無名会から無明人へ

写真付きで興味をひかれたことなど語ってみたい。

昭和記念公園

2020-10-25 22:01:01 | 日記

2020年10月25日


                      (青空に映えるダリア)
友人(5歳年上)と立川にある昭和記念公園に行きました。
彼女は植物が好きで山を歩くことが大好きな先輩です。
しかもスキーは二十歳代からやっている方で
私みたいな中高年からのスキー好きとは格が違う方です。
21日はお天気が良くて歩くにはもってこいの日でした。
園内の地図を二人で顔を突き合わせてどうやって行こうかと
相談してると
私たちより10才位若い方だと思われる女性が
どこへ行かれるのですか?と聞いてきた。
どうも我々がおぼつかなさそうで、
捨て置けないという感じで声をかけられたみたい・・・。
結局、ジニアとダリアとコスモスを見ることを告げたら
そっちの方へ行きますからご一緒しましょうと言われ、
ついていくことにした。

(ジニア)

どうも彼女はそこのボランティアだと思われるのだが
植物の探索みたいにあっちの小道こっちの脇道を通って
植物を説明してくれるのである。
私たちもまんざら嫌いではないのでつい相槌を打って

植物の話で盛り上がり中々目的地にはつかない・・。
ナンバンギセル

彼女が案内してくれた場所に薄の寄生植物が咲いてました。
その他、あの木やこの草の名前などなど・・・
(紫苑)



友人は小休止をしたいのであるが、彼女がどんどん歩くので、
仕方なく
もうついていくだけの状態になった。
このままだとお昼も食べられないかも・・・と。
後でわかったのだが、彼女はお昼の休憩場所を一生懸命
探しながら
歩いていたらしい。
私たちが弁当持参と聞いてびっくりしていた・・。

「園内の感じが大体わかったので自分たちで歩いてみる」
という事でお礼を言いながらご案内をお断りした。
本当に熱心に案内をしてもらえた。感謝!


昼食を取り、銀杏を拾い、コスモスは見ないで帰ろうと
お喋りをし花を見て、ほっつきあるいた一日。

立川のデパートで食料を買って帰宅の途に着き19,000歩でした。
帰ったら足首の関節が痛くて翌日はびっこを引く有様!
太陽を浴びたせいか夜はよく眠れましたねぇ・・。

(パンパス)アルゼンチンかどっか南米に行ったようですね。

年上の彼女の目的はこの歩きは25日(日曜日)に
大菩薩嶺登山があって、
その前哨戦という意味がありました。
足を馴らしておかないとといってました。準備怠らない彼女です!
昭和記念公園は広いのでコロナウイルスも薄まっているであろうと
(もちろんマスクはつけましたが)私は散策に同意しましたが、
大菩薩峠の登山はバスで乗り合っていくところでもあるので
ちょっと怖くて参加できませんでした。コロナ感染に関しては用心する人と呑気な人との両極端に分かれると誰かが言ってました。
石橋をたたいて渡らない・・・("^ω^)私かも。
彼女は無事に今日大菩薩峠に登山できたようです。
ラインで写真が送られてきました・・。


我が住宅地の笹原に咲いてました。ナンバンギセル
マドロスパイプみたいですね

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国家の品格

2020-10-16 16:08:41 | 日記

2020年10月15日
庭の千草)

何年か前読もうと思っていた本があってこの夏コロナ禍で暇だったので、
ブックセンターに行ってみた。
まぁ皆さん、考えることは一緒だったみたいで
人がわんさといました。学生も多くいてマンガ本コーナーは満員!。
まったくの密集。こんなんで感染したら・・・|д゚)
探すのをやめて帰ってきました。
ところが涼しくなって、我が家の本棚やその辺にやたら摘んだりして
ある本の中に買おうと思っていた本がありました。
藤原正彦著「国家の品格」(新潮選書)以前かなり、話題になってましたね。
どうやら相方が昔に買って読んでいたようでした。
ダブって買わなくてよかった!
藤原正彦については新田次郎と藤原てい夫妻の子供で数学者とは
知っていたのですが鼎談(阿川佐和子、壇ふみとの)やら、
新聞の記事等で見て気にかかっていた人でした。
読んでみました。この本に関して言えば軽い語り口ですが
言っていることは結構硬派で、刺激的。
日本人の現在のありかたに問題提起という感がありました。

(愁明菊)

私が成人する頃に学校等で学んだ事は自由、平等、民主主義
の大切さでした。それが理想で世の中はそれが基調で回って
いかなくてはならないということだった。
社会思想で国民主権、ジョン・ロックやベンサムの功利主義
近代資本主義の祖のアダム・スミス は社会通念として
信じてきたのですが。それを突き詰めていくと・・・。

彼は言います。

◎重要なことは論理で説明できない。論理には出発点が必要。
 論理だけでは人間社会の問題解決は図れないし論理だけでは
 世界は破綻する。現在の世界の荒廃は西欧的な論理
 近代的合理精神の追及の結果だという。

もう皆様は既に読まれておられると思うのですが

今回私は「あぁそうだろうな」とうなずくことが多かったです。
はっきり
こうなんだと言われるとそれでもかなり動揺しましたが。

なるほど、主権在民とはいえこのごろ私は、衆愚政治には
困ったものだと
思っています。
(愚かな国民が多くなればなるほど国は恥ずかしい国になる民主主義!)
哲人政治がいいのではないかとさえ思ってしまう。
経済学者がノーベル賞はもらえるのは眉唾だなとか
(いろいろな説を打ち立ててもそれを裏切る経済現象が起きたり)
経済学って役に立つの?心の中では思っていたのですが・・・。
計算や理論で説明できても社会はそう動いていないようにみえるから。


