
今話の名セリフ:「みんなのおかげで、心の宇宙が、無限に広がっていくルン!」(羽衣ララ)
「スター☆トゥインクルプリキュア」第25話「満天の星まつり☆ユニの思い出」の感想です。
~ オープニング前 ~
辺りは夕方。何か大きな物音がして、ユニは眠れずにいました。
物音の正体は・・・、

直後、ひかるが声をかけてきました。ひかる達は浴衣を着ています。

今夜は観星町の星祭り。ひかる達は、ユニも一緒に行こうと誘います。
しかし、ユニは興味なし。ですが・・・、
「いいからいいから!」

「お祭りには楽しいものがいーっぱいあるんだから、今日くらい一緒に楽しもう!」


~ Aパート ~
少しして・・・、
「キラやば~っ☆」
「いいね!」
「かわいいフワ!」


「この格好・・・。」
「夏祭りといえば浴衣だよ! 私のだけど、ピッタリで良かった!」
「ちょっと動きにくいけど、素敵ルン!」


「よーし! いっぱい楽しんじゃうぞー! おー!」

そして、祭りの会場である天文台周辺に来ました。

「楽しそうなお店がいっぱいルン!」

「ねえ、ユニの星にはお祭りってないの?」
「私の星?」

「キャーッ! 天宮えれな先輩よ!」
「香久矢まどか先輩も!」
「やっぱり浴衣姿もきまってる・・・。」


相変わらず「女子生徒には」大人気の観星中の太陽と月である。男子にも結構注目されそうなものですが、いつも通り、画面に映ってないところで、スタッフ様が駆逐してるんだろうなあ。この蒸し暑い中、本当にお疲れ様です。(笑)
「ねえ、あの可愛い子、誰?」
「さあ? 見ない顔だけど・・・。」


「オーホホホ! ごきげんよう、皆さん! 艶やかな浴衣ですこと!」

「あら? あなたは・・・。」

「天宮先輩と香久矢先輩と一緒とは、一体何者!?」


「何? この鋭い視線・・・。まさか、私が異星人だと見抜いてる!?」

違います。観星中の太陽と月と一緒な事に嫉妬しているだけです。今日も、観星中の金星(自称)は、「黙ってれば美人」を地で行っていて何よりです。(笑)
「えーっと・・・、彼女は・・・、その・・・。」

「おーっ! 新しい転校生!?」
「ニャン!?」
「ニャン!?」

「この子は・・・、そう! 私の親戚なの!」

「おー、そうなの! よろしくな、ニャンコ!」
「ニャンコ!? 私の名前はユニよ!」

「そうか! バイニャン、ユニ子! ニャッハハハ!」


「ユニ子」とは、ナイスなあだ名をありがとう、カルノリ君。今後、ギャグ感想でちょくちょく使わせていただこう。まあ、本名より長いですけどね(笑)。それにしても、ネコ目やふくれっ面のユニ、可愛いなあ。
「そんなにカッカしないでさ、笑顔笑顔!」
「みんな、ユニの事が珍しいルン!」

「お祭りは楽しまなけりゃ損だよ! ホラ、見て見て!」


「お? お嬢ちゃん、やってみるかい?」

「はい、心して挑みます。」


「まどかさん・・・。」
「この緊張感、弓道大会以来ルン・・・。」

「お嬢ちゃん、もうちょっと肩の力を抜いて。」



「ま、まいどあり・・・。」


風圧で全部倒れるとか、ねーよ。そうか、これはおそらく、まどか推しの野郎どもが裏で細工してたんだろうな。このまどかの笑顔を見たいがために、ご苦労なこった。(笑)

