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ヒーリングっど♡プリキュア 第34話感想

2020年12月02日 | ヒーリングっど♡プリキュア
 今話の名セリフ:「跳んでみせる・・・。世界へ!」(沢泉ちゆ)

 「ヒーリングっど♡プリキュア」第34話「わたしがライバル!? ちゆの求めたツバサ」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、秋の陸上競技大会が行われていました。
    
    
 もちろん、ちゆは、走り高跳びに臨んでいました。
    
    
 バーを跳び越えてクリアー。応援していたのどか達や、弟のとうじ、父のりゅうじも喜びます。

 走り高跳びの部は、ちゆと、西中の選手「高美 ツバサ」の一騎打ちに。前に県大会の記録を超えた事で注目された選手です。
   
 まずは、ツバサが跳ぶ事に。結果は・・・、
    
    
   
 足がバーに当たって失敗。
 続いて、ちゆが跳びます。ちゆはバーを跳び越えて優勝できるのか?


~ Aパート ~
     
   
   
    

 という事で、ちゆは跳び越える事ができ、ちゆを応援していた人達は皆、喜びます。
    
    
   
「跳んだんだ・・・。私・・・。」
   
「沢泉さん。」
    
「やられちゃったわね。おめでとう!」
「ありがとう!」
   
    
「次は、世界で戦いましょう!」
「え・・・。」
   
    
   

 それからしばらくして、のどか達は、ひなたの家のカフェで、ちゆの優勝を祝いました。
「ちゆちーさ、ハイジャンの選手とか目指さないの?」
「ああ、世界の陸上大会に出るとか!」
「世界・・・。」
    
    
「考えた事ないわ・・・。」
「ええ・・・。目指せばいいのに・・・。」
「どうして目指さないのですか?」
    
「私よりもすごい人、いっぱいいるもの・・・。」
   

 その翌日・・・、
「おはようございます!」
「出た、新聞部!」
    
「すこ中ジャーナル編集長兼、敏腕ジャーナリストの益子道男です!」
   
「ちゆちゃんに何か用?」
「取材ですよ! 独占取材!」
「取材? 私に?」
   
「オフコース! 昨日の対抗陸上大会で我が校唯一の優勝者、沢泉ちゆさん! その特集号を組む事になりました!」
    
    
「タイトルはズバリ! 『すこやか中のハイジャンプリンセス!!大空を跳ぶ可憐なるその姿は鳥か!?はたまた蝶か!?ちゆ沢泉!!すこやかに舞う!!』」
   
「ふわあ~、長いタイトルだね・・・。」
「そして、ダサッ・・・。」
   
 ですよねー。まったく、こんな長ったらしいタイトルをしっかり書き起こしているこっちの身にもなりやがれ。(笑)

「失敬ですね!」
   
   
「沢泉先輩! 昨日のジャンプ見てました! 素敵です!」
「次の大会も頑張って下さい!」
「負けないで下さい!」
「ありがとう。」
   
 ちゆに集まってくる生徒達が女子だけですね。男子は、スタッフ様達が画面外でクシャポイしているんでしょうか。前作のえれなとまどかを思い出します。(笑)
 そして、女子生徒達に突き飛ばされた道男については、全員スルー。心優しいのどかからも心配されないとか、これは「ざまぁ」という他ないですな!(笑)

 ちゆが大会で優勝した影響は大きく、多くの見学者がグラウンド周辺に集まっていました。
 しかも、陸上雑誌のインタビューの依頼も来ました。それも、最後まで優勝を争ったツバサとの合同取材だそうです。
   
「陸上界の未来を担うなんて・・・。」
   

 そして、翌日の放課後、雑誌のインタビューを受けました。
「高美さんがハイジャンプを始めたきっかけは?」
   
「小さい時、地面を蹴って跳び上がったら、ドンドン高く跳べるような気持ちになったのが始まりです。私に翼はないけど、空へ高く飛びたいと思ってます。」
   
    
「なるほど・・・。沢泉さんは?」
   
「私は、小さい時に空を泳ぎたいって思ったのがきっかけです。」
   
    
   
