
ライオンキング 東京公演3000回を観てきました。
しかも、今回は久しぶりの1階最前列センターブロックでの観劇。
さすがに、昨年の「日本通産5000回」に比べるとやや盛り上がりに欠ける感がありましたが、
ま、しょうがないかなぁ。
(でも、1つところで3000回達成も、かなりの偉業だと思うんですけどねぇ…)
この日のヤングキャストは、週明け発表通り順当に
笘篠和馬くん と 竹田理央ちゃんの2人。
和馬くんは前半やや調子悪そうだったけど、それでも現役最ベテランペアだけあって、
2人とも記念日にふさわしい、いいステージを見せてくれました。
★和馬シンバ
■大草原~プライドロック
「僕たちはどこへ行くの?」の第1声。
いきなりちょっと違和感が。
どうもマイクトラブルっぽいなぁと思ったんですが、
「いつ食べるの?」辺りでそれも解消されてました。
(気のせいじゃないと思うんですが。)
癒し声の和馬シンバ、「うわぁ~お!」が何とも耳に心地よいです。
■朝の報告
内海ムファサは余り腕を動かさない!
なので、シンバもまねしようがない…ということで、タイミングを逸した和馬シンバ、
ムファサが腰から腕組みに変えても気付かず、結局腰に手を当てたままでした。
内海さん、もう少しシンバを引き立てましょうよ(^^;
でもね、蝶々を目で追いかけ跳びかかる練習になるところは、すごく良かったんです。
ソロダンスは、やや動きが重そうでしたがそれでもバッチリ決まってV^^V
終わって、「さて今度は…」のときの目が獲物を狙っているようでこれまたgood!
■スカーの罠
「ねぇ、スカーおじさん」の「ねぇ」がまるで驚かすような感じで、
それに対しビックリした栗原スカーの動きが可笑しかったです。
「象の…何て言ったの?!」は、かなり期待感を持った言い方。
あと、スカーの膝に乗る直前、スカーの前で一旦止まってその場で1回ジャンプ!
なんか律儀だなぁと感じた瞬間です。
■狩り
和馬シンバは、ちょっとした表情を作るのが非常に上手いと思います。
「行ったら教えてあげるよ」とナラを小突いた後の表情なんか、好きなタイプですね。
あと、婚約のくだりで「僕が王様になったら一番最初に廃止だ」と言ったときの
いたずらっぽい目がまた観ていて思わずニヤッとしてしまいます
■早く王様になりたい
このナンバーはとにかく、和馬くんが癒し系と言われる本領発揮したような感じですね。
理央ナラのザズあしらいも堂に入ったもので、さすがは最ベテランペアと思いながら
観ていました。
■チャウダウン
チャウダウンのナンバー開始直後の威嚇ポーズ。
和馬シンバは、とにかくこれがメチャクチャかっこ良くて美しい!
さらに、「低脳だって?」に反応したエドをチラ見するときの和馬シンバの目線が
また男っぽくてカッコいいんです。
それこそ、さっきまで見せていた子どもらしさはどこへ行ったの?というくらい。
ムファサが助けにきて「父さん、僕は!」と訴えるところも感情がこもっていて、
この辺りは演技派ともいえますよね。
■星のしずく
「ずっと一緒だよね」がそれを信じて疑わない、子どものピュアな心を映しているようで、
なんかそれだけでグッときます。
最後、ムファサと並んで腰を落として手を開くポーズのところで、
何とも切なそうな表情をしていて、これまたビックリです。
■峡谷~ムファサの死
遠吠えの練習の前半(シェンジたちが出てくるまで)は、なんかサカリのついた猫みたいでした
でも、後半(シェンジたちが引っこんでから)はすごく力強くなっていて、
未熟(byスカー)ながらも、まさに遠吠えそのもの。
立ち上がったときには、すごく満足そうな表情でした。
ムファサの死はこんな感じ。
「父さん、ねえ起きて」
ややあきれた雰囲気で。こんなとこに寝てないで起きてよ、という感じ。
「父さん?」
ここで表情が一変。何か変だそ?という感じ。
「ねえ起きて!」
訴えるように。(いつまでも)ふざけてないで起きてよ、という感じ。
「お願いだから起きて!」
これはもう懇願以外の何者でもありません。
最初のあきれ気味の言い方がなんか新鮮でした。
■ハクナマタタ
和馬シンバ、さすが落ち込んでいる演技も上手いです。
「ぬるぬるするけど…いける!」の「ぬるぬる」の言い方が
本当にぬるぬるしているかのように聞こえました。
そして退場時には会場から拍手が! これも記念日ならではでしょうか。
★理央ナラ
さすがに、すばらしい安定度。
「サークル・オブ・ライフ」での小象の動きもまったく文句つけようないし、
狩りのダンス、せりふ回し、歌の1つ1つに至るまで、ほぼパーフェクトと言っていいくらい。
象の墓場でのけんかシーンもすごくきれいに決まっていたし、
スカーの王位継承宣言で、立ち上がりハイエナを払うところなんか、もう鳥肌もの。
間違いなく、現役ヤングナラ・トップクラスの実力者でしょう。
大人キャストでは、この日は何といっても熊本ナラでしょう。
「シャドウランド」は、本当にしびれました。
特に 最後の方の♪戻ってくるわ~帰ってくるわ~ からの畳み掛けるような熱唱!
まさに魂の叫びとでもいいましょうか。その瞬間、彼女はまさにナラそのものでした。
★特別カーテンコール★