「よっ! ほっ! はあっ!」



「えれなさん、カッコいい!」
「弟や妹達へのお土産、こんなにゲットしちゃった!」



「オヨ? これを釣り上げるルン?」

「ララ、勝負しようよ!」
「ルン! 負けないルン!」

「よーい、ドン!」


「2人とも、いい勝負でプルンス!」

「早く助けるでプルンス・・・。」


「やれやれでプルンス・・・。」

気付けば、フワがいなくなっていました。フワはどこにいるのかというと・・・、


「あ? 何でこんなところに?」

「はい?」

「すいませーん! そのわたあめ下さい!」

という事で。無事で済みました。直後、ユニは、祭りのポスターを見ました。



「ユーニ!」

「あ、あなた達、私をはめたわね!」
「オヨ? ただのお面ルン。」

ひかるとララは、ユニをある場所へ連れて行きました。
「こ、これは・・・。」
「金魚すくいだよ。」

「美味しそうニャン・・・。」

「金魚は食べ物じゃないんだけど・・・。」

かれこれ15年以上続いているプリキュアシリーズで、金魚を食べ物だと思った子っていたっけ? たぶん、誰もいないよな? 奇想天外な考えに、ユニ子株が爆上げしています。(笑)
「これを使ってすくうんだよ。」

「何匹すくえるか競争しよう!」
「楽勝ニャン!」

「もう一度!」


「そんな・・・。宇宙怪盗ブルーキャットとして数々のお宝を奪い返してきた、この私が・・・。」

うろたえているユニ子、超可愛い・・・。キラやば~っ☆(ひかるの口癖をさらっと使うな(笑))
そんでもって、顔面が見事に真っ青ですなあ。「ブルー」キャットなだけに。あ、ここ最近蒸し暑いですので、涼しく感じるような寒いシャレ言ってみたのですが、いかがでしょうか? かえって、蒸し暑くさせちゃったかな・・・。(笑)
「ユニ、ホイは水面に水平に。角に追い込むと、すくいやすくなるよ!」

「ホイは水面に水平に・・・。金魚を角へ追い込む・・・。」


「やったニャン!」
「やればできるじゃん!」

「これくらい当然よ!」

「ひかるのアドバイスのおかげですね。」
「ユニ、楽しそうルン!」
「うん。いい笑顔だね!」



「ユニ!」
「オリーフィオ!」

「ユニ?」

「私、帰る・・・。」


~ Bパート ~
それから少しして、ユニの元に来ました。
「食べるルン?」
「いらないわ。」

「これ、本当に美味しいの?」
「私も初めてルン。」
「え・・・。」
「食べてないのに、決めつけはなしルン!」


「ルン! 甘くて美味しいルン!」


「まあまあね・・・。」

「もしかして、お祭り嫌いだったルン?」
「そんな事ない・・・。」

「じゃあ、どうして楽しまないルン?」
「今の私は仮の姿だから・・・。」

「宇宙アイドルも宇宙怪盗も、本当の私じゃない・・・。今あなた達とプリキュアをやっているのも、ペンを集めて、惑星レインボーのみんなを救うため・・・。」

「あなたも、私と同じ異星人でしょ? どうして地球人と一緒に遊んでいられるの?」

「最初は私もそう思っていたルン。けど、ひかる達と出会って、楽しい思い出がいっぱい増えたルン! それに、みんなといると宇宙が広がるルン!」


「宇宙・・・。」
「その宇宙じゃないルン。」


「みんなのおかげで、心の宇宙が、無限に広がっていくルン!」

「心の宇宙・・・。」
「ルン!」

「悪いけど、私には分からないわ・・・。」

「私にとって大事なのは、すべてのペンを手に入れて、惑星レインボーを蘇らせる事。あなた達の力を借りるつもりはないわ・・・。」


その後、ユニは、テンジョウとノットレイ達と出くわしました。すぐに、ノットレイ達は1か所に集まり、巨大ノットレイに。

ユニはプリキュアに変身します。
コスモは素早い動きで巨大ノットレイを翻弄。
勝負あったと思われましたが、テンジョウはダークネストの力で、巨大ノットレイを3体に。

コスモは、レインボースプラッシュで片付けようと考えますが、仲間がいないため、ペンを借りられず、レインボースプラッシュは使えません。
そして、追い詰められ、巨大ノットレイに捕まってしまいます。
「キュアコスモ。所詮裏切り者のあなたの事なんて、誰も助けに来てくれない・・・。」

