「プリパラ」第18話「レオナ、全力ダッシュなの!」の感想です。
~ オープニング前 ~
登校時、らぁらは途中、そふぃにあいさつし、少しして、みれぃと対面。
らぁらは、ゴールデンチケットにあと1枚と迫っているため、何か校則違反してないかと警戒しますが、今のところセーフ。とはいえ、せいぜい気をつけなさい、と釘を刺されます。
その様子を見たシオンは、風紀を取り締まる人間が風紀を乱しては支離滅裂だと言いますが、みれぃは喝を入れているだけだと返します。
その直後、ドロシーが現れます。しかも、パプリカ学園の制服を着ています。
ドロシーは、同じチームにいるシオンと一緒の学校に通った方が何かと便利そうだと思って、家を引っ越して転校してきました。
その後、ドロシーは、らぁらの元の姿が小さい事を知り、どうりで色気がないと茶化す一方、みれぃの元の姿を知って、驚きます。
何だよ、その目は。いくら何でも驚き過ぎじゃね?(笑) まあ、こう驚かれるのは、みれぃの計算に入ってそうだけど。
ドロシーがいるという事は、もちろん、レオナも一緒です。が、レオナが着ている制服は、ズボンに青ネクタイと、男子用の制服です。
レオナが男だと知った、らぁら、みれぃ、シオンは驚きます。
~ Aパート ~
男の子のレオナが、普段女の子の格好をしているのは、小さい頃からドロシーと同じ服を着ていたからです。
でも、男の子もプリパラに行けるのか? それについては、プリチケが届いてる上、プリパラ憲章12条「プリチケが届いたものは、何人もプリパラに出入りしていい」というのがあるため、問題ありません。一件落着です。
ほう、それは、いい事を聞いた。という事は、私のような、いい歳した独身男性にもチャンスはあるって事だな? 私もプリチケ持ってるし、マイチケをスキャンすれば、何の障害もなく、プリパラタウンに入れるんだな? 今は11月と、冬が近付いていますが、私には春が訪れたぜ! イヤッホイ!(「次元」の壁に跳ね返されろ(笑))
その後、校長が現れますが、中等部の生徒にはプリパラは禁止していませんので、みれぃ達は無視。校長は、男の子がプリパラに行っているのを知り、世も末だと倒れます。
それから少しして、ホームルームで転校生を紹介。ドロシーは、いつもの調子で元気よくあいさつします。
今人気のアイドルなだけに、生徒には評判は良いですが、1人の男子生徒が、女の子なのに「ボク」と言ったり、上から目線で生意気だと言い、バカにします。
すぐに、ドロシーは、その男子生徒に顔を近付けます。
「今、何て言った?」
直後、この男子生徒は、ドロシーに魅了され、ボクっ娘最高だと言います。
ちょろい、ちょろ過ぎる。「チョロ松」と呼んでいいっすか?(笑)
レオナはドロシーと別のクラスに。みれぃと同じクラスメイトになりました。
レオナは恥ずかしがりながらもあいさつ。可愛いのに男なのかと困惑していた生徒達は、この仕草を見て、プリパラの神も許すと納得します。
みれぃがレオナを見ると、風紀委員の雨宮は、動揺します。何だ? お前、みれぃの事、好きなのか? 面白いな。だが、アイドルのみれぃを見て、ついて行けるかな?(笑)
しばらくして、昼休み。ドロシーはレオナと一緒にカレーを食べる事になります。
しかし、レオナはクラスの女子と一緒に食べる約束をしていました。なので、ドロシーと一緒に昼食を食べるのは明日、といきたいところですが、ドロシーの強い頼みに断れず、ドロシーと一緒に食べる事になります。
この様子を遠くから見ていたシオンは、レオナは優柔不断だと感じます。
学校が終わり、プリパラ内のレッスン室で、Dressing Pafeの3人とウサギは、打倒SoLaMi SMILEのための緊急会議を開いていました。チームが結成されて1月が経ちますが、まだSoLaMi SMILEに勝った事がありません。
