「キラキラ☆プリキュアアラモード」第19話「天才パティシエ! キラ星シエル!」の感想です。
~ オープニング前 ~
苺坂町にやって来たキラ星シエル。彼女が向かったのは、苺山。
登山の途中、シエルは、妖精の姿に。
「みんな・・・。誰もいないキラ・・・。何があったキラ?」
~ Aパート ~
少しして、いちかは青果店にて、難しい顔をしていました。
いちかは、もっと美味しいスイーツを作ろうと思ってたら、色々考え過ぎてしまったようです。
いちかが気を取り直して、メロンを選ぶと、シエルがやって来ました。いちかは驚きます。
シエルは、いちかが選んだメロンは最高に美味しいものだと評価。
その後、シエルは、並んでいる果物を見て、ひととおりのものを選びます。シエルが選んだものは、この街の旬のフルーツだそうです。
「地元で一番の素材を選ぶのは、基本でしょ!」
直後、いちか達は、この女の子が天才パティシエのシエルだと気付きます。
「もうバレちゃった?」
そりゃあ、サングラスだけじゃ、あっさりバレちゃうよ。金髪のストレートヘアーって結構印象に残りますし。帽子かぶるとか髪型変えたりするといいんじゃないかな。私的には、付け髭もアリだと思います。(お前、正統派美少女で遊ぶな(笑))
すると、すぐに、多くの人が、シエルの近くに集まってきました。シエルは、この街で期間限定で店を開くとの事です。
そして、後日、シエルの店が開店。店には、長蛇の列ができていました。
少しして、いちか達5人も店の中に。店内の綺麗な内装に、5人は感動します。
いちか達は、シエルとお話しできるカウンター席に案内されました。この店には、ショーウインドウはなく、アシェットデセール専門の店。
シエルは、スイーツは目でも楽しむものだと、いちか達の目の前で調理を始めました。
シエルのスイーツ作りを魔法のようだと賛辞するいちか。そして、スイーツができました。
「パルフェ!」
「パルフェ」とは、フランス語でいう「完璧」。いちかは、シエルが作ったスイーツを見て、キラキラしていると感じます。
そして、スイーツをいただくいちか達。
「何これ! 美味しい!」
いちか達は、様々な味と食感を味わい、幸せを感じました。
「どうだった?」
「本当にすごいです! 美味しくて楽しくて、シエルさんのスイーツ、キラキラの遊園地みたい!」
「メルシー! アーティストでありエンターテイメントでもある。それが、私が目指す最高のパティシエよ!」
「最高の・・・、パティシエ・・・。うん! 決めた! シエルさん! 私を弟子にして下さい!」
ひまりとあおいは、正気かと止めますが、いちかは、今までよりも美味しいスイーツを作れるようになりたいと本気です。
しかし、シエルは、弟子はとらない主義だと認めません。シエルの下で働いている人達もいますが、彼らはスタッフであり、弟子ではありません。
「そこを・・・、そこを・・・、そこを何とかー!」
「ジャパニーズ土下座!?」
まさか、女児向けアニメでジャンピング土下座が披露されるとは・・・。女児達がマネしちゃったらどうするんでしょうね。(笑)
それにしても、土下座って、色んな種類があるんですね。前転土下座、スライディング土下座、焼き土下座などなど。土下座する局面が訪れたら、どんな土下座をしたらいいか迷っちゃいますね。(焼き土下座はやっちゃアカンぞ(笑))
「雑巾がけでも何でもしますから・・・。」
おいおい、「何でもします」って言うと、ホモが湧いちゃうから、言っちゃアカンよ?(笑)
っていうか、こんな時でもギャグ顔とか、すげーな・・・。これぞ、いちか! そこにシビれる! あこがれるゥ!(笑)
シエルは、変な子だと笑いましたが、いちかの熱意は認めました。
ですが、弟子入りを認めた訳ではなく、入門テストとして、スイーツで自分自身を表現するよう言います。実践するのは、次の店の定休日。
「な・・・、な・・・、何ですとー!?」
キラキラパティスリーに戻っても、いちかは、どうしたらいいか悩んでいました。
ギャグ顔のオンパレードのせいで、危機感が全然伝わってこねぇ・・・。次回で20話目となりますが、いちかのギャグ顔は衰えないどころか、ますますパワーアップしていて何よりです。(笑)
その夜、ビブリーは、街のあちこちで行列ができているのを見て、苛立ちを感じていました。
ビブリーは、並んでいる人から、天才パティシエと聞いて、何か思い付きます。
~ Bパート ~
そして、テスト当日、不安いっぱいのいちかは、シエルの店を覗いてみました。すると・・・、
いちかは、ペコリンじゃないかと感じ、もう一度店を覗いてみます。すると、今度は、誰もいませんでした。
おそるおそる入店すると、横からシエルに声をかけられました。いちかは驚きます。