「コスモ!」
「あなた達・・・。」

スター達は、コスモを助けに立ち向かいます。
まずは、スターが、おひつじ座スターパンチを放とうとしますが、目の前にコスモがいるため、撃てません。それどころか、敵の一斉攻撃でダメージを受けてしまいます。
「せっかく助けに来たのに、無様にやられるだけ。呑気にお仲間ごっこなんかしちゃって、あなた達は甘いのよ!」

「お仲間ごっこじゃないルン・・・。」


「コスモは、私達と同じプリキュアルン!」

「この広い宇宙で出会えた、大切な仲間だから!」
「仲間のためなら、何度だって立ち上がって見せます!」

「コスモは、私達が守る!」


そして、反撃開始。スターとミルキーは、分身である2番と3番の巨大ノットレイに攻撃を仕掛け、その間に、ソレイユが本物の1番に足払い。
そこにセレーネアロー。1番の巨大ノットレイに大ダメージを与え、分身は消滅。コスモも拘束から抜け出しました。
その直後・・・、
「レインボーパフューム、いくニャン!」

「プリキュア! コスモシャイニング!」


巨大にノットレイにダメージを与え、その後は、サザンクロスショット。決着がつきました。
それから少しして、花火の音が聞こえてきました。急いで天文台に戻りたいところですが、距離があります。
そこで、ロケットから見る事に。




