
「おそ松さん」2期 第18話「イヤミはひとり風の中」の感想です。
久々の「おそ松さん」感想です。16話と17話につきましては、視聴はしましたが、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の総括記事を書くのに時間を取られ、感想を書く気力がありませんでした。期待された方がいたら、すいません。
簡単に述べると、こんな感じですかね。
16話 → お父さんがカオスな方向に行き過ぎて面白かった! そして、トト子がとことんジャイアニズムでワロタ。(笑)
17話 → 「UMA探検隊」でイヤミ達が死ななかっただと・・・!? 奇跡だ!(笑)
では、気を取り直して、今話の感想まいりましょう。


今話は、古き良き昭和の雰囲気漂うハラペコ町が舞台。裕福ではないものの、町は活気に溢れ、そこに住む人々は一生懸命に暮らしていました。




そんな中、イヤミは働きもせず、だらしない生活を送っていました。


また、この街には、チビ太という富豪もおり、町の人達に金持ち自慢していました。

が、イヤミは、チビ太が地面に落とした食べ物も平気で食べます。いつものイヤミで癒されますね。(笑)

ある日、イヤミは、お花売りの少女を目にしました。

しかし、女の子は、目が見えません。イヤミは、落ちた花を拾って、女の子に渡しました。

イヤミは、女の子の目が見えないのをいい事に、お釣りをもらおうとしたものの、まだ花が売れていない事情を知り、そのままお花を買いました。女の子から「いい人」と言われて有頂天になるイヤミ。

女の子に両親はいません。劇中内でも、女の子が花を売っている理由は明言されませんでしたが、上の画像だけでも、女の子の過去が何となく分かるでしょう。

イヤミと女の子が別れてすぐ、女の子は車にぶつかって、お花を落としてしまいました。
そこで・・・、
「もう拾わなくていいザンス! チミはミーと一緒に来るザンスよ! ミーも貧乏だけど、これからは、ミーがついてるザンス! 問題解決ザンス!」



女の子の名前は「菊」。デカパンによると、菊の目は治療すれば治るとの事です。
来日中のアメリカの名医に頼めば治せるそうですが、莫大な治療費がかかるようで・・・。
そこで・・・、

チビ太プロレスのレスラーに勝って、賞金100万円を手にしようと考えます。

体格的に敗色濃厚のイヤミ。しかし、菊は、イヤミを応援します。
「えー・・・。な、何だ、あの可愛い子ちゃんは!」

なんか、2期に入ってから、チビ太、女の子にだらしないチョロ太化してないかい?(笑)


試合は、全く歯が立たず、敗れようとしていました。

ですが、まだ諦めません。シェー固めで形成逆転。このまま賞金ゲットか!?



しかし、チビ太から辛子を投げ付けられダウン。惜しくも、イヤミは敗れてしまいました。


それでも、イヤミは、絶対に菊の目を治すと、一層決意を固めました。まあ、手を取る相手や抱き付く相手が違うのは、「おそ松」テイストという事で。(笑)


そして、イヤミは真面目に働くようになりました。

だけど、チビ太はそれが面白くなく、菊の目を治せるのは自分だと意気込みます。

そこで、チビ太は大金を用意し、話を持ちかけますが、菊は、イヤミが治してくれると信じ、断りました。
「君は、あの野郎の事を信じてんだ・・・?」
「うん。」


「邪魔して悪かったな。行くぞ、てめぇら。」
おお、さすがチビ太! こういう潔さがあるから、女の子にだらしなくても、さっきの辛子投げのような卑怯な事をやっても、許せちゃうんですよね。

それからも、イヤミは働きに働き続け、身体を壊しそうになりながらも、沢山のお金を手にしました。

しかし、まだまだ治療費は足りないようで。しかも、目を治せる医者は明日日本を発ってしまうとの事・・・。
イヤミはそれを聞いて・・・、
「お金を貸してちょ・・・。お金がいるザンス・・・。この通りザンス・・・。恵んでちょーよ・・・。」

「ミーが今までにやってきた事は謝るザンス! 悪かったザンス! だからお願いザンス! お金が、いるザンス!」

「ミーは・・・、お金が欲しいザンス!」

しかし、この町は貧しいものばかり。とても、お金を貸す余裕などありません。

だが、翌朝、6つ子が一芝居。今夜チビ太が100万円持ってこの町にやって来ると。強盗すれば、すぐに奪えそうだと。

という事で、強盗に走りました。ただ、めちゃくちゃビビってますが。

結局、やられたフリして、お金を渡す事に。しかし、イヤミの身体はボロボロでした。


しかも、このタイミングで警官が。このままでは逮捕されてしまいます。
「な、何でこんな事に・・・。ちくしょう・・・。誰か! 助けてくれー!」




しかし、実際は、イヤミをボコボコにしている訳ではなく、助けています。

そして・・・、
「おい、立てよ! 走れよ! 駅でお菊ちゃんが待ってんぞ!」

「てやんでぇバーロー! てめぇ、あの子と約束したんだろうが!」




その後、イヤミは気力復活。
「うひょー! この金はいただいたザンス! シェー!」

そして、 菊の待つ駅に向かって、イヤミは走る!