その後、シエルの後をついていくと、沢山の試作品を目にしました。
いちかは、食べてみると、あまりの美味しさにはしゃぎます。ですが、シエルは、足りないところを感じ取り、メモします。
シエルは、いつもこのようにして、スイーツを作っているようです。
「同じ素材でも、品種や産地、収穫時期、それぞれみんな違う顔がある。どう調理して何と合わせるか、無限の可能性の中から、私は、最高の一品を追求したいの!」
「無限の・・・、可能性・・・。」
そして、シエルはいちかに、自分自身を表現したスイーツを求めます。
調理開始。いちかは、シエルのように指で音を鳴らそうにも上手くいきません。
その後も、シエルは、いちかの調理を見て、呆れた表情を浮かべます。
その頃、ひまり達4人は、キラキラパティスリーにて、いちかを心配していました。4人は、あまりの心配さに耐えきれず、シエルの店に行く事に。
少しして、いちかは、ウサギのショートケーキを完成させました。
このケーキは、スイーツ作りの原点であり、また、ベリーソースはシエルへの尊敬の気持ちを込めていると、いちかは言いました。シエルは、ケーキをいただくと・・・、
「うん、全然ダメ。」
「バランスが壊滅的。特に、このソースがすべて壊してる。」
「しょんな・・・。」
ケーキの味はてんでダメでも、ギャグ顔が壊滅的に面白いんですが。今回はシエルが主役だというのに、いちかがメインに思えなくもないです。(笑)
とはいえ、一つ一つの要素は悪くないと評価。さらに、新しいスイーツを作りました。
これは、シエル流のウサギケーキ。いちかは食べてみると、あまりの美味しさに感動します。
「すごいな・・・。やっぱりキラキラだ・・・。」
「いちかも作れるかなって思ったんだけどな・・・。」
「え?」
結局、弟子入りは認められず。いちかも、未熟だと反省します。
シエルは、紅茶を入れ直しに場を離れました。残されたいちかは、シエルとの歴然の差を感じます。
その直後、いちかは、シエルのノートを手に取りました。
「すごい・・・。美味しいスイーツを作るために、こんなに努力してるんだ・・・。」
さらに、ページを開くと・・・、
「スイーツでみんなを幸せに・・・。想いは、私と一緒なんだ・・・。」
その直後、ビブリーが店にやって来ました。
ビブリーは、シエルの作ったスイーツを見て、キラキラルを吸い寄せました。そして、ノワールフィリングでイルを巨大化。
いちかは変身します。
イルはブラックホールを作り、奪ったキラキラルを持っていこうとしますが、ホイップが守りに立ち向かいます。
ホイップはホイップデコレーションを放つも通用せず、反撃で身動きをとれなくされます。
ビブリーは、天才ペパティシエのスイーツから抜き取ったスイーツなだけあって、すごいパワーだと感心しますが・・・、
「やめて! シエルさんのスイーツの力を、こんな事に使わないで! シエルさんのスイーツは、みんなを幸せにする、とっても・・・、とっても素敵なスイーツなんだよ・・・。」
「まだまだ私には作れないけど・・・、シエルさんの想いは、絶対に渡さない!」
ですが、ビブリーは、イルに攻撃を指示。しかし、ショコラが、ショコラアロマーゼで打ち破りました。
ショコラだけではありません。カスタード、ジェラート、マカロンもいます。
その後、ジェラートシェイクとカスタードイリュージョンで、イルにダメージを与え、マカロンジュリエンヌで、ホイップの拘束を解きました。
そして、ワンダフルアラモードで、決着をつけました。
それからしばらくして、気を失ったシエルが目を覚ましました。いちかは、シエルが無事なのを知って、帰ろうとします。
「シエルさん! 今日は、ありがとうございました。でも・・・、私、諦めませんから!」
そして、シエルと別れました。
その後、いちかは4人と合流。
「あそこでああ言うところが、」
「いちかちゃんらしいです!」
「シエルさんも努力してるんだもん! 一度不合格だったくらいで、へこたれてられないよ! キラパティのためにも頑張らなくちゃ!」
「キラキラのスイーツ目指して・・・、ホイップ、ステップ、ジャーンプ!」
今回は、これで終了です。
次回:「憧れまぜまぜ! いちかとシエル!」
いちか、ひまり、あおいは、商店街のPR動画の取材で、シエルに1日密着する事となりました。
山を抜けたところにある養蜂家を訪ねたシエルは、採れたての蜂蜜で食べるパンケーキを焼くと言います。ひまり、あおい以外の取材陣もいる中、いちかも自分なりのパンケーキを焼く事に。
また、次回の放送は、25日(日)です! 18日(日)は、全米オープンゴルフの中継のため、お休みですので、お間違いなきよう、ご注意を!