「ユニ、どうしたルン?」
「別に。何でもないわ。」

「お祭りって楽しいでしょ!」
「まあ、悪くないわね。」


そんな中、惑星サマーンからララあてに通信が。すぐ帰ってきてほしいとの事です。
今回は、これで終了です。
次回:「ナゾの侵入者!? 恐怖のパジャマパーティー☆」
惑星サマーンでプリンセスの力が見つかったと、ララの兄から連絡が来ました。
という事で、早速ロケットに乗り込んで出発。・・・といきたいところですが、サマーンはかなり遠くにあるようです。そこで、お泊りの準備をして出発する事に。
パジャマに着替えて、映画を見たりおしゃべりをしたりして、ひかる達はサマーンに着くまでの時間を楽しみますが、ロケットの中に怪しい気配が。一体、誰なのか?
今回のラッキー星座
【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
観星町の星祭りが行われ、ひかる達が浴衣姿でお祭りを楽しむ中、ユニは過去を思い出して暗い表情を浮かべるものの、皆で一緒に花火を眺め、楽しい時間を過ごしました。
さて、今回は、夏の風物詩である浴衣姿がお披露目でしたが、やっぱり良いですね。5人ともよく似合ってます。
そして、いつもと違う髪型も結構良かったです。浴衣回は、これが一番の見所になってますね。
私的には、ララが一番良かったと感じています。まどかを意識してなのか、あの2つのリボンは結構可愛く見えました。あれで、惑星サマーンでは大人扱いってホンマかいな・・・。(笑)
Bパートでは、ユニの事を心配したり、ひかる達のおかげで心の宇宙が無限に広がっていくとか、お仲間ごっこじゃないとか、シリアス方面でも見所を作ってくれました。
特に、りんご飴が美味しいのか疑問を感じているユニに「食べてないのに決めつけはなし」と言っていたのが感慨深かったです。以前は、ひかるに同じ事を言われてましたしね。
浴衣姿や地球でのお祭りを体験するのは初めての事なのに、すごく楽しんでいたあたり、ひかるから受けた影響は大きいと思いますし、初めて会った地球人がひかるで本当に良かったよな、と改めて感じました。
一方、ユニは、プリキュアになってから1か月以上経った今でも、ひかる達を頼ろうとはせず、自分だけの力で惑星レインボーを取り戻そうと考えていますが、花火を見てオリーフィオの事を思い出していた事を考えると、無理もない事なのかもしれません。
オリーフィアは、私達の父であり、母でもある。そして、私自身でもある。前にユニはそんな事を言っていましたが、ユニにとって、いや、惑星レインボーのすべての人達にとって、オリーフィオは、かけがえのない存在なのだと思います。
だから、ユニは、そんなオリーフィオが石になっている一方で自分がお祭りを楽しむなんていうのは、あまりにも失礼だと感じて、お祭りを楽しもうとはしなかったのでしょう。お祭りを楽しむ暇があるなら、一刻も早くプリンセススターカラーペンを集め、惑星レインボーを蘇らせようと思っているでしょうね。
それに、オリーフィオは私自身でもあるという事は、オリーフィオとユニは一心同体的なものという事であり、オリーフィオから離れて行動している自分は、本当の自分ではないと思っているのかもしれません。ひかる達と一緒に行動している自分も、宇宙アイドルとしての自分も、宇宙怪盗としての自分も。
今の自分は仮の姿だと言っていたのは、ひかる達の一緒の時の普段の自分は本来の姿ではないというだけでなく、そういう事も表しているように思いますね。
でも、今の自分が仮の姿だといっても、心の中で感じた事や思っている事は、決して仮でも嘘でもないでしょう。すべて本物であり、現実です。
宇宙怪盗をやっていたのは、惑星レインボーから盗まれた宝を取り戻すだけでなく、貧しい人達を救いたいという義賊的なものもありましたが、それが嘘とは考えにくいでしょう。本心だと思います。
宇宙アイドルについても、オリーフィオから褒められた歌声を他の人達にも聞いてもらいたいなどといった思いから始めた事でしょう。情報集めや多くの人達の注意を引き付けるだけだったら、宇宙アイドル以外でもできそうですしね。
そして、なんといっても、プリキュアになるきっかけとなった、目の前で自分のために戦っているひかる達を救いたい想いは、絶対に仮なんかじゃないでしょう。
今がどんな姿であれ、今感じている事や思っている事は、すべて本当の事。だから、自分の感情にもっと素直になっていいと思うんですよね。ひかるのアドバイスのおかげで金魚をすくえて笑顔を浮かべたように。
惑星レインボーを一刻も早く取り戻したい気持ちは分からなくもないですが、個々の力には限界がある以上、自分1人だけの力でそれを成し遂げようなんてのは無茶だと思いますので、頼った方が良いと思った時は素直に頼った方が良いでしょう。ひかる達にとって、それは迷惑なんかじゃないんですしね。
それに、オリーフィオの事を思うと、祭事などを楽しむ気持ちを抑えたいと思っているのかもしれませんが、自分の感情を押し殺してまで惑星レインボーを取り戻してほしいなんて事は、オリーフィオは望んではいないでしょう。異星人との交わりを通じて面白いと思った事は素直に面白いと思ってほしいと、オリーフィオは思っているでしょうね。
ひかる達の事を完全に信頼するのは時間がかかったっていい。でも、変に気負い過ぎて自分を壊さないでくれ。私がユニに願う事は、こんなところですね。
さて、時が経つのは早いもので、次回放映日には8月に入ります。つまり、今作放映7か月目に入り、次回からストーリーは後半に突入します。
追加プリキュアの登場は例年より早かったものの、まだ仲間を完全に信頼している訳ではなく、今後も仲間の大切さを学んでいくところに注目したいもの。そして、9月に披露すると思われる合体技に期待したいですね。
一方、敵サイドについても、他の星々を侵略する理由や、いまだ出撃回数ゼロのガルオウガの実力が気になるところ。アイワーンの動向にも目が離せないですね。ユニとどんなやりとりをするのかが焦点でしょう。
10月下旬に公開される劇場版も楽しみにしたいもの。今作の半分は終わりましたが、次回以降もこれまで通り、目の前の1話に熱く注目して、自分なりのしっかりした感想を書き続けていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「スター☆トゥインクルプリキュア」第25話「満天の星まつり☆ユニの思い出」の感想です。
~ オープニング前 ~
辺りは夕方。何か大きな物音がして、ユニは眠れずにいました。
物音の正体は・・・、