しばらくして・・・、




時は流れ、数年後・・・、













イヤミがいいヤツ過ぎて、泣いた・・・。他のキャラ達の団結力に、さらに泣いた・・・。神回だった!
1期を通しても、「おそ松さん」最大の感動回でした。
ギャグオチのない感動話といえば、「恋する十四松」が思い付きますが、その話の比ではありません。今後、この話を超える感動話は出せないんじゃないかと思うくらい、すごく感動しました。
実は、今話を視聴したのは4日前で、「アイドルタイムプリパラ」44話感想を書いてから約6時間後の事でした。
ここ最近疲れてるから、この回も感想を書くのはお休みにして、19話から再開しよう。1週間前は、そのつもりでいましたし、視聴日も遅らせていました。
しかし、フタを開けてみれば、あまりの感動話に、「絶対に、この話の感想を書く! でないと、推しキャラのイヤミに申し訳ない・・・」と急遽予定変更しました。その分、疲れは増しましたけど、後悔はしてません。
そのため、19話については、感想執筆を休止すると思います。あらかじめご了承下さい。
今話は、多くのキャラの心変わりが、大きな感動要素でした。
主役のイヤミについては、菊との出会いが、イヤミを大きく変えさせたでしょう。菊は、両親がいなく、目が見えない中で必死に頑張っている。
そんな純粋さに触れ、働きもせず意地汚く過ごしてきたのを、真面目に働いて、さらに、誰かのために頭を下げるほどまで変わったのでしょうね。イヤミにとって、菊との出会いは運命だったように思います。
また、チビ太については、菊に惚れたものの、菊の心は自分にはなく、イヤミにあると知り、イヤミを支えるようになりました。相手を想って身を引くあの潔さは、チビ太らしくて良かったですね。
さらに、街の人達については、生活は貧しいがらも、心は清らかだと感じました。
ろくに働かず食料を奪っていく事が茶飯事のイヤミは害虫的な存在でしたが、菊のために真面目に働いて、お金を借りるために頭を下げた事で評価は変わったでしょう。イヤミが金を届けるところで、一致団結してイヤミを助けていたところは、見応えがありました。
どんなに悪いヤツだと感じても、良い一面を見れば、助けてあげたいと行動する。人間は基本そのようにできているんだろうな、と人間の美徳を感じました。
ラストでイヤミが菊を一目見れた事も良かったですね。健気に花屋を営んでいる姿を見れて、イヤミは救われたと思います。
菊と対面しなかったのも、なお良かったです。菊のために必死に走って治療費を渡せても、犯罪で逮捕された身。そんな自分が菊に会う資格はないと、考えたのでしょう。
本当に男前だよ、イヤミは・・・。そして、そのまま、タイトル通り「ひとり風の中」へと消えゆく姿には、涙が出てました・・・。
もし、「おそ松くん」を視聴してなかったら、これほどの感動は味わえなかったでしょう。「感動はしたけど、6つ子がそんなに目立ってないのがな・・・」なんて感じて、感動度は半分以下になっていたんじゃないかと思います。
それに、「おそ松くん」が視聴されていた少年時代に見ていても、ここまで感動はしてなかった気がします。今ほど感受性が豊かではなかったために、この話を見ても、「なんかすごかったな・・・」程度にしか思わず、涙までは流さなかったんじゃないかと思いますね。
小さい頃に「おそ松くん」を視聴して、そして、20年以上も経っていい大人になったからこそ、この感動に辿り着けたのだと思います。
だから、私は、少年時代の自分に感謝したいです。「『おそ松くん』にハマってくれて、ありがとう! イヤミを好きになってくれて、ありがとう!」と。
また、私の両親にも感謝したいです。「『おそ松くん』を見させてくれてありがとう!」と。
そして、最後に、スタッフ様に感謝です! 「おそ松くん」から25年以上も経ったこの時代に、イヤミの感動話を作ってくれて、ありがとうございます!
今話の感想は、これで以上です。コメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
久々の「おそ松さん」感想です。16話と17話につきましては、視聴はしましたが、「キラキラ☆プリキュアアラモード」の総括記事を書くのに時間を取られ、感想を書く気力がありませんでした。期待された方がいたら、すいません。
簡単に述べると、こんな感じですかね。
16話 → お父さんがカオスな方向に行き過ぎて面白かった! そして、トト子がとことんジャイアニズムでワロタ。(笑)
17話 → 「UMA探検隊」でイヤミ達が死ななかっただと・・・!? 奇跡だ!(笑)
では、気を取り直して、今話の感想まいりましょう。