今回のエンドカード
という事で、今話放映日であった6月11日は、ゆかりの誕生日。
うーむ・・・。ひまりの時と同じく、誕生日回とはならなかったか・・・。まあ、直近のメイン回が16話と、1か月も経っていないことを思えば、致し方ないですかね。
次に誕生日を迎えるのは、あおい。大企業のお嬢様という事を考えれば、大体的に誕生パーティーを開きそうですが、ストーリーの大きな節目を迎えそうなのも気になるところ。一体どうなる?
【まとめ】
パリの天才パティシエ「キラ星 シエル」が苺坂町に期間限定のスイーツショップを開き、いちかは、スイーツでみんなを幸せにしたいシエルの想いを感じました。
今回のポイントは、「自分らしさ」でしょう。これは、いちかがシエルの弟子入りのテストに求められたものであります。
自分自身を表現する。いつも通りの自分を出せばいいと考えれば、簡単に思えますが、実際は結構難しいものです。
というのは、相手に良いところを見せようと、つい見栄を張って、元々自分にはない要素を出そうと考えちゃうからでしょう。
面接がその最たる例でしょうか。自己PRで、自分にはない長所を述べるも、面接官に指摘されて言葉に詰まる、なんて経験をした方は多いんじゃないかと思います。
今回のいちかについても、シエルに認められる事を第一に考え過ぎて、何のために弟子入りするのかを、そして、自分らしさを忘れてしまったでしょう。
そして、スイーツ作りでは、憧れのシエルのマネをしようにも、上手くいかず、ダメ出しを受けました。元々スイーツ作りは失敗が多めなのに、カッコつけようなんて考えてしまっては、自分らしさを出すなんざ、夢のまた夢です。
自分らしさを出すために大事なのは、変に見栄を張らずに、あるがままの自分を見せる事でしょう。
とはいえ、その結果が必ずしも成功に繋がるとは限りません。ですが、自分を最大限を出しての失敗なら、さほど悔いは残らず、明るい今後に繋がるでしょう。小細工をしてボロが出るよりは何倍もマシです。
その一方で、ラストで「私、諦めませんから!」とシエルに言い残したところは、いちからしいと評されました。
この「諦めない」は、シエルへの弟子入りなのか、みんなを幸せにするスイーツを作る事なのか、それとも、他の意味なのかは、明言されませんでしたが、いずれにせよ、「諦めない」というのは、いちからしいでしょう。いちかは、スイーツ作りがすごく得意ではなく、失敗も結構あるものの、誰かの笑顔のために頑張るのが魅力なのですし。
天才パティシエの登場には、大いに悩む事はありましたが、自分自信を見直す事にもなって、良かったと思いますね。
また、今話は、シエルのキャラが掘り下げられた回でもありました。
特に印象的だったのは、「天才」という称号にあぐらをかいておらず、スイーツで多くの人を笑顔にするために日々努力している事ですね。プリキュアシリーズでは、何かしら得意分野を持っていて、かつ、努力を怠らない子が多く、シエルもそれを踏襲しているのは何よりだと感じました。
そして、前話感想でも述べた、6人目のプリキュア「キュアパルフェ」になる可能性がますます高まったでしょう。Aパートでは「パルフェ」と言っていた上、スイーツで皆を幸せにしたいという想いは、いちか達と同じですし。
まあ、そういう事よりも、エンディングの声役紹介が、ほぼ確定に思わせているでしょうかね。
水瀬いのりさんは、キュアパルフェの声役に決定しているとなると、シエルがキュアパルフェになるのは、ほぼ間違いないでしょう。
また、元は妖精なのも目を引くところ。オープニングにも出ているとなると、妖精形態の描写も多そうですね。そちらにも期待したいもの。
とまあ、シエルについては、楽しみな要素が増えましたが、まずは、次回に注目ですね。
次の日曜日はお休みですので、しっかり英気を養い、そして、万全の気力で次回の視聴に臨みたいと思います。
~ オープニング前 ~
苺坂町にやって来たキラ星シエル。彼女が向かったのは、苺山。
登山の途中、シエルは、妖精の姿に。
「みんな・・・。誰もいないキラ・・・。何があったキラ?」
~ Aパート ~
少しして、いちかは青果店にて、難しい顔をしていました。
いちかは、もっと美味しいスイーツを作ろうと思ってたら、色々考え過ぎてしまったようです。
いちかが気を取り直して、メロンを選ぶと、シエルがやって来ました。いちかは驚きます。