「へー。飛びたいじゃなくて、泳ぎたいだったの?」
「そうなの!」
   
   
「面白いわ。あなたは空を泳ぎたい。私は飛びたい。案外似てるかもね、私達!」
「友達になれそうで嬉しい!」
    
   
「ライバル、でしょ?」
「ええ・・・。」
    
「そういえば、高美さんは来週から海外に行くんでしたね?」
「え・・・。」
「はい。親の仕事の都合で。」
   
「国内での大会は先日が最後で、絶対に優勝したかったんですけど、沢泉さんに負けちゃいました。」
   
「でも、これをバネに頑張ります。」
「期待していますよ。」
    

 しばらくして、インタビューが終わり・・・、
「楽しかったわ、沢泉さん。」
「私も!」
「世界の大会であなたと会えるのを楽しみにしてる!」
   
「高美さん・・・。」
「ん?」
「ごめんなさい・・・。私は世界とか考えてないの・・・。」
「え・・・。」
   
「ハイジャンは好きだし、高校でも続けようとは思ってる。でも、その先は・・・。」
    
   
「ガッカリ・・・。」
「え?」
   
「あなたのハイジャンへの思いって、そんなもんだったんだ・・・。」
「どういう事?」
「大会で優勝したら、はい、そこまでって事・・・。」
   
「あんなすごいジャンプして、嬉しかったら、そこから先は別にいい?」
「別にいいなんて思ってないわ!」
   
「あなたに負けて悔しかった・・・。悔しくて悔しくて眠れなかった・・・。」
   
「でも、自分より高く跳ぶ人がいた・・・。だから、私は、もっと高く跳べるように練習しようって!」
   
「私は世界を目指して真剣にやってるのに・・・、あなたは!」
   
「一瞬でもライバルと思ったなんて・・・。」
「高美さん!」
   
「私、大会の後、必死に練習して、あなたの記録より高く跳んだわよ。」
   
    
   
「さよなら・・・。せいぜいお遊びのハイジャンで頑張るといいわ・・・。」
    
「お遊び・・・?」
   


~ Bパート ~
 その後日・・・、
    
    
「ちゆちー?」
「え・・・。あ、何?」
「どうしたの? 学校でもずっと黙り込んじゃって・・・。」
「眉間にこーんな皺寄せちゃって・・・。」
「何かあったのですか?」
    
「う、ううん・・・。別に・・・。」
   
    
   
「高美さんに、私のハイジャンはお遊びって言われたの・・・。」
   
「え・・・。」
「あの西中の子? 何それ?」
   
「私だって真剣にやってる・・・。負けたら悔しい・・・。でも私は、海と空が溶け合うあの青い世界に近付きたい・・・。その思いでやってるの! それのどこがいけないの!」
   
「いけなくない! いけなくない!」
    
「彼女、海外に行くから、もう日本で私と戦えないって・・・。それで私が、ハイジャンで世界とか考えてないって言ったから・・・。」
「本当に、ちゆちゃんとまた勝負したかったんだね。」
    
   
「でも、ちゆは、ちゆの思ったように跳べばいいペエ!」
「そうそう!」
「人それぞれの考えがあります。」
「最初の思いを大切にすればいいラビ!」
「初心忘れるべからずって言うしな!」
   
「そうよね・・・。私は私の思いで跳ぶ・・・。」
   

    
   
「さあ、ちゆ。跳べるかな?」
    
    
   
「とべた!」
   
「じゃあ、今度はここだ!」
「えー・・・。むりだよ・・・。」
    
「お父さんは跳べるぞ? ほら!」
   
   
「わたしもとぶ!」
「よーし! 頑張れ!」
    
   

