今話の名セリフ:「大丈夫です! ボクを頼って下さい!」
「ひろがるスカイ!プリキュア」第19話「あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日・・・、
「なんて豪華な朝食なんですか!」
「あげはちゃんが作ったの?」
「そうだよ! 美味しいもの食べて、朝から気分アゲてこ!」
「エルちゃんのサンドイッチも可愛いね!」
「かーいーな!」
「それでは、みんなで・・・。」
『いただきます!』
「美味しい!」
「どれから食べようかな・・・。」
「少年って鳥だし、やっぱ野菜好きなの? 大盛りにしとくね!」
「ボク、野菜以外も食べますから!」
「オッケー! じゃあ、サンドイッチとフルーツもモリモリで!」
「だ、大丈夫です! 自分でやりますから!」
オープニング映像が一部変わりました。前話で、あげはがプリキュアになった事で、映像の所々で、あげはやキュアバタフライが追加されました。
もちろん、タイトルコールの画像も変わっています。
~ Aパート ~
少しして、ソラとましろは学校へ。あげはは、2人の弁当も作ってくれました。
それからしばらくして、ツバサはエルのお世話をし、あげはは掃除していました。掃除しているのは部屋だけでなく・・・、
「な、何してるんですか?」
「巣箱の掃除。」
「ボ、ボクが自分で・・・。」
「な、何ですか、これ!?」
「デコ巣箱! 可愛いでしょ?」
「可愛いは可愛いですけど、落ち着かないですよ・・・。」
「じゃあ、クッションだけでも。フワフワで気持ちいいよ!」
「まあ、これはいいですけど・・・。とにかく、自分の事は自分でやりますから!」
「オッケー!」
〈何だろう、この感じ・・・。誰かに似てるんだよな・・・。〉
少しして、あげは、ツバサ、エルは、外で一緒に遊びました。
その夜、エルを寝かしつけ、あげはは、ソラ、ましろと一緒にオシャレを楽しみました。
それからしばらくして・・・、
「あげはさん?」
「あら、このイラスト、保育園の?」
「そんなとこです。」
「こんな遅い時間まで・・・。」
夜が明けて・・・、
「あげはさん! あげはさん! 大丈夫ですか!?」
「ヤバっ! 寝ちゃってた!」
「なんだ、寝てただけか・・・。」
「まさか、ここでずっと?」
「え? えへ!」
「『えへ!』じゃないでしょ! もう、あげはさんは頑張り過ぎなんですよ!」
「いや、そんな事・・・。」
「あ、り、ま、す、よ、ね!?」
「ボク、見たんですから! 昨日の夜、あげはさんが、ここで何か描いてたの!」
「ボク達のために色々やってくれるのは分かります。でも、ソラさんやましろさんだって、こんな風に疲れてほしくないはずですよ・・・。」
「だね・・・。」
「自分の事は自分でできますし、むしろ、あげはさんが、ボク達をもっと頼ってくれていいんですよ!」
「そこまで言うなら、頼っちゃおうかな!」
「明日、空けといてね! じゃあ、ベッドで寝てきます!」
「い、いいですよ・・・。頼ってもらおうじゃないですか!」
その翌日・・・、
これは、ソラシド保育園の園児達が描いた壁画アート。この壁には何も描かれてない箇所があり、そこを、あげはとツバサで描こうというのが、あげはの頼みです。
~ Bパート ~
「保育園の先生が、実習の記念に描いてくれって、言ってくれたんだ! でも、引越しでバタバタして、時間がなくて・・・。」
「時間がないのに、ボク達のお世話もしてたんですか?」
「上手じゃん! 少年!」
「父さんが絵描きなので、これくらいは・・・。」
「そうなんだ! ねえ、スカイランドのご両親って、どんな人?」
「うーん・・・。2人とも、いつまで経っても、ボクを子供扱いですよ・・・。何かと構ってくるから、うっとうしくて・・・。」
「あげはさんの世話焼きな感じ、誰かに似てると思ったら、父さん母さんに似てるんだ!」
「あ、ごめんなさい! 失礼な事言って!」
「ううん! 全然!」
「っていうか、ツバサ君は今、家族と離れ離れじゃん? エルちゃんとソラちゃんもそうだし、ましろんも・・・。」