シエルは、いちかが選んだメロンは最高に美味しいものだと評価。
その後、シエルは、並んでいる果物を見て、ひととおりのものを選びます。シエルが選んだものは、この街の旬のフルーツだそうです。
「地元で一番の素材を選ぶのは、基本でしょ!」
直後、いちか達は、この女の子が天才パティシエのシエルだと気付きます。
「もうバレちゃった?」
そりゃあ、サングラスだけじゃ、あっさりバレちゃうよ。金髪のストレートヘアーって結構印象に残りますし。帽子かぶるとか髪型変えたりするといいんじゃないかな。私的には、付け髭もアリだと思います。(お前、正統派美少女で遊ぶな(笑))
すると、すぐに、多くの人が、シエルの近くに集まってきました。シエルは、この街で期間限定で店を開くとの事です。
そして、後日、シエルの店が開店。店には、長蛇の列ができていました。
少しして、いちか達5人も店の中に。店内の綺麗な内装に、5人は感動します。
いちか達は、シエルとお話しできるカウンター席に案内されました。この店には、ショーウインドウはなく、アシェットデセール専門の店。
シエルは、スイーツは目でも楽しむものだと、いちか達の目の前で調理を始めました。
シエルのスイーツ作りを魔法のようだと賛辞するいちか。そして、スイーツができました。
「パルフェ!」
「パルフェ」とは、フランス語でいう「完璧」。いちかは、シエルが作ったスイーツを見て、キラキラしていると感じます。
そして、スイーツをいただくいちか達。
「何これ! 美味しい!」
いちか達は、様々な味と食感を味わい、幸せを感じました。
「どうだった?」
「本当にすごいです! 美味しくて楽しくて、シエルさんのスイーツ、キラキラの遊園地みたい!」
「メルシー! アーティストでありエンターテイメントでもある。それが、私が目指す最高のパティシエよ!」
「最高の・・・、パティシエ・・・。うん! 決めた! シエルさん! 私を弟子にして下さい!」
ひまりとあおいは、正気かと止めますが、いちかは、今までよりも美味しいスイーツを作れるようになりたいと本気です。
しかし、シエルは、弟子はとらない主義だと認めません。シエルの下で働いている人達もいますが、彼らはスタッフであり、弟子ではありません。
「そこを・・・、そこを・・・、そこを何とかー!」
「ジャパニーズ土下座!?」
まさか、女児向けアニメでジャンピング土下座が披露されるとは・・・。女児達がマネしちゃったらどうするんでしょうね。(笑)
それにしても、土下座って、色んな種類があるんですね。前転土下座、スライディング土下座、焼き土下座などなど。土下座する局面が訪れたら、どんな土下座をしたらいいか迷っちゃいますね。(焼き土下座はやっちゃアカンぞ(笑))
「雑巾がけでも何でもしますから・・・。」
おいおい、「何でもします」って言うと、ホモが湧いちゃうから、言っちゃアカンよ?(笑)
っていうか、こんな時でもギャグ顔とか、すげーな・・・。これぞ、いちか! そこにシビれる! あこがれるゥ!(笑)
シエルは、変な子だと笑いましたが、いちかの熱意は認めました。
ですが、弟子入りを認めた訳ではなく、入門テストとして、スイーツで自分自身を表現するよう言います。実践するのは、次の店の定休日。
「な・・・、な・・・、何ですとー!?」
キラキラパティスリーに戻っても、いちかは、どうしたらいいか悩んでいました。
ギャグ顔のオンパレードのせいで、危機感が全然伝わってこねぇ・・・。次回で20話目となりますが、いちかのギャグ顔は衰えないどころか、ますますパワーアップしていて何よりです。(笑)
その夜、ビブリーは、街のあちこちで行列ができているのを見て、苛立ちを感じていました。
ビブリーは、並んでいる人から、天才パティシエと聞いて、何か思い付きます。
~ Bパート ~
そして、テスト当日、不安いっぱいのいちかは、シエルの店を覗いてみました。すると・・・、
いちかは、ペコリンじゃないかと感じ、もう一度店を覗いてみます。すると、今度は、誰もいませんでした。
おそるおそる入店すると、横からシエルに声をかけられました。いちかは驚きます。
その後、シエルの後をついていくと、沢山の試作品を目にしました。
いちかは、食べてみると、あまりの美味しさにはしゃぎます。ですが、シエルは、足りないところを感じ取り、メモします。
シエルは、いつもこのようにして、スイーツを作っているようです。
