ぴんとぐらす

Jazz Rock Photo & Essay

アルバート・リー Albert Lee コットンクラブLIVE!

2013年01月15日 20時20分38秒 | LIVE
カントリーギターの名手アルバート・リーのLIVEに行って来ました!
2013年初LIVEです
実はこのLIVE一時は観るのを諦めていたのですが
ある事情で上京する事が出来たので
私用が済んだ後
ほぼ飛び込み状態でコットンクラブへ
11日9時からの2ndステージを観る事が出来ました
おまけにこのLIVEは今年の新成人はミュージックチャージ無料と言う
コットンクラグの粋なはからいで
娘を伴っての参戦となりました

アルバート・リーはイギリス人ですがアメリカンカントリーギターをポピュラーなスタイルで
世に広めた先駆者とされています
イギリス人がカントリーギター?と不思議に思うかもしれませんが
アメリカのブルースだって一番有名なギターリストはイギリス人のエリック・クラプトンなんですから
そう考えるとそれほどおかしな事ではないと思われます
アメリカのネイティブな音楽をイギリスのロックの支流にさらしてアレンジすると
ポピュラーになるというか売れるというかそんな流れはあるのではないでしょうか?
さてアルバートさん
僕は遅ればせながらクラプトン主催のクロスロードフェスティバルで知った分けでありまして
その時の異彩を放ったプレーが脳裏にこびりついてしまい何時か実際に観てみたいと思っていたわけです
今回そのプレーを目の前で観る事が出来て感激ひとしおという所ですが
そのプレースタイル、僕の見た範囲で少しだけお伝えしようと思います
ギターはMUSICMAN (ミュージックマン)のアルバート使用
ネックはローズネックでこの日はキャンディーレッドのボディー
これは多分だけどアルバートがローズ指板のネックをLIVEで使うのは珍しいんじゃないかと、、、
基本的にはピックを持って弾きますがピックを持っていない指もアルペジオ風に連動して動きます!
更に開放弦の音も取り入れる為濃厚な厚みのある音になり
ん?ギターリストは2人いるの?と思えるくらいです
バンジョー的なギタープレーとでも言えば良いのでしょうか
とにかくネックの上を指が駆け回ります
でもハードロックなどの早弾きスタイルとは全く違うんです
 
ピックアップセレクターはリアとフロントのリア寄りハープとフロント寄りハーフトーンを使用
単独のピックアップは使いませんでした
ストロークで弾くときはネックの付け根側で弾く時と
ブリッジエンド側で弾く時がありその微妙なニュアンスを使い分けているようでした
足元のエフェクターは一切無く唯一フェンダーアンプのリバーブ切り替えフッドペダルがありましが
それも使用する事はありませんでした
アンプから出るナチュラルリバーブの効いたクリーントーン一色ですが
音色を変えなくてもその表情は千変万化で
まさにスパーギターリストの名にふさわしい演奏です!
プレーされた曲想はハイテンポの曲想はらメローなものまで
カントリーと言えどもロックテイストが入っていてノリの良い心地よい曲ばかりです
それは体験しなければ分からないアルバートの世界だったのです
ちなみにギターを置いてキーボードをプレーした曲も2曲ありました
僕は最初から最後まで彼のギタープレーとボーカルに魅了され続けてしまいました


LIVEが終わった後サイン会があり娘と3人で写真も撮って頂きました
一言二言お話もしたりして素晴らしい体験が出来ました
娘も少しお話させて頂きましたがアルバートに「可愛い娘さんですね」と言ってもらって
親子共々舞い上がってしまいました
写真を撮るときもアルバートが自分の飲んでいたワインを写真に写らないように
テーブルの下に隠した事がなんとも優しい人柄を感じる事が出来て更に
ファンになってしまいました

このLIVE諦めなくて良かった~!としみじみ思う帰り道
満員の山の手線でサイン入りのポスターを必死に守る親子がいるのでありました

アルバート・リーLIVE映像! 今回のLIVEに近い雰囲気^^ ↓ ↓ ↓


ちなみにアルバートさん今年70歳になります!
カッコよすぎるよ~

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (東京ゴリラ)
2013-01-27 22:16:38
最高の思い出ですね。
そして娘さんの成人もおめでとうございます。
返信する
東京ごりらさんへ (mukunohige)
2013-01-27 23:12:53
ありがとうございます!!
このようなLIVEのクラブは二十歳以下は入場出来ないみたいです
今までは一人で観に行く事が多かったので
これからがまた楽しみです^^
返信する

コメントを投稿