「だからかな? 色々、やってあげたくなっちゃうんだよね! みんながいっぱい頑張ってるの、知ってるし!」
「あげはさん・・・。」
「プ、プリンセス! 駄目ですよ! めっ!」
「いや、むしろ良くない? ほら、こうすれば、チューリップ! こっちはツバサ君! どう?」
「いいですね!」
「よーし、エルちゃん! もっと、おててペタペタしよ!」
「そうだ! ツバサ君も自由に描いてみてよ!」
「え? ボクがですか?」
「その方が、3人の合作って感じがするじゃん?」
「まあ、あげはさんが言うなら、いいですけど・・・。」
「完成! ありがとね、2人とも! おかげで、最高の壁画ができたよ!」
「でも、本当に良かったんですか? ボクとプリンセスが混ざっちゃって・・・。」
「だから、いいんじゃん! 相乗効果ってやつ? 私1人で描くより、もっとずっと楽しい絵になったよ!」
その直後、バッタモンダーが出現。ランボーグを生み出しました。
ツバサとあげははプリキュアに変身します。
バトルスタート。4人揃っていない状況でも、ランボーグ相手に優位に戦います。
しかし、途中、ミサイル攻撃が壁画に当たりそうになります。ですが、ここは、バタフライがバリアを張って守りました。
壁画がプリキュアにとって大事なものだと感じたバッタモンダーは、壁画を壊すよう、ランボーグに指示。
同じ頃、ソラとましろは、学校から帰っているところ。
途中、ツバサの鳥友達に会いました。何か困っている様子で、2人は、ツバサ達が危機的状況にあると察します。
ウィングとバタフライは、ランボーグの攻撃を捌いて、壁画を守りますが、ランボーグの全力に押されます。
「バタフライ!」
「任せて! 絶対に守ってみせる!」
「めー!」
「な、何だよ・・・。」
「プリンセス・・・。」
「そうだよね・・・。エルちゃんだって守りたいよね・・・。」
「正直、バリアは、これ以上持ちそうにない・・・。私が隙を作るから、何とか・・・。」
「大丈夫です! ボクを頼って下さい!」
「じゃあ、頼っちゃおうかな!」
「力比べの続きは、ボクが引き受ける!」
「ボク達と一緒に守りましょう! プリンセス!」
「泣くのは、もうお終い! ここからアゲてくよ! エルちゃん!」
「これって、ボク達も、スカイとプリズムみたいに・・・。」
「やっちゃおう!」
という事で、アップドラフト・シャイニングをやってみましたが、出たのは新しいアイテム。
これは一体どうやって使うのか?
使い方が分からない様子を見たバッタモンダーは、すかさずランボーグに攻撃を指示。ウィングが止めますが、止めるので精一杯です。
「よく分からないけど、何とかなる!」
「2つの色を1つに!」
「レッド!」
「ホワイト!」
「ちょっ、どうしたらいいんですか!? 何なんですか、これ!?」
「ミックチュパレット!」
「ああ、そういう名前・・・、じゃなくて!」
「そっか、ミックスパレットは、みんなをパワーアップできるんだよ!」
「そういう事なら!」
その後、ウィングは、ランボーグを放り投げてダメージを与えました。
直後、ランボーグは、パワーを強めて攻撃してきましたが、ウィングが押し返します。ランボーグをやっつけるチャンスができました。
「すべての色を1つに! ミックスパレット!」
「レッド!」
「イエロー!」
「ブルー!」
「ホワイト!」
「まぜまぜカラーチャージ!」
「プリキュア! タイタニックレインボー!」
「アターック!」
ランボーグを浄化し、キラキラエナジーも回収しました。
「やったね、ウィング!」
「やりましたけど、もっとカッコいい技が良かったです・・・。途中までは良い感じだったのに・・・。」
「いいじゃん! これが私達のスタイルって事で!」
少しして・・・、
「なるほど、そんな事が・・・。」
「今度からは、ツバサ君だけじゃなくて、私達にも頼ってね! あげはちゃん!」
「そうする! 正直、張り切り過ぎちゃったとこあるし・・・。」
「みんなで、私達の暮らしをアゲアゲにしていきましょう!」
「だね! みんなでアゲてこ!」
『アゲ!』
「あげ!」
「ア、アゲ・・・。」