あれを「特別カテコ」と呼んでいいのかどうか、
ちょっと疑問(それくらい内容はシンプルでした)も残りますが、
でも、普段とは違うことをしたのだから、やっぱり「特別カテコ」なんでしょう。
※すでに、四季のオフィシャルサイトにも様子がUPされています。
今回は対応が早いですねぇ。
内容ですが、いつもどおり通常カテコが進みます。
カテコの音楽が「サークル・オブ・ライフ」に変わると、
いつもの記念日なら幕は閉じたままで特別カテコの準備に入るんだけど、
この日はいつもどおり幕が上がりました。
え?何もなし?とちょっと思いつつ見守ることに。
音楽が終わって、もう一度幕が上がり、拍手に包まれるなか、
スカー役の栗原英雄さんが1歩前に。
(やっぱ、挨拶ぐらいあるよね、とホッとする自分
)
「1998年12月に開幕したライオンキング東京公演は、本日この公演を持ちまして
通産公演回数3000回を達成することができました。」
(大きな拍手!
)
「これも、この作品を愛し育んでいただいたお客様皆様のご支援の賜物と、
動物・植物・関係者一同、心より感謝申し上げます」
(また拍手
)
「また、日本演劇史上どの演目もなしえなかった10年というロングランも、
もう目の前まで来ております。
これからも、1回1回を大切に演じて行きたいと思います。
本日は誠にありがとうございました」
(もちろん拍手
)
挨拶の内容は、こんな感じでした。
このあと、「お前の中に生きている(リプライズ)」後半部分を合唱。
主だった出演者は通路に降りてきました。
このとき、てっきりそのまま下手通路に行くと思っていた響シンバ&和馬シンバが
ほぼ目の前に
おかげて響シンバの「♪王となる~」を誰よりも近い場所で拝聴することに。
よもや、Wシンバをこんな間近にお祝いできるとは思ってなかったので
個人的に超ラッキーなサプライズでした
合唱が終わって、出演者がステージに戻っても拍手は鳴り止まず、
それからも何回か幕が上がりました。
まず、出演者が手を振りながら
袖へはけるバージョンがあって、
それでも拍手は収まらず、次に幕があがると、
滝川響シンバ、和馬シンバ、熊本亜記ナラ、理央ナラの4ショット。
(なかなか、粋なことしてくれます。
)
本来、ここで他の出演者を呼び入れるはずだったと思われ、上手袖の方では
出て行こうか行くまいかとする出演者の姿が見え、ちょっとした笑いに包まれました。
もう一度幕があがり、またもWシンバ&Wナラの4ショット。
今度は、ちゃんとおいでおいでして出演者全員がステージに揃いました。
(この辺りで、1階席はほぼオールスタンディング!)
さらに拍手は止まず、最後はもう一度出演者が手を振りながら袖へはけるバージョンで終了。
出演者がいなくなって、聳え立つプライドロックだけの誰もいない舞台の光景が
見れたのも、ある意味貴重かも。
ということで、内容はシンプルながらサプライズもあって、
十分満足、楽しかった3000回記念公演でした。
メインキャスト(敬称略)
しかも、今回は久しぶりの1階最前列センターブロックでの観劇。
さすがに、昨年の「日本通産5000回」に比べるとやや盛り上がりに欠ける感がありましたが、
ま、しょうがないかなぁ。
(でも、1つところで3000回達成も、かなりの偉業だと思うんですけどねぇ…)
この日のヤングキャストは、週明け発表通り順当に
笘篠和馬くん と 竹田理央ちゃんの2人。
和馬くんは前半やや調子悪そうだったけど、それでも現役最ベテランペアだけあって、
2人とも記念日にふさわしい、いいステージを見せてくれました。
★和馬シンバ
■大草原~プライドロック
「僕たちはどこへ行くの?」の第1声。
いきなりちょっと違和感が。
どうもマイクトラブルっぽいなぁと思ったんですが、
「いつ食べるの?」辺りでそれも解消されてました。
(気のせいじゃないと思うんですが。)
癒し声の和馬シンバ、「うわぁ~お!」が何とも耳に心地よいです。
■朝の報告
内海ムファサは余り腕を動かさない!
なので、シンバもまねしようがない…ということで、タイミングを逸した和馬シンバ、
ムファサが腰から腕組みに変えても気付かず、結局腰に手を当てたままでした。
内海さん、もう少しシンバを引き立てましょうよ(^^;
でもね、蝶々を目で追いかけ跳びかかる練習になるところは、すごく良かったんです。
ソロダンスは、やや動きが重そうでしたがそれでもバッチリ決まってV^^V
終わって、「さて今度は…」のときの目が獲物を狙っているようでこれまたgood!
■スカーの罠
「ねぇ、スカーおじさん」の「ねぇ」がまるで驚かすような感じで、
それに対しビックリした栗原スカーの動きが可笑しかったです。
「象の…何て言ったの?!」は、かなり期待感を持った言い方。
あと、スカーの膝に乗る直前、スカーの前で一旦止まってその場で1回ジャンプ!
なんか律儀だなぁと感じた瞬間です。
■狩り
和馬シンバは、ちょっとした表情を作るのが非常に上手いと思います。
「行ったら教えてあげるよ」とナラを小突いた後の表情なんか、好きなタイプですね。
あと、婚約のくだりで「僕が王様になったら一番最初に廃止だ」と言ったときの
いたずらっぽい目がまた観ていて思わずニヤッとしてしまいます

