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HUGっと!プリキュア 第27話感想

2018年08月17日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「オレが・・・、父さんか・・・。全力で守ってやるから・・・、安心しろ・・・。」(内富士先生)

 「HUGっと!プリキュア」第27話「先生のパパ修行! こんにちは、あかちゃん!」の感想です。

 なお、高校野球中継のために今話をまだ見ていない方々は、くれぐれも、ネタバレにご注意下さい。


~ オープニング前 ~

 ある日、ホームセンター・ハグマンにて何かを探す、はなの担任・内富士先生。そんな先生に、はなの父・森太郎が声をかけました。
 はなとルールーも、このホームセンターにいました。内富士先生は紙オムツを探しているようで、森太郎は上のフロアにある事を教えますが、直後、転んでしまいます。
 そして・・・、
「ごめんよ・・・。よしよし・・・。泣かない・・・。」
   
「先生。それ、肥料の袋です。」
    
 その後、赤ちゃんの泣き声が。森太郎は、ミルクが欲しいのだと教えると、両親は納得し、感謝します。
 内富士先生はそんな森太郎を見て・・・、
「私は、良い父親になれるでしょうか!?」
   



~ Aパート ~
 内富士先生には、もうすぐ子供ができるそうです。しかし、奥さんは、しっかりと母親になる心構えが感じられる一方、自分は父親として何をしたらいいか悩んでいます。
    
「どうしたら、あなたのような父親になれるのでしょうか!?」
   
「私は、別に・・・。」
「立派に野乃さんの父親をされているじゃないですか!」
   
「いやー、照れますなあ!」
「はなを立派と言っているのではないです。」
「めちょっく!」
   
 後半になっても、はなのボケっぷりは平常運転ですのう。この調子で、どんどんめちょくって、ギャグ感想を賑わせて下さい。(笑)


「父親になる覚悟を教えて下さい! 修行させて下さい! 何でもしますから!」
    
 森太郎は、内富士先生の真剣な眼差しを見て、明日開店前にここに来るよう言います。

 その翌日、はな達は、ハリーの家に集まっていました。今頃、先生は父親修行をしていると思われますが、何をしているのか?
「そりゃあ・・・、修行だから・・・、」
   
    
「父親になるぞ!」
    
「何でやねん!」
   
 マジか・・・。良い父親になるためには滝に打たれなきゃならんとは・・・。やっぱり、私は、プリキュアにハマる老けたお兄さんでい続けたいなあ。(本気にすんなや(笑))

「もっと実用的な事じゃない?」
「オムツの替え方とか、ミルクのあげ方とか?」
「ああ・・・。そっかそっか・・・。」
    
   
「滝から離れい!」
「先輩の中で修業とは、イコール滝行なのですね・・・。」
   
    

 えみるも、修行と聞いて滝行をイメージしそうな気がするけどな。プリキュアに感化されて、「キュアえみ~る」なんてやってたくらいだし。(笑)
 っていうか、今回、はなのボケっぷりがすごいなあ。1週休みとなった反動でしょうかね。後半に入っても、良いオチ要員になっていて何よりです。(笑)


 先生が1日中ハグマンにいるとなると、奥さんは1人で家にいる事になるため、手伝いをしようと、はなは考えています。さあやとほまれも同行する事に。
 えみるとルールーはビューティハリーを手伝う事になりました。
「分かりました。」
「ネズミにこき使われておくのです!」
   

「ネズミちゃうわ! ハリハム・ハリーさんや! なー、いつまでこのネタやらせんねん!」
    
 まさか後半に入ってもネズミ呼ばわりされるとは・・・。今後も隙を見て、ハリーをネズミ呼びしようかな。(笑)


 その頃、父親修行に来た内富士先生は、荷物運びをする事に。
    
 そんな中、チャラリートが。今日入荷の帽子が欲しいようですが、開店前ですので、当然まだありません。
 チャラリートはすぐにでも、それをかぶったイケてる動画をアップしたいようです。何でもすると言うと、森太郎は、運び込みを手伝ってほしいと言いました。

 少しして、はな、さあや、ほまれは、内富士先生の奥さん・ゆかの家に。
   
   

 一方、ハグマンでは・・・、
    
    
   
    
    
    
「見て、イケメンなお父さんよ。」
「な・・・、に・・・!?」
    
    
「プフッ。お前よりオレの方がモテるんだからな!」
    
「な・・・。フッ・・・。あらへんあらへん。オレの圧勝や。」
    
   
    
   
 せやな。確かに圧勝だと思う。はなのお父さんの方がな! 謙虚さが段違いですし。自分がイケメンだと張り合う姿は、どうも低次元に見えて仕方がないです。(笑)