そして、翌日、あげはが1人でやっていた朝食作りを、皆で協力して取り組みました。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「スマイルプリキュア!」の主人公プリキュア「キュアハッピー」が登場。
「今日は私! キュアハッピー! みんな笑顔で、ウルトラハッピー!」
よっしゃ! この子の口癖「ウルトラハッピー」キタ! 「スマイル」を見ていた当時は、この言葉を聞くたびに癒されましたね。良い思い出です。
次回:「ましろの夢 最初の一歩」
あげはのアルバイト先の先輩から「みんなの絵本コンテスト」への応募を勧められるましろ。
ソラ達の後押しも受けて、ましろは、絵本を作ってみる事に。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
という事で、今回は、11話と同じく、ツバサとあげはがメインの話。
ツバサは、あげはのマイペースに振り回されたり呆れる事はありながらも、11話よりもあげはの事を信用しており、あげはも「ツバサ君」と呼ぶ回数が増えていて、2人とも、お互いに対する信頼度がだいぶ上がったように感じますね。
そんな2人が、今回は合体技「タイタニックレインボー」を編み出しましたが、ええ、見事にズッコケましたよ。(笑)
ウィングが火の鳥になってランボーグに突撃するかと思いきや、巨大なプニバード形態になるとか、マジかい。まあ、考えてみれば、ただ敵に向かって突撃するのは、ひろがるウィングアタックと似てますから、芸はないかも。
プニバード形態になったら、そのまま急降下して、ランボーグをプレス。なかなかえげつない・・・。まあ、ハートキャッチオーケストラとか、スーパートロピカルパラダイスと比べれば、可愛いものですけどね。(笑)
これは、ツバサからすれば、もっとカッコいい技が良かったと思っちゃいますよね。あげはからもスタッフ様からもイジられるツバサ君はマジで泣いていい。(笑)
前話でプリキュアになったあげはは、ましろの家に住むようになり、朝食を作ったり、家の掃除をしたり、エルと一緒に遊んだりなど、ソラ達のために動き回りました。
あげはは、ましろの家に居候している身で、また、メインキャラの中では一番年上で、年齢の上では大人という立場。となれば、学校やプリキュアとかで頑張っている年下のソラ達を手助けしようと、色々と動き回るのは自然の流れなのかな、と思いますね。
ですが、夜中まで頑張り過ぎて、ダイニングで朝まで眠り込んでしまいました。
いくら頼れるお姉さんなところを見せていても、あげはだって人間。当然、疲れは感じますし、一睡もせずに何でもかんでもこなせるほど頑丈ではありません。誰かに頼った方が良い局面も多々あるでしょう。
だけど、あげはは、それをしっかり分かっていて、ちゃんと頼っていたのが良いですよね。変に意地を張らず、柔軟に物事に対応できるところが、あげはの良いところなのかな、と思いますね。
それゆえに、4人でランボーグと戦う事になった時は、自分がガツガツ前に出て戦うよりも、柔軟性の良さを活かして、周りへの指示出しが多くなるのかも? 次回以降のバトルシーンでは、注目していきたいところ。
一方、ツバサは、両親がいつまでも自分を子供扱いしたり、あげはが思った以上に世話を焼いてくるところが、うっとうしく感じていますが、年齢を考えれば、そう感じやすいのかな、と思いますね。
世間一般において12歳といえば、小学生から中学生に進級する時の年齢であり、進級したとなると、自分はすごく成長したとか、多くの事を1人でできるようになったなどと感じるようになるでしょう。となれば、他人が過保護に接してくる事がうざったく思うのも、まあ分からなくはないかな、と思いますね。
ただ、1人で何でもできるといえば、全然そんな事はないですし、それに、親にとっては、我が子がどれだけ成長しても、大人になっても、自分の子供が可愛く見えて、つい心配し過ぎちゃうものなんですよね。ツバサは迷惑に感じていますけど、あれだけ心配してくれてるのは、本当に幸せなもの。
