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とるにたらないブログ。

10代からの社会学図鑑 その1

10代からの~シリーズですね。

出版はイギリスのようです。

気になったことをメモします。
" "内は引用です。

また、当方の理解力不足により、間違ったことを書くかもしれません。


●女性の国家元首について
"100年前には女性には選挙権もなければ、女性が意見を言うことさえはばかられていました。しかし、いまでは女性でもアメリカ合衆国の大統領に立候補できます。" p.16

イギリスではとっくに女性首相がいることから、今日では保守的なアメリカでもそうなっているという、主旨でしょうか。

●人種ってなに?。
"「人種」という用語には科学的根拠はありません。ほとんどの人間は遺伝的にはほぼ同じです。ごくわずかなちがいはあっても、特別な遺伝子グループとして分類するのは不可能です。"
p.24

白人社会では、わざわざこれを言わないといけないのか?。

それと「ほぼ同じ」という言い方は気になる。

"人種は社会的に構成された概念の一例です。もともとは存在していないのに、社会によって、あたかも、現実であるかのように扱われてきたのが人種という概念です。" p.24-25

それは、100m走でも?。
私は違いはあると思えてしまいます。

●親の世代より経済的に良くない世代
引用が長いので区切りながら引用します。

"イギリスのジャーナリスト、エド・ハウカーとシヴ・マリクの『見捨てられた世代』(2013)、アメリカの社会学者ジニファー・シルヴァの『足りない - 不確実性の時代の労働者階級の成人期』(2013)などでは、今日の若者には、前の世代ならば手に入れられた家を買うための雇用の安定と資金が足りていないことが指摘されています。"

"彼らは両親よりも生活水準が低い最初の世代かもしれません。"

"年をとったとき、彼らの生活には不平等と貧困がまとわりつく可能性があります。" p.31

雇用の不安定と低賃金な世代は、英、米でも発生していたことなのですね。

●結婚と離婚の件数
"2015年にはアメリカでは、220万件の結婚と80万件の離婚があった。" p.32

雑に考えると、1/3は離婚しているのでしょうか?。

米国は女性元首が現れなかったり意外と保守的かと思ったのですが、やはりそうでもないようですね。

それとも、在住資格目的の偽装結婚とかあるのでしょうか?。

●選挙による革命
これも長文なので区切って引用します。

"2016年に起きたイギリスのヨーロッパ連合(EU)からの脱退(Brexit)とアメリカ大統領選挙という2つの大きな事件は、階級問題がいまなお健在であることを示しました。"

"なぜなら、これらの事件はいずれも、政界のエリートが労働者階級を代表しておらず、労働者が選挙でその変革をしようとしたものだったからです。"
p.35

米のトランプ大統領勝利は、そういう支持による要素もあったわけですね。



コメント一覧

mtg7j5t
コメントありがとうございます。

日本は結構終わってるのでしょうかね。
kogetagaku
コンバンハー(´∀`∩

ん〜とですね。

アメリカは、コロナがきっかけで失業率は上がりましたが、賃金に関しては、物価にスライドして上がっていますよ。
諸外国のほとんどが大小差はありますが、物価上昇に合わせて賃金も上がっています。
多分、失業率という問題で、収入が親より少ないのかな…

唯一例外なのが日本です。
日本は、この20年、物価は上がっているのに、賃金が全く上がっていないのです。
もう何年かすると1人あたりのGDPも、インドネシアあたりと同じになって、先進国から落ちるという予測があるくらいです。

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