「同じ素材でも、品種や産地、収穫時期、それぞれみんな違う顔がある。どう調理して何と合わせるか、無限の可能性の中から、私は、最高の一品を追求したいの!」
「無限の・・・、可能性・・・。」
そして、シエルはいちかに、自分自身を表現したスイーツを求めます。
調理開始。いちかは、シエルのように指で音を鳴らそうにも上手くいきません。
その後も、シエルは、いちかの調理を見て、呆れた表情を浮かべます。
その頃、ひまり達4人は、キラキラパティスリーにて、いちかを心配していました。4人は、あまりの心配さに耐えきれず、シエルの店に行く事に。
少しして、いちかは、ウサギのショートケーキを完成させました。
このケーキは、スイーツ作りの原点であり、また、ベリーソースはシエルへの尊敬の気持ちを込めていると、いちかは言いました。シエルは、ケーキをいただくと・・・、
「うん、全然ダメ。」
「バランスが壊滅的。特に、このソースがすべて壊してる。」
「しょんな・・・。」
ケーキの味はてんでダメでも、ギャグ顔が壊滅的に面白いんですが。今回はシエルが主役だというのに、いちかがメインに思えなくもないです。(笑)
とはいえ、一つ一つの要素は悪くないと評価。さらに、新しいスイーツを作りました。
これは、シエル流のウサギケーキ。いちかは食べてみると、あまりの美味しさに感動します。
「すごいな・・・。やっぱりキラキラだ・・・。」
「いちかも作れるかなって思ったんだけどな・・・。」
「え?」
結局、弟子入りは認められず。いちかも、未熟だと反省します。
シエルは、紅茶を入れ直しに場を離れました。残されたいちかは、シエルとの歴然の差を感じます。
その直後、いちかは、シエルのノートを手に取りました。
「すごい・・・。美味しいスイーツを作るために、こんなに努力してるんだ・・・。」
さらに、ページを開くと・・・、
「スイーツでみんなを幸せに・・・。想いは、私と一緒なんだ・・・。」
その直後、ビブリーが店にやって来ました。
ビブリーは、シエルの作ったスイーツを見て、キラキラルを吸い寄せました。そして、ノワールフィリングでイルを巨大化。
いちかは変身します。
イルはブラックホールを作り、奪ったキラキラルを持っていこうとしますが、ホイップが守りに立ち向かいます。
ホイップはホイップデコレーションを放つも通用せず、反撃で身動きをとれなくされます。
ビブリーは、天才ペパティシエのスイーツから抜き取ったスイーツなだけあって、すごいパワーだと感心しますが・・・、
「やめて! シエルさんのスイーツの力を、こんな事に使わないで! シエルさんのスイーツは、みんなを幸せにする、とっても・・・、とっても素敵なスイーツなんだよ・・・。」
「まだまだ私には作れないけど・・・、シエルさんの想いは、絶対に渡さない!」
ですが、ビブリーは、イルに攻撃を指示。しかし、ショコラが、ショコラアロマーゼで打ち破りました。
ショコラだけではありません。カスタード、ジェラート、マカロンもいます。
その後、ジェラートシェイクとカスタードイリュージョンで、イルにダメージを与え、マカロンジュリエンヌで、ホイップの拘束を解きました。
そして、ワンダフルアラモードで、決着をつけました。
それからしばらくして、気を失ったシエルが目を覚ましました。いちかは、シエルが無事なのを知って、帰ろうとします。
「シエルさん! 今日は、ありがとうございました。でも・・・、私、諦めませんから!」
そして、シエルと別れました。
その後、いちかは4人と合流。
「あそこでああ言うところが、」
「いちかちゃんらしいです!」
「シエルさんも努力してるんだもん! 一度不合格だったくらいで、へこたれてられないよ! キラパティのためにも頑張らなくちゃ!」
「キラキラのスイーツ目指して・・・、ホイップ、ステップ、ジャーンプ!」
今回は、これで終了です。
次回:「憧れまぜまぜ! いちかとシエル!」
いちか、ひまり、あおいは、商店街のPR動画の取材で、シエルに1日密着する事となりました。
山を抜けたところにある養蜂家を訪ねたシエルは、採れたての蜂蜜で食べるパンケーキを焼くと言います。ひまり、あおい以外の取材陣もいる中、いちかも自分なりのパンケーキを焼く事に。
また、次回の放送は、25日(日)です! 18日(日)は、全米オープンゴルフの中継のため、お休みですので、お間違いなきよう、ご注意を!
