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スター☆トゥインクルプリキュア 第24話感想

2019年07月23日 | スター☆トゥインクルプリキュア
 今話の名セリフ:「このアイスノー星じゃ、ちょいと知られたイケメンさ。クールだろ?」(ユキオ)

 「スター☆トゥインクルプリキュア」第24話「ココロ溶かす! アイスノー星の演奏会☆」の感想です。


 オープニング直後の提供画像が変わりました。
   
 できれば、オープニング映像も変わってほしいのですが、来月になってからですかね? 次々回に期待したいと思います。


~ Aパート ~

 ひかる達は、プリンセススターカラーペンを探しに宇宙に出ていました。
 ひかるは、地球でのあまりの暑さにかき氷機を持ってきていました。家の冷蔵庫が故障していたため、氷を分けてもらおうと考えています。
 しかし、不運な事に、ロケットの冷蔵庫も調子が悪いようです。
「かきごおりフワ?」
「うん! ちべたくて、美味しいの!」
    
「うちも毎日、弟と妹達にかき氷作ってるよ。」
「本当!? えれなさんの家に行けば食べられるの!?」 
「かきごおりフワ!」
   
「ただし、その日やる夏休みの宿題を終わらせた後でね。」
   
「うう・・・。それじゃ私、8月の終わりまで食べられないじゃん・・・。」
「宿題は計画的にやらなきゃね。」
「好きな教科はすぐ終わっちゃうんだけどな・・・。」
   
 しょうがない。だったら、私も手伝ってやるか。
 でも、ひかるの好きな教科って、理科や数学といった理系科目っぽいし、あまり力になれないかも・・・。プリキュアに変身してもらって、握手と膝枕と髪の毛1本プレゼントをお礼に頼もうと思ったんだけどなー。(そのネタ何度目だよ(笑))


 そんな中、まどかは、難しい表情を浮かべていました。
 ピアノの練習をしなければと思っているようです。最近は、弓道や生徒会の仕事などで、取り組む時間がありません。

 この前のピアノの大会でも・・・、
   
    
    
    
 速いリズムで曲を弾く少女がいて、観客の反応も上々な感じでしたが、優勝したのは、まどか。
   
   
「彼女は、入賞すらしなかった・・・。でも・・・。」
    

 直後、まどかはユニに、マオの歌を歌う時に何か気を付けている事はあるのかを聞きました。
 マオの歌はどうして多くの観客を惹きつけられるのか? ユニは、過去にオリーフィオから素敵だと言われた事を思い出しますが、今は石にされているからか、答えませんでした。

 その後、まどかのスターカラーペンダントが反応。ペンダントが示した星は・・・、
   
 星に降り立つと、雪と氷が一面に広がっていました。
 すぐに、この星の住人がやってきました。住人の名は「ユキオ」。
   
「このアイスノー星じゃ、ちょいと知られたイケメンさ。クールだろ?」
   
   
 そうね。雪だるまだけに、触れれば冷たいという意味でクールだと思う。(笑)
 つーか、雪だるまモチーフの彼に歯なんてあるんだろうか? 雪だるまに骨なんてある訳ないんだし、あの歯が、彼の唯一のカルシウムのように思えてきました。・・・って、どうでもいい事に時間とられちゃったな・・・。(笑)

「反応薄いな・・・。あ、この鼻がダメか。」
    
「鼻が! 鼻が!」
「おはなないフワ!」
「大丈夫ルン!?」
   
「これならどうだ! クールだろ?」
   
   
   
 せやな。雪だるまだけに、触れれば冷たいという意味で(以下略 & 笑)

「こんなのもある。どう? ベイビー。」
「どうって・・・。」
   
   
   
 そうですねえ。雪だるまだけに、(以下略 & 笑)

「オレって、どんな鼻つけても似合っちゃうだよなー。」
「やっぱり、雪だるま感満載・・・。」
    
 まったくねえ。鼻をつけないのが一番マシとか、ユキオの美的センスを疑います。(笑)

「そして、これが、とっておきのイケメン鼻さ!」
   
 よく見ると、これはプリンセススターカラーペン。ひかる達が探し求めていたものです。
「譲ってもらえないかでプルンス?」
   
「ん? ダメ。」
「早っ・・・。」
   
 へー、そうかい。その返事を聞いて・・・、
   
 こんなシチュエーションを思い出しちゃったんですが。そして、上のセリフの赤字のやつを選びたくて、めっちゃウズウズしてるぜ・・・。雪だるまはすぐに戻せるんだから、真ん中選んだってどうって事ないよね?(そういう問題じゃねぇ(笑))

「お願いします! 何でもするから!」
   
 「何でもする」って言ったな? じゃあ、今すぐプリキュアに変身して、握手と、膝枕30分と、髪の毛1本プレゼントをお願いしようかな。(お前には聞いてねーよ(笑))


