de Tunis, Tunisia
Abdouraham Conateh of Jean d'Arc, Senegal.
その他セネガルでプレーする選手が複数いる。

★サッカーのTV放送;
ガンビアリーグのテレビ放送はない。ガンビア代表のテレビ放送は普通に
地上波で見られる。その他UEFAチャンピオンズリーグもTVで見られる。
他のアフリカのリーグのTV放送は無い。

★サッカー人気の中身
ガンビア人は他の多くの国のサッカーファンと同様欧州のサッカーを熱心に
フォローしている。人気も欧州サッカー>>>国内リーグ
かつて英国の植民地だった関係もありイングランドプレミアリーグが最も
人気が高い。

★代表チーム;
世界ランク;164位(2005年12月日現在)
代表監督;NDONG Sang(ガンビア人)

★現在最高の選手;
Ebou Ebrima Sillahが現在最高の選手。彼は現在ロシアプレミアリーグ
のRubin Kazanでプレーしている。
以前はオランダのウィレムⅡでプレーしていたJatto Ceesayが最高の選手だった。
彼はUEFAチャンピオンズリーグで得点を決めたこともある。

★史上最高の選手;
Biri Biriがガンビア至上最高の選手で、多くの欧州の1部リーグでプレーした。
スペインのセビージャに居たときも人気が高かった。マラドーナが来たとき
「彼は誰だ?」と関心を示し、ぜひ会いたいと希望したらしい。
Biri Biri はガンビアサッカー史でも卓越したフットボーラーだった。

★育成;
以前はサッカー選手の多くは高校のサッカー部出身だった。
最近は国内にサッカーアカデミーができてかなりの数の選手がアカデミー出身である。
現在ガンビアには6つのアカデミーがあり、最も成功しているのは最近まで
代表監督を務めていたSang Ndong氏の設立したアカデミーである。
2003年の11月にはCherno Sambaアカデミーが新たに設立された。
Cherno Sambaと言う名前はガンビア出身で現在イングランド1部のミルウォール
でプレーするCherno Sambaにちなんで付けられた。Cherno Sambaはイングランド
U-15代表とU-18代表に選ばれた18歳の期待の選手。

★ガンビアサッカーの特徴;
フィジカルを生かしたプレーが多く技術も高い。

★ライバル国;
最大のライバル国は隣のセネガル。試合結果によってはスタジアムで
暴動も起こることがある。

★ガンビアサッカー最高のとき;
2005年のU-17アフリカ選手権で優勝、U-17世界選手権でブラジルを破り
グループリーグ2勝したこと。

ザンビアのサッカー事情

2005年12月24日 | アフリカ各国のサッカー事情
ザンビアのサッカー事情
◆ザンビアリーグ
ザンビア1部リーグは16チームで構成
リーグのシーズンは4月から11月までで今年ははZanacoFCが優勝した。
このチームは銀行がスポンサーになっている。昨年のチャンピオンはRed Arrows
毎年下位4チームが2部に降格する。
全てセミプロのチームで一部の選手は他に仕事をしている。それ以外の多くの選手はクラブから貰う安い給料で貧乏な暮らしをしている。
http://www.rsssf.com/tables/zamb02.html
◆外国人選手
ザンビアでプレーする外国人の多くは多くがコンゴDRから来た選手
彼らもセミプロで多くは他に仕事をしながらサッカーをしている。
ザンビアリーグは南アフリカや欧州にステップアップする第一歩と捉えられている。

◆人気クラブ
ザンビアで一番人気のあるクラブはKabwe Warriorsで首都ルサカのあるメインランド全域で支持されている。
Kitweを拠点とするNkanaFC、Power Dynamos も人気チーム。
その他Nchanga RangersとMufulira Wanderersもクラブのある地域以外からも支持されている。
◆観客数
大体1000人から5000人
大事なカードには数万集まることもある。
最近はリーグのレベル低下と経済状態の悪さで観客数は減少傾向
リーグの一番安い席は80セントでVIP席は12ドル
◆テレビのサッカー
 ザンビア人に一番人気のあるリーグはイングランドプレミアリーグ
マンチェスターユナイテッドが一番人気で、アーセナル、リバプールがそれに続く。
最近は欧州チャンピンズリーグが生放送されていて、レアルマドリッドとバイエルンミュンヘンも人気が高くなっている。
◆ザンビアのスーパースター
1964~1980 Godfrey "Ucar" Chitalu
ザンビア代表でも活躍したストライカーで1シーズンに200ゴールを記録したと言う伝説もあるが記録のあやふやさから正式な記録とは見なされていない。
引退後ザンビア代表監督になって代表チームを後一歩でW杯に導きそうになったが1993年のガボン沖の航空機事故で代表チームのメンバーとも死亡。

