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ラブライブ!スーパースター!! 総評

2021年11月08日 | ラブライブ!スーパースター!!
 先月中頃に終了となったアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」全話を見終えての感想です。

 まずは、キャラ感想と名セリフを語っていきます。振り返ってみれば、本作も、胸が熱くなるセリフや、大いに笑わせてくれたセリフが沢山あり、ストーリーを面白くしてくれたと感じています。
 ここでは、私が気に入ったセリフをキャラごとにランキング形式で挙げながら、キャラの感想を語っていきます。
 なお、ここで挙げるセリフは、Liella!メンバー5人のみとし、各キャラ3つまでとしています。他のキャラは公表しませんので、ご了承下さい。

 それでは、発表します!

澁谷 かのん

 アニメ開始前は「ちょっと緊張しがちな、おとなしい子なのかな?」と思っていましたが、蓋を開けてみれば、様々な魅力を感じさせてくれました。初回開始早々のやさぐれた感じとか、表情の豊かさとか、魂の叫びなどなど。
 目立ちたがりな性格ではないものの、いざという時には頼もしい一面を見せ、最終話では、ラブライブ優勝を目指そうと皆を奮い立たせました。アニメ開始前と比べると変化が著しいキャラで、「ラブライブ!」の穂乃香や「サンシャイン」の千歌に並ぶような良い主人公になったと感じています。

 そんなかのんの名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「やっぱり私・・・、歌が好きだ!」 (1話Bパート)
   
2位 「私、勝ちたい! 勝って、ここにいるみんなを笑顔にしたい! 『やった』ってみんなで喜びたい!」 (12話Bパート)
3位 「このステージに立って、この景色を見て、私は胸を張って言えます! 結ヶ丘の生徒になれて良かったって! この学校が一番だって!」 (12話Bパート)
    

 1位は、初回の挿入歌直前から。羽がかのんの元に舞い降りるところが、「ラブライブ!」魂の継承を思わせて、印象度は高かったですね。
 そういえば、羽の演出は最終話にもあると思いましたが、意外にも初回だけでした。羽が出る場面は2期でも出てほしいところで、初回には出るんじゃないかと期待しています。

 2位、3位は、最終話Bパートから。結ヶ丘の生徒達全員が最高のステージを作ってくれて感じた事と、恩返しできなかった悔しさをチョイスしました。
 初回は、音楽科に受からなかった事を引きずって、スクールアイドルなんて柄じゃないと思っていたのが、こうやって変われたのは、本当に良かったと思いますね。


唐 可可

 アニメ開始前は、スクールアイドルに熱心で、ちょっと真面目な子だと思っていましたが、実際は、表情豊かで押しが強く、「どこで覚えた、その日本語!?」「いつ作った、それ!?」とツッコみたくなる場面もちらほらありました(笑)。
 かなり愉快な子でしたね。アニメ開始前は、他のメンバーほど見応えを感じていなかったのですが、アニメを通じて、その評価は大きく変わりました。

 可可の名セリフベスト3は以下の通り。

1位 「好きな事を頑張る事に、お終いなんてあるんデスか!?」 (1話Aパート)
   
2位 「だから受け取りナサイ! 私が思いの全てを込めて、あなたのために作ったのデスから!」 (10話Bパート)
3位 「しかし、今日だけはライバルデス! 今日だけはファンをやめマス!」 (12話Bパート)
    

 1位は、すんなり決まりました。かのんの可能性を信じ続けてくれたからこそ、Liella!は、ここまで来れたんじゃないかと思いますね。
 2位は、すみれがメインを飾った10話から。すみれとは色々と言い合っていた事が多かったですが、ダンスの腕とかは信じてますし、なんやかんやで仲は良いですし、良い関係を築いてますよね。
 3位は最終話から。サニーパッションは、可可が来日するきっかけとなり、様付けするほどの崇拝っぷりでしたが、いざ対戦するとなると、しっかり覚悟を決めていて、良いシーンだったと感じています。