 ユキオは、どうするか考える中、「イルマ」という住人に声をかけました。
   
「ユキオ。その人達は?」
「地球とかいうところから来たんだってさ。そんな事よりも今日も綺麗だね、イルマ。」
「そんな事扱いでプルンス!?」
    
 そりゃそうよ。プルンスだって、ゼニー星に初めて来た時は、マオにドーナツを渡す事が優先で、プリンセススターカラーペンなんざ二の次だったろ? 同じ事だと思うな。
 男って女にだらしない生き物ですしね。ホント、情けないと思うわ。まあ、私もその情けない生き物の1人なんですが。(笑)

「昨日さ、転んだら鼻が折れちゃってさ、こんな風に。ホラ!」
    
    
「プププ・・・。」
「ちょっと、ひかる・・・。」
「だって、面白いよ!」
    
 しかし、イルマの反応は薄いです。その後、イルマは去っていきました。
 イルマは、この辺りでは一番の美人ですが、イルマは一度も笑った事がないようです。ユキオは、彼女に笑ってほしいと願っているのですが・・・。
「どうしてイルマは笑わないの?」
「この星は、何もないつまらない星。だから笑ってくれないんだよ・・・。」
「何もない? そんな事ないじゃん!」
「ん? 氷だぞ? 雪だぞ? 何か面白いところあるか?」
    
「最高にキラやば~っ☆だよ!」
「え?」
   
   

   
「何だ、これは?」
「かき氷だよ!」
「氷を食べるのか!?」
   
『いただきまーす!』
   
「冷たい!」
「甘いルン!」
「美味しい!」
「絶品でプルンス!」
    
「氷が違うのでしょうか。美味しいです!」
   
 その後、ユキオも一口いただき、美味しいと絶賛。ですが、ユニは興味なし。

 ひかる達は、他の楽しみ方を見せました。
    
    
   
    
    

 少しして、つららがある場所に。つららを叩いて出る音の美しさを見せました。
 ユキオは、この音を聞けばきっとイルマも笑ってくれるだろうと、イルマを呼びに行きました。また、イルマを笑わせてくれたら、ペンを譲ってくれるそうです。


~ Bパート ~
 その後、イルマを呼んで、つららの音楽会を開きました。ピアノが上手なまどかに、つららを叩いてもらう事に。
 そして、まどかは、ショパンのノクターンの第2番を奏でました。
   
    
    
    
 しかし、イルマは無反応。初めは良い表情を浮かべていたひかる達も、次第に沈んでいきました。
「笑顔を見せてくれない・・・。私に、何が足りないの・・・?」
   
    

 直後、ユニは「コズミック☆ミステリー☆ガール」を歌いました。ユニは、まどかと目を合わせて何かを伝えます。
 そして、まどかは、つららを叩いて、曲を奏でました。心地良い音楽が場に響き、楽しい雰囲気になりました。
    
「私に足りなかったもの・・・。楽しむ心・・・。」
   
   
    
    
「良い歌声だ。」
    
    
    
    
    
「イルマ!」
「イルマちゃん!?」
    
    
   
「ダメだったんでしょうか・・・。」
   

 テンジョウとノットレイ達も、この星に来ていました。ユキオの鼻に差さっているプリンセススターカラーペンと、イルマを目にします。
「きっとユキオを傷付けた・・・。嫌われた・・・。私が笑ったせいで・・・。」
   
 すぐに、テンジョウ達は、イルマをノットレイ化。
   
 ひかる達はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。しし座ミルキーショックとてんびん座ソレイユシュートでノットレイ達を一掃。
 スターは、イルマノットレイの雪玉攻撃をかいくぐりながら前進。その最中、ユキオは目を覚ますよう呼びかけますが、攻撃を受け、吹き飛ばされてしまいます。
 吹き飛ばされたユキオは、セレーネとコスモで救出。一方、攻撃をかいくぐってきたスターはダメージを受けてしまいます。

 ユキオは、イルマを元に戻してほしいと、ペンをセレーネに渡しました。そして・・・、
    
「プリキュア! みずがめ座! セレーネアロー!」
    
    
    
   
 イルマノットレイの雪玉攻撃を潰しました。
「コスモ!」
   
    
   

    
「レインボーパフューム! いくニャン!」
   
「プリンセススターカラーペン! みずがめ座! クルクルチャージ!」
    
    
「プリキュア! レインボースプラッシュ!」
    
    

 イルマを元に戻す事ができました。みずがめ座のプリンセススターカラーペンを手に入れましたので、スターパレスへ。
    
   