直後、ひかるが声をかけてきました。ひかる達は浴衣を着ています。

今夜は観星町の星祭り。ひかる達は、ユニも一緒に行こうと誘います。
しかし、ユニは興味なし。ですが・・・、
「いいからいいから!」

「お祭りには楽しいものがいーっぱいあるんだから、今日くらい一緒に楽しもう!」



~ Aパート ~
少しして・・・、
「キラやば~っ☆」
「いいね!」
「かわいいフワ!」


「この格好・・・。」
「夏祭りといえば浴衣だよ! 私のだけど、ピッタリで良かった!」
「ちょっと動きにくいけど、素敵ルン!」



「よーし! いっぱい楽しんじゃうぞー! おー!」


そして、祭りの会場である天文台周辺に来ました。


「楽しそうなお店がいっぱいルン!」

「ねえ、ユニの星にはお祭りってないの?」
「私の星?」


「キャーッ! 天宮えれな先輩よ!」
「香久矢まどか先輩も!」
「やっぱり浴衣姿もきまってる・・・。」



相変わらず「女子生徒には」大人気の観星中の太陽と月である。男子にも結構注目されそうなものですが、いつも通り、画面に映ってないところで、スタッフ様が駆逐してるんだろうなあ。この蒸し暑い中、本当にお疲れ様です。(笑)
「ねえ、あの可愛い子、誰?」
「さあ? 見ない顔だけど・・・。」




「オーホホホ! ごきげんよう、皆さん! 艶やかな浴衣ですこと!」

「あら? あなたは・・・。」


「天宮先輩と香久矢先輩と一緒とは、一体何者!?」



「何? この鋭い視線・・・。まさか、私が異星人だと見抜いてる!?」


違います。観星中の太陽と月と一緒な事に嫉妬しているだけです。今日も、観星中の金星(自称)は、「黙ってれば美人」を地で行っていて何よりです。(笑)
「えーっと・・・、彼女は・・・、その・・・。」

「おーっ! 新しい転校生!?」
「ニャン!?」
「ニャン!?」


「この子は・・・、そう! 私の親戚なの!」

「おー、そうなの! よろしくな、ニャンコ!」
「ニャンコ!? 私の名前はユニよ!」


「そうか! バイニャン、ユニ子! ニャッハハハ!」



「ユニ子」とは、ナイスなあだ名をありがとう、カルノリ君。今後、ギャグ感想でちょくちょく使わせていただこう。まあ、本名より長いですけどね(笑)。それにしても、ネコ目やふくれっ面のユニ、可愛いなあ。
「そんなにカッカしないでさ、笑顔笑顔!」
「みんな、ユニの事が珍しいルン!」

「お祭りは楽しまなけりゃ損だよ! ホラ、見て見て!」


「お? お嬢ちゃん、やってみるかい?」


「はい、心して挑みます。」


「まどかさん・・・。」
「この緊張感、弓道大会以来ルン・・・。」

「お嬢ちゃん、もうちょっと肩の力を抜いて。」





「ま、まいどあり・・・。」



風圧で全部倒れるとか、ねーよ。そうか、これはおそらく、まどか推しの野郎どもが裏で細工してたんだろうな。このまどかの笑顔を見たいがために、ご苦労なこった。(笑)