 ランクインはしませんでしたが、「コンチクショウ」「屋上へ来やがれ」「スットコドッコイ」など、どこで覚えたのか気になる日本語が多く出てきたのも、話を面白くしてくれました。2期も、こういう言葉が多く出てきてほしいな、とかなり期待しています。


嵐 千砂都

 明るくてノリの良い、かのんの幼なじみ。そのため、何の問題もなくスクールアイドルをやってくれるだろうと思っていましたが、結構ドラマ性の高い子でした。
 幼少期は気が弱く臆病だったり、かのんの隣に立てるくらいの一人前になりたいと芯がしっかりしてたりなど、意外性が多くて、なかなか見応えがあったと感じています。
 また、かのんに対する尊敬度や信頼度の高さも見所でした。幼い頃は、常に自分を守ってくれて、ヒーローのような存在として映ってれば、そうもなりますよね。2期でも、かのんの事を信じているシーンが多くあるといいな、と楽しみにしています。

 そんな千砂都の名セリフベスト3は以下のようになりました。

1位 「私、かのんちゃんのできない事をできるようになる! かのんちゃんの歌みたいに、大好きで夢中になれるもの! 私も持てるように頑張る!」 (5話Bパート)
   
2位 「私は、嵐千砂都は信じてる・・・。澁谷かのんを!」 (11話Bパート)
3位 「私ね、ずっと夢見ていた気がする。こういう日が来る事を・・・。」 (6話Bパート)
    

 1位は、幼少期の決意から。千砂都といえば、真っ先にこれが浮かんできますね。
 いつも自分を守ってくれているかのんの隣にいられるほどの一人前になりたいという思いから出た言葉ですが、こう言った時点で十分隣に立てていたでしょう。この言葉で、かのんも歌が上手くなりたいと刺激を受けていましたし、「ラブライブ!」シリーズの幼なじみは強いと改めて感じました。

 2位は、かのんは1人でも歌える事を信じて出てきた言葉。千砂都ほど、かのんの事が好きだったり、信じている人物は、そうはいないでしょうね。
 3位は、6話のライブシーン直前から。ダンス大会の結果次第では、かのんと長く離れ離れになっていたかもしれないと思うと、一緒にスクールアイドルをやれて良かったと思いますね。

 あと、「ないYO!」「マルなんだYO!」といったラップ口調や、丸いものが好きなのを熱く語るのも、心地良い笑いをもたらしてくれました。2期でも、ノリの良い明るさで視聴者を楽しませてほしいですね。


平安名 すみれ

 アニメ開始前は、ギャグ度の高い子だと思っていましたが、予想通りでした。特に、生徒会長選の7話が一番面白かったですね。かなりツッコみました。(笑)
 また、可可からは「グソクムシ」と呼ばれる事もしばしば。まさか、「ラブライブ!」でグソクムシという単語をよく聞くとは思わなかったぜ。(笑)
 その一方で、見えないところでの努力や、いくら頑張っても報われない苦悩とか、シリアス要素でも結構見所がありました。2期でも、ギャグとシリアスの二刀流で、ストーリーを賑わせてほしいですね。

 すみれの名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「勝たなきゃいけないんでしょ! アンタ・・・、絶対勝たなきゃいけないんでしょ・・・。」 (10話Bパート)
   
2位 「もう! 何なのよったら何なのよ!」 (12話Bパート)
3位 「これ・・・。一応渡しておくわよ・・・。これからも一緒に続けられるように・・・。」 (12話Bパート)
    