ドロシーは、「まだ」1月、これから本番だと言います。レオナも「ドロシーがそう言うなら」と同意見ですが、シオンは、「もう」1月、今まで練習だった訳ではない、と返します。
ドロシーは、これからもっと本気出せば勝てる、と言いますが、シオンは、根拠がなく、意味不明だと返します。レオナは2人をなだめ、険悪な雰囲気は何とか収まります。
ウサギは、何か良い対策を考えるよう言うと、シオンは、新しいメイキングドラマ作りを提案します。ウサギは、それはアリだと感じますが、14話で、メイキングドラマを作るのにもめていた事を思い出し、暗い表情を浮かべます。
その後、新しいメイキングドラマを考えますが、14話と同じく、シオンとドロシーは意見が合いません。
シオンはレオナに話を振りますが、レオナは、皆が良い方で、と言います。この答えに、シオンは、自分の意見はないのか、いつも人の意見を聞いてばかりの人間は感心しない、と返します。
ドロシーは反感を感じますが、シオンは、同じチームの一員として切磋琢磨する人間を望む、と続けます。
ドロシーは、文句があるなら自分が聞くと言いますが、
「そうやって、いつもドロシーの陰に隠れているような人間に、アイドルとしての輝きはあるのか?」
と、シオンは言います。ドロシーは、自分達は一心同体だからいい、と言いますが、シオンはレオナに意見を求めます。ですが、レオナは答えられません。
そして、シオンは、新しいメイキングドラマはレオナが作って、自分がどうしたいのか思いをぶつけろ、と言います。
~ Bパート ~
翌日の昼休み、ドロシーはレオナがどこにいるかシオンに聞きますが、分かりません。あれから、レオナは元気がなく、今日もドロシーの所に来なく、ドロシーはレオナを心配しています。
ドロシーはシオンに、何かあったらシオンのせいだと言い残して、シオンから離れます。
レオナは校舎の外から、月を見ていました。
近くにも、月を見ている人がいました。それは、そふぃ。そふぃは、地面はお布団だと言います。
レオナは月を見て、自分みたいだと感じます。
「私は月で、明るい太陽がドロシーで、照らしてもらって輝ける。でも、それじゃダメなんですね。きっと。」
「あなたと私、似てるかも。」
「似てる?」
「クラゲって、『海の月』って書くの。」
「同じ月?」
ちょうどその時、らぁらのクシャミ声が聞こえます。
が、これが校則192条「学園創立者の像の前でくしゃみは厳禁である」に違反し、累計200枚目の違反チケット「ゴールデンチケット」をゲットします。
やれやれ、やっと200枚か。長々と待たせやがって。
あれ? でも、そういえば、この放映日って、11月1日で、ゾロ目になっているのか。なるほど、それを記念して、「ゴールデンチケット」ゲットを今回にまわした訳か。やるじゃねーか、プリパラ!(ただの偶然かもしれませんが(笑))
ゴールデンチケットをもらった生徒は、放課後、パプリカ学園の幼稚園児と小学生の交流会をお世話するボランティア活動をする事が課せられます。
何だよ、全然、罰じゃねーじゃん。まあ、何にせよ、累計300枚も不可能じゃなさそうですね。めざせ、レッツゴー、300枚!(次回予告みたいに言うな(笑))
「私ね、姉のコスモと親衛隊に頼りきってたの。でも、あの2人(らぁらとみれぃ)が変わるチャンスをくれた。今のままじゃダメかなと思った時は、もう、変わり始めているから。」
「はい!」
その後、レオナは1人で、新しいメイキングドラマについて考えます。
すぐに、ドロシーが来ました。ドロシーは、シオンが昨日言った事は気にしなくていい、と言います。
ちょうどその時、らぁらは、幼稚園児との交流会に混じっていました。
少しして、1人の幼稚園児がシオンとぶつかって転びます。シオンは謝って心配するものの、その子は泣き出してしまいます。
シオンは、泣くな、と厳しく言いますが、ますます泣き出してしまいます。