 その頃・・・、
   
「ハリー、お昼買ってくるって言って、全然帰ってこないのです・・・。」
   

「道草の可能性、100%・・・。」
「お腹空いた・・・。」
   
 マジかよ。こんな可愛い子達をほったらかしにして、下らんイケメン対決してるとか、イケメンの風上にもおけねぇ・・・。やっぱり、ネズミ呼びにしよっかな、アイツ。(笑)


 気付けば、ハリーもハグマンの手伝いをしていました。
    
    
 そんな中、森太郎は店員に呼ばれて、はぐたんを内富士先生に預けました。
 先生は、はぐたんを抱っこすると、はぐたんは、先生の不安を感じてか、泣き出してしまいます。先生はチャラリートにはぐたんを押し付けると、はぐたんは泣き止みました。
「抱っこは腰で抱くと言います。」
「腰?」
「彼はダンスをやっているようですから、腰が安定していて、はぐたんも安心するんでしょう。」
   
   
    
    
   
   

 同じ頃、はな達は、ゆかの家事の手伝いをしていました。しかし、その途中・・・、
   

 一方、内富士先生は、はぐたんの抱っこの練習中。苦労しながらも、どうにか上手く抱っこする事ができました。
    
「笑った・・・。笑ってくれた・・・。」
   
「抱き締めて真っ直ぐ向き合ってあげる。まずは、そこからですよ。何をすればいいのか、全部赤ちゃんが教えてくれます。」
    
「先生、今日は何でもやったでしょ? 力仕事。掃除も。接客も。生まれてくる赤ちゃんのためにと。」
「それを教えるために、今日、私に色々仕事を・・・。」
   
   
「不安があってもいい。それは、赤ちゃんもお母さんも一緒です。みんなで始めるんです。」
「はい!」
    


 その直後、先生は、赤ちゃんが産まれそうだという連絡を受けます。
 ゆかは病院に。さあやが付き添います。
    
   
「辛いけど・・・、嬉しい・・・。赤ちゃんが頑張ってる・・・。私達に会いに来る・・・。」
   
   



~ Bパート ~
 少しして、ゆかとさあやは病院に到着。すぐに、出産の準備が行われました。
「先生・・・。赤ちゃん・・・。」
「大丈夫大丈夫。焦らずにいこう。」
    
「でも、こんなに苦しそうです・・・。」
「そうね、苦しいよ。でも、私も助産師さんも、一緒に戦うからね。」
   
    
「赤ちゃんも、ママに会うために頑張ってるよ!」
「はい・・・。」
   
    
   
 ちょうどその時、内富士先生がゆかの元に。さあやの代わりにゆかの手を繋いで、一緒に分娩室に。
 その後、はな達も病院に到着。

 そして・・・、
    
    
「どうしたのですか?」
「ゆかさん・・・、すごい力だった・・・。」
    

「相当辛いのですね・・・。」
「ううん。感じたのは辛さじゃなくて・・・、お母さんの・・・、強さ・・・。」
    
   

   
「ゆか! 赤ん坊はな、腰で抱くそうだ! あと、紙オムツも買って・・・。」
「いいから! 黙って・・・、手・・・、握ってて・・・。」
    
   
「は、はい・・・。」
    
    
    
    

 そして、赤ちゃんの産声が聞こえてきました。
   
    
「ありがとう・・・。」
    
   

「命が産まれるって、すごいでしょ?」
「はい!」
    

 とはいえ、先生には休む暇はありません。
「大変ですね。」
「大変だよ。でも、この仕事、最高だよ!」
    

「すごい・・・。じっと見ていると分かる・・・。ちゃんと息してる・・・。」
    
「オレが・・・、父さんか・・・。全力で守ってやるから・・・、安心しろ・・・。」
    

 ちょうどその頃、病院の外にいたドクター・トラウムは、近くにいる人からトゲパワワの気配を感じ、猛オシマイダーを発注。
   
 はな達はプリキュアに変身します。

「来たね、プリキュア。ああ、年甲斐もなく気持ちが高揚しているよ!」
   
「静かにして。」
    
「赤ちゃん達がいるの!」
「赤ちゃん達の人生は、始まったばっかりなの!」
『ジャマはさせません!』
    
「みんなも静かに!」
『はい・・・。』
    
 そんなこんなでバトル開始。
『ハァー!』
   
「静かに!」
『はい・・・。』
    
   
「ハハハー! その程度のキック・・・。」
「静かに!」
    
「調子狂っちゃうなあ、もう・・・。」
   
 ですよねー。まったく、「静かに」ばっか連呼されると、無性にカニクリームコロッケが食べたくなっちゃうぜ。(下らんシャレはやめれ(笑))