まあ、それが本当に幸せな事だったと感じるのは、ある程度年齢を重ねてからでしょう。あと10年くらいですかね。今後のストーリーのどこかで、両親がいつまでも自分の事を大切に思ってくれている事を幸せだと感じるシーンがきたらいいな、と少しばかり楽しみにしています。
あと、そういえば、あげはの寝間着って、へそ出しコーデなんですね。
このあたりは、少しギャルっぽいあげはらしいな、と思うのですが、この家、男子が1人いるからな? それも、現在12歳の年頃の男の子が。
プリキュアでへそ出しな上、寝間着でもへそ出しとか、ツバサには刺激が強過ぎないですかね。まあ、あげはとしては、そんな自分を見たツバサがドギマギするのを楽しみたいのかもしれませんが。(笑)
あげはのあの格好に、ツバサがどう思っているのかは分かりませんが、1つ確かな事はあります。それは、来世はツバサ君になりたい気持ちがますます高まったという事。へそ出し寝間着のあげはを生でじっくり見てみたいし、寝るのを我慢して、ソラましと一緒にオシャレを楽しみたいわ、マジで・・・。(笑)
さて、次回は、ましろメイン回。
前のましろメイン回から1か月経たずに、もう次のましろメイン回が来るとか随分早いですね。ですが、ましろには色んな事に挑戦してドンドン自信をつけてほしいと思っている身としては、願ってもない事です。
タイトルを見た感じでは、次回の出来事が、ましろが将来やりたい事を見つける足掛かりになるのかも? 自己肯定力の向上や、新たな自分の魅力発見があると期待して、次回の視聴に臨みたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ひろがるスカイ!プリキュア」第19話「あげはとツバサ、カラフルにアゲてこ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日・・・、
「なんて豪華な朝食なんですか!」
「あげはちゃんが作ったの?」
「そうだよ! 美味しいもの食べて、朝から気分アゲてこ!」
「エルちゃんのサンドイッチも可愛いね!」
「かーいーな!」
「それでは、みんなで・・・。」
『いただきます!』
「美味しい!」
「どれから食べようかな・・・。」
「少年って鳥だし、やっぱ野菜好きなの? 大盛りにしとくね!」
「ボク、野菜以外も食べますから!」
「オッケー! じゃあ、サンドイッチとフルーツもモリモリで!」
「だ、大丈夫です! 自分でやりますから!」
オープニング映像が一部変わりました。前話で、あげはがプリキュアになった事で、映像の所々で、あげはやキュアバタフライが追加されました。
もちろん、タイトルコールの画像も変わっています。
~ Aパート ~
少しして、ソラとましろは学校へ。あげはは、2人の弁当も作ってくれました。
それからしばらくして、ツバサはエルのお世話をし、あげはは掃除していました。掃除しているのは部屋だけでなく・・・、
「な、何してるんですか?」
「巣箱の掃除。」
「ボ、ボクが自分で・・・。」
「な、何ですか、これ!?」
「デコ巣箱! 可愛いでしょ?」
「可愛いは可愛いですけど、落ち着かないですよ・・・。」
「じゃあ、クッションだけでも。フワフワで気持ちいいよ!」
「まあ、これはいいですけど・・・。とにかく、自分の事は自分でやりますから!」
「オッケー!」
〈何だろう、この感じ・・・。誰かに似てるんだよな・・・。〉
少しして、あげは、ツバサ、エルは、外で一緒に遊びました。
その夜、エルを寝かしつけ、あげはは、ソラ、ましろと一緒にオシャレを楽しみました。
それからしばらくして・・・、
「あげはさん?」
「あら、このイラスト、保育園の?」
「そんなとこです。」
「こんな遅い時間まで・・・。」
夜が明けて・・・、
「あげはさん! あげはさん! 大丈夫ですか!?」
「ヤバっ! 寝ちゃってた!」
「なんだ、寝てただけか・・・。」
「まさか、ここでずっと?」
「え? えへ!」
「『えへ!』じゃないでしょ! もう、あげはさんは頑張り過ぎなんですよ!」
「いや、そんな事・・・。」