その様子を見たドロシーは、顔を近付けて笑顔で話しますが、泣き止みません。今度は「マックス光線」のオマケつきですが、他の園児まで泣き出してしまい、園児たちは散り散りになります。
その後、ある園児がレオナの元に。レオナが優しく微笑むと、園児は泣き止み、他の園児達もレオナの元に集まります。
しかし、あと1人、園児がいません。その子は近くの木の下にいましたが、持っていた風船が木にひっかかっちゃいました。
らぁらはジャンプして取ろうとしますが、全然届きません。この様子を見ていた園児達は、レオナに助けを求め、レオナは
「君達がそう言うなら。」
と言って、風船を取りに行きます。
そして、レオナは木に登って、風船を取り、女の子に渡します。
その後、レオナは園児達と一緒に遊びます。
園児達と仲良く遊ぶレオナを見て、シオンは、人のために何かをするのが心底好きで、認めるべきところだと感心します。
レオナは、新しいメイキングドラマのヒントを思い付きます。
しばらくして、Dressing Pafeの楽屋で、シオンは、レオナの作ったメイキングドラマが素晴らしいと感じ、この後のライブで出す事になります。
そして、ライブスタート。
まずは、SoLaMi SMILEから。コーデ、曲、メイキングドラマは、「パイレーツコーデ」、「Pretty Prism Paradise!!!」、「かいほうオトメヴァルキュリア」。
続いて、Dressing Pafe。コーデは、シオンは「フレッシュマーチングスター」、ドロシーは「サファイアマーチングスター」、レオナは「アメジストマーチングスター」。
曲は、「No D&D code」。
「みんなの楽しい笑顔を見たい。それが私の心からの思いだって、ちゃんと分かったから!」
メイキングドラマは「全力ダッシュ! とばせバルーン!」。
そして、結果発表。今回は、Dressing Pafeが勝ちました。さらに、レオナはアイドルランクが「期待のアイドル」に上がりました。
ドロシーは同じランクになった事に喜び、シオンも、レオナの性格、そして、立派なチームメイトである事を認めます。
後日、学校で、レオナはそふぃに感謝します。
「私も、これからは、自分の思いをみんなの思いと同じように、大事にしていきます! これも、そふぃさんのお陰です!」
「私の・・・?」
「はい!」
「私の・・・。」
その後、2人はトモチケを交換します。
今回は、これで終了です。
次回:「みれぃとクマ、運命の出会いぷりクマ!」
みれぃがプリパラデビューして、1年になります。
ここまで来られたのは、マネージャーのクマのおかげだが、クマも、みれぃに引っ張られて、ここまで来られたようです。
らぁらは、デビューしたばかりのみれぃの様子をクマに教えてもらいますが、みれぃとクマの出会いは、どんなものだったのか?
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
レオナのキャラ掘り下げ回でした。
まずは、レオナが男の娘である事が発覚しました。
今話放送日3日くらい前に、pixiv百科辞典などで、男の娘疑惑が出ていたのを見て、言われればそうかも、と感じていましたが、本当にそうだったと知った時は、やはり驚きました。
という事は、16話感想で書いた「レオナのキスマーク入りトモチケをゲットしにプリパラに行くとするか!」とか、17話感想で、レオナが気絶したフリしたところで「ああ、もう、可愛くて困るなあ」と書いたところは、「だが男だ」とか「うわっ、お前、ホモかよ」とかツッこまれるのか・・・。
ハッハッハ! いいね、いいね~! これだから、プリパラは面白い!
しかも、こんな爆弾をオープニング前から投下してきたのも、すごいな、と思いました。ラストに出すものだとばかり思っていましたので、開いた口が塞がらなかったです。
いやー、ホント、このアニメにハマって良かった! 感想書こうと思って良かった! プリパラ、万歳!!
