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トロピカル~ジュ!プリキュア 第11話感想

2021年05月11日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
 今話の名セリフ:「今一番大事な事は、みんなで作ったサンドアートを守る事!」(夏海まなつ)

 「トロピカル~ジュ!プリキュア」第11話「もりあがれ! 海辺のサンドアート!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 先日のテストは散々の結果だったまなつですが、追試は合格。これで、部活ができるようになりました。
 さて、次は、どんな事をやるのか? まなつは、沢山の人達と楽しめるようなイベントをやりたいと考えていました。あすかは、部活対抗イベントを思い付きます。
 また、みのりは、サンドアートはどうかと提案。チームごとに作品を作って、その出来を競う大会形式にしようと考えました。皆、この案に賛成します。


~ Aパート ~
 そして、後日、部活対抗サンドアート大会が行われました。
 大会のルールは、明日の夕方までにサンドアートを完成させる事。使っていい道具は、シャベルと霧吹きだけ。
 最後に、作品の出来が良いと思うチームを投票で決め、票の多かったチームが優勝です。
「そして、優勝賞品は!」
「これ!」
    
    
「なんと、トロピカルメロンパン1年分!」
   
 言葉だけで十分なのに、風船まで作って、しかも、説明中に膨らませるとか、変に苦労してないかい? みのりも、反対すればいいのに、わざわざやって苦労アピールするとか、この子も、あざとキャラだよなあ。(笑)

 そして、大会が始まりました。
 トロピカル部は何を作るのか? まなつは、絵に描いてきたそうです。

「じゃーん!」
「かわ・・・。」
   
   
「どうかな?」
「あ・・・。えっと・・・。」
    
「どうかな?」
   
 ああ、うん。可愛いんじゃないかな。目をキラキラさせているキミと、思った事を言えずに戸惑っているさんごが。(笑)
 絵の評価については、ローラ先生に聞いてみたら? 絵心のない私の意見なんざ参考にならないと言い訳して、他人にぶん投げます。(笑)

「あ・・・。ちょっと貸して。」
   
   
「具体的にすると、こういう感じかな?」
「分かりやすくなった!」
「可愛い!」
「上手。」
    
   
「ま、まあ・・・。」
「悪くないんじゃない?」
「何?」
    
「褒めてあげてるのよ!」
「そりゃどうも。」
「ま、まあまあ・・・。」
   
「ま、みんなで頑張ったら?」
   

 そして、まなつ達も制作に取り掛かりました。
    
    
「あ・・・。ごめん・・・。」
「大丈夫? って、みのりん先輩! ジンベイザメに羽!?」
「あ・・・。ホントだ・・・。」
    
   
「でも、その方が面白いかも! いっそ耳も付けて・・・。」

    
「隙あり!」
    
「やったな! よーし!」
    
   
「何で私・・・。」
「あ! 今、虹が出たよ! 見た?」
    
「どれ、もう一回!」
「もう・・・。サンドアート作るんでしょ!」
「えへへ! そうでした!」
「すまん、つい・・・。」
    

「はあ・・・。出るなって言われると、逆に出たくなるのよね・・・。」
    
「あなたも飽きちゃったの?」
   
「くるるん?」
「え? 退屈だから外の写真を撮ってきてほしいって?」
   
「もう! しょうがないわね!」
    
「まなつ達の変な顔でも撮ってやろうっと!」
   
    
    
「何よ・・・。砂遊びがそんなに楽しい訳?」
    

 その後も、サンドアート制作は順調に進みます。他の部のサポートをする事も。
 また、途中、桜川先生から、グミの差し入れをいただきました。
    
    
   
    
    
    
    
    

「あれ?」
「どうした、まなつ?」
   
「ねえ? ジュゴンのヒレって、これで合ってたっけ?」
「ヒレ? うーん・・・。合ってるような・・・。」
    
「違う違う! ほら、こうなってるのよ! 人魚の世界では常識なんだから!」
    
「こうかな?」
「そうじゃないってば!」
「ええ・・・。難しいよ・・・。」
    
   
「はー・・・。ホント、見てらんないわ・・・。」
    
    
「私の方が上手く作れるのに・・・。」
   

 辺りは夕方となり、大会1日目は終了。まなつ達は、他のチームの作品を見て回りました。
    料理部の作品
    野球部の作品
    柔道部の作品
    園芸部の作品
    美術部の作品
 他のチームの作品を見て、自分達も負けていられないと感じるまなつ達。
 そして、翌朝も気合十分で制作に取り掛かりますが、暗雲が・・・。



~ Bパート ~
 少しして、雨が降り出しました。雨宿りのため、制作は中断。
 雨はすぐに止むどころか、だんだん強くなっています。このままでは、サンドアートが崩れて、大会も終わってしまうおそれも。周りから落胆の声が聞こえてきました。

 それを聞いたまなつは、近くのパラソルで、作品を保護しようとしましたが、風も強くなっています。そもそも、傘で防ぐには無理があります。
 その後、ローラは、昨日飛んでいたパラシュートは使えないかと考えました。そして・・・、
    
「今一番大事な事は、みんなで作ったサンドアートを守る事!」
   
   
 その後、さんご達や他のチームも協力して、作品を雨から防いでいきました。
    
    

