「デリシャスパーティ♡プリキュア」全45話と劇場版を見終えての感想です。
今作も、総評を2つの記事に分けました。こちらは、その後半です。感想字数&画像枚数、大きく思った事について、語っていきます。
前半の記事をご覧になりたい方は、ここからどうぞ。なお、こちらは、前半を飛ばして読んでも差し支えない内容にしていますので、こちらを先に読んでから、前半を読んでいただいても構いません。
1.感想字数&画像枚数
このブログの感想は、他の感想レビューサイトと比べると、字数と掲載画像数がかなり多く、どの程度なのか気になりましたので、全45話の感想について、字数と画像枚数を調べてみました。
まず、今作1話あたりの平均感想字数は、6,007字。前作と比べると、なんと464字も減少していました。
前作は、明るく楽しい作風ゆえに、ストーリー解説中のギャグ感想が多めで、今作は前作より少なくなる事は予想できていたもの、こんなに少なかったのは意外でした。
振り返ってみると、まとめ部分では、そんなに語ってないですね。毎回楽しく視聴してはいるのですが、感じる事が少なくなってきちゃったのかな、うーむ・・・。まあ、書く事が多過ぎたら、読みにくくなるでしょうし、書きたい事が書けたら、別にいいですかね。
次に、今作1話あたりの平均キャプチャー画像数は165枚。こちらは、前作より13枚も増えていました。
明るく楽しい作風だった前作より増加していたとは驚きです。考えてみれば、美味しそうに描かれている食べ物や、ご飯を美味しそうに食べる姿をジャンジャンキャプチャーしていましたので、キャプチャー画像数増加は不思議ではないですね。文章よりも画像で表わした方が、ストーリー内容の良い解説になるかも、と思ったのも、キャプチャー画像数増加、感想字数減少の要因になってるんじゃないかと思いますね。
さて、ここからは、感想字数と画像枚数ランキング。感想字数が多かった10記事、画像枚数が多かった10記事を公表します。
なお、画像枚数は、キャプチャー数にしています。過去感想記事に載せたものはカウントせず、同一記事に同じ画像を複数載せていても、1枚としてカウントしています。
では、公表に入ります。まずは、感想字数から。
【感想字数 ベスト10】
10位 第34話「おじいちゃんはガンコ! おでんは野球のあとで」 6,803字
9位 第6話「学校! 怪物! 大パニック!? ねらわれたエビフライ!」 6,896字
8位 第13話「うばわれた思い出を守れ! 明かされる拓海のヒミツ」 6,932字
7位 第36話「らんがデビュー!? きらめくグルメ・エモーション!」 7,007字
6位 第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」 7,019字
5位 第11話「ジェントルーの罠! ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」 7,026字
4位 第14話「初恋ってどんな味? 恋するキモチと拓海のこたえ」 7,375字
3位 第26話「ここねのやくそく! ピーマン大王への挑戦」 7,376字
2位 第20話「あまねのマナーレッスン! 憧れのレストラン」 7,515字
1位 第1話「ごはんは笑顔♡ 変身! キュアプレシャス」 7,595字
10位は、ゆいの祖母・よねの知り合いと、その孫が、おいしーなタウンにやって来た話。野球のプレイや拓海の恋心にツッコミを入れた一方、大事な者が先立たれた寂しさから、私の過去を振り返る事にもなり、結構濃い内容だったと思います。
9位は、東映アニメーション不正アクセスの影響による放送休止期間が明けた直後の話。あまねとジェントルーが同一人物なんじゃないかという疑いが出た事で、語りが熱くなりました。
8位は、ブラックペッパーが本格登場する前の回。新キャラが多く登場した分、語る事が多かったですね。
7位は、最後のらんメイン回。らんの個性的な食の語りが聞けたり、ギャル曽根が出たり、「夢」が語られたりなど、密度の濃い話でした。
6位は、ゆいそっくりのお姫様・マイラが登場した話。意外と、この回以降もよく出ており、今作のインパクトあるキャラだったと思います。
5位は、ゆい達にジェントルーの正体が割れた話。勉強を扱う話でしたが、正体バラシに重きが置かれていたのが残念だったところ。評価点は全話の中で最も低いです。
4位は、ブラックペッパー本格登場回。恋に対する感じ方が様々だった分、語る事が多くなりました。にしても、4位に入ったのは意外でした。