今話は、古き良き昭和の雰囲気漂うハラペコ町が舞台。裕福ではないものの、町は活気に溢れ、そこに住む人々は一生懸命に暮らしていました。








そんな中、イヤミは働きもせず、だらしない生活を送っていました。



また、この街には、チビ太という富豪もおり、町の人達に金持ち自慢していました。

が、イヤミは、チビ太が地面に落とした食べ物も平気で食べます。いつものイヤミで癒されますね。(笑)


ある日、イヤミは、お花売りの少女を目にしました。


しかし、女の子は、目が見えません。イヤミは、落ちた花を拾って、女の子に渡しました。


イヤミは、女の子の目が見えないのをいい事に、お釣りをもらおうとしたものの、まだ花が売れていない事情を知り、そのままお花を買いました。女の子から「いい人」と言われて有頂天になるイヤミ。

女の子に両親はいません。劇中内でも、女の子が花を売っている理由は明言されませんでしたが、上の画像だけでも、女の子の過去が何となく分かるでしょう。


イヤミと女の子が別れてすぐ、女の子は車にぶつかって、お花を落としてしまいました。
そこで・・・、
「もう拾わなくていいザンス! チミはミーと一緒に来るザンスよ! ミーも貧乏だけど、これからは、ミーがついてるザンス! 問題解決ザンス!」





女の子の名前は「菊」。デカパンによると、菊の目は治療すれば治るとの事です。
来日中のアメリカの名医に頼めば治せるそうですが、莫大な治療費がかかるようで・・・。
そこで・・・、


チビ太プロレスのレスラーに勝って、賞金100万円を手にしようと考えます。

体格的に敗色濃厚のイヤミ。しかし、菊は、イヤミを応援します。
「えー・・・。な、何だ、あの可愛い子ちゃんは!」


なんか、2期に入ってから、チビ太、女の子にだらしないチョロ太化してないかい?(笑)




試合は、全く歯が立たず、敗れようとしていました。

ですが、まだ諦めません。シェー固めで形成逆転。このまま賞金ゲットか!?





しかし、チビ太から辛子を投げ付けられダウン。惜しくも、イヤミは敗れてしまいました。



それでも、イヤミは、絶対に菊の目を治すと、一層決意を固めました。まあ、手を取る相手や抱き付く相手が違うのは、「おそ松」テイストという事で。(笑)




そして、イヤミは真面目に働くようになりました。

だけど、チビ太はそれが面白くなく、菊の目を治せるのは自分だと意気込みます。

そこで、チビ太は大金を用意し、話を持ちかけますが、菊は、イヤミが治してくれると信じ、断りました。
「君は、あの野郎の事を信じてんだ・・・?」
「うん。」



「邪魔して悪かったな。行くぞ、てめぇら。」

おお、さすがチビ太! こういう潔さがあるから、女の子にだらしなくても、さっきの辛子投げのような卑怯な事をやっても、許せちゃうんですよね。


それからも、イヤミは働きに働き続け、身体を壊しそうになりながらも、沢山のお金を手にしました。


しかし、まだまだ治療費は足りないようで。しかも、目を治せる医者は明日日本を発ってしまうとの事・・・。
イヤミはそれを聞いて・・・、
「お金を貸してちょ・・・。お金がいるザンス・・・。この通りザンス・・・。恵んでちょーよ・・・。」


「ミーが今までにやってきた事は謝るザンス! 悪かったザンス! だからお願いザンス! お金が、いるザンス!」

「ミーは・・・、お金が欲しいザンス!」


しかし、この町は貧しいものばかり。とても、お金を貸す余裕などありません。

だが、翌朝、6つ子が一芝居。今夜チビ太が100万円持ってこの町にやって来ると。強盗すれば、すぐに奪えそうだと。


という事で、強盗に走りました。ただ、めちゃくちゃビビってますが。


結局、やられたフリして、お金を渡す事に。しかし、イヤミの身体はボロボロでした。



しかも、このタイミングで警官が。このままでは逮捕されてしまいます。
「な、何でこんな事に・・・。ちくしょう・・・。誰か! 助けてくれー!」








しかし、実際は、イヤミをボコボコにしている訳ではなく、助けています。

そして・・・、
「おい、立てよ! 走れよ! 駅でお菊ちゃんが待ってんぞ!」


「てやんでぇバーロー! てめぇ、あの子と約束したんだろうが!」








その後、イヤミは気力復活。
「うひょー! この金はいただいたザンス! シェー!」


そして、 菊の待つ駅に向かって、イヤミは走る!