今回のエンドカード
という事で、今話放映日であった6月11日は、ゆかりの誕生日。
うーむ・・・。ひまりの時と同じく、誕生日回とはならなかったか・・・。まあ、直近のメイン回が16話と、1か月も経っていないことを思えば、致し方ないですかね。
次に誕生日を迎えるのは、あおい。大企業のお嬢様という事を考えれば、大体的に誕生パーティーを開きそうですが、ストーリーの大きな節目を迎えそうなのも気になるところ。一体どうなる?
【まとめ】
パリの天才パティシエ「キラ星 シエル」が苺坂町に期間限定のスイーツショップを開き、いちかは、スイーツでみんなを幸せにしたいシエルの想いを感じました。
今回のポイントは、「自分らしさ」でしょう。これは、いちかがシエルの弟子入りのテストに求められたものであります。
自分自身を表現する。いつも通りの自分を出せばいいと考えれば、簡単に思えますが、実際は結構難しいものです。
というのは、相手に良いところを見せようと、つい見栄を張って、元々自分にはない要素を出そうと考えちゃうからでしょう。
面接がその最たる例でしょうか。自己PRで、自分にはない長所を述べるも、面接官に指摘されて言葉に詰まる、なんて経験をした方は多いんじゃないかと思います。
今回のいちかについても、シエルに認められる事を第一に考え過ぎて、何のために弟子入りするのかを、そして、自分らしさを忘れてしまったでしょう。
そして、スイーツ作りでは、憧れのシエルのマネをしようにも、上手くいかず、ダメ出しを受けました。元々スイーツ作りは失敗が多めなのに、カッコつけようなんて考えてしまっては、自分らしさを出すなんざ、夢のまた夢です。
自分らしさを出すために大事なのは、変に見栄を張らずに、あるがままの自分を見せる事でしょう。
とはいえ、その結果が必ずしも成功に繋がるとは限りません。ですが、自分を最大限を出しての失敗なら、さほど悔いは残らず、明るい今後に繋がるでしょう。小細工をしてボロが出るよりは何倍もマシです。
その一方で、ラストで「私、諦めませんから!」とシエルに言い残したところは、いちからしいと評されました。
この「諦めない」は、シエルへの弟子入りなのか、みんなを幸せにするスイーツを作る事なのか、それとも、他の意味なのかは、明言されませんでしたが、いずれにせよ、「諦めない」というのは、いちからしいでしょう。いちかは、スイーツ作りがすごく得意ではなく、失敗も結構あるものの、誰かの笑顔のために頑張るのが魅力なのですし。
天才パティシエの登場には、大いに悩む事はありましたが、自分自信を見直す事にもなって、良かったと思いますね。
また、今話は、シエルのキャラが掘り下げられた回でもありました。
特に印象的だったのは、「天才」という称号にあぐらをかいておらず、スイーツで多くの人を笑顔にするために日々努力している事ですね。プリキュアシリーズでは、何かしら得意分野を持っていて、かつ、努力を怠らない子が多く、シエルもそれを踏襲しているのは何よりだと感じました。
そして、前話感想でも述べた、6人目のプリキュア「キュアパルフェ」になる可能性がますます高まったでしょう。Aパートでは「パルフェ」と言っていた上、スイーツで皆を幸せにしたいという想いは、いちか達と同じですし。
まあ、そういう事よりも、エンディングの声役紹介が、ほぼ確定に思わせているでしょうかね。
水瀬いのりさんは、キュアパルフェの声役に決定しているとなると、シエルがキュアパルフェになるのは、ほぼ間違いないでしょう。
また、元は妖精なのも目を引くところ。オープニングにも出ているとなると、妖精形態の描写も多そうですね。そちらにも期待したいもの。
とまあ、シエルについては、楽しみな要素が増えましたが、まずは、次回に注目ですね。
次の日曜日はお休みですので、しっかり英気を養い、そして、万全の気力で次回の視聴に臨みたいと思います。