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HUGっと!プリキュア 第16話感想

2018年05月23日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「私には助けられない。だから・・・、行きなさい! プリキュア!」(ルールー・アムール)

 「HUGっと!プリキュア」第16話「みんなのカリスマ!? ほまれ師匠はつらいよ」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日・・・、
「誰か! と、め、てー!」
    
    
    
    
    
   
    
「きょ、教育的指導よ・・・。」
「さすが風紀委員・・・。ありがとう、じゅんな・・・。」
   
 まだ開始1分程度だというのに、女の子が女の子を押し倒すという、おいし過ぎるシチュエーション、キマシタワー!(違います(笑))

「2人とも、大丈夫?」
「輝木・・・、ほまれさん・・・。」
    
「いえ・・・。師匠!」
    
「私を弟子にして下さい!」
「はあ・・・?」
    

 前話といい、オープニング前からぶっ飛んでますのう。やれやれ、今話もツッコミで忙しくなりそうだ・・・。(笑)



~ Aパート ~
 少しして・・・、
   
 あきは、雑誌に載っているほまれに憧れてスケートを始めたそうです。といっても、ローラースケートですが。
「っていうか、広い所で滑りなさいよ! また転ぶよ!」
   
「大丈夫、大じょ・・・。」
    
「危ない!」
    
   

「弟子に、して下さい・・・。」
   

 「恋人にして下さい」でも違和感ないと思ってしまった・・・。老けたお兄さんの性ってやつですね。(笑)

   
「ちょっと、じゅんな! 何なのよ!」
   
「何が『弟子にして下さい・・・』よ! 泣く子も黙る輝木ほまれだよ!」
「聞こえてるんだけど・・・。」
    
   

 「泣く子も黙る」って、おいおい。まあ、はぐたんという、よく泣く子にデレるのは事実ですけどね。(笑)

「じゅんなにあれこれ言われるの筋子違いなんだけど!」
「それを言うなら、筋違い! あきも不良になっちゃうよ!」
   
「師匠の事、何も知らないクセに!」
「そりゃ、アンタも同じでしょうが!」
   
   
「この・・・、唐変木!」
    
「とうへん?」
「気が利かなくてひねくれてるって意味よ・・・。」
「ああ!」
    
「何よ、それ!」
「うがーっ!」
   
   
    
 なんか、「スイート」のどこぞのカップルを思い出せるケンカっぷりやな。こういうのを見ると、「いいぞ、もっとやれ」と応援したくなります。(止める気ないんかい(笑))


 しばらくして、体育の時間でも・・・、
   
 その直後・・・、
「いただき!」
    
    
「めちょっく・・・。」

「ドリブルしようよ・・・。」
   

 今回も、はなのドジっぷりは平常運転で何より。もはや「ノーめちょっく ノーはな」を定説としても良さそうな気がしますね。(笑)


 直後、あきとじゅんながゴールに向かって走っているのを目にします。ほまれは、あきにボールをパス。
 しかし、すぐに・・・、
   
「あき! ほら、じゅんなが空いてる!」
   
「仕方ない・・・。じゅんな!」
    
「うーけーとーれー!」
    
   
    
    
「ちゃんと取ってよ!」
「取れるか!」
    
 だよな。取ってもらうよりも、ぶつける気マンマンのように思えたし。(笑)


 それからしばらくして・・・、
「ここにいたんですね! 師匠!」
「近くない・・・?」
   

 まあ、女の子同士なら、この近さは大歓迎! ご飯が何杯も進みます!(笑)