「あ、り、ま、す、よ、ね!?」
「ボク、見たんですから! 昨日の夜、あげはさんが、ここで何か描いてたの!」
「ボク達のために色々やってくれるのは分かります。でも、ソラさんやましろさんだって、こんな風に疲れてほしくないはずですよ・・・。」
「だね・・・。」
「自分の事は自分でできますし、むしろ、あげはさんが、ボク達をもっと頼ってくれていいんですよ!」
「そこまで言うなら、頼っちゃおうかな!」
「明日、空けといてね! じゃあ、ベッドで寝てきます!」
「い、いいですよ・・・。頼ってもらおうじゃないですか!」
その翌日・・・、
これは、ソラシド保育園の園児達が描いた壁画アート。この壁には何も描かれてない箇所があり、そこを、あげはとツバサで描こうというのが、あげはの頼みです。
~ Bパート ~
「保育園の先生が、実習の記念に描いてくれって、言ってくれたんだ! でも、引越しでバタバタして、時間がなくて・・・。」
「時間がないのに、ボク達のお世話もしてたんですか?」
「上手じゃん! 少年!」
「父さんが絵描きなので、これくらいは・・・。」
「そうなんだ! ねえ、スカイランドのご両親って、どんな人?」
「うーん・・・。2人とも、いつまで経っても、ボクを子供扱いですよ・・・。何かと構ってくるから、うっとうしくて・・・。」
「あげはさんの世話焼きな感じ、誰かに似てると思ったら、父さん母さんに似てるんだ!」
「あ、ごめんなさい! 失礼な事言って!」
「ううん! 全然!」
「っていうか、ツバサ君は今、家族と離れ離れじゃん? エルちゃんとソラちゃんもそうだし、ましろんも・・・。」
「だからかな? 色々、やってあげたくなっちゃうんだよね! みんながいっぱい頑張ってるの、知ってるし!」
「あげはさん・・・。」
「プ、プリンセス! 駄目ですよ! めっ!」
「いや、むしろ良くない? ほら、こうすれば、チューリップ! こっちはツバサ君! どう?」
「いいですね!」
「よーし、エルちゃん! もっと、おててペタペタしよ!」
「そうだ! ツバサ君も自由に描いてみてよ!」
「え? ボクがですか?」
「その方が、3人の合作って感じがするじゃん?」
「まあ、あげはさんが言うなら、いいですけど・・・。」
「完成! ありがとね、2人とも! おかげで、最高の壁画ができたよ!」
「でも、本当に良かったんですか? ボクとプリンセスが混ざっちゃって・・・。」
「だから、いいんじゃん! 相乗効果ってやつ? 私1人で描くより、もっとずっと楽しい絵になったよ!」
その直後、バッタモンダーが出現。ランボーグを生み出しました。
ツバサとあげははプリキュアに変身します。
バトルスタート。4人揃っていない状況でも、ランボーグ相手に優位に戦います。
しかし、途中、ミサイル攻撃が壁画に当たりそうになります。ですが、ここは、バタフライがバリアを張って守りました。
壁画がプリキュアにとって大事なものだと感じたバッタモンダーは、壁画を壊すよう、ランボーグに指示。
同じ頃、ソラとましろは、学校から帰っているところ。
途中、ツバサの鳥友達に会いました。何か困っている様子で、2人は、ツバサ達が危機的状況にあると察します。
ウィングとバタフライは、ランボーグの攻撃を捌いて、壁画を守りますが、ランボーグの全力に押されます。
「バタフライ!」
「任せて! 絶対に守ってみせる!」
「めー!」
「な、何だよ・・・。」
「プリンセス・・・。」
「そうだよね・・・。エルちゃんだって守りたいよね・・・。」
「正直、バリアは、これ以上持ちそうにない・・・。私が隙を作るから、何とか・・・。」
「大丈夫です! ボクを頼って下さい!」
「じゃあ、頼っちゃおうかな!」
「力比べの続きは、ボクが引き受ける!」
「ボク達と一緒に守りましょう! プリンセス!」
「泣くのは、もうお終い! ここからアゲてくよ! エルちゃん!」
「これって、ボク達も、スカイとプリズムみたいに・・・。」
「やっちゃおう!」
という事で、アップドラフト・シャイニングをやってみましたが、出たのは新しいアイテム。
これは一体どうやって使うのか?