とまあ、今回は、のっけから衝撃的事実が明らかになったものの、今回の1番のポイントは、この子が他人思いの優しい子である事で、それがシオンに認められた事でしょう。
Dressing Pafeは、シオン、ドロシーがSoLaMi SMILEへの対抗意識や自己主張が強い反面、レオナはそういったのがないために、チーム内で孤立するんじゃないかと心配していましたので、シオンに、立派なチームメイトだと認められたのは良かったですし、自信になったと思います。
Aパートでシオンが言っていた通り、自己主張の強さは大事でしょう。でも、変に強過ぎると、自分の主張を譲らず、他者否定につながり、早期のチーム崩壊にもなりかねませんので、そうならないためにも、レオナのような他人思いな子もチームには必要なのでしょうね。
また、アイドルランクが上がった事も自信になったでしょう。それでも、シオンやドロシーのような自己主張の強さは出せないと思いますが、長所である他人思いなところを最大限発揮して、チームを良い方向に導いてほしいと期待しています。
さらに、そふぃと絡ませたのも良かったです。そふぃとレオナは、普段守られている事が多いという共通点がある事は気付かなかったので、見事だと思いました。
確かに、そふぃも「月」のような存在なんですよね。チーム入りする前は、姉のコスモや親衛隊がいなければ、プリパラに行く事ができず、人気アイドルとして輝く事なんてありえなかった訳ですし。チーム入りする前のライブの曲が「『太陽』のflare sherbet」だった事を考えると、「月」というフレーズを出したのは上手いな、と思いました。
でも、そんな弱い自分が誰かに認められれば、人は変われるもの。そふぃはそうでしたし、今回のレオナも、そふぃに「ダメかなと思った時は、もう、変わり始めている」と認められた事で、自分の思いを出す事に勇気を持つ事ができました。小さい頃から人気アイドルだったそふぃが、実際は、守られてばかりだったと知った事も影響しているでしょう。
また、最後のトモチケ交換で、そふぃはレオナに、そふぃのお陰だと言われて不思議に感じたのも良かったと思います。
これまで、そふぃは、アイドルとしての自分は多くのファンを元気付けさせていた反面、素の自分は迷惑をかけていた事が多かったために、実感が湧かないのでしょう。
今回は、そふぃメイン回でないために、不思議に感じただけで、終わりましたが、いずれどこかの回で、素のそふぃが誰かの役に立って、大きな自信に繋がる描写を出してほしいな、と期待しています。
また、今回はドロシーとレオナの双子愛の深さも見所でしたが、この双子について気になるところが2つほどあります。
1つ目は、「どちらが先に、プリパラのデビューライブに出たいと思ったか?」。
性格的には、ドロシーが出たいと思って、レオナもついでに誘ったように思えますが、レオナが先に出たいと思って、ドロシーが不安で一緒に出た、という線もありそうなんですよね。
2つ目は、「ドロシーが自分の事を『ボク』と呼んだり、ボーイッシュに振舞う理由」。
これは、今回、レオナが男である事が明かされた事から何となく察しがつきます。レオナは男の子なのに、女の子を格好をしていたり、おとなし過ぎるところが、小さい頃、多くの子達にからかわれていて、ドロシーは、そんなレオナを守るために強くなろうと思ったからなのかな、と思っています。
そういったところが明かされれば、ドロシーとレオナの双子愛の深さをさらに感じる事ができて面白そうだな、と期待しています。
ドロシーは、女の子なのにボーイッシュ。レオナは、女の子のように可愛い男の子。性別と性格・外見が逆転している面白い双子に、これからも注目していきたいと思います。
~ オープニング前 ~
登校時、らぁらは途中、そふぃにあいさつし、少しして、みれぃと対面。
らぁらは、ゴールデンチケットにあと1枚と迫っているため、何か校則違反してないかと警戒しますが、今のところセーフ。とはいえ、せいぜい気をつけなさい、と釘を刺されます。
