昔乙女たちの裁縫教室

TANAKA師匠の教室に通う昔乙女の 教室レポートと裁縫日記

9月20日 小さな鉄管でするする裏返し

2018-09-20 | 道具たちの話

巾着を作りながら考えました。
紐も手作りしよう!と。

四つ折りにして縫った紐は
口を絞るときの滑りがイマイチ

今回試した紐は、
バイアスの長いトンネルに
糸を通したものです。
ループにしてブラウスの
ボタン止めなどに使うあれを長くしたものです。

問題は、細長い紐を裏返す方法です。
引いたり伸ばしたり、
するする裏がえすのに
布の種類によってはずいぶん時間を要します。

で、使ったのがこれです。
径4mmの小さな鉄パイプ。



正解でした。
笑えるほどすっと作業がはかどります。
10分の1、いえ20分の1くらいの
時間で布のトンネルをひっくり返せます。


□の部分に単管が入っています


トンネルの入り口にパイプを置き
それから針を頭からくぐらせるだけです。
魔法にでもかかったように
布が滑っていくのです。

ヒントは布ぞうりの鼻緒造りでした。
ミシンで筒状に縫った後
ひっくり返すのに鉄パイプを使いますので
もしかすると、と考え
ホームセンターに行ったときに
大小いろんな種類を買っておいたのです。

もちろん、巾着紐だけでなく
いろいろと応用が利きます。
この紐に何本かの毛糸を通したら巾着紐です。



久々のグッドアイディア

お試しあれ。
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