3位は、好き嫌いを扱った話。好き嫌いは子供達にとって大きな問題な上、かなりためになる内容でしたので、やっぱり字数は多くなりました。ベスト3入りは、妥当な結果だと思っています。
2位は、ここねの家のレストラン「デュ・ラク」に行く話。メインキャラ達のドレスアップ姿が可愛かったり、「思いやりこそマナー」という、深く考える要素もあり、ストーリー進展はなかったですが、見応えのある話でした。
1位は、初回。メインキャラに対して思ってる事や感想の読み方はカウントしていないのに、初回が1位とは、まったく思いもしませんでした。
ですが、振り返ってみれば、ナレーション、テロップ表示、ウバウゾーをやっつけた時の「ごちそうさまでした!」など、面白い要素があり過ぎて、語る事が多くなってました。次回作も、面白要素満載で始まってほしいですね。
続いて、画像枚数のベスト10を公表します。
【画像枚数 ベスト10】
9位 第14話「初恋ってどんな味? 恋するキモチと拓海のこたえ」 198枚
9位 第30話「おまつりわっしょい! やきそばマリちゃん」 198枚
8位 第20話「あまねのマナーレッスン! 憧れのレストラン」 201枚
7位 第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」 204枚
6位 第10話「泣かないでレシピッピ・・・ 誕生! ハートジューシーミキサー」 208枚
5位 第4話「ふくらむ、この想い・・・ キュアスパイシー誕生!」 209枚
4位 第42話「ゴーダッツのたくらみ プレシャスvs.ブラックペッパー」 226枚
3位 第44話「シェアリンエナジー! ありがとうを重ねて」 237枚
2位 第45話「デリシャスマイル~! みんなあつまれ! いただきます!!」 276枚
1位 第1話「ごはんは笑顔♡ 変身! キュアプレシャス」 334枚
9位は、感想字数4位となった14話と、30話。
14話は、恋に対する様々な反応やブラックペッパー本格登場で、画像枚数は多くなりました。30話は浴衣姿や劇場版告知オープニングで多めになりましたね。
8位は、感想字数2位だった20話。メインキャラ達のドレスアップ姿が可愛かったですので、必然、画像枚数も多くなりました。
7位は、感想字数6位だった31話。コミカルな話だと、画像枚数も多くなりますね。
6位は、最初のパワーアップイベントである10話から。パワーアップ回は、画像枚数多めです。
5位は、2人目のプリキュアが登場した話。新しいプリキュアが登場した回も、画像枚数は多めでしたね。
2位から4位は、今年に入ってから放映された4話のうち3つがランクイン。最終決戦、後日談は、上位ランクインしやすいですね。
1位は初回。振り返ってみると、オープニング前のゆいのおむすびを食べている姿とか、ローズマリーが愉快なところで、画像枚数を稼いでいました。
2.大きく思った事
今作を見終えて主に思った事をあれこれ語ります。
まず、今作のテーマは「食」。そのため、ほぼ毎回、美味しそうな食べ物が出てきたり、沢山のキャラの美味しそうに食べる姿が描かれました。
そういったのを見るたびに、思わずお腹が空いちゃったり、つい食べてみたいと思ったり、良い感じに食欲を促進していたように思いますね。ぶっちゃけ、飯テロアニメじゃないか、と思ったりもしました。(笑)
また、今作は、登場キャラが結構多かったように思います。
名セリフ候補を調べていた時に、そう感じたんですよね。前作は、敵キャラがベスト10入りしていたのに対し、今作は、敵キャラのランクインはなし。今作の敵キャラも面白いヤツばかりではあったものの、「前作って、そんなにサブキャラいなかったんじゃ?」と思いました。
考えてみれば、前作は、メインキャラの両親が出てきたのは、主人公・まなつだけだったんですよね。他は、どちらか1人だけ、そもそも親はいないというものでした。それに対し、今作はメインキャラ全員の両親が出てきましたので、そこだけで、今作の登場キャラの多さはうかがえるでしょう。
また、今作は、ローズマリー、拓海など、戦闘をサポートする男性キャラもいましたし、マスコット枠も、前作はくるるんだけだったのが、今作は3人もいます。出番の多いサブキャラも増えていますね。
さらに、公式ホームページのキャラクター紹介の「とりまく人々」を見てみても、紹介キャラ数は、前作は20人強だったのに対し、今作は40人近くもいます(前作は、野球部、美術部などと紹介されているのもいますが、ノーカウントにしています)。どうやら、多かったように思うではなく、本当に多かったんですね。