その様子を見たシオンは、風紀を取り締まる人間が風紀を乱しては支離滅裂だと言いますが、みれぃは喝を入れているだけだと返します。
その直後、ドロシーが現れます。しかも、パプリカ学園の制服を着ています。
ドロシーは、同じチームにいるシオンと一緒の学校に通った方が何かと便利そうだと思って、家を引っ越して転校してきました。
その後、ドロシーは、らぁらの元の姿が小さい事を知り、どうりで色気がないと茶化す一方、みれぃの元の姿を知って、驚きます。
何だよ、その目は。いくら何でも驚き過ぎじゃね?(笑) まあ、こう驚かれるのは、みれぃの計算に入ってそうだけど。
ドロシーがいるという事は、もちろん、レオナも一緒です。が、レオナが着ている制服は、ズボンに青ネクタイと、男子用の制服です。
レオナが男だと知った、らぁら、みれぃ、シオンは驚きます。
~ Aパート ~
男の子のレオナが、普段女の子の格好をしているのは、小さい頃からドロシーと同じ服を着ていたからです。
でも、男の子もプリパラに行けるのか? それについては、プリチケが届いてる上、プリパラ憲章12条「プリチケが届いたものは、何人もプリパラに出入りしていい」というのがあるため、問題ありません。一件落着です。
ほう、それは、いい事を聞いた。という事は、私のような、いい歳した独身男性にもチャンスはあるって事だな? 私もプリチケ持ってるし、マイチケをスキャンすれば、何の障害もなく、プリパラタウンに入れるんだな? 今は11月と、冬が近付いていますが、私には春が訪れたぜ! イヤッホイ!(「次元」の壁に跳ね返されろ(笑))
その後、校長が現れますが、中等部の生徒にはプリパラは禁止していませんので、みれぃ達は無視。校長は、男の子がプリパラに行っているのを知り、世も末だと倒れます。
それから少しして、ホームルームで転校生を紹介。ドロシーは、いつもの調子で元気よくあいさつします。
今人気のアイドルなだけに、生徒には評判は良いですが、1人の男子生徒が、女の子なのに「ボク」と言ったり、上から目線で生意気だと言い、バカにします。
すぐに、ドロシーは、その男子生徒に顔を近付けます。
「今、何て言った?」
直後、この男子生徒は、ドロシーに魅了され、ボクっ娘最高だと言います。
レオナはドロシーと別のクラスに。みれぃと同じクラスメイトになりました。
レオナは恥ずかしがりながらもあいさつ。可愛いのに男なのかと困惑していた生徒達は、この仕草を見て、プリパラの神も許すと納得します。
みれぃがレオナを見ると、風紀委員の雨宮は、動揺します。何だ? お前、みれぃの事、好きなのか? 面白いな。だが、アイドルのみれぃを見て、ついて行けるかな?(笑)
しばらくして、昼休み。ドロシーはレオナと一緒にカレーを食べる事になります。
しかし、レオナはクラスの女子と一緒に食べる約束をしていました。なので、ドロシーと一緒に昼食を食べるのは明日、といきたいところですが、ドロシーの強い頼みに断れず、ドロシーと一緒に食べる事になります。
この様子を遠くから見ていたシオンは、レオナは優柔不断だと感じます。
学校が終わり、プリパラ内のレッスン室で、Dressing Pafeの3人とウサギは、打倒SoLaMi SMILEのための緊急会議を開いていました。チームが結成されて1月が経ちますが、まだSoLaMi SMILEに勝った事がありません。
ドロシーは、「まだ」1月、これから本番だと言います。レオナも「ドロシーがそう言うなら」と同意見ですが、シオンは、「もう」1月、今まで練習だった訳ではない、と返します。
ドロシーは、これからもっと本気出せば勝てる、と言いますが、シオンは、根拠がなく、意味不明だと返します。レオナは2人をなだめ、険悪な雰囲気は何とか収まります。
ウサギは、何か良い対策を考えるよう言うと、シオンは、新しいメイキングドラマ作りを提案します。ウサギは、それはアリだと感じますが、14話で、メイキングドラマを作るのにもめていた事を思い出し、暗い表情を浮かべます。