 1位は、センターを務める事になった10話から。普段は自信の高いところを見せているすみれですが、自分の失敗が他人の迷惑に繋がりかねないと考えると、一歩引くところも。結構優しいところもあるんですよね。
 2位は、ラブライブ東京大会で敗れた事を知った時に出たセリフ。結果発表後に初めて言葉を発したのは、すみれなんですよね。ラブライブは所詮アマチュアの大会と思っていたのが、あそこまで悔しがるなんて、スクールアイドルになってかなり変わったと思いますね。
 3位は、可可の名セリフ3位に合わせました。物語前半ではご利益がないと思っていたお守りが、きっと効果があると可可に渡したところも、最終話の見所の1つだったと思います。


葉月 恋

 アニメ開始前は、生真面目でしっかり者だけど、どこか不器用というイメージを抱いていましたが、アニメでもその通りでした。っていうか、スクールアイドルになってからは、ポンコツなところが出過ぎな気が。(笑)
 初めはスクールアイドル部の設立に反対していたり、生徒会長就任直後も多くの生徒達から嫌われ、両親は傍にいなかったりと、孤独度が強く、7話終了時点ではハラハラしていましたが、かのん達に出会えたのは、本当に良かったと思いますね。スクールアイドルに対する誤解が解け、結ヶ丘を良い学校にしたいと思う仲間ができましたし。最終話では、ラブライブ予選の結果を受け、結ヶ丘の創立に反対していた父親が援助してくれたり、長く付き添ってくれたメイドのサヤと再び一緒になれたのも良かったですね。
 創立者の娘で生徒会長というポジションゆえ、結ヶ丘を良い学校にしたい思いは人一倍強いですが、他の生徒達に頼るべきところはしっかり頼って、良い関係を築きながら前に進んでいってほしいもの。2期では、そういうシーンが多くあってほしいですね。

 恋の名セリフベスト3は次の通り。

1位 「母が遺した学校を続けるためには、私が頑張るしかないのです!」 (7話Bパート)
   
2位 「結ヶ丘は一番の学校です!」 (12話Bパート)
3位 「興味本位でつい・・・。生徒会長ともあろう者が、あんなものを・・・。」 (11話Aパート)
    

 1位は、スクールアイドルになる前のセリフですが、結構カッコ良かったため選びました。とはいえ、あのまま1人だけで頑張り続けていたら、間違いなく潰れていたでしょう。そう思うと、かのん達との出会いは救いだったと思いますね。
 2位は最終話から。母と同じく、スクールアイドルを通じて、自分が通う学校が最高だと思えたのは良かったですね。
 3位はギャグセリフ。生真面目でしっかり者でも、年頃の女の子って事ですよね。(笑)

 恋は、スクールアイドルになったのが物語後半と遅かったために、名セリフ候補が少なったのが残念なところ。2期では、良い見所と名セリフが沢山出てほしいと期待しています。


 名セリフの公表は、これで以上です。
 ここからは、全話を見終えて思った事をあれこれ述べていきます。

 まず、本作のメインキャラは5人。過去の「ラブライブ!」シリーズと比べると、半分程度でしかなく、いずれ追加キャラが発表されるのだろうと思っていましたが、そんな事はなく、アニメが始まりました。
 メインキャラの人数は少なかったものの、その分、キャラの個性に大きく焦点が当てられ、アニメ開始前と比べると、5人ともかなり面白いキャラとして映り、5人がちょうど良かったのかな、と今は感じています。

 メインキャラ全員が同学年だったのも、過去作にはなく、大きな注目要素でした。
 新設校の生徒達なので、全員1年生。そのため、足並みを揃えるのは難しい事ではないし、早い段階から高い団結力が期待できるだろうと思っていました。
 ですが、個々の描写に重きが置かれていて、チームとして結果を残したいという気持ちは薄めでした。メンバーが全員揃ったのは物語後半ですし、新設校ですと、誰かと何かをやる事よりも、自分がこういう事をやりたいという気持ちが大きいと思いますので、まあ、これは、仕方のない事なのかな、と感じています。多様性を重んじている今の世の中も関係してるのかもしれませんね。
 でも、だからこそ、最終話で、本気でチームとしてやるべき事を見つけて、意気投合できたのは、すごく良いシーンとして映りました。その後のラブライブで優勝しそうな可能性が見えましたし。
 メンバーに3年生がいれば、最後のラブライブで結果を残せなかった悔しさや、同じメンバーで次のラブライブに出場できない無念さが残りますが、そういうのがないのが、全員1年生である事の強み。ラブライブ東京大会終了後の描写は、メンバーが全員1年生という過去作にはない異例要素を上手く活かしていたように思います。