前作は、メインキャラ達が「トロピカる部」という部活を立ち上げて、様々な「今一番大事な事」に取り組んでいました。
そのため、メインキャラだけでワイワイ楽しむ描写が多く、サブキャラの登場は控えめだったように思います。ですが、明るく楽しい作風を考えれば、不必要に多くのキャラを出すよりも、よく知るキャラ達でワイワイ楽しく騒いだ方が良いように思い、前作の登場キャラ数の少なさはマイナスだとは思っていません。
一方、今作は、「シェアする喜び」をテーマの1つに掲げています。その喜びは、シェアする相手がいればいるほど、どんどん膨れ上がっていくもの。今作の登場キャラ数の多さは、そういった理由があるからなのかもしれませんね。
それに、今作は、コロナ禍に入ってから初めて企画されたプリキュア作品。大勢での食事が控えめになっているこのご時世において、皆と一緒に食事をする楽しさをアニメの中だけでも届けたい、という思いで制作されており、そういった背景も登場キャラ数の多さに影響してそうですね。
あと、ナレーションも、今作の特徴だと思いました。ストーリーの合間合間に、すごく落ち着いた感じの語りが入ってくると、物語の味が濃く感じるようになって良いですね。
物語終盤で、ナレーションの正体は、ゆいの祖母・よねだと明かされました。初回から、そんな予感はしていましたが、本当にそうだと知った時は嬉しかったですね。天国から可愛い孫娘を温かく見守っている感じがして。
次回作以降、ナレーションを導入するのかどうかは分かりませんが、もし導入してくれたら、今作のように、物語を一層面白くしてほしいな、と期待しています。
また、人物や場所などのテロップ表示も面白かったです。
より早く人物把握ができましたし、メイン視聴層の女の子達も登場キャラの名前を憶えられやすくなったと思われ、良い配慮だと思いました。前述した登場キャラ数の多さを考えると、尚更ですね。
次回作以降も、こういうのがあったらいいな、と楽しみにしています。
そんな訳で、今作も心ゆくまで作品を楽しむ事ができ、そして、最後まで感想を書く事ができて、本当に満足です!
今作の制作に携わった皆様、ありがとうございました!! そして、お疲れ様でした!!
次回作「ひろがるスカイ!プリキュア」も、すごく面白い作品になると信じています! これからも頑張って下さい!!
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今作も、総評を2つの記事に分けました。こちらは、その後半です。感想字数&画像枚数、大きく思った事について、語っていきます。
前半の記事をご覧になりたい方は、ここからどうぞ。なお、こちらは、前半を飛ばして読んでも差し支えない内容にしていますので、こちらを先に読んでから、前半を読んでいただいても構いません。
1.感想字数&画像枚数
このブログの感想は、他の感想レビューサイトと比べると、字数と掲載画像数がかなり多く、どの程度なのか気になりましたので、全45話の感想について、字数と画像枚数を調べてみました。
まず、今作1話あたりの平均感想字数は、6,007字。前作と比べると、なんと464字も減少していました。
前作は、明るく楽しい作風ゆえに、ストーリー解説中のギャグ感想が多めで、今作は前作より少なくなる事は予想できていたもの、こんなに少なかったのは意外でした。
振り返ってみると、まとめ部分では、そんなに語ってないですね。毎回楽しく視聴してはいるのですが、感じる事が少なくなってきちゃったのかな、うーむ・・・。まあ、書く事が多過ぎたら、読みにくくなるでしょうし、書きたい事が書けたら、別にいいですかね。
次に、今作1話あたりの平均キャプチャー画像数は165枚。こちらは、前作より13枚も増えていました。
明るく楽しい作風だった前作より増加していたとは驚きです。考えてみれば、美味しそうに描かれている食べ物や、ご飯を美味しそうに食べる姿をジャンジャンキャプチャーしていましたので、キャプチャー画像数増加は不思議ではないですね。文章よりも画像で表わした方が、ストーリー内容の良い解説になるかも、と思ったのも、キャプチャー画像数増加、感想字数減少の要因になってるんじゃないかと思いますね。
さて、ここからは、感想字数と画像枚数ランキング。感想字数が多かった10記事、画像枚数が多かった10記事を公表します。
なお、画像枚数は、キャプチャー数にしています。過去感想記事に載せたものはカウントせず、同一記事に同じ画像を複数載せていても、1枚としてカウントしています。
では、公表に入ります。まずは、感想字数から。
【感想字数 ベスト10】
