
今話の名セリフ:「ワオーンって聞こえたら、ワオーンって返事したいし、スバルが泣いてたら、ギューってしたいの!」
「わんだふるぷりきゅあ!」第49話「あなたの声」の感想です。
~ オープニング前 ~
「トラメ、今日も元気だな!」
「案内ありがとう、ザクロ!」

「ガオウ・・・。」

「今日、村の大人達が決めた・・・。猟師を集めて、狼狩りをすると・・・。」


「ガオウ・・・。」

「お前は俺が守る・・・。」

「もうすぐだ・・・。お前が暮らしていた森を取り戻し、邪魔をする者達は深い眠りについた・・・。」


「ガオウ・・・。今こそ俺達の望みを叶えよう!」

~ Aパート ~

「ダイヤモンドユニコーンの力と、鏡石の力が合わされば・・・。」

「鏡石よ! 我が望みを叶えよ! ガオウを蘇らせろ!」


「ガオウ・・・。どこだ! ガオウ! 返事をしてくれ! ガオウ!」

「遠吠え・・・。」
「スバルだよ・・・。スバルは、ああやって、ガオウ様と声を交わし合っていたんだ・・・。」

「しかし、これは・・・。」

「スバルを助けに行こう!」
「きっと大丈夫だよ!」
「うん・・・。」

「なぜだ・・・。なぜ願いが叶わない!」

「あなたの願いは叶わぬものなのです・・・。」
「ダイヤモンドユニコーン・・・。」

「あ! スバルいた!」
「スバル・・・。」

「なぜだ・・・。俺の願いは、ただ1つ・・・。ガオウを蘇らせる事・・・。ただそれだけだ・・・。」


「そのためなら、どんな事でもする・・・。ダイヤモンドユニコーン・・・。お前は、生き物の頂点に立つ存在なのだろう?」

「お前の力と鏡石の力が合わされば!」
「これまで幾度もお伝えしましたが、一度終えた命を蘇らせる事はできないのです・・・。鏡石にも、私にも・・・。」


「スバル・・・。あなたの時間にも限りがあります・・・。そのニコダイヤの輝きが失われれば・・・。」
「俺はどうなってもいい!」

「願いが・・、願いが叶わないというのなら・・・。」

「鏡石が・・・。」

「ガオウが蘇らないというのなら、俺がガオウの無念を晴らすまで!」

「人間達に報いを!」


「ニコダイヤを体内に!?」
「いけません! そんな事をしたら・・・。」


「人間の世界よ、滅べ!」


スバルを止めるため、いろは達4人はプリキュアに変身します。
「スバル! こむぎに聞いたよ! あなたに優しくしてもらったって! あなたは、動物に好かれる優しい人だって!」

