Stewart Copeland のエブリ・ブレス・ユー・テイク の巻

いゃ～
スチュワートのドラムは凄いパワーだ!!!
未だ衰えない現役感
特に「アランド・ユア・フィンガー」などで
叩いていた小物打楽器はシンクロニシィティーツアーで叩いていたものより
ケールアップしてしていて「決め」のティパニーはカッコよかったな～

スリーピースバンドのドラマーだから手数が多いんだけど
その演奏方法が普通のドラマーとはちょっと違う
彼はスネアドラムをあまり叩かないドラマーで
その分シンバルやハイハットなどのシンバル系でリズムを刻む事が多い
まあレゲエのリズムの曲が多いからだといえばそれまでだけど
アノ演奏法は独特な彼のスタイルだ
それと彼のステックの持ち方(グリップ)はレギュラーグリップといって
ん～なんと言えばいいか・・そう!!分かりやすいのが鼓笛隊の小太鼓の人たちが
もつようなスタイルで持つのだ!

この持ち方はテクニック重視のジャズドラマーに多い
ロックのドラマーはパワーを重視してマッチドグリップの人が殆どだ
でもスチュワートはこのレギュラーグリップでとんでもないパワーで叩きまくる
そんな事をするとどういう事になるかというと手がすりむけてボロボロになってしまう
だから彼は手にグローブをはめて叩くのだ
(以前はバンソウコウやテーピングだったんだけとね)

そんな彼の凄カッコイイドラムが一曲だけなんだか変に聞こえる曲がある
それが「エブリ・ブレス・ユー・テイク」だ
この曲は最初から最後までまともなエイトビートで
スチュワートがこの曲を叩いているのを観ていると
なんだかちょっとぎこちなくて「変」なのだ
本人はどう思っているか分からないし会場もこの曲に感動している人が
殆どなのであまり声を大きくして言えないのだが
ポリスがシンクロニシティーのアルバムを出した後
スティングとスチュワートの意見が大きく食い違ったり
もめたりしたのはそんなところに原因があったのかも知れない
などと推測している私なのでありました

つづく

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