その後、新しいメイキングドラマを考えますが、14話と同じく、シオンとドロシーは意見が合いません。
シオンはレオナに話を振りますが、レオナは、皆が良い方で、と言います。この答えに、シオンは、自分の意見はないのか、いつも人の意見を聞いてばかりの人間は感心しない、と返します。
ドロシーは反感を感じますが、シオンは、同じチームの一員として切磋琢磨する人間を望む、と続けます。
ドロシーは、文句があるなら自分が聞くと言いますが、
「そうやって、いつもドロシーの陰に隠れているような人間に、アイドルとしての輝きはあるのか?」
と、シオンは言います。ドロシーは、自分達は一心同体だからいい、と言いますが、シオンはレオナに意見を求めます。ですが、レオナは答えられません。
そして、シオンは、新しいメイキングドラマはレオナが作って、自分がどうしたいのか思いをぶつけろ、と言います。
~ Bパート ~
翌日の昼休み、ドロシーはレオナがどこにいるかシオンに聞きますが、分かりません。あれから、レオナは元気がなく、今日もドロシーの所に来なく、ドロシーはレオナを心配しています。
ドロシーはシオンに、何かあったらシオンのせいだと言い残して、シオンから離れます。
レオナは校舎の外から、月を見ていました。
近くにも、月を見ている人がいました。それは、そふぃ。そふぃは、地面はお布団だと言います。
レオナは月を見て、自分みたいだと感じます。
「私は月で、明るい太陽がドロシーで、照らしてもらって輝ける。でも、それじゃダメなんですね。きっと。」
「あなたと私、似てるかも。」
「似てる?」
「クラゲって、『海の月』って書くの。」
「同じ月?」
ちょうどその時、らぁらのクシャミ声が聞こえます。
が、これが校則192条「学園創立者の像の前でくしゃみは厳禁である」に違反し、累計200枚目の違反チケット「ゴールデンチケット」をゲットします。
やれやれ、やっと200枚か。長々と待たせやがって。
あれ? でも、そういえば、この放映日って、11月1日で、ゾロ目になっているのか。なるほど、それを記念して、「ゴールデンチケット」ゲットを今回にまわした訳か。やるじゃねーか、プリパラ!(ただの偶然かもしれませんが(笑))
ゴールデンチケットをもらった生徒は、放課後、パプリカ学園の幼稚園児と小学生の交流会をお世話するボランティア活動をする事が課せられます。
何だよ、全然、罰じゃねーじゃん。まあ、何にせよ、累計300枚も不可能じゃなさそうですね。めざせ、レッツゴー、300枚!(次回予告みたいに言うな(笑))
「私ね、姉のコスモと親衛隊に頼りきってたの。でも、あの2人(らぁらとみれぃ)が変わるチャンスをくれた。今のままじゃダメかなと思った時は、もう、変わり始めているから。」
「はい!」
その後、レオナは1人で、新しいメイキングドラマについて考えます。
すぐに、ドロシーが来ました。ドロシーは、シオンが昨日言った事は気にしなくていい、と言います。
ちょうどその時、らぁらは、幼稚園児との交流会に混じっていました。
少しして、1人の幼稚園児がシオンとぶつかって転びます。シオンは謝って心配するものの、その子は泣き出してしまいます。
シオンは、泣くな、と厳しく言いますが、ますます泣き出してしまいます。
その様子を見たドロシーは、顔を近付けて笑顔で話しますが、泣き止みません。今度は「マックス光線」のオマケつきですが、他の園児まで泣き出してしまい、園児たちは散り散りになります。
↓
しかし、あと1人、園児がいません。その子は近くの木の下にいましたが、持っていた風船が木にひっかかっちゃいました。
らぁらはジャンプして取ろうとしますが、全然届きません。この様子を見ていた園児達は、レオナに助けを求め、レオナは
「君達がそう言うなら。」
と言って、風船を取りに行きます。
そして、レオナは木に登って、風船を取り、女の子に渡します。
レオナは、新しいメイキングドラマのヒントを思い付きます。
しばらくして、Dressing Pafeの楽屋で、シオンは、レオナの作ったメイキングドラマが素晴らしいと感じ、この後のライブで出す事になります。
