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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。
扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記



井上さんのイラストの描き方だけをBGMなしに写すだけというDVDです...........

おいらは井上さんの漫画はほとんど網羅して読んでいます。
スラムダンク
バガボンド
リアル
ブザービーター
などが有名ですよね。

しかしバガボンドで絵の描き方が根本的に変わりました。
それが気になっていたのですが、このDVDを見て納得と共に感動しました。
彼は日本の書道で用いられる「筆」という手段で絵を描かれているのです。
これ以上書くとこれから見る人にはネタばれになってしまいますので細かなことは書かないようにしますが、それでも書きたいことがあります。
漫画家というのは下描きというのを何度も書き直すのがセオリーで普通です。
井上さんは大まかな「下描き」をしたら後は「本描き」に突入するというイラストレーターの境地に達している描き方をされていました。
本人が大まかなコマ割は頭の中で出来上がっていて後は絵を描くだけだとコメンタリーでもいわれていました。
でもインタビュアーというか対談相手にはもっと突っ込んだ質問をして貰いたかったな~と感じました。
少なくとも彼の描き方の経てきた過程をもっと掘り下げるべきでした。
このDVDというのは描いているところを見せることだけだったからです。

おいらはカイロプラクティックを生業としていますので身体のつくりというか、骨格や筋肉のこる部分は頭に入っています。
しかし余りこらない部分はこっている部分に比べると知識が不足しています。
これはやはり勉強不足が大きいですな、よって骨格の本や筋肉の本などを借りているのですが、あまり進んでいません。
でもこのDVDを見て改めて勉強しなければならないと思いました。
もっと真面目に研究しようと思います。

でもおいらが他のことに優先して行っているのは聖書全巻を読まなければならないということです。
他の本を読むのであれば聖書を読まなければならないと考えて、読みたいものでも読まないことも多く正直辛いのです。
まあ他の本も読むのは確かですけどね。
買ったりもしますし、読んだりもします。
昔よりは自重しているということですな。
本を読むというのはいろいろと時間が掛かりますよね。
これは単純に読むだけではなくて読んだ後にもいろいろと考えさせられる事を考えると迂闊には読めないような気がするんです。
漫画本の場合は内容が軽い場合が多いので気持ちの切り替えというのは直ぐに出来ます。
またライトノベルなどの小説なども直ぐに切り替えれます。
しかし社会派の内容やノンフィクションのものなどは考えさせられたり、もし自分が同じ状況に置かれたらどのように行動するのかを考えたり、心の深い部分まで使って黙想します。
よって内容の濃いものを読むということは読む以上のことが関係しており、時間的にも精神的活動にも多少なりとも影響を加えれるような気がするのです。

少し趣旨がずれたので話を戻しますが、おいらが求めていたことのきっかけを少し与えてくれるDVDだったので

「良いDVDです。」

とコメントしておきます。
このDVDは海外の人が彼の描き方を尋ねるMAILが多数彼の元に届くことが多いので企画しようと考えたとも言っていました。
しかし井上さんの描き方の良さを最も理解できるのは

「日本人に他ならない」

と断言できます。
おいらはカリグラフィーや書道にも興味がありますし、その流れで水墨画にも興味がありました。
よって彼の描き方には魅力を感じました。

漫画を描くことに興味がない人でも

どのような過程でイラストというのは出来上がっていくのか?

ということに興味があるはずです。
特に井上さんのようにクオリティの高いイラストを排出している方の描き方というのは面白く感じるはずです。
さらに筆で描かれていることを知ると驚かれることでしょう。

でも漫画というのは濃淡がはっきりしていないと印刷段階で表現できないはずです。
インタビュアーの人は墨を用いていると勘違いしていましたが、「インクを用いている」と本人は言っていました。
「インク OR 墨」どちらを使っているのかについては、まだ3回ぐらいしか見ていないので間違っているかもしれません、
しかし水墨画で濃淡を豊かに描けるようになるともっと彼の描き方は表現豊かになるのでしょうね。
おいらはまだ彼の画集を手に入れていないのですが、彼のホームページで画集を作られた理由を見てみると欲しいと思うようになりました。

金銭的に余裕が出来たら「墨」、「WATER」とも買おうと思います。
他に欲しいと思っているが集は小畑健さんの画集です。

このDVDについてはもっとネタばれ的な事を書きたいのですが、これ以上書くと見ると楽しみが半減するので止めておきます。(泣)

イメージは沢庵宗彭(たくあんそうほう)さんです。
井上さんのイラストには全く及びませんがおいらも少しでも高みを目指して描いていきたいと思っています。

にほんブログ村 イラストブログへ

井上雄彦さんのHPを下に紹介しておきます。

INOUE TAKEHIKO ON THE WEB

井上雄彦 バガボンド画集の作られた経緯のWEBページ



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