「よっ! ほっ! はあっ!」




「えれなさん、カッコいい!」
「弟や妹達へのお土産、こんなにゲットしちゃった!」



「オヨ? これを釣り上げるルン?」

「ララ、勝負しようよ!」
「ルン! 負けないルン!」


「よーい、ドン!」



「2人とも、いい勝負でプルンス!」

「早く助けるでプルンス・・・。」



「やれやれでプルンス・・・。」

気付けば、フワがいなくなっていました。フワはどこにいるのかというと・・・、



「あ? 何でこんなところに?」

「はい?」

「すいませーん! そのわたあめ下さい!」

という事で。無事で済みました。直後、ユニは、祭りのポスターを見ました。





「ユーニ!」

「あ、あなた達、私をはめたわね!」
「オヨ? ただのお面ルン。」


ひかるとララは、ユニをある場所へ連れて行きました。
「こ、これは・・・。」
「金魚すくいだよ。」


「美味しそうニャン・・・。」


「金魚は食べ物じゃないんだけど・・・。」

かれこれ15年以上続いているプリキュアシリーズで、金魚を食べ物だと思った子っていたっけ? たぶん、誰もいないよな? 奇想天外な考えに、ユニ子株が爆上げしています。(笑)
「これを使ってすくうんだよ。」


「何匹すくえるか競争しよう!」
「楽勝ニャン!」

「もう一度!」



「そんな・・・。宇宙怪盗ブルーキャットとして数々のお宝を奪い返してきた、この私が・・・。」

うろたえているユニ子、超可愛い・・・。キラやば~っ☆(ひかるの口癖をさらっと使うな(笑))
そんでもって、顔面が見事に真っ青ですなあ。「ブルー」キャットなだけに。あ、ここ最近蒸し暑いですので、涼しく感じるような寒いシャレ言ってみたのですが、いかがでしょうか? かえって、蒸し暑くさせちゃったかな・・・。(笑)
「ユニ、ホイは水面に水平に。角に追い込むと、すくいやすくなるよ!」


「ホイは水面に水平に・・・。金魚を角へ追い込む・・・。」



「やったニャン!」
「やればできるじゃん!」


「これくらい当然よ!」

「ひかるのアドバイスのおかげですね。」
「ユニ、楽しそうルン!」
「うん。いい笑顔だね!」





「ユニ!」
「オリーフィオ!」


「ユニ?」


「私、帰る・・・。」



~ Bパート ~
それから少しして、ユニの元に来ました。
「食べるルン?」
「いらないわ。」

「これ、本当に美味しいの?」
「私も初めてルン。」
「え・・・。」
「食べてないのに、決めつけはなしルン!」



「ルン! 甘くて美味しいルン!」



「まあまあね・・・。」

「もしかして、お祭り嫌いだったルン?」
「そんな事ない・・・。」


「じゃあ、どうして楽しまないルン?」
「今の私は仮の姿だから・・・。」

「宇宙アイドルも宇宙怪盗も、本当の私じゃない・・・。今あなた達とプリキュアをやっているのも、ペンを集めて、惑星レインボーのみんなを救うため・・・。」

「あなたも、私と同じ異星人でしょ? どうして地球人と一緒に遊んでいられるの?」


「最初は私もそう思っていたルン。けど、ひかる達と出会って、楽しい思い出がいっぱい増えたルン! それに、みんなといると宇宙が広がるルン!」


「宇宙・・・。」
「その宇宙じゃないルン。」



「みんなのおかげで、心の宇宙が、無限に広がっていくルン!」

「心の宇宙・・・。」
「ルン!」


「悪いけど、私には分からないわ・・・。」

「私にとって大事なのは、すべてのペンを手に入れて、惑星レインボーを蘇らせる事。あなた達の力を借りるつもりはないわ・・・。」



その後、ユニは、テンジョウとノットレイ達と出くわしました。すぐに、ノットレイ達は1か所に集まり、巨大ノットレイに。

ユニはプリキュアに変身します。
コスモは素早い動きで巨大ノットレイを翻弄。
勝負あったと思われましたが、テンジョウはダークネストの力で、巨大ノットレイを3体に。

コスモは、レインボースプラッシュで片付けようと考えますが、仲間がいないため、ペンを借りられず、レインボースプラッシュは使えません。
そして、追い詰められ、巨大ノットレイに捕まってしまいます。
「キュアコスモ。所詮裏切り者のあなたの事なんて、誰も助けに来てくれない・・・。」