■早く王様になりたい
このナンバーはとにかく、和馬くんが癒し系と言われる本領発揮したような感じですね。
理央ナラのザズあしらいも堂に入ったもので、さすがは最ベテランペアと思いながら
観ていました。
■チャウダウン
チャウダウンのナンバー開始直後の威嚇ポーズ。
和馬シンバは、とにかくこれがメチャクチャかっこ良くて美しい!

さらに、「低脳だって?」に反応したエドをチラ見するときの和馬シンバの目線が
また男っぽくてカッコいいんです。
それこそ、さっきまで見せていた子どもらしさはどこへ行ったの?というくらい。
ムファサが助けにきて「父さん、僕は!」と訴えるところも感情がこもっていて、
この辺りは演技派ともいえますよね。
■星のしずく
「ずっと一緒だよね」がそれを信じて疑わない、子どものピュアな心を映しているようで、
なんかそれだけでグッときます。
最後、ムファサと並んで腰を落として手を開くポーズのところで、
何とも切なそうな表情をしていて、これまたビックリです。
■峡谷~ムファサの死
遠吠えの練習の前半(シェンジたちが出てくるまで)は、なんかサカリのついた猫みたいでした

でも、後半(シェンジたちが引っこんでから)はすごく力強くなっていて、
未熟(byスカー)ながらも、まさに遠吠えそのもの。
立ち上がったときには、すごく満足そうな表情でした。
ムファサの死はこんな感じ。
「父さん、ねえ起きて」
ややあきれた雰囲気で。こんなとこに寝てないで起きてよ、という感じ。
「父さん?」
ここで表情が一変。何か変だそ?という感じ。
「ねえ起きて!」
訴えるように。(いつまでも)ふざけてないで起きてよ、という感じ。
「お願いだから起きて!」
これはもう懇願以外の何者でもありません。
最初のあきれ気味の言い方がなんか新鮮でした。
■ハクナマタタ
和馬シンバ、さすが落ち込んでいる演技も上手いです。
「ぬるぬるするけど…いける!」の「ぬるぬる」の言い方が
本当にぬるぬるしているかのように聞こえました。
そして退場時には会場から拍手が! これも記念日ならではでしょうか。
★理央ナラ
さすがに、すばらしい安定度。
「サークル・オブ・ライフ」での小象の動きもまったく文句つけようないし、
狩りのダンス、せりふ回し、歌の1つ1つに至るまで、ほぼパーフェクトと言っていいくらい。
象の墓場でのけんかシーンもすごくきれいに決まっていたし、
スカーの王位継承宣言で、立ち上がりハイエナを払うところなんか、もう鳥肌もの。
間違いなく、現役ヤングナラ・トップクラスの実力者でしょう。
大人キャストでは、この日は何といっても熊本ナラでしょう。
「シャドウランド」は、本当にしびれました。
特に 最後の方の♪戻ってくるわ~帰ってくるわ~ からの畳み掛けるような熱唱!
まさに魂の叫びとでもいいましょうか。その瞬間、彼女はまさにナラそのものでした。
★特別カーテンコール★
あれを「特別カテコ」と呼んでいいのかどうか、
ちょっと疑問(それくらい内容はシンプルでした)も残りますが、
でも、普段とは違うことをしたのだから、やっぱり「特別カテコ」なんでしょう。
※すでに、四季のオフィシャルサイトにも様子がUPされています。
今回は対応が早いですねぇ。
