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プリキュアについて熱く語る一独身男性のブログ

魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~ 第9話感想

2025年04月12日 | 魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~
 今話の名セリフ:「ああ。今、この可愛い盛りを逃すのは、もったいないな・・・。」

 「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」第9話「それぞれの世界」の感想です。


~ オープニング前 ~
[フリーの記者のケイです。旦那さんの失踪事件について、聞かせてもらってもよろしいですか?]
    
〈私の名前はケイ。本名だ。魔法学校を卒業してから紆余曲折、念願の記者になった。〉
    
〈とは言っても、まだ駆け出しで・・・。主戦場はネットニュース。今、私が追っているのは、津成木町界隈で頻発している失踪事件。〉
    
   
〈何の前触れもなしに消える人々・・・。取材を進めると、さらに不可解な事件が起きている事が分かった・・・。謎の石像の出現だ・・・。〉
    
「キュアップ・ラパパ! 撮影して!」
   
「ケイさんにお会いできるなんて! 私、超ファンで! この前の魔法ガールの記事、最高でした!」
「励みになります。で、いただいたDMによると、変な影に襲われたって事ですが?」
   
   
〈石像だけではない・・・。謎の影に、謎のクマの怪物の目撃情報や、謎の竜巻の発生・・・。6年ほど前、津成木町に現れた、謎のトラックの怪物の事件まで掘り起こされて、世間の話題をさらっている・・・。〉
    
〈謎・・・。謎・・・。謎って・・・・。どんだけ謎があるんだか・・・。〉
   
〈その謎達に共通する事が1つ・・・。謎の2人組の目撃談・・・。え? また謎かよって?〉
   
「謎じゃない! これ、魔法つかい!」
「うんうん! だよね!」
   
〈旧友、かなとまゆの言う通りだ・・・・。魔法界出身の私には分かる・・・。〉
   
〈伝説の魔法使い・・・。また現れたの?〉
   
〈2人を辿れば、すべての事件の真相が、犯人が見えてくるはずだ・・・。私は、伝説の魔法使い・プリキュアを追う事に決めた・・・。〉
    


~ Aパート ~
   
「ケイ! 久しぶりだな!」
   
「夢の中で会社員になったって?」
「ああ。みらいに聞いてきたの?」
「ううん。壮太がバイト先でお客さんに話したでしょ?」
   
   
「ソースは、そこから。みらい、知ってるの?」
「うん。怪物に襲われて、目が覚めたら、みらいがいて・・・。リコとはーちゃんも・・・。」
   
「はーちゃん?」
〈そういえば確か、インタビューした大学生も言ってたっけ・・・。〉
   
[変な夢から覚めたら友達がいて・・・。]
[友達って?]
[一緒の大学のみらいって子。]
[今、みらいって言いました!?]
   
〈彼女が目覚めた時にも、みらいとリコに、はーちゃんらしき子までいた・・・。プリキュアを追っていた私の前に、みらいとリコ、はーちゃんの存在が浮上・・・。〉
   
〈もしかして、みらい達がプリキュア?〉
   
〈まさかね・・・。怪物に襲われた人々を助けようと駆け付けた。その線が有力か・・・。みらいに聞いてみよう・・・。〉
   
〈真相が何であれ、みらいなら、謎の怪物の事を、何か知っているかもしれない・・・。〉
   
「おかけになった電話は、電波の届かない場所にあるか・・・、」
「みらいったら、また出ない・・・。」
   
「オス!」
「ジュン! エミリー!」
「元気だった?」
「ケイ、頑張ってるじゃんか。」
   
「ネット記事読んでるよ!」
「ありがとう! 励みになるよ!」
   
〈ジュンとエミリーは、魔法学校の補修クラスで一緒になって意気投合。ずっと友人関係が続いている。〉
   
「カットモデルやってくれない?」
「うん! 別にいいよ!」
   
〈エミリーはナシマホウ界で、美容師を目指して頑張ってる。〉
   
「モヒカンになっても知らないぞー。」
〈ジュンは、こっちでデザインの勉強をしつつ、魔法界で服飾の手伝いをしてる。〉
   
「で、話って何?」
「最近みらいと会った? 電話繋がらなくて・・・。メッセージも既読にならないし・・・。」
   
「魔法界に行ってるのかも・・・。」
「魔法界はスマホの電波ダメだしな・・・。なあ、一緒に魔法界行かない?」
「うん! 行こうよ、ケイ!」
   
「私達、次のカタツムリニアで行くんだ!」
「うん。みらいがあっちにいるなら、アリかも!」
   

 そして、3人は魔法界に来ました。しかし・・・、
    
    
〈私の名前はケイ。本名だ。魔法学校を卒業してから紆余曲折、念願の記者になった。〉
    
〈とは言っても、まだ駆け出しで・・・。〉
   
「辛い現実・・・。見よ、甘き過去を・・・。」
   
[モフ! すごいお手紙モフ!]
[感謝の手紙だよ! 持ってくものをメモするようにって、みらいに言われてから、忘れ物がなくなったから!]
    