 しかし、ヌメリーが、この砂浜に来ていました。すぐに、ゼンゼンヤラネーダを生み出します。
   
 まなつ達はプリキュアに変身します。
『はーっ!』
「雨にも負けない!」
『トロピカル~ジュ!プリキュア!』
    
    

 初めはサマー達が優位に戦うも、ゼンゼンヤラネーダの高速回転に、パパイアとフラミンゴがはまってしまいます。
 そこで・・・、
    
「コーラル! 水! 水!」
「任せて!」
    
    
 ゼンゼンヤラネーダの周りを砂で固めて、回転の速度が落ちました。パパイアとフラミンゴは回転から抜け出す事に成功。
 そして・・・、
    
 くるるんサンドアートの完成。直後、ローラがやる気パワーを取り戻しました。
 最後は、ミックストロピカル。ゼンゼンヤラネーダをやっつけました。

 しかも、暗雲が移動し、太陽が見えました。再び辺りが晴れて、サンドアート大会も再開。
    
    

 全チームの制作が終わり、結果発表。優勝したのは、美術部。
   

「優勝はできなかったね・・・。」
「でも、素敵な作品ができた・・・。」
    
「あすか先輩が描いてくれた完成予定図とは変わっちゃったけど・・・。」
「これはこれでトロピカってる! ・・・でいいのか?」
「うん! それに・・・。」
    
    
「サンドアート大会、大成功! だね!」
   
    
「私も?」
「当然!」
    
   

   
「くるるん?」
「違う! これは、寂しいとか、うらやましいとかなんかじゃないってば!」
    
    
    

    
「ローラ!」
「まなつ・・・。」
    
「今日は、ローラのおかげで大成功だったよ!」
「別に私は何もしてないし・・・。」
    
「ありがとう、ローラ! 今度は、ローラも一緒にやれる部活を考えるからね!」
「私、部活なんて・・・。」
    
「ね?」
   
   
「よーし! 早速考えるぞー!」

   

 今回は、これで終了です。


次回:「没収! アクアポットは校則違反!?
 学校に人魚がいるというウワサを知った風紀委員達は、風紀の乱れを正すため、各部室を調べ回りました。
 そして、トロピカる部が隠し事をしていると疑います。彼らは、アクアポットを没収してしまい・・・。


【まとめ】
 追試に無事合格し、トロピカる部の活動に戻ったまなつは、部活対抗のサンドアート大会を企画し、途中、雨が降ったり、ゼンゼンヤラネーダの邪魔が入ったりしたものの、参加者全員が楽しめるように懸命に動いた結果、大会は成功し、素敵な作品と思い出ができました。

 という事で、今回は、サンドアートの話。
 今話視聴前は、4人で力を合わせて良い作品を作る事に焦点が当てられると思っていましたが、実際は、サンドアート大会の参加者全員と一緒にサンドアートを楽しむ事や、やる気を守る事がメインに。結果、予想を上回る良い話だったと思います。

 サンドアート作成については、良い作品を作る事に真剣に、というよりも、とにかく楽しく、を重視していたように思いますね。今話でも、元気で楽しく明るく、という今作の作風が活かされていたと思います。
 特に、あすかについては、絵が上手かったり、霧吹きでまなつにちょっかいをかけたりと、普段のクールでカッコ良い性格から考えられない一面が見られ、一層楽しい雰囲気が感じられました。家では年上の男のみとの生活になるだけに、トロピカる部で年下の女子達とワイワイ楽しむのは癒しになっているでしょう。今後も、あすかのこういう一面を楽しみにしたいですね。

 楽しさ重視の描写はバトルシーンでも。サマーが砂かけ、コーラルが水かけ、パパイアとフラミンゴが固め作業で、くるるんサンドアート完成と、もはやバトルというより遊びでしたね。
 メイン視聴層の女の子達がサンドアートをやりたくなるような良いシーンだったと感じています。まあ、そうは言っても、このご時世、簡単に砂浜には行けないと思いますが、それでも、近くの公園や、幼稚園、保育園とかでもやってみると、面白く感じるかもしれませんね。

 自分達の企画した大会が成功に終わって大満足なまなつ達とは反対に、仲良しの輪に加われず、寂しさを感じる描写が所々にあったローラでしたが、そのローラにも、最後にフォローがあったのは結構良かったと思います。
 ローラは、プライドが高く、生意気なところもあり、プリキュアの事が一番大事だと考えてはいるものの、まなつ、さんごと歳は変わらず。遊びたい年頃であり、いくら人魚の存在が秘密だといっても、自分をよそに楽しんでいる様をみると、不満を感じるのは当然でしょう。ましてや、前話のあの活躍を考えると、今話のローラは少し不憫に感じました。
 それゆえに、最後にまなつが、ローラのおかげで大会が大成功だったとか、一緒にやれる部活を考えようと声をかけたのは良かったと思いますし、まなつがすごくいい子だとも感じました。近い回で、まなつ達とローラが何かに楽しむ話が来てほしいな、と切に願うばかりですね。

 さて、次回は、アクアポットが風紀委員達に没収と、大きな波乱になりそうで。この波乱をどう鎮めるのか、また、ストーリーの大筋にどう絡むのか、楽しみですね。


 今話の感想は、これで以上です。
 最後に、だいぶ遅くなりましたが、今話放映前に劇場版の感想を書き上げました。興味のある方は、こちらからどうぞ。



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