「その師匠ってのやめてよ・・・。」
「じゃあ・・・、輝木・・・、殿?」
   
「ほまれでいいよ。」
「ほまれ・・・。」
   
「何で私? スケートを教えろって訳でもなさそうだし。」
「私、なかなか物事決められなくて、柔道二段って言われるし・・・。」
「優柔不断ね・・・。」
   
「ほまれは憧れなんだ! 自分の考え持ってて、大人っぽくて!」
   
「そんな事ないから・・・。じゅんなの方がよっぽどしっかりしてる・・・。」
   
「仲直りしないの?」

「じゅんなとは幼稚園からずっと一緒なんだよね! 腐れ縁ってやつ? そのせいか、あの子、いっつもおせっかいでさ!」
   
「だから、つい、甘えちゃうんだ・・・。」
   

 ちょうどその時、昼休み終了のチャイムが。あきは、先に授業に向かいます。

 少しして・・・、
「姿を見せないと思ったら、こんな所にいたなんて。」
「パップル様。」
   
「どう? この格好?」
   
 ・・・。私からは何も言わん。この後のルールーの言葉にすべてを委ねよう。(笑)

「明らかに不審者。通報される確率、82%。」
「いやにリアルな数字ね。」
   
   
 82%という事は、5人に4人は通報しちゃうって事か。オバチャン、やっちゃったな。(笑)

「でも、まあ、私の色気は制服じゃ隠せないかもね。」
   

 お前は何を言ってるんだ。そんな血迷った事ばっか言ってると、シーカレから見放されるぞ。(笑)

「プリキュア。この学校にいるのね。」
    
「詳しい報告は、調査が終了してから。」
「正体分かったなら、早く倒しちゃえば?」
「あくまでデータ収集が目的です。」
   
「データなら先に集めるものがあるでしょ? プリキュアってのは、変身するのにアイテムを使う。まずは、その力の正体を調べないとね。」

    


 下校時間になりました。いつもは一緒に帰るあきとじゅんなですが、今日はその様子がありません。
「一緒に帰ろう。」
「え・・・。でも・・・。」
   
   
「気にしなくていいよ、ほまれ。」
    

 いたたまれなくなったじゅんなは、先に教室を出ます。その後、ほまれは、用事があると言って1人で教室を出ました。

 しばらくして、ほまれは、ビューティーハリーではぐたんと遊んでいました。
   
 ハリーは、何かあったんじゃないかとほまれを気にしますが、ほまれは、何もないの一点張り。そこで・・・、
「すっきりせん時は、こいつに限る。」
    
「チョコミントアイスや!」
   
「おらんやん・・・。」
   
 ナイスプレーなのに報われない・・・。そのまま放置されるのはもったいないですので、この感想を書き終えたら、そのアイス、ゴチになります!(笑)


 外は雨が降っていました。雨宿りできる場所を探している途中、はなは、例の男を目にします。
   
「風邪、ひいちゃいますよ。」
「今日も元気だね。」
「ツツジがですか?」
   
「雨は、美しい花を咲かせ、恵みとなる。だが、時には、凍えるような寒さを与える。」
   
「不意に変わるあの空、どこか似ていると思わないかい? 心に・・・。」
「心・・・。」
    


 同じ頃、あきは、じゅんなと鉢合わせました。
「ねえ、どうして輝木さんなの?」
「ほまれみたく、カッコよくなりたいから。」
   
「ほまれほまれって・・・。」
「じゅんなは何も分かってない! すごい良い子なのに!」
「そういう事じゃない! あきは、そのままでいいの!」
   
   
「私は、変わりたいんだもん・・・。」
    

 2人のすぐ近くにはパップルが。目を付けられます。

 少しして・・・、
「おい! 何考えとるんや!」
    
   
「うわっ! ど、どうして・・・。」
「ったく・・・、探したやないか。」
    
「え・・・。」
    
「な・・・、何・・・?」
    
「何なの?」

「アイス・・・、溶けるやろ・・・。」
    
「アイス・・・?」
「ずーっと! 楽しみにとっといたんや! 溶けるやろが!」
    
「はあ? 冷凍庫入れとけばいいでしょ!」
「お前が傘も差さんと出ていくから。」
    
    
   
「ったく。先に帰るぞ。はなのママさんに、はぐたん見てもらってるんや。」
   
「でも、傘、1本しか・・・。」
    
「雨・・・、あがった・・・。」
   

「発汗。瞳孔が開いている。」
「うわっ!」
   
「い、いつから・・・。」

   
「心拍数上昇。150、151、152、153・・・。」
   
「な・・・、何でもないからー!」
    

 ルールーは、ほまれが動揺している隙を狙って、プリハートを奪っていました。
「この計画は理に適っている。正しい選択・・・。」
   


 その後、ルールーは、プリハートを奪った事をパップルに報告しますが、解析でき次第会社に報告すると、渡すのは保留しました。
 ですが、パップルは気にせず、あきとじゅんなのトゲパワワを使って、オシマイダーを召喚。
   


~ Bパート ~
 少しして、エールとアンジュがオシマイダーとバトル。2人は、オシマイダーのパワーの押されます。
 その様子を見たほまれは変身しようとしますが、プリハートがない事に気付きます。ほまれは変身できず、やがて、エールとアンジュは大ダメージを受け、行動できなくなりました。
 ほまれは変身できない事に落ち込みます。その時、ルールーが、ほまれの前に来ました。
「私には助けられない。だから・・・、行きなさい! プリキュア!」
   
    
    
   


 そして、ほまれはプリキュアに変身し、オシマイダーの攻撃をかわしながら、あきとじゅんなを助けに向かいます。
「今度・・・、こそ! 一緒に・・・、帰ろう!」
    
「この人、どこかで・・・。」
「何か・・・、必死・・・。」
   
「あのさ、ごめん・・・。私、輝木さんに嫉妬してたかも・・・。」
「私こそ、ごめんね・・・。じゅんなに迷惑かけてばっかだから、しっかりしようと思って、ほまれに弟子入りしたんだけど・・・。」
    
「私さ、あきはそのままでいいと思ってた。おっちょこちょいで楽しいし。」
「何よ、それ・・・。」
    
「でも、それが、あきの挑戦をジャマしてたのかも・・・。だから、私、応援するよ! あきが、なりたい自分になれるように!」
「じゅんな・・・。」
    
「さ、早く帰ろう! 明日も学校なんだから!」
「さすが風紀委員!」
   
    
   
 その後は、トリニティコンサートでオシマイダーを浄化。

「・・・で、どういうこっちゃ?」
「どうして・・・、あなたが?」
    
   
「ルールー・・・。」
    
    
    
   
    
    
「ルールー・・・?」

「できそこないの機械人形が、私のジャマするなんて、調整し直しね。」
   
    
   

 そして、パップルはルールーを連れて消えていきました。

 今回は、これで終了です。


次回:「哀しみのノイズ・・・ さよなら、ルールー
 はな達は、クライアス社に連れていかれたルールーを助けに向かいました。
 ハリーは、ルールーはクライアス社のスパイだったと言いますが、はな達は、自分達を守ってくれたのだと、ルールーを信じます。
 クライアス社から戻ってきたルールーは、はな達との記憶がなくなっていました。はな達は、ルールーを助けられるのか?


    今回のエンドカード
 映画のポスターっぽく見える良い一枚絵ですね。本編ラストの衝撃度をいい感じに緩和させてくれます。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 はなのクラスメイトで幼なじみ同士の、あきとじゅんなは、あきがほまれに弟子入りしたいと言い出した事からケンカになってしまいましたが、エトワールの必死さから、2人は仲直り。そんな中、ルールーは、裏切り者の制裁を受け、パップルに連れ去られました。

 今話は、2人っきりの対話が多かったのが、深く印象に残りました。学校屋上でのほまれとあきとの対話を皮切りに、パップルとルールー、はなと謎の男・ジョージ、雨宿り中のあきとじゅんな、ほまれとハリー、バトル中のあきとじゅんなと、結構ありましたね。
 中でも、あきとじゅんなの対話については、2人っきりだったからこそ、互いの友情が深まったのではないかと思います。ほまれは2人を仲直りさせようと思っていましたが、もし、2人の対話の中にほまれがいたら、2人とも言いたい事が言えず、こじれた仲は変わらなかったかもしれません。
 2人っきりの対話に、誰かが介入すると、その誰かの存在が気になっちゃって、本音を言う事に照れや抵抗を感じやすいでしょう。あきとじゅんなの対話ですと、あの中にほまれがいたら、じゅんなは「あきはそのままでいい」とか「おっちょこちょいで楽しい」とは言えなかったように思え、互いの互いに対する想いを打ち明けられず、不仲が続いていたんじゃないかと思いますね。

 プリキュアシリーズでは、「多人数との繋がり」を尊いものとして掲げているところがありますが、2人っきりだからこそ良い時もあるというのを、今話で示したかったんじゃないかと感じています。
 誰かに伝えたい大事な事は、第三者を交えず、面と向かって話した方がより想いは伝わるでしょう。忠告、注意言についても、聞いている者が多いと、注意される側が悪者だという視線が多く注がれ、内容が頭に入りにくくなると思いますので、1対1が効果的です。
 思えば、今話は、プリキュアシリーズの初作「ふたりはプリキュア」の第1話が始まってから通算で700話目。プリキュアシリーズの原点である「ふたり」を意識して、今話は2人っきりの対話を多く設けたのかもしれませんね。

 また、ルールーについては、光と影の対比演出に目に行きました。
 これは、プリキュアシリーズにはよくある演出で、光が当たっている側からは、明るい未来を感じさせる一方で、影が当たっている側からは、危険な雰囲気、不安や恐れ、絶望、暗い未来などといった負の側面を感じさせるというものですね。前作「アラモード」ですと、12話がその最たる例で、リオに影を当てさせて、危険人物感を演出させていたのが、今でも印象に残っています。

 今話については、学校でのパップルとルールーの会話シーンに、その対比演出がありました。パップルには完全に影が、ルールーには影と光が当てられています。
 パップルに完全に影が当てられているのは、ミライクリスタルを奪う事やプリキュアを倒す事を目的とする悪者という事が理由でしょう。ルールーもパップルと同じクライアス社の社員ですが、はな達と一緒にいるようになって以降、良い方向に変化しているような描写が多い事から、完全な悪者ではないものとして、光も当てていたように思いますね。

 さらに、会話途中で、影がゆっくりルールーに近付いている描写がありますが、ルールーは足を後ろに引いています。これは、ルールーが闇を怖れているように思いますね。
 パップルの言う通りに、自分がスパイである事を明かす前にさっさとプリキュアを始末した方がやりやすいでしょうし、やろうと思えばできるでしょう。しかし、本当にそれをやってしまったら、大切なものを手放してしまい、それを無意識的に怖れているのが、あの足引きから感じられました。
 もはや、ルールーにとっては、プリキュアは「倒すべき敵」ではないでしょう。一度奪ったプリハートを返していたあたり、「可能性を創る者」として、捉えていたように思いますね。

 ただ、その行為がラストのあの展開になった訳ですが・・・。
 前話感想では、敵である事を明かす事に葛藤するとか、その前にクライアス社から身を引くんじゃないかと予想していましたが、まさかああなるとは・・・。前々話、前話と、パップルがルールーの行動を一部見ていたと思うと、伏線みたいなものはありましたかね。

 次回は、ルールーを助ける話になり、ルールーと戦う展開も来るでしょう。
 ルールーが倒される事はまずないと思いますが、次回のタイトルを見た感じでは、助けられる事もないんじゃないかと思っています。はな達と一緒にいた話数はそんなに多くないために、それほど絆は芽生えていないでしょうから、はな達の想いが完全に届かず、助けるには至らないような気がしますね。
 ルールーが助かるとすれば、追加プリキュアが出ると思われる7月かと思われますが、まずは、次回に集中ですね。ルールーを助けるために、はな達はどういった事をするのか、しっかり見ていきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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