 その後日、走り高跳びの練習をするちゆですが、先日の大会よりバーを5センチも高くして挑戦しました。ですが、なかなか成功しません。
「なんかボロボロだよ・・・。」
「うん。でも・・・。」
    
「ちゆちゃん、すっごく楽しそうだよ・・・。」
   
    
    
    
   
    
「跳んだ!」

「跳んだ! 跳んだよね!」
   
「伝えなきゃ・・・。」
    
「私が跳べたのは・・・、私がこんなに熱くなったのは・・・。伝えなきゃ・・・。伝えなきゃ!」
    

 ちゆが向かったのは、ツバサのいる西中。しかし、ツバサは、今日外国へ出発するようで、部にはあいさつをしに来ただけで、もう帰ってしまったとの事。
 その頃、ツバサは・・・、
「ありがとうございました!」
    
   
「もっと高く・・・、跳んでみせる・・・。」
   
 ですが、シンドイーネに目を付けられてしまいます。そして、シンドイーネは、ナノビョーゲンを生み出し・・・。
 同じ頃、ラテの具合が悪化。近くの競技場からビョーゲンズが現れた事を知ります。
 のどか達4人は、プリキュアに変身。

 今回のギガビョーゲンは、バネのような動きで競技場内を跳び回っていました。
   
 すぐに、フォンテーヌはキュアスキャン。捕まっていたのは、やはり、ツバサ。
 フォンテーヌはシンドイーネと1対1に。他3人はギガビョーゲンと戦いますが、ギガビョーゲンの強さに押されてしまいます。
「彼女のパワーをこんな事に使わせない!」
   
「ライバルなら、ちょうどいいじゃない! いなくなった方がさ!」
「違う!」
    
   
「彼女がいてくれるから、私はもっと跳べるの!」
「ライバルなんて邪魔で目障りでムカつくだけよ! 消えりゃいいのよ!」
   
   
「あなたには分からない!」
「分かりたくもないわよ!」
    
    
    
   
「もっと・・・。もっと高く・・・。」
    
   
「雨のエレメント!」
    
   
 フォンテーヌが降下している隙をシンドイーネが突こうとしますが、アースが空気のエレメントで強風を起こし、シンドイーネを吹き飛ばしました。
 その後、ファイナルヒーリングっど♡シャワーで、ギガビョーゲンを浄化しました。

 少しして・・・、
   
「良かった・・・。」
「どうしてここに?」
「あのままさよならできないもの・・・。ライバルとは・・・。」
    
「あの・・・、この前はごめんなさい・・・。あんな酷い事言って・・・。あなたが世界を目指さないからと言って、私があなたを責める資格なんてないわ・・・。」
   
「でも、これだけは信じてほしいの・・・。私、本心からあなたと・・・。」
   
   
「次は世界で!」
   
「私も世界を目指すわ! もっともっと高く跳ぶ。あなたには負けないわよ! ツバサ!」
   
「ちゆ・・・。」
    
「次は、世界で!」
   
    

    
    
   
「跳んでみせる・・・。世界へ!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「手と手でトス! ボールつないで青春お手当て!
 アスミ、ラビリン、ラテは最近、「燃えよ、ビーバレ!」というアニメを楽しみにしているそうです。
 それでラビリンが、皆で南の島でビーチバレーをしたいと言ったら、ラテのお願いも後押しして、アスミが本当に南の島へ連れて行ってくれました。
 のどかは、皆と綺麗な海で泳げたら楽しいだろうと、ワクワク気分ですが、ラビリンは、これから合宿を始めると言い出して・・・。


【まとめ】
 秋の陸上競技大会に出場したちゆは、西中のライバル選手「高美 ツバサ」に勝って、優勝したものの、ツバサは、ちゆが自分のように世界を目指していない事に落胆し、ちゆのジャンプはお遊びだと言い残しましたが、ちゆは、ツバサが練習でクリアした大会記録を超える高さに挑み、どうにかクリアして、ツバサに自分も世界を目指す事を伝えました。

