著者 アニッサ・カステル 文
モルガン・ナヴァロ 絵
伏見 操 訳
シリーズ 10代の哲学さんぽ
これも図書館から借りた物。
そしてこれも、10代の少年少女向けの本。
自由とはどういう状況のことか?。
自由を手に入れるにはどうすれば良いのか?。
ということが書かれているようです。
多分ですが。。。
私がこの本を読んで思ったのは、
自由であるためには、
自分の頭で考え、
物事に賢く対応しないといけない。
これを、継続してゆかないと、自由は失われる。
考えるのをやめて、人の言いなりになってしまったり、
間違った考え(石頭な考え)や、欲望や、取るに足らないことに、とらわれたり、
周囲の人や環境への間違った対応で、自分の行動に制限が出てしまったり、
ということが、起こりうるだろうと。
だから、絶えず自由であるように、
うまく対処し続けないといけないのだろうと。
わたしには出来ません。
というか、出来てなかった実績がある。
この本は、ここから先の人生が、少しでも自由になるための、参考になったかもしれません。
読んで良かったと思います。
あーそうだ、この本を読んで、一つ大事だと思ったことがあったんだ。
以下『 』内は引用。
『なにもしない時間をまったくもたない人間に、はたして精神の自由があるのだろうか?。』
『ふとたちどまり、自分の心に深く入っていくひとときのない人に、
ほんとうにきちんと自分の頭で考えることができるのだろうか?。』
本、インターネット、ラジオなど、すべてを閉じる時間が、必要なのかもしれないのかなあ。