「コスモ!」
「あなた達・・・。」


スター達は、コスモを助けに立ち向かいます。
まずは、スターが、おひつじ座スターパンチを放とうとしますが、目の前にコスモがいるため、撃てません。それどころか、敵の一斉攻撃でダメージを受けてしまいます。
「せっかく助けに来たのに、無様にやられるだけ。呑気にお仲間ごっこなんかしちゃって、あなた達は甘いのよ!」


「お仲間ごっこじゃないルン・・・。」


「コスモは、私達と同じプリキュアルン!」

「この広い宇宙で出会えた、大切な仲間だから!」
「仲間のためなら、何度だって立ち上がって見せます!」


「コスモは、私達が守る!」



そして、反撃開始。スターとミルキーは、分身である2番と3番の巨大ノットレイに攻撃を仕掛け、その間に、ソレイユが本物の1番に足払い。
そこにセレーネアロー。1番の巨大ノットレイに大ダメージを与え、分身は消滅。コスモも拘束から抜け出しました。
その直後・・・、
「レインボーパフューム、いくニャン!」


「プリキュア! コスモシャイニング!」



巨大にノットレイにダメージを与え、その後は、サザンクロスショット。決着がつきました。
それから少しして、花火の音が聞こえてきました。急いで天文台に戻りたいところですが、距離があります。
そこで、ロケットから見る事に。





「ユニ、どうしたルン?」
「別に。何でもないわ。」

「お祭りって楽しいでしょ!」
「まあ、悪くないわね。」




そんな中、惑星サマーンからララあてに通信が。すぐ帰ってきてほしいとの事です。
今回は、これで終了です。
次回:「ナゾの侵入者!? 恐怖のパジャマパーティー☆」
惑星サマーンでプリンセスの力が見つかったと、ララの兄から連絡が来ました。
という事で、早速ロケットに乗り込んで出発。・・・といきたいところですが、サマーンはかなり遠くにあるようです。そこで、お泊りの準備をして出発する事に。
パジャマに着替えて、映画を見たりおしゃべりをしたりして、ひかる達はサマーンに着くまでの時間を楽しみますが、ロケットの中に怪しい気配が。一体、誰なのか?