 あと、各話のタイトルの出し方が自由過ぎたのも、本作の特徴だったと思います。どのタイミングで、どういう形で出てくるのか、回によって様々だったのが面白かったですね。
 特に、メンバーが全員揃った8話は神演出でした。2期でも、こういう感じで毎回タイトルを出してほしいと、ものすごく期待しています。

 さて、ここまで、「2期」というワードが結構出てきていますが、先月24日には、本作の2期制作決定が公開されました。
 NHKEテレで最終話が放映されてからわずか1週間後に、もう2期がある事が公開されるとか、早過ぎますよね。まあ、最終話の終わり方を考えれば、早々と公開されても不思議ではありませんが。
 2期が放映されるのはいつになるか分かっていませんが、たぶん再来年になりますかね。早ければ来年の秋アニメとして放映されるのでしょうか。
 いつ放映されるにせよ、その時は、またLiella!メンバーの努力と成長をしっかり見ていきたいですね。余力があれば、感想も書きたいと思います。

 2期が展開されるとなると、気になる事がいくつかあります。それは、以下の通り。

・ かのん達は2年生になるのか?

・ 追加メンバーは出るのか?

・ サニーパッションの曲は出るのか?

 1つ目は、2期は、かのん達が2年生として学校生活を送るんじゃないかという予想です。
 ラブライブ東京大会が行われたのはクリスマス。その翌月、もしくは、翌々月に全国大会が行われると思うと、年度終了月である翌年3月までにもう1度ラブライブの地区予選が行われるとは考えにくいでしょう。
 となると、次にラブライブ地区予選が行われるのは、年度が変わってからであり、その時は、かのん達は進級して2年生になってるでしょうね。とは言っても、進級はせず、全員1年生という初期設定を貫くのかもしれませんが。

 2つ目は、Liella!メンバーが5人よりも増えるんじゃないかという事ですね。
 Liella!の健闘により、翌年度の結ヶ丘の入学希望者数が良い感じに増えましたが、その中には、スクールアイドルをやってみたいと思っている子達がいるかもしれないでしょう。その子達が追加メンバーになって、2期のストーリーを盛り上げてくれんじゃないかと考えています。
 思えば、「ニジガク」も、来年4月から2期の開始が決定しており、「スクスタ」の追加メンバー3人が2期に出る予定になっています。ですので、本作も2期は追加メンバーが出てもおかしくないかな、と思っています。まあ、今の5人のままでも十分ですけどね。

 3つ目は、Liella!のライバル・サニーパッションについて。
 スクールアイドルの先輩として様々なアドバイスをもらったり、故郷の神津島に招待されたりなど、絡みが多く、東京大会でも優勝しましたが、実は、サニーパッションって楽曲が披露されてないんですよね。
 「サンシャイン」では、Aqoursのライバル的な存在であるSaint Snow(セイントスノー)が、聞き応えのある曲を披露しただけに、サニーパッションも良曲を出してほしいな、と2期では結構期待しています。


 さて、少し長くなりましたが、これにて、「ラブライブ!スーパースター!!」の総評記事は終了です。
 最後に、このアニメの制作に携わった方々に感謝の言葉を述べて、本記事を締めます。

 このアニメから、沢山の笑いと感動をいただき、大満足です! 本当に、ありがとうございました!!
 2期も良い作品になってくれると信じています! これからも頑張って下さい!!





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