使い方が分からない様子を見たバッタモンダーは、すかさずランボーグに攻撃を指示。ウィングが止めますが、止めるので精一杯です。
「よく分からないけど、何とかなる!」
「2つの色を1つに!」
「レッド!」
「ホワイト!」
「ちょっ、どうしたらいいんですか!? 何なんですか、これ!?」
「ミックチュパレット!」
「ああ、そういう名前・・・、じゃなくて!」
「そっか、ミックスパレットは、みんなをパワーアップできるんだよ!」
「そういう事なら!」
その後、ウィングは、ランボーグを放り投げてダメージを与えました。
直後、ランボーグは、パワーを強めて攻撃してきましたが、ウィングが押し返します。ランボーグをやっつけるチャンスができました。
「すべての色を1つに! ミックスパレット!」
「レッド!」
「イエロー!」
「ブルー!」
「ホワイト!」
「まぜまぜカラーチャージ!」
「プリキュア! タイタニックレインボー!」
「アターック!」
ランボーグを浄化し、キラキラエナジーも回収しました。
「やったね、ウィング!」
「やりましたけど、もっとカッコいい技が良かったです・・・。途中までは良い感じだったのに・・・。」
「いいじゃん! これが私達のスタイルって事で!」
少しして・・・、
「なるほど、そんな事が・・・。」
「今度からは、ツバサ君だけじゃなくて、私達にも頼ってね! あげはちゃん!」
「そうする! 正直、張り切り過ぎちゃったとこあるし・・・。」
「みんなで、私達の暮らしをアゲアゲにしていきましょう!」
「だね! みんなでアゲてこ!」
『アゲ!』
「あげ!」
「ア、アゲ・・・。」
そして、翌日、あげはが1人でやっていた朝食作りを、皆で協力して取り組みました。
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「スマイルプリキュア!」の主人公プリキュア「キュアハッピー」が登場。
「今日は私! キュアハッピー! みんな笑顔で、ウルトラハッピー!」
よっしゃ! この子の口癖「ウルトラハッピー」キタ! 「スマイル」を見ていた当時は、この言葉を聞くたびに癒されましたね。良い思い出です。
次回:「ましろの夢 最初の一歩」
あげはのアルバイト先の先輩から「みんなの絵本コンテスト」への応募を勧められるましろ。
ソラ達の後押しも受けて、ましろは、絵本を作ってみる事に。
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
という事で、今回は、11話と同じく、ツバサとあげはがメインの話。
ツバサは、あげはのマイペースに振り回されたり呆れる事はありながらも、11話よりもあげはの事を信用しており、あげはも「ツバサ君」と呼ぶ回数が増えていて、2人とも、お互いに対する信頼度がだいぶ上がったように感じますね。
そんな2人が、今回は合体技「タイタニックレインボー」を編み出しましたが、ええ、見事にズッコケましたよ。(笑)
ウィングが火の鳥になってランボーグに突撃するかと思いきや、巨大なプニバード形態になるとか、マジかい。まあ、考えてみれば、ただ敵に向かって突撃するのは、ひろがるウィングアタックと似てますから、芸はないかも。
プニバード形態になったら、そのまま急降下して、ランボーグをプレス。なかなかえげつない・・・。まあ、ハートキャッチオーケストラとか、スーパートロピカルパラダイスと比べれば、可愛いものですけどね。(笑)
これは、ツバサからすれば、もっとカッコいい技が良かったと思っちゃいますよね。あげはからもスタッフ様からもイジられるツバサ君はマジで泣いていい。(笑)