しばらくして・・・、








時は流れ、数年後・・・、
























イヤミがいいヤツ過ぎて、泣いた・・・。他のキャラ達の団結力に、さらに泣いた・・・。神回だった!
1期を通しても、「おそ松さん」最大の感動回でした。
ギャグオチのない感動話といえば、「恋する十四松」が思い付きますが、その話の比ではありません。今後、この話を超える感動話は出せないんじゃないかと思うくらい、すごく感動しました。
実は、今話を視聴したのは4日前で、「アイドルタイムプリパラ」44話感想を書いてから約6時間後の事でした。
ここ最近疲れてるから、この回も感想を書くのはお休みにして、19話から再開しよう。1週間前は、そのつもりでいましたし、視聴日も遅らせていました。
しかし、フタを開けてみれば、あまりの感動話に、「絶対に、この話の感想を書く! でないと、推しキャラのイヤミに申し訳ない・・・」と急遽予定変更しました。その分、疲れは増しましたけど、後悔はしてません。
そのため、19話については、感想執筆を休止すると思います。あらかじめご了承下さい。
今話は、多くのキャラの心変わりが、大きな感動要素でした。
主役のイヤミについては、菊との出会いが、イヤミを大きく変えさせたでしょう。菊は、両親がいなく、目が見えない中で必死に頑張っている。
そんな純粋さに触れ、働きもせず意地汚く過ごしてきたのを、真面目に働いて、さらに、誰かのために頭を下げるほどまで変わったのでしょうね。イヤミにとって、菊との出会いは運命だったように思います。
また、チビ太については、菊に惚れたものの、菊の心は自分にはなく、イヤミにあると知り、イヤミを支えるようになりました。相手を想って身を引くあの潔さは、チビ太らしくて良かったですね。
さらに、街の人達については、生活は貧しいがらも、心は清らかだと感じました。
ろくに働かず食料を奪っていく事が茶飯事のイヤミは害虫的な存在でしたが、菊のために真面目に働いて、お金を借りるために頭を下げた事で評価は変わったでしょう。イヤミが金を届けるところで、一致団結してイヤミを助けていたところは、見応えがありました。
どんなに悪いヤツだと感じても、良い一面を見れば、助けてあげたいと行動する。人間は基本そのようにできているんだろうな、と人間の美徳を感じました。
ラストでイヤミが菊を一目見れた事も良かったですね。健気に花屋を営んでいる姿を見れて、イヤミは救われたと思います。
菊と対面しなかったのも、なお良かったです。菊のために必死に走って治療費を渡せても、犯罪で逮捕された身。そんな自分が菊に会う資格はないと、考えたのでしょう。
本当に男前だよ、イヤミは・・・。そして、そのまま、タイトル通り「ひとり風の中」へと消えゆく姿には、涙が出てました・・・。
もし、「おそ松くん」を視聴してなかったら、これほどの感動は味わえなかったでしょう。「感動はしたけど、6つ子がそんなに目立ってないのがな・・・」なんて感じて、感動度は半分以下になっていたんじゃないかと思います。
それに、「おそ松くん」が視聴されていた少年時代に見ていても、ここまで感動はしてなかった気がします。今ほど感受性が豊かではなかったために、この話を見ても、「なんかすごかったな・・・」程度にしか思わず、涙までは流さなかったんじゃないかと思いますね。
小さい頃に「おそ松くん」を視聴して、そして、20年以上も経っていい大人になったからこそ、この感動に辿り着けたのだと思います。
だから、私は、少年時代の自分に感謝したいです。「『おそ松くん』にハマってくれて、ありがとう! イヤミを好きになってくれて、ありがとう!」と。
また、私の両親にも感謝したいです。「『おそ松くん』を見させてくれてありがとう!」と。
そして、最後に、スタッフ様に感謝です! 「おそ松くん」から25年以上も経ったこの時代に、イヤミの感動話を作ってくれて、ありがとうございます!
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