80年代~現在 カルシャブワルヤ(FW)
ソウル五輪のザンビア代表の活躍 イタリア代表を4-0で下した立役者
クラブレベルでもサークルブルージュ、PSVアイントホーフェンで活躍
2000年引退してメキシコでコーチをしていたが現在はザンビア代表監督
◆ザンビア代表
FIFAランキング58位(2005年12月現在)
代表監督;カルシャ・ブワルヤ

スーダンのサッカー事情

2005年12月24日 | アフリカ各国のサッカー事情
スーダンのサッカー事情
◆国内リーグ
スーダンリーグは12チームで構成されており毎年最下位1チームが2部へ無条件降格
11位と10位のクラブは2部の上位クラブと昇降格プレーオフへ臨む。
1964年から始まった全国リーグではAl Hilal (Omdurman)とAl Merreikh (Omdurman)
がほぼタイトルを独占
外国人選手の一部はプロで、Al Hilal とAl Merreikh のスーダン人選手はセミ
プロであるがそれ以外のプレーヤーはアマチュア
◆スタジアムと観客動員数
スーダン国内の主なスタジアムは、首都ハルトゥームのKhartoum Stadium、Al Merriekh Stadium, Al Hilal Stadiumの3つでそれぞれ3万人程度収容する。
地方のスタジアムはPort Sudan, Madani, Kassala, Alobeid にあり、1万から2万人の収容能力を持っている。
スーダンリーグの多くの試合は観客は5千人以下。人気クラブのAl Merriekh, Al Hilalが絡むと1万人を突破する。
またこの2チームが対戦する”スーダンダービー”ともいえる対戦では3万人が集まる。

◆人気クラブ
スーダンの2大人気クラブはAl MerriekhとAl Hilal。
それ以外にもAl Mourada, Merriekh Portsudan, Hilal Portsudan, Al Mirghani Kassala, Al Taka Kassalaなどは観客動員の多いクラブである。
◆スーダンリーグの外国人選手
現在、ナイジェリア出身の数名の選手がセミプロとしてプレーしてるが、Al Merriekh, Al Hilaのビッグクラブではプレーしていない。
過去、ブルンジ、エチオピア、モロッコ、エリトリア、及びリベリアなどから選手が来てプロフェッショナルとしてプレーしたが大成した選手はいない。
◆過去の名プレーヤー
Sabit Dudu (Goalkeeper - 1950、60年代).
Amin Zaki (Defender - 1950、60年代).
Jaksa (Forward - 1960年代)
Bushara (midfield - 1960、70年代)
◆注目のスーダン人選手
スーダンリーグ
Faisal Ajab (Al Merriekh), Ritchard Justin (Al Hilal), Ammar Abu Kadok (Al Mourada).
海外でプレーするスーダン人
現在2人しか海外でプロとしてプレーする選手はいない。
James JosephがUAE、Mohammed Moussaがモロッコのクラブでプレーする。

◆スーダン代表と主な選手
代表チームのFIFAランキングは92位(2005年12月現在)
代表監督;AHMED Mohamed(スーダン人)
代表チームの主な選手は、
Moez Mahgoub - Goalkeeper (Al Mourada)
Al Daw - right centre-defender(Al Merriekh)
Hassabu - Libero (Al Ahli)
Ritchard Justin - left centre-defender(Al Hilal)
Jabra - right midfield-winger(Al Merriekh)
Jundi - left midfield-winger(Al Merriekh)
Edward Jeldo - midfield defender(Al Hilal)
Haitham Mustafa - right midfielder(Al Hilal)
Faisal Ajab - left midfielder(Al Hilal)
Abu Kadok - forward(Al Mourada)
Motaz Kabir - forward(Al Hilal)
2004年のネーションズカップを目指して現在若返りを図っている途中である。

◆選手の育成
若い選手はクラブの下部組織と学校のサッカーチームでなされている。
ただしスーダンのユース組織はあまり整理されていない。
若い選手はスーダンの下部リーグでプレーを始めるケースが多い。

最躍進国はガーナ=FIFA

2005年12月24日 | ガーナ
■最躍進国はガーナ=FIFA

国際サッカー連盟(FIFA)は19日、今年一年で最も世界ランキングを躍進さ
せたベスト・ムーバー賞に、ガーナを選出した。昨年12月の77位から、この
日発表の最新ランクでは50位へ躍進。来年のワールドカップ(W杯)ドイツ大
会にも初出場を決めた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20051220-00000024-jij-spo.html

