ぴんとぐらす

Jazz Rock Photo & Essay

上原ひろみザ・トリオ・プロジェクト@ブルーノート公演

2012年07月26日 17時51分09秒 | LIVE

7月24日、25日にブルーノートで行われたひろみトリオ・プロジェクトの公演に
行って来ました!
僕は22日 に行われたサイモン・フィリップスのドラムクリニックにも参加したので
1日置いて3回サイモンに会えた事になります
サイモンファンの僕としては夢の3日間でした
そしてトリオ自体はこれで4回目の参戦です

今回は9月に発売される新作MOVEからも何曲か披露されて
今まで観てきたトリオのライブに新たな彩りが加わった熱いライブになりました!
その披露された新曲の中で
ひろみさんが「世の中で一つだけ嫌いな音」
という目覚まし時計から始まる一日をイメージした曲
アルバムタイトルにもなっている曲moveが披露されましたが
これがピンクフロイドのMoneyやTimeのような展開の曲で
コレはひろみさんの曲の中でもかなりの名作になるのでは、、、、と思える曲なのです
又サイモンとアンソニーがステージからはけて
ひろみさんのソロも新たに加わってライブ全体の流れも
リーダーひろみの色が濃いステージになりました

僕はひろみトリオブロジェクトのステージは
曲順や選曲でステージ全体のイメージが大きく変わると思っています
実際去年観た国際フォーラムのステージは
Voiceから始まるものでしたがとてもストイックなイメージ
DVD、 LIVE IN MARCIACはDelusionから始まるのですがこちらは又違うんです
そして今回は両日ともVoiceからスタートしましたが
選曲が新曲を含む為またイメージが違いますし
ひろみさんがいつも言っているように
ライブで奏でる曲は
ゴールは同じでも通る道順がいつも違う
遠回りしてみたり、今まで行けなかった所まで冒険してみたり、、
それがバンドとして、一人の音楽家として、極める為に
挑戦しなければならない事だと
だから僕の様に連続で2ステージ観ても
物語を語る語り手3人がキャプションを其々に変えるので
無限のストーリーがそこに展開されて飽きる事はありませんし
それが毎回感動出来る要素なのです

今回、新しいアルバムを完成させた事によってその通り道が
更に増えこれから彼らの作り出す音楽のストーリーがとても楽しみになりました

彼らのライブは凄い!と言ってしまえばそれまでですが
一度ライブを見た事がある人ならそれは簡単すぎる表現という事が
分かると思います
では彼らのライブをなんと表現したらよいのか
それはいまの所 日本語には無いのかもしれませんね


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2 コメント

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Unknown (kk)
2012-07-30 16:08:04
こんにちは。
3日もサイモン・フィリップス見に行けたなんて羨ましいです!
ステージごとにイメージが違うなんてすごいですね。
サイモンも腕が鳴ることでしょうね^^

幸運にも私もブルーノートで見られましたが新曲よかったですね~~!!!
ライブの後、感動?感激?いえ、そんな言葉では足りないんです。本当に言葉がみつかりませんでした。


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kkさんへ (mukunohige)
2012-08-01 10:11:47
彼らのステージはいつも最高です!!
最近は人気があってブルーノートのような小さな小屋では中々観れなくなってしまいましたが今回はラッキーでしたね

サイモンはもうイタリアから始まったのTOTOのツアーでドラムを叩いていますね

世界を駆け巡る凄い仕事だな~ としみじみ思います
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