10位 第34話「おじいちゃんはガンコ! おでんは野球のあとで」 6,803字
9位 第6話「学校! 怪物! 大パニック!? ねらわれたエビフライ!」 6,896字
8位 第13話「うばわれた思い出を守れ! 明かされる拓海のヒミツ」 6,932字
7位 第36話「らんがデビュー!? きらめくグルメ・エモーション!」 7,007字
6位 第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」 7,019字
5位 第11話「ジェントルーの罠! ゆいとらん、テストで大ピンチ!?」 7,026字
4位 第14話「初恋ってどんな味? 恋するキモチと拓海のこたえ」 7,375字
3位 第26話「ここねのやくそく! ピーマン大王への挑戦」 7,376字
2位 第20話「あまねのマナーレッスン! 憧れのレストラン」 7,515字
1位 第1話「ごはんは笑顔♡ 変身! キュアプレシャス」 7,595字
10位は、ゆいの祖母・よねの知り合いと、その孫が、おいしーなタウンにやって来た話。野球のプレイや拓海の恋心にツッコミを入れた一方、大事な者が先立たれた寂しさから、私の過去を振り返る事にもなり、結構濃い内容だったと思います。
9位は、東映アニメーション不正アクセスの影響による放送休止期間が明けた直後の話。あまねとジェントルーが同一人物なんじゃないかという疑いが出た事で、語りが熱くなりました。
8位は、ブラックペッパーが本格登場する前の回。新キャラが多く登場した分、語る事が多かったですね。
7位は、最後のらんメイン回。らんの個性的な食の語りが聞けたり、ギャル曽根が出たり、「夢」が語られたりなど、密度の濃い話でした。
6位は、ゆいそっくりのお姫様・マイラが登場した話。意外と、この回以降もよく出ており、今作のインパクトあるキャラだったと思います。
5位は、ゆい達にジェントルーの正体が割れた話。勉強を扱う話でしたが、正体バラシに重きが置かれていたのが残念だったところ。評価点は全話の中で最も低いです。
4位は、ブラックペッパー本格登場回。恋に対する感じ方が様々だった分、語る事が多くなりました。にしても、4位に入ったのは意外でした。
3位は、好き嫌いを扱った話。好き嫌いは子供達にとって大きな問題な上、かなりためになる内容でしたので、やっぱり字数は多くなりました。ベスト3入りは、妥当な結果だと思っています。
2位は、ここねの家のレストラン「デュ・ラク」に行く話。メインキャラ達のドレスアップ姿が可愛かったり、「思いやりこそマナー」という、深く考える要素もあり、ストーリー進展はなかったですが、見応えのある話でした。
1位は、初回。メインキャラに対して思ってる事や感想の読み方はカウントしていないのに、初回が1位とは、まったく思いもしませんでした。
ですが、振り返ってみれば、ナレーション、テロップ表示、ウバウゾーをやっつけた時の「ごちそうさまでした!」など、面白い要素があり過ぎて、語る事が多くなってました。次回作も、面白要素満載で始まってほしいですね。
続いて、画像枚数のベスト10を公表します。
【画像枚数 ベスト10】
9位 第14話「初恋ってどんな味? 恋するキモチと拓海のこたえ」 198枚
9位 第30話「おまつりわっしょい! やきそばマリちゃん」 198枚
8位 第20話「あまねのマナーレッスン! 憧れのレストラン」 201枚
7位 第31話「おいしーなタウンの休日 プリンセスゆい!?」 204枚
6位 第10話「泣かないでレシピッピ・・・ 誕生! ハートジューシーミキサー」 208枚
5位 第4話「ふくらむ、この想い・・・ キュアスパイシー誕生!」 209枚
4位 第42話「ゴーダッツのたくらみ プレシャスvs.ブラックペッパー」 226枚
3位 第44話「シェアリンエナジー! ありがとうを重ねて」 237枚
2位 第45話「デリシャスマイル~! みんなあつまれ! いただきます!!」 276枚
1位 第1話「ごはんは笑顔♡ 変身! キュアプレシャス」 334枚
9位は、感想字数4位となった14話と、30話。
14話は、恋に対する様々な反応やブラックペッパー本格登場で、画像枚数は多くなりました。30話は浴衣姿や劇場版告知オープニングで多めになりましたね。
8位は、感想字数2位だった20話。メインキャラ達のドレスアップ姿が可愛かったですので、必然、画像枚数も多くなりました。
7位は、感想字数6位だった31話。コミカルな話だと、画像枚数も多くなりますね。
6位は、最初のパワーアップイベントである10話から。パワーアップ回は、画像枚数多めです。