   
「オシマイダー!」
『静かに!』
   
「ちなみに、そのドリル、本当は回転するのね。でも、音が大きくなるから、今日は回転なし!」
   

 いいヤツだな、お前。ダイガンを5分足らずで処分したヤツとは到底思えねぇ。(笑)

 敵が本気を出せないのであれば、簡単に猛オシマイダーを追い詰めます。そして、ツインラブロックビートで猛オシマイダーを浄化しました。

 その後、撤退したドクター・トラウムに、ジェロスが声をかけました。
「ベイビーを気遣ってバトルとか、アンビリーバボー。」
「これでも・・・、親の気持ちが少しは分かるんだ・・・。」
    
    


 それからしばらくして・・・、
「先生、その腕どうしたの!?」
「いやー・・・、息子を抱っこしてたら、緊張してたのかな・・・。ガチガチになって戻らないんだよ・・・。」
   
    
「フレフレ! 赤ちゃん! フレフレ! お母さん! フレフレ! お父さん!」
   


 今回は、これで終了です。


次回:「あのコのハートをキャッチ♡ フレフレ! もぐもぐ!
 犬のもぐもぐが、タレント猫のりりーちゃんに恋をしたそうです。もぐもぐは、りりーちゃんが出演するCMのオーディションを受ける事に。
 オーディションに向けて、特訓をするもぐもぐ。皆に応援されて、もぐもぐは、やる気十分です。
 しかし、どうしてもカッコよく吠える事ができなくて・・・。果たして、オーディションに合格できるのか?


    今回のエンドカード
 お前らの低レベルな争いで締めかい! まあ、ギャグ感想の良いネタになりますので、これからもどんどんやってくれたまえ。(笑)


【まとめ】
 はなのクラスの担任の内富士先生は、もうすぐ生まれる子供のために立派な父親になれるかどうか不安を感じて、はなの父・森太郎の元でパパ修行をし、そんな中、新たな子供が誕生しました。

 さて、今作のテーマは「育児」。その育児の前段階には出産があり、今話は、その出産に立ち向かう両親にスポットが当てられました。
 Aパートは、父親がメインだったでしょう。子供を産むのは母親の役目であり、父親はただ見守るだけしかできません。
 それゆえ、どうすればいいのか不安を感じるのは、よくある話なのでしょう。オープニング前の内富士先生の慌てっぷりは異常な気がしなくもないですが、決して他人事ではないのかもしれませんね。

 内富士先生は、立派な父親になりたいと感じていましたが、そうなるためのマニュアルは存在しないのでしょう。
 森太郎が言っていた通り、抱き締めて真っ直ぐ向き合う事が大事なのでしょうね。奥さん、そして、これから生まれてくる子供と付き合い続けていくうちに、何をしたらいいか学んで、行動して、少しずつ頼られる存在になっていくのが、立派な父親への道なんでしょう。同じ境遇の父親とか近所の人々の存在も力になりそうですね。
 良き父親は1日にしてならず。また、自分だけの力ではなれないもの。「他人との繋がり」が、良い父親になるための秘訣と思われ、「プリキュア」らしくて面白いと思いますね。

 Bパートは、母親がメインに描かれていました。「母は強し」の一言に尽きるパートだったと思います。
 特に、出産のシーンは、引き込まれるものがありました。男性には無縁の激痛にこらえながらも新たな命を産もうと頑張る母親、そして、そのために惜しみなく心血を注ぐ助産師達の姿は、リアリティが高かったと感じています。
 分娩室は、まさしく戦場だったと思いますね。もし、私が父親だったら、あの場にいられなかったかも。奥さんの手を握る事も、出産に向き合う事もできず、外で奥さんを信じて待つだけしかできなかったと思いますね。

 また、内富士先生の奥さん・ゆかに長く付き添っていたさあやは、貴重な一日を体験した事でしょう。
 ゆかの手を握って感じた、母親としての強さは、さあやの母・れいらに対する尊敬度を上げたでしょう。自分を産んだ時にも苦しみにこらえながら必死に頑張り、その後も、自分を育てながらも女優業に力を入れたりと、れいらの偉大さをより感じたように思いますね。
 そして、新たな命を生み出す手助けが大変ながらも、やりがいのある事だと知った事も、本当になりたい自分を見出すきっかけになりそうな気がしますね。
 本当になりたい自分を見出すのは、40話を過ぎてからだと思いますが、それでも、今話の体験がどう繋がるかには注目したいもの。さあやが今後の話でどんな力強さを見せてくれるのか、期待したいですね。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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