 それから少しして・・・、
「イルマ! 大丈夫?」
    
   
「イルマ?」
「ユキオ、可愛い!」
   
「わ、笑った・・・。イルマが笑った!」
「笑った!」
「いいね!」
   
   
「ルン!」
「本当に素敵な笑顔ですね!」
   

 しかし、イルマは笑いが止まらない様子。どうやら、一度笑い出すとなかなか収まらない性質のようです。
 今まで笑わなかったのは、それが理由。ユキオに嫌われたくないと、ずっと笑うのを我慢していたようです。
 さっきの演奏もすごく素敵だと感じたのですが、途中でユキオが転んだのがおかしくて、つい笑いそうになっていました。笑い出して止まらなくなったらユキオに失礼だと感じて、あの場を離れたそうです。
「イルマ、全然気にしなくていいよ! 笑ってくれよ! オレ、嬉しいよ!」
   
「すごく、楽しい!」
   
「ありがとう。」
   

 そして、地球へ帰るひかる達。
「帰ったら、ピアノの練習を早速始めます。」
「あーあ・・・。夏休みの宿題もやらなきゃ・・・。」
   
「ひかる。宿題も、まずは自分が楽しむ事ですよ。」
「まどかさん・・・。」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「満天の星まつり☆ユニの思い出
 今日は観星町の星まつり。ひかる達は浴衣に着替えてお祭りに行きました。
 ひかる達が楽しく遊んだり食べたりしている中、ユニは、故郷のレインボー星にもあったお祭りを思い出し・・・。


    今回のラッキー星座


 ラッキー星座公開後の提供画像も変わりました。
   


【まとめ】
 雪と氷しかないアイスノー星に来たひかる達は、かき氷、スケート、スノーボード、雪合戦、つららの音楽を楽しみ、一度も笑った事がない「イルマ」を笑顔にさせて、みずがめ座のプリンセススターカラーペンを手に入れました。

 今話のポイントは「楽しむ事」ですかね。
 イルマは笑えなかったのではなく、笑いをこらえていたというのは予想外でしたが、ピアノに歌と、「音楽」という共通項から、心に余裕のなかったまどかとユニが笑顔になれたというのは、良い展開だったと思います。

 「音楽」というのは、字の通り、「音」を「楽しむ」というものであり、曲を弾く者、歌を歌う者、いずれもが楽しめなければ、聞くものも楽しめないものなんでしょう。
 弾き手や歌い手の心情が、音に乗って聞き手に伝わるものゆえ、嬉しさや喜びの気持ちで弾いたり歌ったりすれば、聞き手も嬉しくなったりする一方、緊張や不安を抱えながら弾いたり歌ったりすれば、聞き手にも動揺が走り、歌や曲を楽しめなくなるのでしょうね。

 まどかは、ピアノの大会やつららの音楽会の時は、あまり楽しんでいる様子は見られませんでしたが、無理もないでしょう。
 ピアノの大会では、あの厳格な父親から優勝を求められているゆえに、完璧に弾く事で頭がいっぱいになり、楽しむ余裕などなかったでしょう。その結果、表情に緊張感が現れ、観客達の反応もそんなに良くなかったのだと思いますね。
 「完璧に弾く」という意識は、あの大会よりも前から何度も求められていたと思われ、まどかにとっては、それが当たり前になっているのでしょう。だから、つららの音楽会の時のあの表情も、「完璧に弾く」という意識からの自然発生的なものだったと思いますね。

 その一方、ピアノの大会では、楽しく曲を弾いていた少女がいて、観客達も楽しそうに聞いていました。「音楽」は、「音」を「楽しむ」ものだという良い模範を示していたように思います。
 入賞できなかったのは、ショパンのイメージに合わなかったからでしょうか。あの曲って、リズムが速いと少々違和感ありますし、観客と審査員とでは、ものの見方が違う事を思えば、入賞できなかったのは致し方のない事なのかもしれません。

 とはいえ、その事に悔いを感じていたようには見えず、楽しんで弾いた満足感と、本気でまどかを称えていたように見えたのは、良かったと思いますね。
 見た感じでは、あの女の子は、10歳未満の小学生でしょうか。あの沢山の観客の中で、緊張感なく楽しく弾けていたのは、良い才能だと感じました。
 今話のまどかの成長に一役買ったキャラだっただけに、声なしで終わったのは惜しいところ。今後どこかの回で再会してほしいな、と結構期待しています。

 また、まどかとユニがいい感じに心を合わせていたのも、良かったと思います。大して言葉は交わさずとも、目と目を合わせ、互いの思いを確認して、実行する。こういう以心伝心って、やっぱり良いですよね。
 特に、15話を思えば、尚更でしょう。あの時って、プリンセススターカラーペンを巡って互いの言い分をヘリクツだと言い争ってましたしね。
 その時の事を思えば、ああやって互いに信頼し合えていたのは、すごく良い進展だと感じました。この調子で次回以降も、ユニのひかる達に対する信頼度上昇に期待したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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