[感謝がいっぱいモフ・・・。]
[メモしてたら、書くのが大好きになっちゃって、手紙も長くなっちゃった・・・。]
    
[ありがとう! 嬉しい! 読むの楽しみ! ワクワクもんだよ!]
[モフ!]
   

「浸れ・・・。甘き過去に・・・。」
   
    
    


~ Bパート ~
 ケイ達が石化される少し前に、みらい達は、ことはがプリキュアになった事や、自分達が力を合わせて、クロノウストにより石化された人達を元に戻す事を、校長に話しました。また、ヤモーやバッティも協力を申し出ました。
 しかし、リコは、石から元に戻ったとしても、すべてが解決する訳ではないと考えています。石化された人達は過去を見て幸せそうだったため、元に戻った後に、辛い現実を受け入れる事が難しそうだからです。
 だからといって、何もしなければ、命が奪われたのと同じです。そう話していると、クロノウストが、みらい達の前に現れました。

 みらい達はプリキュアに変身します。ミラクルとマジカルはトパーズスタイルに。
 クロノウストは、沢山の傀儡を生み出し、魔法界の至る所に送った事を話しました。そのため、今、魔法界の人々のほとんどが、突如現れた得体の知れない怪物に怯え、過去に閉じ込められようとしています。

「あなたですか! 気高き闇の魔法を悪用し、復活した輩は! 真の闇の魔法をご覧に入れましょう!」
   
    
   
「この姿にするなんて、やるね。」
「研究の成果です。ただし、効果は3分だけですが。」
「3分あれば十分。海の藻屑にしてやるわ!」
    
「我らで貴様を止めてみせる!」
   
「あの! 盛り上がってるとこ悪いけど!」
「私達もいるって事を、お忘れなく!」
   
 確かに、アイツらだけで決着つけちゃったら、「プリキュアって何なの? これはもう、このアニメのタイトル変えるべきだろ」なんて思われかねないから、「お前らが目立つな」と注意する事は大事ですね。まあ、シリアスな雰囲気はめちゃくちゃ緩みますけど。(笑)

「分かっていますよ、リコ先生。」
「今はマジカル! 先生はやめて! 私も君付けはやめるから、バッティ!」
    
 リコ先生、無駄話はやめようぜ。スパルダとガメッツは、今の姿になれるのにタイムリミットがあるんだからさ。
 っていうか、ラスボスを目の前にして、こんなにユルユルしてるのが問題なんだよなあ。これというのも、ヤツが語尾に「ワン」をつけて、威厳を下げてるからだ。クロノウスト、お前は、時を食う事よりも、語尾をなくす事に全力を尽くせ。(笑)

「うっ・・・。な、何だ・・・。」
「気張るな。身を委ねるワン。」
   
   
[我が主、ドクロクシー様!]
   
   
    
「ドクロクシー様?」
「ではない! ヤモーの過去から抽出された偽りのもの!」
   
「こういうの、ナシマホウ界では何と言いましたっけ?」
   
「『ミイラ取りがミイラになる』ね。」
「今、みらいって言い・・・、」
「ミイラだ!」
「打ち取ってくれる!」
   
    
 まーたユルユルした雰囲気作りやがって。っていうか、さっきからずっと、プリキュア側がユルい雰囲気を作っているような。そのせいで、スパルダとガメッツの活躍時間が減らされると思うと、なんか可哀想に感じてきました。(笑)

 そして、バトルスタート。しかし、生み出された怪物の力が強大で、苦戦します。
「命は奪わないワン。死は、命を生む無限の連鎖だワン。万物は皆、混沌から生まれ、命を育み、役目を終えて、再び混沌へ。それを永遠に繰り返すワン。」
   