そして、ライブスタート。
まずは、SoLaMi SMILEから。コーデ、曲、メイキングドラマは、「パイレーツコーデ」、「Pretty Prism Paradise!!!」、「かいほうオトメヴァルキュリア」。
続いて、Dressing Pafe。コーデは、シオンは「フレッシュマーチングスター」、ドロシーは「サファイアマーチングスター」、レオナは「アメジストマーチングスター」。
曲は、「No D&D code」。
「みんなの楽しい笑顔を見たい。それが私の心からの思いだって、ちゃんと分かったから!」
メイキングドラマは「全力ダッシュ! とばせバルーン!」。
そして、結果発表。今回は、Dressing Pafeが勝ちました。さらに、レオナはアイドルランクが「期待のアイドル」に上がりました。
ドロシーは同じランクになった事に喜び、シオンも、レオナの性格、そして、立派なチームメイトである事を認めます。
後日、学校で、レオナはそふぃに感謝します。
「私も、これからは、自分の思いをみんなの思いと同じように、大事にしていきます! これも、そふぃさんのお陰です!」
「私の・・・?」
「はい!」
「私の・・・。」
その後、2人はトモチケを交換します。
今回は、これで終了です。
次回:「みれぃとクマ、運命の出会いぷりクマ!」
みれぃがプリパラデビューして、1年になります。
ここまで来られたのは、マネージャーのクマのおかげだが、クマも、みれぃに引っ張られて、ここまで来られたようです。
らぁらは、デビューしたばかりのみれぃの様子をクマに教えてもらいますが、みれぃとクマの出会いは、どんなものだったのか?
【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
レオナのキャラ掘り下げ回でした。
まずは、レオナが男の娘である事が発覚しました。
今話放送日3日くらい前に、pixiv百科辞典などで、男の娘疑惑が出ていたのを見て、言われればそうかも、と感じていましたが、本当にそうだったと知った時は、やはり驚きました。
という事は、16話感想で書いた「レオナのキスマーク入りトモチケをゲットしにプリパラに行くとするか!」とか、17話感想で、レオナが気絶したフリしたところで「ああ、もう、可愛くて困るなあ」と書いたところは、「だが男だ」とか「うわっ、お前、ホモかよ」とかツッこまれるのか・・・。
ハッハッハ! いいね、いいね~! これだから、プリパラは面白い!
しかも、こんな爆弾をオープニング前から投下してきたのも、すごいな、と思いました。ラストに出すものだとばかり思っていましたので、開いた口が塞がらなかったです。
いやー、ホント、このアニメにハマって良かった! 感想書こうと思って良かった! プリパラ、万歳!!
とまあ、今回は、のっけから衝撃的事実が明らかになったものの、今回の1番のポイントは、この子が他人思いの優しい子である事で、それがシオンに認められた事でしょう。
Dressing Pafeは、シオン、ドロシーがSoLaMi SMILEへの対抗意識や自己主張が強い反面、レオナはそういったのがないために、チーム内で孤立するんじゃないかと心配していましたので、シオンに、立派なチームメイトだと認められたのは良かったですし、自信になったと思います。
Aパートでシオンが言っていた通り、自己主張の強さは大事でしょう。でも、変に強過ぎると、自分の主張を譲らず、他者否定につながり、早期のチーム崩壊にもなりかねませんので、そうならないためにも、レオナのような他人思いな子もチームには必要なのでしょうね。
また、アイドルランクが上がった事も自信になったでしょう。それでも、シオンやドロシーのような自己主張の強さは出せないと思いますが、長所である他人思いなところを最大限発揮して、チームを良い方向に導いてほしいと期待しています。
さらに、そふぃと絡ませたのも良かったです。そふぃとレオナは、普段守られている事が多いという共通点がある事は気付かなかったので、見事だと思いました。
