にじよん あにめーしょん 第７話感想

　「にじよん あにめーしょん」第７話「ランジュとジョーカー」の感想です。


　ある日、ランジュが部室に入ると、同好会メンバー達がトランプで遊んでいました。
「へー・・・。」
「ランジュちゃんも一緒に遊ぼう！」
「やるわ！ もちろん、やる！」
　　　　
　皆と一緒にトランプで遊びたくて、うずうずしてるの、超可愛い！ ランジュって、ライブでは大人顔負けのパフォーマンスをするのに、誰かと一緒に何かを楽しむとなると、子供のようになっちゃうのが良いですよね。

　　　
「ランジュは、トランプが得意よ！」
　　　
「見なさい！ このカードさばき！」
『すごい！』
　　　
「じゃあ、次は何で遊ぼうか？ ランジュちゃんは好きなゲームある？」
「そうね・・・。ソリティアとか、ピラミッドとか、トランプタワーを作るとか！」
　　　
　　　　
　　　
「せっかくだから、みんなで遊べるやつにしない？」
　　　
「さあ！ ババ抜きで勝負よ！ 誰がジョーカーを持っているのかしら？」
　　　
「せつ菜？」
「どうでしょう？」
　　　
「果林？」
「どうかしら？」
　　　
「それじゃ、侑？」
「どうかな？」
　　　
「かすみが怪しいわね！」
「っていうか、持ってても言いませんよ！」
　　　
　まあ、言わずとも表情で分かっちゃうんじゃないかと。かすみって表情豊かでポーカーフェイスは無理そうですし。でも、可愛い上、子供っぽさ全開だから、わざとジョーカーを引いてあげたくなりますね。

「うーん・・・。」
　　　
　　　　
「キャハ！ ジョーカーよ！ ジョーカーを引いたわ！」
　　　
　　　
「さあ！ 奪ってみなさい！ できるものならね！」
「ランジュ先輩・・・。ババ抜きのルール、知ってます？」
　　　
　最後まで手元にあったら負けのジョーカーを引いて自分が持っている事を堂々と宣言するとは、大物なのかバカなのか、コレガワカラナイ(笑)。でも、めっちゃ可愛いとは思いますね。
　あ、ちなみに、歩夢がランジュに「分かってるね？」と言いながら圧かけてジョーカーを引かせた訳ではないですよ？ 念のため言っておきますが。(笑 ＆ 元ネタは「ラブライブシリーズババ抜き王」でググってみれば分かると思います)

　ゲームは進んでゆき、最後は、歩夢とランジュが残りました。
　　　　
　　　　
　えーと・・・。これ、なんていう海未ちゃん顔芸シリーズ？(笑) ジョーカーを引いてくれそうになった時に表情がキラキラしてるの、可愛過ぎやろ！

「やっぱり最後までジョーカーを持っていたのは、ランジュだったわね！」
「何で負けたのに勝ち誇ってるのさ？」
　　　
「それじゃ、次は何のゲームにしましょうか？」
「大富豪やりたい！」
「もう一度ババ抜きもやりたいです！」
　　　
「その前に、私達と入れ替え！」
「しおってぃーもね！」
　　　
　　　　
「やっぱり、特別なカードは、いつも独りぼっちなのね・・・。」
　　　　
　　　
「ランジュ・・・。」
　　　
「おっと！ こんな所に、もう１枚ジョーカーが！」
　　　
　　　　
　　　　
「ランジュちゃん！ カードが揃ったよ！」
　　　
　　　
「ついにランジュも、あがれたわ！」
　　　
　　　
「おめでとう、ランジュ！」
　　　


　第７話は、これで終わりです。
　ランジュの可愛さと、同好会メンバーの優しさに心温まる１話だったと感じています。わずか３分で、こんなに濃い内容の話を届けられるなんて、本当にすごいな、と思いますね。

　「スクスタ」をプレイした事がある方や、ニジガクアニメ２期を見た方ですと、ランジュは、豪快なパフォーマンスを披露するキャラで、金持ちとか、何でもできる天才といったイメージが強いでしょう。
　しかし、人付き合いは、ちょっと不器用。誰かと仲良くなろうとしても、他人の気持ちが分からなかったり、強引なところもあったりで、なかなか上手くいかず、結果、１人になる事が多いんですよね。
　だけど、同好会メンバーは、ランジュの不器用さや強引さとかも、しっかり受け入れて、良き友達と認めているのが、本当に良いですよね。最後の、ジョーカーをもう１枚用意して、ランジュを敗者にさせなかったのは、それを物語っていると感じました。ランジュは、素晴らしい子達に出会えて、本当に幸せだよ・・・。

　それゆえに、同好会メンバーとトランプをやりたくて、うずうずしてたのが本当に可愛かったですね。それほど、同好会メンバーの事が大好きなのが、うかがえます。
　あと、ババ抜きなのに、ジョーカーを引いて喜んだり、ジョーカーを引いてくれそうになった時に喜々としたり、最後までジョーカーを持っていたのに勝ち誇ってたりとかも可愛かったですね。ババ抜きのルールを知らないというのは、本当の事だったのかもしれませんね。
　まあ、考えてみれば、同好会に入る前は、誰かと一緒に遊ぶ事がそんなになかったのですし、ババ抜きで遊んだ事もあまりないのでしょう。となると、ジョーカーを最後まで持っていた者が勝ちだと思っててもしょうがないのかな、と思いますね。でも、勝ち負けに関係なく、同好会メンバーと一緒にワイワイ楽しめれば、それで幸せでしょう。
　「にじよん あにめーしょん」の残り話数は５話程度と少なくなりましたが、今後の話でも、ランジュが同好会メンバーと一緒に何かを楽しんでいる姿に癒されたいな、と楽しみにしています。



　今回の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。