「その連鎖を断ち切る。命が新たに生まれぬよう、皆の時を止めるワン!」
   
「生き続けるがいいワン。時の連鎖が外れた場所で。過去で!」
   
「それは摂理に反する!」
「永遠に幸せな時間に閉じ込めてやるんだワン。ウィンウィンだワン。」
    
「ラパーパもどき、貴様のエゴを押し付けるなだワン!」
   
「勝手な事言って!」
「難しくて、ちゃんと理解できてるか分からないけど、止めないといけない事だけは分かった!」
   
「できるかワン?」
   
    
「これしき!」
「跳ね返す!」
「やらいでか!」
   

 怪物は、トパーズエスペランサとエメラルドリンカネーションを放って撃破。
 しかし、スパルダとガメッツは、魔法の効果が切れて、元の小さい姿に戻ってしまいました。そして、バッティだけで、クロノウストのビームに対抗する事に。
「バッティ君!」
「君付けはなしって話でしょ・・・。」
    
   
「浸れよ・・・。甘き過去に・・・。」
   
    
   
    
    
   
[仕事もいいけど、子供達と過ごすのもいいでしょ?]
[ああ。今、この可愛い盛りを逃すのは、もったいないな・・・。]
   
   
〈先が不安・・・。良い教師になれるのか・・・。〉
   
「ならば、先を見なければ。」
   
   
    
    
    
〈クシィ・・・。〉
   
   
〈クシィ・・・。〉
   
   
「皆、閉じこもるのを望み、多くの力が我が手に・・・。」
    
   
   
「そんな・・・。」
   
「魔法界の、みんなが・・・。」
   

 今回は、これで終了です。


【まとめ】
 今回は、みらい達メインキャラ以外が割と目立った話だったと思います。まあ、たまには、こういうのも悪くないでしょう。
 特に、Bパートでは、かつてプリキュアと敵対していたバッティ達がプリキュアと共闘し、なかなか熱い展開が繰り広げられました。「魔法つかい」本編でもありましたが、かつての敵が加勢してくれるって良いですよね。良いタイミングで登場してくれたと思います。
 しかし、増殖したクロノウストの影によって、魔法界の人々とほとんどが石化。クロノウストの脅威度がかなり高まったように思います。

 クロノウストによって、魔法界はほぼ壊滅させられたも同然となりましたが、何人かは石化後の姿が印象に残り、面白かったですね。

 まずは、魔法学校校長。彼は無事だと思っていたのですが、まさか、彼まで石化するとは・・・。クロノウストの強さがうかがえますね。まあ、語尾に「ワン」をつけてるせいで、ズッコケはしますが。(まだ言うか(笑))
 校長の石化後は、若かった時の校長とクシィが並ぶ格好に。「魔法つかい」本編でクシィを強く想っていた事を思い出しますね。
 「クシィ」というのは、校長が魔法学校の生徒だった頃からの友人。来るべき災厄に備えてリンクルストーン・エメラルドを探している過程で、闇の魔法の力に魅入られて命を落とし、リンクルストーン・エメラルドを求める強い欲望が仮初の肉体に宿り、ドクロクシーが生まれました。今回登場した怪物はドクロクシーを模したものでしたが、ヤモーが彼を敬愛していただけでなく、この繋がりも意識して登場させたように思いますね。
 校長は、闇の魔法に手を染める事に反対したものの、クシィは1人で突っ走ってしまい、命を落とす事に。それゆえに、校長は時折、彼の事を想って心を痛めており、クロノウストによって見せられた過去がクシィと一緒にいた時だったのは、大納得だと感じましたね。校長の石化は、「魔法つかい」本編を見ていたかどうかで、感動度の差は大きかったんじゃないかと思います。

 続いて、リコの父・リアン。彼の石化後の姿は、妻のリリアに、娘のリズとリコ。
 リアンは考古学者ゆえに、様々な地を調査するため、家族と一緒にいられる時間はそんなにないのですが、しかし、クロノウストによって見せられた過去を見た感じでは、一緒にいた時は、その時間をすごく大切にしている事がうかがえますね。「たとえ成人しようとも、親から見れば子供」だと言っていた事に、より重みがついたように感じました。

 あとは、アイザック。彼は、入れ歯の石像になりました。
 ちょっ、こんな緊迫した時に入れ歯かよ! まあ確かに、「魔法つかい」本編では、入れ歯が抜けて場を和ませた時がまあまあありましたけど、時と場合を選びましょうよ? 続編でもアイザック先生の愉快さは衰えておらず、安心しました。(笑)

 さて、次回は、クロノウストとの最終決戦が始まります。ストーリーの緊張度は高まりますが、ヤモーにツッコみたい事がまあまああり、早く放出したい気持ちでいっぱいです。(笑)



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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