確かに、そふぃも「月」のような存在なんですよね。チーム入りする前は、姉のコスモや親衛隊がいなければ、プリパラに行く事ができず、人気アイドルとして輝く事なんてありえなかった訳ですし。チーム入りする前のライブの曲が「『太陽』のflare sherbet」だった事を考えると、「月」というフレーズを出したのは上手いな、と思いました。
でも、そんな弱い自分が誰かに認められれば、人は変われるもの。そふぃはそうでしたし、今回のレオナも、そふぃに「ダメかなと思った時は、もう、変わり始めている」と認められた事で、自分の思いを出す事に勇気を持つ事ができました。小さい頃から人気アイドルだったそふぃが、実際は、守られてばかりだったと知った事も影響しているでしょう。
また、最後のトモチケ交換で、そふぃはレオナに、そふぃのお陰だと言われて不思議に感じたのも良かったと思います。
これまで、そふぃは、アイドルとしての自分は多くのファンを元気付けさせていた反面、素の自分は迷惑をかけていた事が多かったために、実感が湧かないのでしょう。
今回は、そふぃメイン回でないために、不思議に感じただけで、終わりましたが、いずれどこかの回で、素のそふぃが誰かの役に立って、大きな自信に繋がる描写を出してほしいな、と期待しています。
また、今回はドロシーとレオナの双子愛の深さも見所でしたが、この双子について気になるところが2つほどあります。
1つ目は、「どちらが先に、プリパラのデビューライブに出たいと思ったか?」。
性格的には、ドロシーが出たいと思って、レオナもついでに誘ったように思えますが、レオナが先に出たいと思って、ドロシーが不安で一緒に出た、という線もありそうなんですよね。
2つ目は、「ドロシーが自分の事を『ボク』と呼んだり、ボーイッシュに振舞う理由」。
これは、今回、レオナが男である事が明かされた事から何となく察しがつきます。レオナは男の子なのに、女の子を格好をしていたり、おとなし過ぎるところが、小さい頃、多くの子達にからかわれていて、ドロシーは、そんなレオナを守るために強くなろうと思ったからなのかな、と思っています。
そういったところが明かされれば、ドロシーとレオナの双子愛の深さをさらに感じる事ができて面白そうだな、と期待しています。
ドロシーは、女の子なのにボーイッシュ。レオナは、女の子のように可愛い男の子。性別と性格・外見が逆転している面白い双子に、これからも注目していきたいと思います。
凄いよね
まずは、レオナが男の娘
これで レオナと風呂はいても合法だよね
まぁ そあなると メガネ兄にホレてような描写が
気になるだけどね
>アイドルランクが「期待のアイドル」
何を期待していいのか詳しく聞きたいですけど
>プリパラ憲章12条「プリチケが届いたものは、何人もプリパラに出入りしていい」
モブキャラの大半が男て事ないよね
でこの ネットゲーだよ
でもみれいさんよ 初回で
ある日お年ごろの女の子たちに届く招待状。..
じゃないの
コメント、ありがとうございます!
>レオナと風呂はいっても合法だよね
でも、ドロシーが「ダメだよ! レオナはボクと一緒に風呂入るんだから!」って言いそう。まあ、それはそれで萌えますね。(笑)
>めが兄ぃにホレてような描写が気になるんだけどね
心は女の子なのかも。
>(アイドルランクが「期待のアイドル」になった事について)何を期待していいのか詳しく聞きたいですけど
純粋に考えれば、「みんなを楽しい笑顔にする」事なんでしょうけど、大きなお友達視点だと、あんな展開やこんな展開を期待しちゃうんでしょうね。(笑)
>モブキャラの大半が男て事ないよね
らぁら、みれぃ、栃乙女愛のように、外見が大きく変わるのはよくある事でしょうから、もしかしたら・・・。(笑)
>初回で ある日お年ごろの女の子たちに届く招待状。..じゃないの
公式ホームページの「ストーリー」にも、こう書かれていますね。レオナの場合は、見た目や心が女の子という事で、許されたんじゃないでしょうか。