1970年の大阪万博(勿論これには行ってません)から35年ぶり。
万博とはどんなものなのか、興味があったので行くことにしました。
本当は新幹線で行きたかったのですが、どれも1週間前で締切られていたので、
直前まで申込OKのクラブツーリズムのバスツアーで行きました。
3連休のこの時期、2回の入場券、大浴場のあるビジネスホテル(朝食付き)で、
2万5千円でした。
駐車場はゲートまで歩いて約15分のところにあります。
暑い中、これだけでもう嫌になってきました。
ちなみに、会場近くで駐停車すると、係の人にめちゃめちゃ怒られます。
ゲートでは、空港のようなセキュリティーチェックがあり、
持ち込みに次のような制限があります。
・飲み物:ペットボトルとカンはNG。紙パック、水筒はOK。
・食べ物:菓子パンOK、調理パンはNG。手作り弁当はOK。
・カッターやナイフはNG。
入場すれば、自動販売機(冷えるのに追いつかない)と
レストランや出店(いずれも並ぶけど)があります。
会場では日陰が少ないので、UV対策、熱中症予防の水分補給が重要です。
入場前に<リニモ>(リニアモーターカー)に乗りました。
お台場にいく「ゆりかもめ」みたいでした。
会場に戻り、いざ会場の中へ。
15時半頃でしたが、帰る人もあってか空いてきた感じでした。
会場で人気があるのは、企業がやってるパビリオンで
特に「日立」「トヨタ」は人気が高く、3時間並ぶのは当たり前だそうです。
会場では、当日予約機がありますがあてにならず、整理券配布に並ぶか、
自由入場で並ぶことになります。
また、ネットで1ヶ月前までパビリオンを1カ所だけ予約できるのですが、
すでにどれもいっぱいです。
もちろん我々はここはパスし、もっと空いているパビリオンへ行きました。
マンモスの展示されている「グローバルハウス」の近くの道「水と緑のパビリオン」です。
グリーンの壁で挟まれた空間はなんて涼しいのでしょう。
地球温暖化をこれ以上進めないためにも、緑化は重要だと実感。
ちなみに、提供は大手ゼネコンと造園会社などでした。

左は、イメージキャラクターの森の妖精「キッコロとモリゾー」です。
すぐに入れそうといっても40分待ちの「JR東海超伝導リニア館」へ移動。
入場すると、シアターの入り口の前のスペースで、
鉄道やリニアモーターカーの歴史のモニターでお勉強しながら、
シアターの開場まで待ちます。
シアターが開場になると、メガネをかけて、リニアモーターカーが走行する3Dの画像を見ます。

最後は、リニアモーターカーの中に入ることもできて、おしまい。
私がお目当ての「大地の塔」へ。
この塔は、2月に結婚した親友とそのだんなさまが構造設計されました。
建物の表面には膜のように水が流れていて、涼しげできれい。
70分並んでやっと中へ入ると、天井が万華鏡になっているものでした。
みなさんが口をぽか~んと開けて見ているのが、ちょっとおかしかったかも。
万博が終わると取り壊しちゃうみたいだけど、もったいないですね。
塔を出ると、日が落ちていて、いい時間になっていました。
集合時間の21時までまだ時間があったので、
「こいの池」という鯉がいる池での夜のイベントを見ることにしました。
でも、これはかなりがっかりしました。
エアで風船のように膨らんだ大きなサルの顔は回転をし、口をパクパク動かして
しゃべるのですが、これがほんとうに気持ち悪いんです。
右側には、噴水のような扇型の水のスクリーンに小ザルが映し出され
周りには、地球をイメージしているのか丸い風船や、なぜか鯉やワニも出てきて、
これって一体なんなのさーーって感じです。

アメリカの現代舞台演出家
ロバート・ウィルソンの演出だそうですが、
こんなので日本人が喜ぶとでも思っているのでしょうか。
それに、こんなのでOKを出す主催者のセンスも疑います。
主催の担当の方は、もっといい舞台やパフォーマンスを見ないといけませんね。
我々は、この日一番のお怒りモードでした。
イベント中の退場はだめと言われていたけど、さっさと退場。
すると、我々に続いて我慢されていた方々がどんどん退場されました。
クーラーの効いたバスに戻り、ぎりぎりまで楽しんでいる皆さんを待ちました。
会場の近くには何もなく、近くても名古屋市のホテルまでは車で高速を使って
約30分くらいかかります。
宿泊したところは、ビジネスホテル・ルートインでした。
ホテルに着くと、すぐ目の前のラーメン屋「藤平(TOBE)」(大阪で有名なラーメン屋さんらしい)で
遅めの夕飯を済ませました。
チャーハンとトンコツラーメンは絶品!!
夫は特に気に入ったようで、ここのお店の冊子を持って帰ってました。
となりのコンビニで飲み物を買い込み、ホテルへ。
ラジウム鉱泉の大浴場があったのですが、
女性用には洗い場が2カランしかないというのであきらめ(夫は入ったけど)、
部屋のお風呂に入りました。
ホテルはシングルルームが90%ということで、参加者のほとんどはシングルのお部屋でした。
我々もそれぞれシングルのお部屋でさみしいと思っていたけど、
内線電話で話すのが独身気分で新鮮だったかも。
追記
会場のいたるところには、こんなものがありました。
「自動体外式除細動器」です。
心停止したときに、「バーン」と電気でショックを与えるヤツですね。