ガーナ代表、デサイーがサポート役を買って出る?=W杯

2005年12月24日 | ガーナ
■ガーナ代表、デサイーがサポート役を買って出る?=W杯

 ガーナ代表の2006年ワールドカップ・ドイツ大会出場決定に、元フランス代表のキャプテンでガーナの首都アクラ生まれのマルセル・デサイーが黙っているはずが無い。代表チームを支援したいかと問われた際にデサイーは、かなり乗り気な様子を見せた。

「監督にはなりたくありません。今の監督は非常に実力のある人ですからね。それでも、サッカー面以外でちょっと気になる事柄を処理して、監督の荷を間接的に軽くできたらいいな、と思います。実際、代表チームの周囲には大臣や仲介人、代理人らが詰めかけることになるので、選手たちが落ち着いていられるようにしてあげなければいけません」

 また、自身の今後についてデサイーは、フランスで再びプレーする可能性を断固として否定し、イタリアやイングランド、あるいはまた彼の知らない別の国で活躍したいと思っているようだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20051221-00000024-spnavi-spo.html

アフリカ選手権にエシアン、クフォーも参加

2005年12月24日 | W杯ドイツ大会&CANエジプト大会
■アフリカ選手権にエシアン、クフォーも参加

 1月にエジプトで開催されるアフリカ選手権に向けて準備を進めるガーナは、サミ・クフォーとマイケル・エシアンを代表チームに招集した。
 ガーナは2006年ワールドカップ・ドイツ大会でイタリアと同じグループに入っている。

 アフリカ選手権の準備として、ガーナ代表は12月27日からチュニジアで合宿を行う。大会の初戦は1月23日のナイジェリア戦。イタリアでプレーする選手としては、クフォーのほかにもクレモネーゼのDFジョン・メンサー、ウディネーゼのMFスレイ・ムンタリ、モデナのFWアサモアー・ギャンが招集されている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20051219-00000020-spnavi-spo.html

アフリカ選手権にエシアン、クフォーも参加

2005年12月24日 | ガーナ
■アフリカ選手権にエシアン、クフォーも参加

 1月にエジプトで開催されるアフリカ選手権に向けて準備を進めるガーナは、サミ・クフォーとマイケル・エシアンを代表チームに招集した。
 ガーナは2006年ワールドカップ・ドイツ大会でイタリアと同じグループに入っている。

 アフリカ選手権の準備として、ガーナ代表は12月27日からチュニジアで合宿を行う。大会の初戦は1月23日のナイジェリア戦。イタリアでプレーする選手としては、クフォーのほかにもクレモネーゼのDFジョン・メンサー、ウディネーゼのMFスレイ・ムンタリ、モデナのFWアサモアー・ギャンが招集されている。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20051219-00000020-spnavi-spo.html

■ルーカスラデベ、ナミビア訪問

2005年12月24日 | その他の南部アフリカ
■ルーカスラデベ、ナミビア訪問
元南アフリカ代表でリーズユナイテッドのキャプテンだったルーカスラデベがナミビアを2日間訪問しした。期間中はFNB Cupのゲストとして呼ばれたり、メディアコンフェレンスに顔を出したりコーチングクリニックにも参加した。10歳から15歳の若い選手たちに
「もしヨーロッパでプレーしたいなら規律が重要だ。」と語っていた。
「一生懸命勉強しないといけない。規律を身に付ければどんな夢もかなう」と語っていた。
http://allafrica.com/stories/200512220487.html

■ルーカスラデベ、ナミビア訪問

2005年12月24日 | 南アフリカ
■ルーカスラデベ、ナミビア訪問
元南アフリカ代表でリーズユナイテッドのキャプテンだったルーカスラデベがナミビアを2日間訪問しした。期間中はFNB Cupのゲストとして呼ばれたり、メディアコンフェレンスに顔を出したりコーチングクリニックにも参加した。10歳から15歳の若い選手たちに
「もしヨーロッパでプレーしたいなら規律が重要だ。」と語っていた。
「一生懸命勉強しないといけない。規律を身に付ければどんな夢もかなう」と語っていた。
http://allafrica.com/stories/200512220487.html

■Mouloudiaが監督解任

2005年12月24日 | アルジェリア
■Mouloudiaが監督解任
アルジェリア1部リーグのMouloudia d'Algerがフランス人監督のRobert Nouzaret氏とアシスタントコーチ2名を解任した。理由は成績不振。
Nouzaret監督は今年7月に1年契約で監督に就任した。アラブチャンピオンズリーグでエジプトのENNPIにホームで1-3で敗れた試合が最後となった。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/africa/4553148.stm