前話でプリキュアになったあげはは、ましろの家に住むようになり、朝食を作ったり、家の掃除をしたり、エルと一緒に遊んだりなど、ソラ達のために動き回りました。
あげはは、ましろの家に居候している身で、また、メインキャラの中では一番年上で、年齢の上では大人という立場。となれば、学校やプリキュアとかで頑張っている年下のソラ達を手助けしようと、色々と動き回るのは自然の流れなのかな、と思いますね。
ですが、夜中まで頑張り過ぎて、ダイニングで朝まで眠り込んでしまいました。
いくら頼れるお姉さんなところを見せていても、あげはだって人間。当然、疲れは感じますし、一睡もせずに何でもかんでもこなせるほど頑丈ではありません。誰かに頼った方が良い局面も多々あるでしょう。
だけど、あげはは、それをしっかり分かっていて、ちゃんと頼っていたのが良いですよね。変に意地を張らず、柔軟に物事に対応できるところが、あげはの良いところなのかな、と思いますね。
それゆえに、4人でランボーグと戦う事になった時は、自分がガツガツ前に出て戦うよりも、柔軟性の良さを活かして、周りへの指示出しが多くなるのかも? 次回以降のバトルシーンでは、注目していきたいところ。
一方、ツバサは、両親がいつまでも自分を子供扱いしたり、あげはが思った以上に世話を焼いてくるところが、うっとうしく感じていますが、年齢を考えれば、そう感じやすいのかな、と思いますね。
世間一般において12歳といえば、小学生から中学生に進級する時の年齢であり、進級したとなると、自分はすごく成長したとか、多くの事を1人でできるようになったなどと感じるようになるでしょう。となれば、他人が過保護に接してくる事がうざったく思うのも、まあ分からなくはないかな、と思いますね。
ただ、1人で何でもできるといえば、全然そんな事はないですし、それに、親にとっては、我が子がどれだけ成長しても、大人になっても、自分の子供が可愛く見えて、つい心配し過ぎちゃうものなんですよね。ツバサは迷惑に感じていますけど、あれだけ心配してくれてるのは、本当に幸せなもの。
まあ、それが本当に幸せな事だったと感じるのは、ある程度年齢を重ねてからでしょう。あと10年くらいですかね。今後のストーリーのどこかで、両親がいつまでも自分の事を大切に思ってくれている事を幸せだと感じるシーンがきたらいいな、と少しばかり楽しみにしています。
あと、そういえば、あげはの寝間着って、へそ出しコーデなんですね。
このあたりは、少しギャルっぽいあげはらしいな、と思うのですが、この家、男子が1人いるからな? それも、現在12歳の年頃の男の子が。
プリキュアでへそ出しな上、寝間着でもへそ出しとか、ツバサには刺激が強過ぎないですかね。まあ、あげはとしては、そんな自分を見たツバサがドギマギするのを楽しみたいのかもしれませんが。(笑)
あげはのあの格好に、ツバサがどう思っているのかは分かりませんが、1つ確かな事はあります。それは、来世はツバサ君になりたい気持ちがますます高まったという事。へそ出し寝間着のあげはを生でじっくり見てみたいし、寝るのを我慢して、ソラましと一緒にオシャレを楽しみたいわ、マジで・・・。(笑)
さて、次回は、ましろメイン回。
前のましろメイン回から1か月経たずに、もう次のましろメイン回が来るとか随分早いですね。ですが、ましろには色んな事に挑戦してドンドン自信をつけてほしいと思っている身としては、願ってもない事です。
タイトルを見た感じでは、次回の出来事が、ましろが将来やりたい事を見つける足掛かりになるのかも? 自己肯定力の向上や、新たな自分の魅力発見があると期待して、次回の視聴に臨みたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。