この本で心に残ったことは
◎新渡戸稲造の武士道精神の提唱

 日本人はこれらを取り戻せと言っている。
 ●「敗者への共感」「劣者への同情」「弱者への愛情」
   を最高の美徳とする。
 ● 卑怯を憎む心
 ● 桜の花のような潔さ、美しさを感じる感受性を養う。
◎画一化されて進むグローバリズム・市場経済は人を幸福にしない。
◎美しい情緒の源である
日本人の自然との調和で世界に問いかける。
◎精神性を尊ぶ風土が大切。
◎何かにひざまずく心・敬虔なる心を持て。
◎日本の伝統を重んじ、それに自信を持て。

というようなことでした。

今は本が出た頃より時がたっています。世界がコロナ禍の真っ只中、
作者はこの現象をどう思っているのでしょう。
キリスト者の言う神の見えざる手の所為と言うでしょうか?

振り子が大きくマキシマムに達して、それがいま一気に下りて
反対側に振れようとしてるようなこの社会現象!
ブリューゲルのような画家だったら一枚の絵に
振り子にぶら下がり振り落とされまいとする奇怪な動物のような人間や、
獣や魚や怪獣みたいに右往左往する人間をカリカチュアライズ
して描くでしょうか・・。
ブリューゲルの描いたバベルの塔は今世紀のコロナ禍と
同じ物かもしれない。人々が疎遠になるというか・・・。


 

 

コメント (2)
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ほととぎす

2020-10-12 21:56:26 | 日記

2020年10月12日

今日は予報にたがうお日様が出て儲けた日和でした。
でも定まらずさわやかな秋空は中々こないですね~。
我が家の庭も秋の花が咲きだしました。
ホトトギス。勢力を伸ばして増えてます。
はびこるので秋の終わりには結構間引きます。
それでも交配して変わり種が出てきて面白い。
花びらの紫色の斑点が鳥の杜鵑(ほととぎす)の胸の模様と
似ているためにつけられたとか。

鳥のほととぎすは鳴き声がトッキョキョカキョクと
早口言葉の練習のような啼き方をするのでお馴染みですよね。
和歌や俳句では夏の季語ですが・・・。
植物のほととぎすは季語は秋です。
(連句の時、勘違いをした失敗がありまして・・。)
花色は白一色もあります。園芸種ですね。
↓これは杜鵑の胸に似てないですねぇ。
でもホトトギスです


ж   ж   ж   ж   ж   ж   ж   ж   ж

ナナホシテントウムシを見つけました!
菊の莟に来るアブラムシを食べに来たみたいです。

蟻としのぎを削ってます。
テントウムシ、がんばれ!ナナホシテントウは益虫です!
アブラムシをたべるのです。



秋になると蜘蛛も巣を活発に広げて虫取りに余念がないが・・。
黄色と黒の縞のジョロウグモのことが多い。他の種類もいるが。
庭を歩いていて知らずに蜘蛛の糸が顔に引っかかると、
キャッこんなところに巣を作ってと通り道だけは確保しようと
その網ネットを一部取除くのだが、できるだけそのままにして
おくようにしてる。
しかし、よそのお宅で通りがかりに見るお庭に蜘蛛の巣が
多くかかっているのを見ると
「あぁ手入れができないお宅なんだわ」

と思ってしまう私がいる。翻って、そうなんですよね、
我が家のも、よそ様には手入れが行き届かない庭だなと
思われてるんだなと反省する・・・。
そう思われないように見栄を張って、蜘蛛の巣を取っ払う?
う~ん
難題です!。あいつ(蜘蛛)も頑張ってるしなぁ・・・。

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大栗川 

2020-10-03 16:24:22 | 日記

2020年10月3日
くしゃみは何度も出て喉もカサカサして声も枯れ気味で
アレルギー物質は空中に浮遊してるのは確かです。
でも爽涼の季節ではあります。
夏には暑すぎて散歩を控えていましたが、
やっと外を歩けるようになりましたね。
大栗川沿いを散歩しました。往復およそ5,000歩です。


8月の暑いさなかには川で狩猟していた鳥たちも暑さのせいか姿は
見せてなかったのですが、秋になってみんな餌を求めて集まってます。
←川鵜

この川鵜たちは3羽いて1羽は少し小さいので子供かと思う。
水中に潜ると目にもとまらぬ速さで魚をおっかっけまくって魚を捉えてる。
一旦潜ると水面を追うのが難しいくらい魚を追って縦横無尽というか
あそこで潜ったのにこっちの方でポカッと頭を出す!。
失敗することも多いみたいだが、パッと頭を出した時に嘴で小魚を
捕えていてバタバタするそれを一気に飲み込むのを見ると
思わず拍手してしまう¡。
それで余りに潜っていすぎると冷え切ってしまうのか濡れすぎるのか
小岩の上で羽を広げてパタパタと
水を切って干しているようだ。

結構長く干している。

                   

あおさぎも二匹見た。羽のもようが少々違う。


いつもはじーと動かないかのようだが今回はかなり動いてるのを見られた。
餌を狙う時の眼がすごい!魅力的だわ。

シラサギの歩く様子も面白い。頭を前後する!
いつもは一本足で立ってるみたいなのに・・・。



もちろん鴨たちも8羽ほどゆらゆらしながらエサ取りに
夢中でいましたね

 

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