内容ですが、いつもどおり通常カテコが進みます。
カテコの音楽が「サークル・オブ・ライフ」に変わると、
いつもの記念日なら幕は閉じたままで特別カテコの準備に入るんだけど、
この日はいつもどおり幕が上がりました。
え?何もなし?とちょっと思いつつ見守ることに。
音楽が終わって、もう一度幕が上がり、拍手に包まれるなか、
スカー役の栗原英雄さんが1歩前に。
(やっぱ、挨拶ぐらいあるよね、とホッとする自分

「1998年12月に開幕したライオンキング東京公演は、本日この公演を持ちまして
通産公演回数3000回を達成することができました。」
(大きな拍手!

「これも、この作品を愛し育んでいただいたお客様皆様のご支援の賜物と、
動物・植物・関係者一同、心より感謝申し上げます」
(また拍手

「また、日本演劇史上どの演目もなしえなかった10年というロングランも、
もう目の前まで来ております。
これからも、1回1回を大切に演じて行きたいと思います。
本日は誠にありがとうございました」
(もちろん拍手


挨拶の内容は、こんな感じでした。
このあと、「お前の中に生きている(リプライズ)」後半部分を合唱。
主だった出演者は通路に降りてきました。
このとき、てっきりそのまま下手通路に行くと思っていた響シンバ&和馬シンバが
ほぼ目の前に

おかげて響シンバの「♪王となる~」を誰よりも近い場所で拝聴することに。
よもや、Wシンバをこんな間近にお祝いできるとは思ってなかったので
個人的に超ラッキーなサプライズでした

合唱が終わって、出演者がステージに戻っても拍手は鳴り止まず、
それからも何回か幕が上がりました。
まず、出演者が手を振りながら

それでも拍手は収まらず、次に幕があがると、
滝川響シンバ、和馬シンバ、熊本亜記ナラ、理央ナラの4ショット。
(なかなか、粋なことしてくれます。

本来、ここで他の出演者を呼び入れるはずだったと思われ、上手袖の方では
出て行こうか行くまいかとする出演者の姿が見え、ちょっとした笑いに包まれました。
もう一度幕があがり、またもWシンバ&Wナラの4ショット。
今度は、ちゃんとおいでおいでして出演者全員がステージに揃いました。
(この辺りで、1階席はほぼオールスタンディング!)
さらに拍手は止まず、最後はもう一度出演者が手を振りながら袖へはけるバージョンで終了。
出演者がいなくなって、聳え立つプライドロックだけの誰もいない舞台の光景が
見れたのも、ある意味貴重かも。
ということで、内容はシンプルながらサプライズもあって、
十分満足、楽しかった3000回記念公演でした。
メインキャスト(敬称略)
ラフィキ | 光川愛 | ムファサ | 内海雅智 |
ザズ | 井上隆司 | スカー | 栗原英雄 |
ヤングシンバ | 笘篠和馬 | ヤングナラ | 竹田理央 |
シェンジ | 松本昌子 | バンザイ | 大塚道人 |
エド | 小原哲夫 | ティモン | 羽根渕章洋 |
プンバァ | 荒木 勝 | シンバ | 瀧川 響 |
ナラ | 熊本亜記 | サラビ | 山崎 都 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます