「魔法つかいプリキュア!」第25話「夏だ! 海だ! 大はしゃぎ! かき氷が食べた~いっ!」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日、ことはは、海を見てはしゃぎます。
ことはは、みらいの家族、リコ、モフルンと一緒に車で海水浴場へと向かっていました。クラスメイトのまゆみとかなも一緒です。
リコは、ことはとは初対面のまゆみとかなに、ことはを紹介。ことはやみらいの口から、「人魚」とか「こっちの世界」とかいうワードが出たりして、ちょっとした騒ぎになるものの、車内は賑やかになりました。
そんな中、みらいの祖母・かの子は、海の家のかき氷はとても美味しく、特にイチゴメロン味が絶品だと言います。
「今・・・、」
『イチゴメロンって言いました!?』
ああ、言ってた。言ってたけど、落ち着け、キミ達。と思いつつも、こう迫られたいと思う自分もいます。(笑)
それにしても、ここにきて、このイチゴメロン推しは何なんでしょうね。今年の流行語大賞にさせたいんでしょうか。(笑)
~ Aパート ~
少しして、海水浴場に到着。しかし、肝心のかき氷の店はお休みでした。
製氷機が壊れてしまったために、氷が作れなくなってしまい、店を休んでいるとの事。
店が休みと聞いて、肩を落とすみらい達。ことはは、妖精だった時に食べた時は、とても甘くて美味しかった事を思い出しました。
「そうそう、小さい頃のはーちゃんに食べさせてあげたわよね。」
「小さい頃って、そんな年下には見えないけど?」
何だよ、このかなの食いつきっぷりは。この子、実は、妖怪の類なんじゃ?(笑)
みらいは、かき氷の話題に戻します。かき氷には、メロンにレモン、ブルーハワイ、宇治金時、イチゴメロンと、様々な味があると、みらいは言い、ことははそれを聞いて、食べてみたいと心躍らせます。
そんな中、みらいの父・大吉は、家電メーカーの腕の見せ所と、製氷機の修理に取りかかっていました。昼までには修理できそうで、それまでは海や砂浜で遊ぶ事に。
ですが、みらいは帽子を忘れてしまいました。しかし、ここは自分に任せてと、ことはは杖を出しました。
そして、ことはは魔法で、お揃いの帽子を出しました。
さらに、モフルンには、水着を用意。これで、モフルンもみらい達と一緒に泳げます。
ことはの魔法で盛り上がるものの、魔法を使うところを他人に見られるのはダメだと、リコはことはに注意。
その後、みらいとリコは、海に向かいます。残されたことはは・・・、
「そっか! よーし、誰にも見られずに、魔法で海を楽しくしちゃおう!」
うわー・・・、なんか嫌な予感しかしないんですが・・・。まあ、その予感が私に降りかかるなら構わないですけどね! ああ・・・、私に来てくれないかな・・・。(150%ありえません(笑))
同じ頃、ヤモーも海に来ており、相変わらず、自作のドクロクシー人形を崇拝しながら、エメラルド奪取を誓っていました。そんなヤモーに、ラブーは声をかけますが、ヤモーは、聞く耳を持ちません。
「おお! なるほど、そのような策が・・・。さすがドクロクシー様。かしこまりました。その策で必ずや・・・。」
ダメだ、コイツ。イタさを通り越して、病んでやがる・・・。コイツがラスボスになる姿が想像できん・・・。っていうか、したくないですね。(笑)
少しして、みらいとことはは、海に勢いよく飛び込んで、海を楽しみました。
みらいは、リコも来るよう言いますが、リコは、のんびりしているだけで十分と、来る気がありません。
ああ、これは、たぶん、泳げないんだろうな。浮き輪なんて持ってるくらいですし。
しょうがない。これは、私がリコに泳ぎ方を教えに行くとしますか。私は、中学生の頃は水泳得意でしたし、これで、リコもだいぶ泳げるようになるでしょう、きっと。(「リコに触れまくりたい下心が見え見えだよ」とかツッコまないで下さいね(笑))
そこで、ことはは、リコが自分達の所に来るよう、魔法でリコが持っている浮き輪を変化させます。
気付いたら、リコの浮き輪は、魚の形に。
さらに、勢いよく海を泳ぎます。これを見たまゆみとかなは唖然とします。
みらいは魔法を使って、魚とリコを分離。何とか事態は収束しました。
「リコちゃん、大丈夫?」
「大丈夫・・・。」
少しして、スイカ割り。スイカを割る役は、まゆみ。
ここでも、ことはは魔法を使いました。すると、スイカは巨大になり、しかも、転がってきました。
そうとは知らず、棒を振るまゆみ。
その後、スイカはキレイに真っ二つに割れ、リコが魔法でスイカを小さくしました。事の顛末を知らないまゆみは、キレイにスイカを割れたと、大喜びです。
その後も、ことはは、魔法を使って、海を楽しくしますが、そのたびに、みらいとリコは事態収束に忙しくなります。
そして・・・、
「大丈夫モフ?」
「大丈夫・・・。」
「さすがに魔法の使い過ぎね・・・。」
ことはは、ぐったりしているみらいとリコを見て、かき氷を一緒に食べようと提案。かき氷を取りに、店に向かいました。モフルンもついていきます。
そんなことはを遠くから見ていたヤモーは、今がチャンスと狙いをつけます。
~ Bパート ~
ことはは店に来たものの、大吉はまだ製氷機を修理中。それを聞いて、残念がることは。
そこに、ある男が声をかけました。男は、向こうに見える洞窟の奥には、よく冷えて甘くて美味しい天然の氷があると言います。
それでかき氷を作れば美味しい味になる事間違いなしとも付け加えます。
「最高のかき氷! ありがとうございます! お兄さん! 私、行ってみます!」
という事で。ことはは、その洞窟に。しかし・・・、
「フフフ・・・。お兄さんじゃありませんよ。ヤモーさんですよ。」
イタいクセに・・・。病んでるクセに・・・。「お兄さん」って呼ばれるなんて・・・。
いたいけな女の子を危険な所に連れ去ったという事は、この際どうでもいい! この感想を書き終えたら、みらい達の世界に行くぜ! ことはに「お兄さん」って呼ばれるために!(それを優先事項と考えているあたり、お前もだいぶ病んでるよな(笑))
少しして、みらいとリコは、ことはが皆の所に戻ってきてない事を知ります。かの子から、向こうの洞窟に行ったと聞くと、不安を感じ、みらいとリコも洞窟に向かいました。
一足先に洞窟に入ったことはは、突如出てきたコウモリに怯えるものの、みらいとリコのために頑張らなきゃと、先に進みます。
そのまま先に進むと、行き止まり。そして、ヤモーが出現。氷はないと、真実を明かしました。
さらに、スーパーヨクバールを召喚。
その直後、スーパーヨクバールにより、退路も塞がれ、ことはとモフルンは離れ離れに。
ことはは、騙すなんて酷いと抗議するものの、ヤモーは、エメラルドを奪うためなら手段は選ばないと、意に介しません。
「ずっと見てましたよ、あなたの魔法。確かに大したものですが、付き合わされた2人はヘトヘトでしたね。おかげで、あなただけを簡単に閉じ込める事ができました。分かりますか? この状況は、あなたが招いたもの。まあ、後悔してももう遅いですけど。」
「さあ、観念してエメラルドを・・・。」
「だったら・・・、だったら! 余計に負けてなんていられない!」
「みらいとリコの分も、私1人で頑張るんだから!」
そして、ことはは、プリキュアに変身。
バトルスタート。これまで通り、フェリーチェ優位に戦いが進んでいるように見えましたが、洞窟内の闇の力により、追い詰められてしまいます。
しかし、ミラクルとマジカルが助けました。今回は、サファイアスタイル。
ミラクルとマジカルは、そのままスーパーヨクバールと戦います。
「ミラクル・・・。マジカル・・・。私も・・・、私も・・・、2人の力に!」
その直後、フェリーチェは羽を出し、ミラクルとマジカルの戦いに加わります。
「2人とも、来てくれてありがとう・・・。」
「何言ってるの!」
「当たり前でしょ!」
その直後、スーパーヨクバールの攻撃が飛んできましたが、ミラクルとマジカルがサファイアスマーティッシュで相殺。その後、フェリーチェがエメラルドリンカネーションで、スーパーヨクバールを撃退しました。
それからしばらくして、みらい達は、皆の所に戻りました。
「リコ、みらい。ごめんなさい・・・。」
「私、みらいとリコを、みんなを楽しませようと思ってたの・・・。でも、それが2人に迷惑をかけてたんだね・・・。」
「はーちゃん。大丈夫。はーちゃんの気持ち、ちゃんと分かってるよ!」
「それに、この程度の事、私達、何て事ないし!」
「みらい、リコ・・・。」
とはいえ、魔法を沢山使うのはなしでお願いと、リコは軽く注意。
その直後、大吉は、製氷機の修理を終わらせました。とはいえ、氷を作るにはまだまだ時間がかかりそうですが、扉を開けてみると、中には氷が。
これは、ことはが魔法で作ったもの。
その後、かき氷の店には、沢山の人だかりができ、みらい達は、かき氷をいただきました。
今回は、これで終了です。
次回:「想いはみんな一緒! はーちゃんのクッキー」
ことはは、いつもお世話になっているみらい達のためにクッキーを作り、みらい達は、ことはが作ったクッキーを美味しくいただきました。
みらい達は、ことはにお礼を言おうとしますが、ことはがいません。ことはは、どこに行ってしまったのか?
そういえば、イラストコーナーはどうなったんでしょう? 今回は、ちょっとインパクトに欠けるエンドカードだと感じましたので、イラストを掲載してほしかったのですが・・・。
【まとめ】
海に出かけたみらい達は、ことはの魔法でトタバタ騒ぎになったもの、目一杯、海水浴を楽しむ事ができました。
今回のポイントは、前話に引き続き、「魔法は万能ではない」でしょうか。
と言っても、前話は、やりがいや「他者との繋がり」を考えると、「どちらかというと、魔法を使わない方がいい」というものでしたが、今回は、「変に魔法を使うのはダメ」といったところでしょう。
前話のバトルシーンでフェリーチェが言っていたように、魔法を使う上で大切なのは、使用者の清き心です。
そう考えると、誰かのために魔法を使う事は決して悪い事ではないですし、ことはは、みらい達が海水浴を楽しめるようずっと魔法を使い続けていたのですから、ことはが魔法を沢山使った事は、良い事のように思えるでしょう。
だけど、周りに違和感や迷惑を与えてしまっては、意味がありません。
確かに、魔法があれば便利だと思う場面は多々ありますが、科学的には起こりえない事をやってまで誰かを喜ばせても、周りからは、怪しい目線が集中するでしょう。それじゃダメですよね。
それに、誰かのために魔法を使い、その使い手が優秀だとしても、100%思い通りに魔法が成功するとは限りません。場合によっては、大事故になるおそれだってあります。
そうなれば、魔法を使った者が責任を負う事になります。誰かに見られないよう魔法を使ったとしても、いずれ特定されるでしょう。
しかも、それが子供となると、親が責任を負う事になり、親の喜びのために魔法を使っていたとなれば、結果として迷惑をかけている事になり、目も当てられません。
そう考えると、おおっぴらに魔法を使うのはダメなんでしょうね。
今回の場合だったら、お揃いの帽子を出すとか、モフルンの水着を出すだけにとどめておけば十分だったでしょう。日焼けを適度に抑える魔法をかけるとかでも良かったでしょうね。
また、ことはが、みらいとリコに、自分の使った魔法が迷惑をかけていたと謝ったのも良かったところだと思いますね。メイン視聴層の女児達にとっては、ここが今回の大事なポイントだったように思います。
現実では、魔法は存在しませんが、親の手伝いをしたのに、失敗続きで、結果として迷惑をかけてしまったというのは、よくある話。
そうなった時に、しっかり「ごめんなさい」と口に出して謝ったり、親の手伝いをしたかったと言うのは大事ですよね。23話で校長が言っていたように、「素直な言(こと)の葉は人の心を動かす」のですから。
そうする事で、親は、子供がやらかした事よりも、子供の頑張りに着目するようになり、同じ失敗を繰り返さないよう色々と教えたりするもの。そして、親子の絆を深めさせるのだと思いますね。
さて、今回は、夏の風物詩の1つ、海が出ましたが、夏の風物詩といえば、浴衣もあります。私としては、そちらの方が何倍も楽しみであり、出るとすれば、次々回か、その次の回でしょうか。
まあ、とりあえずは、次回ですね。次回は、ことはとヤモーの間で一波乱ありそうで、気になるところ。次回も、目が離せません。
~ オープニング前 ~
ある日、ことはは、海を見てはしゃぎます。
ことはは、みらいの家族、リコ、モフルンと一緒に車で海水浴場へと向かっていました。クラスメイトのまゆみとかなも一緒です。
リコは、ことはとは初対面のまゆみとかなに、ことはを紹介。ことはやみらいの口から、「人魚」とか「こっちの世界」とかいうワードが出たりして、ちょっとした騒ぎになるものの、車内は賑やかになりました。
そんな中、みらいの祖母・かの子は、海の家のかき氷はとても美味しく、特にイチゴメロン味が絶品だと言います。
「今・・・、」
『イチゴメロンって言いました!?』
ああ、言ってた。言ってたけど、落ち着け、キミ達。と思いつつも、こう迫られたいと思う自分もいます。(笑)
それにしても、ここにきて、このイチゴメロン推しは何なんでしょうね。今年の流行語大賞にさせたいんでしょうか。(笑)
~ Aパート ~
少しして、海水浴場に到着。しかし、肝心のかき氷の店はお休みでした。
製氷機が壊れてしまったために、氷が作れなくなってしまい、店を休んでいるとの事。
店が休みと聞いて、肩を落とすみらい達。ことはは、妖精だった時に食べた時は、とても甘くて美味しかった事を思い出しました。
「小さい頃って、そんな年下には見えないけど?」
みらいは、かき氷の話題に戻します。かき氷には、メロンにレモン、ブルーハワイ、宇治金時、イチゴメロンと、様々な味があると、みらいは言い、ことははそれを聞いて、食べてみたいと心躍らせます。
そんな中、みらいの父・大吉は、家電メーカーの腕の見せ所と、製氷機の修理に取りかかっていました。昼までには修理できそうで、それまでは海や砂浜で遊ぶ事に。
ですが、みらいは帽子を忘れてしまいました。しかし、ここは自分に任せてと、ことはは杖を出しました。
そして、ことはは魔法で、お揃いの帽子を出しました。
ことはの魔法で盛り上がるものの、魔法を使うところを他人に見られるのはダメだと、リコはことはに注意。
その後、みらいとリコは、海に向かいます。残されたことはは・・・、
「そっか! よーし、誰にも見られずに、魔法で海を楽しくしちゃおう!」
うわー・・・、なんか嫌な予感しかしないんですが・・・。まあ、その予感が私に降りかかるなら構わないですけどね! ああ・・・、私に来てくれないかな・・・。(150%ありえません(笑))
同じ頃、ヤモーも海に来ており、相変わらず、自作のドクロクシー人形を崇拝しながら、エメラルド奪取を誓っていました。そんなヤモーに、ラブーは声をかけますが、ヤモーは、聞く耳を持ちません。
「おお! なるほど、そのような策が・・・。さすがドクロクシー様。かしこまりました。その策で必ずや・・・。」
少しして、みらいとことはは、海に勢いよく飛び込んで、海を楽しみました。
みらいは、リコも来るよう言いますが、リコは、のんびりしているだけで十分と、来る気がありません。
ああ、これは、たぶん、泳げないんだろうな。浮き輪なんて持ってるくらいですし。
しょうがない。これは、私がリコに泳ぎ方を教えに行くとしますか。私は、中学生の頃は水泳得意でしたし、これで、リコもだいぶ泳げるようになるでしょう、きっと。(「リコに触れまくりたい下心が見え見えだよ」とかツッコまないで下さいね(笑))
そこで、ことはは、リコが自分達の所に来るよう、魔法でリコが持っている浮き輪を変化させます。
気付いたら、リコの浮き輪は、魚の形に。
さらに、勢いよく海を泳ぎます。これを見たまゆみとかなは唖然とします。
「リコちゃん、大丈夫?」
「大丈夫・・・。」
少しして、スイカ割り。スイカを割る役は、まゆみ。
ここでも、ことはは魔法を使いました。すると、スイカは巨大になり、しかも、転がってきました。
その後、スイカはキレイに真っ二つに割れ、リコが魔法でスイカを小さくしました。事の顛末を知らないまゆみは、キレイにスイカを割れたと、大喜びです。
その後も、ことはは、魔法を使って、海を楽しくしますが、そのたびに、みらいとリコは事態収束に忙しくなります。
そして・・・、
「大丈夫モフ?」
「大丈夫・・・。」
「さすがに魔法の使い過ぎね・・・。」
ことはは、ぐったりしているみらいとリコを見て、かき氷を一緒に食べようと提案。かき氷を取りに、店に向かいました。モフルンもついていきます。
そんなことはを遠くから見ていたヤモーは、今がチャンスと狙いをつけます。
~ Bパート ~
ことはは店に来たものの、大吉はまだ製氷機を修理中。それを聞いて、残念がることは。
そこに、ある男が声をかけました。男は、向こうに見える洞窟の奥には、よく冷えて甘くて美味しい天然の氷があると言います。
それでかき氷を作れば美味しい味になる事間違いなしとも付け加えます。
「最高のかき氷! ありがとうございます! お兄さん! 私、行ってみます!」
という事で。ことはは、その洞窟に。しかし・・・、
「フフフ・・・。お兄さんじゃありませんよ。ヤモーさんですよ。」
イタいクセに・・・。病んでるクセに・・・。「お兄さん」って呼ばれるなんて・・・。
いたいけな女の子を危険な所に連れ去ったという事は、この際どうでもいい! この感想を書き終えたら、みらい達の世界に行くぜ! ことはに「お兄さん」って呼ばれるために!(それを優先事項と考えているあたり、お前もだいぶ病んでるよな(笑))
少しして、みらいとリコは、ことはが皆の所に戻ってきてない事を知ります。かの子から、向こうの洞窟に行ったと聞くと、不安を感じ、みらいとリコも洞窟に向かいました。
一足先に洞窟に入ったことはは、突如出てきたコウモリに怯えるものの、みらいとリコのために頑張らなきゃと、先に進みます。
そのまま先に進むと、行き止まり。そして、ヤモーが出現。氷はないと、真実を明かしました。
さらに、スーパーヨクバールを召喚。
その直後、スーパーヨクバールにより、退路も塞がれ、ことはとモフルンは離れ離れに。
ことはは、騙すなんて酷いと抗議するものの、ヤモーは、エメラルドを奪うためなら手段は選ばないと、意に介しません。
「ずっと見てましたよ、あなたの魔法。確かに大したものですが、付き合わされた2人はヘトヘトでしたね。おかげで、あなただけを簡単に閉じ込める事ができました。分かりますか? この状況は、あなたが招いたもの。まあ、後悔してももう遅いですけど。」
「だったら・・・、だったら! 余計に負けてなんていられない!」
そして、ことはは、プリキュアに変身。
バトルスタート。これまで通り、フェリーチェ優位に戦いが進んでいるように見えましたが、洞窟内の闇の力により、追い詰められてしまいます。
しかし、ミラクルとマジカルが助けました。今回は、サファイアスタイル。
「ミラクル・・・。マジカル・・・。私も・・・、私も・・・、2人の力に!」
「2人とも、来てくれてありがとう・・・。」
「何言ってるの!」
「当たり前でしょ!」
それからしばらくして、みらい達は、皆の所に戻りました。
「リコ、みらい。ごめんなさい・・・。」
「はーちゃん。大丈夫。はーちゃんの気持ち、ちゃんと分かってるよ!」
「それに、この程度の事、私達、何て事ないし!」
「みらい、リコ・・・。」
とはいえ、魔法を沢山使うのはなしでお願いと、リコは軽く注意。
その直後、大吉は、製氷機の修理を終わらせました。とはいえ、氷を作るにはまだまだ時間がかかりそうですが、扉を開けてみると、中には氷が。
これは、ことはが魔法で作ったもの。
その後、かき氷の店には、沢山の人だかりができ、みらい達は、かき氷をいただきました。
今回は、これで終了です。
次回:「想いはみんな一緒! はーちゃんのクッキー」
ことはは、いつもお世話になっているみらい達のためにクッキーを作り、みらい達は、ことはが作ったクッキーを美味しくいただきました。
みらい達は、ことはにお礼を言おうとしますが、ことはがいません。ことはは、どこに行ってしまったのか?
今回のエンドカード
海が見えたり、魔法文字がクッキーだったりと、今回と次回の混合ネタ。そういえば、イラストコーナーはどうなったんでしょう? 今回は、ちょっとインパクトに欠けるエンドカードだと感じましたので、イラストを掲載してほしかったのですが・・・。
【まとめ】
海に出かけたみらい達は、ことはの魔法でトタバタ騒ぎになったもの、目一杯、海水浴を楽しむ事ができました。
今回のポイントは、前話に引き続き、「魔法は万能ではない」でしょうか。
と言っても、前話は、やりがいや「他者との繋がり」を考えると、「どちらかというと、魔法を使わない方がいい」というものでしたが、今回は、「変に魔法を使うのはダメ」といったところでしょう。
前話のバトルシーンでフェリーチェが言っていたように、魔法を使う上で大切なのは、使用者の清き心です。
そう考えると、誰かのために魔法を使う事は決して悪い事ではないですし、ことはは、みらい達が海水浴を楽しめるようずっと魔法を使い続けていたのですから、ことはが魔法を沢山使った事は、良い事のように思えるでしょう。
だけど、周りに違和感や迷惑を与えてしまっては、意味がありません。
確かに、魔法があれば便利だと思う場面は多々ありますが、科学的には起こりえない事をやってまで誰かを喜ばせても、周りからは、怪しい目線が集中するでしょう。それじゃダメですよね。
それに、誰かのために魔法を使い、その使い手が優秀だとしても、100%思い通りに魔法が成功するとは限りません。場合によっては、大事故になるおそれだってあります。
そうなれば、魔法を使った者が責任を負う事になります。誰かに見られないよう魔法を使ったとしても、いずれ特定されるでしょう。
しかも、それが子供となると、親が責任を負う事になり、親の喜びのために魔法を使っていたとなれば、結果として迷惑をかけている事になり、目も当てられません。
そう考えると、おおっぴらに魔法を使うのはダメなんでしょうね。
今回の場合だったら、お揃いの帽子を出すとか、モフルンの水着を出すだけにとどめておけば十分だったでしょう。日焼けを適度に抑える魔法をかけるとかでも良かったでしょうね。
また、ことはが、みらいとリコに、自分の使った魔法が迷惑をかけていたと謝ったのも良かったところだと思いますね。メイン視聴層の女児達にとっては、ここが今回の大事なポイントだったように思います。
現実では、魔法は存在しませんが、親の手伝いをしたのに、失敗続きで、結果として迷惑をかけてしまったというのは、よくある話。
そうなった時に、しっかり「ごめんなさい」と口に出して謝ったり、親の手伝いをしたかったと言うのは大事ですよね。23話で校長が言っていたように、「素直な言(こと)の葉は人の心を動かす」のですから。
そうする事で、親は、子供がやらかした事よりも、子供の頑張りに着目するようになり、同じ失敗を繰り返さないよう色々と教えたりするもの。そして、親子の絆を深めさせるのだと思いますね。
さて、今回は、夏の風物詩の1つ、海が出ましたが、夏の風物詩といえば、浴衣もあります。私としては、そちらの方が何倍も楽しみであり、出るとすれば、次々回か、その次の回でしょうか。
まあ、とりあえずは、次回ですね。次回は、ことはとヤモーの間で一波乱ありそうで、気になるところ。次回も、目が離せません。