【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
観星町の星祭りが行われ、ひかる達が浴衣姿でお祭りを楽しむ中、ユニは過去を思い出して暗い表情を浮かべるものの、皆で一緒に花火を眺め、楽しい時間を過ごしました。
さて、今回は、夏の風物詩である浴衣姿がお披露目でしたが、やっぱり良いですね。5人ともよく似合ってます。
そして、いつもと違う髪型も結構良かったです。浴衣回は、これが一番の見所になってますね。
私的には、ララが一番良かったと感じています。まどかを意識してなのか、あの2つのリボンは結構可愛く見えました。あれで、惑星サマーンでは大人扱いってホンマかいな・・・。(笑)
Bパートでは、ユニの事を心配したり、ひかる達のおかげで心の宇宙が無限に広がっていくとか、お仲間ごっこじゃないとか、シリアス方面でも見所を作ってくれました。
特に、りんご飴が美味しいのか疑問を感じているユニに「食べてないのに決めつけはなし」と言っていたのが感慨深かったです。以前は、ひかるに同じ事を言われてましたしね。
浴衣姿や地球でのお祭りを体験するのは初めての事なのに、すごく楽しんでいたあたり、ひかるから受けた影響は大きいと思いますし、初めて会った地球人がひかるで本当に良かったよな、と改めて感じました。
一方、ユニは、プリキュアになってから1か月以上経った今でも、ひかる達を頼ろうとはせず、自分だけの力で惑星レインボーを取り戻そうと考えていますが、花火を見てオリーフィオの事を思い出していた事を考えると、無理もない事なのかもしれません。
オリーフィアは、私達の父であり、母でもある。そして、私自身でもある。前にユニはそんな事を言っていましたが、ユニにとって、いや、惑星レインボーのすべての人達にとって、オリーフィオは、かけがえのない存在なのだと思います。
だから、ユニは、そんなオリーフィオが石になっている一方で自分がお祭りを楽しむなんていうのは、あまりにも失礼だと感じて、お祭りを楽しもうとはしなかったのでしょう。お祭りを楽しむ暇があるなら、一刻も早くプリンセススターカラーペンを集め、惑星レインボーを蘇らせようと思っているでしょうね。
それに、オリーフィオは私自身でもあるという事は、オリーフィオとユニは一心同体的なものという事であり、オリーフィオから離れて行動している自分は、本当の自分ではないと思っているのかもしれません。ひかる達と一緒に行動している自分も、宇宙アイドルとしての自分も、宇宙怪盗としての自分も。
今の自分は仮の姿だと言っていたのは、ひかる達の一緒の時の普段の自分は本来の姿ではないというだけでなく、そういう事も表しているように思いますね。
でも、今の自分が仮の姿だといっても、心の中で感じた事や思っている事は、決して仮でも嘘でもないでしょう。すべて本物であり、現実です。
宇宙怪盗をやっていたのは、惑星レインボーから盗まれた宝を取り戻すだけでなく、貧しい人達を救いたいという義賊的なものもありましたが、それが嘘とは考えにくいでしょう。本心だと思います。
宇宙アイドルについても、オリーフィオから褒められた歌声を他の人達にも聞いてもらいたいなどといった思いから始めた事でしょう。情報集めや多くの人達の注意を引き付けるだけだったら、宇宙アイドル以外でもできそうですしね。
そして、なんといっても、プリキュアになるきっかけとなった、目の前で自分のために戦っているひかる達を救いたい想いは、絶対に仮なんかじゃないでしょう。
今がどんな姿であれ、今感じている事や思っている事は、すべて本当の事。だから、自分の感情にもっと素直になっていいと思うんですよね。ひかるのアドバイスのおかげで金魚をすくえて笑顔を浮かべたように。
惑星レインボーを一刻も早く取り戻したい気持ちは分からなくもないですが、個々の力には限界がある以上、自分1人だけの力でそれを成し遂げようなんてのは無茶だと思いますので、頼った方が良いと思った時は素直に頼った方が良いでしょう。ひかる達にとって、それは迷惑なんかじゃないんですしね。
それに、オリーフィオの事を思うと、祭事などを楽しむ気持ちを抑えたいと思っているのかもしれませんが、自分の感情を押し殺してまで惑星レインボーを取り戻してほしいなんて事は、オリーフィオは望んではいないでしょう。異星人との交わりを通じて面白いと思った事は素直に面白いと思ってほしいと、オリーフィオは思っているでしょうね。
ひかる達の事を完全に信頼するのは時間がかかったっていい。でも、変に気負い過ぎて自分を壊さないでくれ。私がユニに願う事は、こんなところですね。
さて、時が経つのは早いもので、次回放映日には8月に入ります。つまり、今作放映7か月目に入り、次回からストーリーは後半に突入します。
追加プリキュアの登場は例年より早かったものの、まだ仲間を完全に信頼している訳ではなく、今後も仲間の大切さを学んでいくところに注目したいもの。そして、9月に披露すると思われる合体技に期待したいですね。
一方、敵サイドについても、他の星々を侵略する理由や、いまだ出撃回数ゼロのガルオウガの実力が気になるところ。アイワーンの動向にも目が離せないですね。ユニとどんなやりとりをするのかが焦点でしょう。
10月下旬に公開される劇場版も楽しみにしたいもの。今作の半分は終わりましたが、次回以降もこれまで通り、目の前の1話に熱く注目して、自分なりのしっかりした感想を書き続けていきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。