 という事で、今回は、ちゆが、走り高跳びのライバルから刺激を受けて、自分の新たな可能性を見出す話でした。
 私のライバルは私。ちゆは前にそんな事を言っていましたが、それだと、ツバサが言っていたように、大会で優勝したら、はい、そこまでってやつなのかもしれません。その後練習しようにも、優勝した満足感が気の緩みとなり、あまり身が入らなくなってしまうものなんでしょう。
 だから、言い過ぎだと感じはしましたが、ちゆに敵愾心を与えて、これで終わりなんかじゃないと思わせたのは良かったと思いますね。確かに、陸上は自分の戦いではありますが、強敵の存在が自分を強くするのも事実。ツバサのおかげで、世界を目指すという、より具体的な高い目標ができたのは良かったな、と感じています。

 しかし、そうなると、旅館沢泉はどうするのか気になるところ。「いつかここで沢山のお客様を笑顔にしたい」と言っていた事もあれば、前々話でも将来立派な女将としてやっていけそうにも見えました。
 Aパートで世界を目指そうと言えなかったのも、家業を継ぐ事を考えてゆえなのかな、と思っていたのですが、そんな話題はまったく出ず、相手の熱意に押されて走り高跳びで世界を目指す事を決めたように見え、普段冷静なちゆらしくなかったかな、と感じました。と言っても、自分の新たな可能性を見つけたという事では、100%悪い事だとは思ってませんけどね。
 今後のちゆメイン回では、自分の将来に悩む展開になるのかな、と考えています。まあ、どんな将来を歩むにせよ、悔いのない決断をしてほしいと思いますし、最終回の後日談で輝いてる姿を描いてほしいな、と期待もしています。

 また、ちゆのライバル・ツバサも、なかなか存在感のあるキャラでした。「自分よりも高く跳べるのだから相手は当然世界を目指している、と考えるのはどうなの?」とは思いましたが、でも、それだけ、走り高跳びが大好きで、自信があるんだろうな、と感心しました。
 ちゆに負けた時の悔しさをあそこまで吐露していたあたり、たぶん、ここまで同年代の子達には誰にも負けなかったのかもしれませんね。世界を目指してはいたものの、前のちゆと同じく、自分のライバルは自分という意識が高かったように思います。
 だけど、ちゆの存在が、ツバサの走り高跳びに対する情熱を高めさせたんじゃないかと思いますね。今回の陸上大会前から、ちゆの事を知って、ちゆには負けたくないと沢山練習してきたのでしょう。その時から、強力なライバルの存在が自分を強くさせると感じたかもしれませんね。

 あと、ちゆのジャンプはお遊びだと言った事に反省して、謝っていたのも良かったところ。ちゆが世界を目指さない事にどうこう言う筋合は誰にもないのですからね。
 もし、あそこで謝れなかったら、言い過ぎてしまった事が悔やんでも悔やみきれない罪として重くのしかかったでしょう。そうなると、練習に身が入らず、志半ばで走り高跳びの道を終えてしまったかもしれません。
 だから、あの競技場で、ちゆと会えたのは良かったと思いますね。まあ、あそこで会えなかったとしても、ちゆに謝りにすこやか中に行ってたかもしれませんけどね。
 最後は、「ちゆ」「ツバサ」で呼び合う仲にまでなって何よりです。今後のちゆメイン回で、2人が電話とかで連絡し合うシーンがあったらいいな、と少しばかり期待しています。

 さて、次回は・・・、えーと・・・、もう12月だというのに、ビーチバレー? もしかして、次回ってギャグ回?(笑)
 でも、ギャグ回と思わせてシリアスというのは、「プリキュア」ではよくある話ですし、「連携」とか「チームワーク」といった言葉がキーワードになるのかも。どんな展開になるにせよ、楽しみにしたいですね。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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