5位は、2人目のプリキュアが登場した話。新しいプリキュアが登場した回も、画像枚数は多めでしたね。
2位から4位は、今年に入ってから放映された4話のうち3つがランクイン。最終決戦、後日談は、上位ランクインしやすいですね。
1位は初回。振り返ってみると、オープニング前のゆいのおむすびを食べている姿とか、ローズマリーが愉快なところで、画像枚数を稼いでいました。
2.大きく思った事
今作を見終えて主に思った事をあれこれ語ります。
まず、今作のテーマは「食」。そのため、ほぼ毎回、美味しそうな食べ物が出てきたり、沢山のキャラの美味しそうに食べる姿が描かれました。
そういったのを見るたびに、思わずお腹が空いちゃったり、つい食べてみたいと思ったり、良い感じに食欲を促進していたように思いますね。ぶっちゃけ、飯テロアニメじゃないか、と思ったりもしました。(笑)
また、今作は、登場キャラが結構多かったように思います。
名セリフ候補を調べていた時に、そう感じたんですよね。前作は、敵キャラがベスト10入りしていたのに対し、今作は、敵キャラのランクインはなし。今作の敵キャラも面白いヤツばかりではあったものの、「前作って、そんなにサブキャラいなかったんじゃ?」と思いました。
考えてみれば、前作は、メインキャラの両親が出てきたのは、主人公・まなつだけだったんですよね。他は、どちらか1人だけ、そもそも親はいないというものでした。それに対し、今作はメインキャラ全員の両親が出てきましたので、そこだけで、今作の登場キャラの多さはうかがえるでしょう。
また、今作は、ローズマリー、拓海など、戦闘をサポートする男性キャラもいましたし、マスコット枠も、前作はくるるんだけだったのが、今作は3人もいます。出番の多いサブキャラも増えていますね。
さらに、公式ホームページのキャラクター紹介の「とりまく人々」を見てみても、紹介キャラ数は、前作は20人強だったのに対し、今作は40人近くもいます(前作は、野球部、美術部などと紹介されているのもいますが、ノーカウントにしています)。どうやら、多かったように思うではなく、本当に多かったんですね。
前作は、メインキャラ達が「トロピカる部」という部活を立ち上げて、様々な「今一番大事な事」に取り組んでいました。
そのため、メインキャラだけでワイワイ楽しむ描写が多く、サブキャラの登場は控えめだったように思います。ですが、明るく楽しい作風を考えれば、不必要に多くのキャラを出すよりも、よく知るキャラ達でワイワイ楽しく騒いだ方が良いように思い、前作の登場キャラ数の少なさはマイナスだとは思っていません。
一方、今作は、「シェアする喜び」をテーマの1つに掲げています。その喜びは、シェアする相手がいればいるほど、どんどん膨れ上がっていくもの。今作の登場キャラ数の多さは、そういった理由があるからなのかもしれませんね。
それに、今作は、コロナ禍に入ってから初めて企画されたプリキュア作品。大勢での食事が控えめになっているこのご時世において、皆と一緒に食事をする楽しさをアニメの中だけでも届けたい、という思いで制作されており、そういった背景も登場キャラ数の多さに影響してそうですね。
あと、ナレーションも、今作の特徴だと思いました。ストーリーの合間合間に、すごく落ち着いた感じの語りが入ってくると、物語の味が濃く感じるようになって良いですね。
物語終盤で、ナレーションの正体は、ゆいの祖母・よねだと明かされました。初回から、そんな予感はしていましたが、本当にそうだと知った時は嬉しかったですね。天国から可愛い孫娘を温かく見守っている感じがして。
次回作以降、ナレーションを導入するのかどうかは分かりませんが、もし導入してくれたら、今作のように、物語を一層面白くしてほしいな、と期待しています。
また、人物や場所などのテロップ表示も面白かったです。
より早く人物把握ができましたし、メイン視聴層の女の子達も登場キャラの名前を憶えられやすくなったと思われ、良い配慮だと思いました。前述した登場キャラ数の多さを考えると、尚更ですね。
次回作以降も、こういうのがあったらいいな、と楽しみにしています。
そんな訳で、今作も心ゆくまで作品を楽しむ事ができ、そして、最後まで感想を書く事ができて、本当に満足です!
今作の制作に携わった皆様、ありがとうございました!! そして、お疲れ様でした!!
次回作「ひろがるスカイ!プリキュア」も、すごく面白い作品になると信じています! これからも頑張って下さい!!
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