「優しさでは何もできない! 友を救う事さえ!」

「でも、友達のためでも、ニコガーデンやアニマルタウンのみんなを苦しめちゃダメだよ!」
「黙れ!」


「フレンディ!」

「こむぎー!」



「こむぎ・・・。目を開けて・・・。目を開けて! こむぎ!」




「これは・・・。」
「泣いてる?」

「あの時と同じ・・・。」
「あの時って?」

「スバルは、アタシ達狼を守るために、行動を共にしていた・・・。でも、ガオウ様は、そんなスバルを守るために、命を落としてしまったんだ・・・。」

「そんな・・・。」
「ガオウ様を失って、群れは散り散りになり、アタシ達狼は追い詰められていった・・・。」

「でも、スバルは、アタシ達を守るため、最後まで戦い続けてくれたんだ・・・。」


~ Bパート ~

「鏡石、光ってるワン・・・。」

「ワオーン!」
「ワオーン? ワオーン!」

「ワオーン!」
「やっぱり! スバルの声と違うと思ったワン!」

「私、犬飼こむぎワン! ワオーンは誰ワン?」

「そっか! そうだったんだ! ワンワンワン! こむぎも会えて嬉しい!」

「いいよ! こむぎもそうしたいって思ってたし、任せてワン!」

「ワオーン! あ・・・。」


「こむぎ・・・。よかった・・・。」
「いろはー!」
「もう目覚めないかと・・・。」


「こむぎは、いろはとずーっと一緒だワン!」

「こむぎは、いろはと一緒にいたくて・・・。だから、プリキュアになったんだよ・・・。」



「スバルに、伝えたい事があるんだ。フレンディ・・・。一緒に来てくれる?」

「もちろん・・・。私も、ワンダフルと一緒に走るために、プリキュアになったんだから!」

「行こう!」
「うん!」



「泣いてる・・・。スバル・・・。」


「ギューっとしてあげなきゃ!」

「スバルを助けよう! 力を貸して!」
『うん!』

「俺は・・・、俺はガオウを守れなかった! それだけじゃない!」




「俺のせいで・・・。人間を許せない! でも、本当に許せないのは、俺だ!」


「スバルは、ニコダイヤの力を集め過ぎました。このままでは、彼は・・・。」

「スバル! 誰もアンタを恨んでなんかないよ! トラメもアタシも、ガオウ様だって!」


「まずいよ・・・。スバル、見えなくなっちゃった!」


「みんな・・・。見てる事しかできないなんて・・・。ボクにできる事があれば・・・。」


「な、何だ!?」
「鏡石に姿が映ると願いが叶う。」


「オレの願いは決まってる。お前と出会った、あの日から!」



「大福・・・。」

「悟、お前の願いは何だ?」

「ボクの願いも決まってる・・・。いろはちゃん達の、プリキュアの力になりたい!」




「その願い、叶えようぜ! 一緒に!」


「みんな!」
「悟君! 大福ちゃん!」



「さあ! みんな、行って!」
「ここは任せろ!」

「進メェー! 皆さーん!」


「いた! スバル!」



「2人はスバルを!」
『うん!』

「大丈夫!」
「こむぎ! わんだふるご~!」


「ワオーン!」


「あのね、スバル! ガオウは、スバルの事、全然怒ってないよ!」

「何? でたらめを言うな!」


「でたらめじゃないよ! さっき、ガオウに会ったし!」

「ウソだ・・・。ガオウはいない・・・。俺が何度呼びかけても応えなかった!」

「スバル! スバルは、ガオウとおしゃべりしたいんだね! 分かるよ! 私も、いろはとおしゃべりしたかったから!」


「プリキュアになって、話せるようになって、ケンカしちゃう事もあったけど、気持ちを伝え合って、すごくわんだふるになったよ・・・。」


「だから、私、スバルにガオウの気持ちを伝えに来たんだ・・・。」

「ガオウの、気持ち?」
「スバルとガオウは仲良しなんだよね?」

「一緒にいると、楽しくて・・・。大切だから、守りたい・・・。」


「ガオウはスバルが、だーい好きなんだよ!」

「だから、スバルが苦しんでると、ガオウも苦しいんだって・・・。」


「スバル・・・。」
「スバル!」

「あなたの気持ちを・・・、あなたの声を、聞かせて・・・。」

「大丈夫・・・。あなたは1人じゃない・・・。こわくないよ・・・。」
「そう・・・。みんなが、あなたを気にしてるわ・・・。1人で苦しまないで・・・。」


「なぜだ! なぜだ!」

「様々な生き物が集まれば、ぶつかり合って争いが起こってしまう・・・。でも、相手を思う優しい気持ちが集まれば、怒りや憎しみを和らげ、争いを止める力となる・・・。」

「なぜだ? 俺は、罪なき動物達を苦しめ、お前達を傷付けたのに・・・。」

「ワオーンって聞こえたら、ワオーンって返事したいし、スバルが泣いてたら、ギューってしたいの!」


「一緒にわんだふるになろう!」

「ニコの力をみんなに!」



『開け! ニコエボリューション!』






『ダイヤモンドリボンスタイル!』


『もーっと友達!』


『プリキュア! エターナルキズナシャワー!』







「温かい・・・。ガオウ、もう一度、お前に会いたかった・・・。」


「ガオウ・・・。」

今回は、これで終了です。
次回:「ず~っとわんだふる!」
ガオウと再会し、仲間達と光の中に消えていくスバル。
見送ったプリキュア達は、ニコガーデンへ帰るニコとメエメエ達とも別れの時を迎える。
【まとめ】
今回は最終決戦3話目。ラスボス・スバルが、ニコダイヤの力を取り入れて、巨大な狼に変貌しましたが、エターナルキズナシャワーで人間の姿に戻りました。
その後、スバルがガオウの姿を目にしたところで今話は終わりましたが、戦いはこれで終わったと見ていいでしょう。もうスバルが苦しむ事はない。そう感じられたのは良かったかな、と思います。
前話でアニマルタウンを森で包んだスバルは、ガオウが蘇る事を鏡石に願ったものの、その望みは叶いませんでした。
死んだものが生き返るのは、自然の摂理を曲げる事。いくら願えば望みが叶うといっても、そんな事まではできないでしょう。
もし、それができるようなら、フクやトラメは、今も生きているはず。となると、ガオウが生き返るというのは、無理がありますよね。
とはいえ、もし、フクやトラメの死の話を挟まなければ、スバルの願いが叶って、ガオウが生き返る線もあったでしょう。スバルは、ガオウと心が通じ合っていた上、狼狩りをしようとした人間達から狼を守るために戦っていて、ガオウはそんなスバルを庇って不幸の死を迎えた事を考えると、多くの罪のない動物達を苦しめたとはいえ、同情の余地がありますし。
最終決戦前に、フクやトラメの死を持ってきたのは、ここでスバルに同情させにくくする効果があったでしょう。死んだものはニ度と生き返らないのが当たり前であり、フクやトラメはそれを受け入れたのに、大きな悪事をしてきたヤツの願いが叶ってガオウが生き返ったら、納得いかないですよね。
そう思うと、最終決戦が近付いている時に動物の死を話を持ってきたり、心を通わせていた動物の復活をラスボスの望みとしていたのは、上手かったな、と思いますね。
その後、ワンダフルは、ニコダイヤを体内に取り込み巨大なオオカミとなったスバルの攻撃からフレンディをかばい、気絶。そんな中で、ガオウに会い、スバルに気持ちを伝えてほしいと託されました。
ガオウに会ったのは、これが初めてではないでしょう。ガオガオーンにされかけた時に見た狼はガオウだったでしょうし、夏祭りが始まる前の夢で聞いた遠吠えも、ガオウの声だったでしょう。
物語中盤から、ガオウは、スバルが罪のない動物を利用して人間達に復讐しようとしている事に悲しみ、そんなスバルを止めてほしいと、こむぎに訴えていたのでしょうね。良い伏線回収だったと思います。
Bパート中盤では、大福が人間化! さらに、悟と大福が変身!

これは、劇場版の終盤で披露されたものですね。TV本編でも出てくるのを待ってました!
変身した悟と大福の活躍は1分もありませんでしたが、これで十分でしょう。
「プリキュア」は、女の子が活躍してナンボ。男子が不必要に活躍するようでは、作品の存在意義が問われるでしょう。
前作では、男子がプリキュアになって、メインキャラとして活躍していましたが、ああいうのは10年に1度でいいと思います。
ワンダフル達は、ガオウはスバルが大好きである事を伝え、スバルに優しく手を差し伸べました。そして、エターナルキズナシャワーを放ち、スバルからは、怒りや憎しみ、悲しみが消え、本来の優しい人間に戻りました。
その後、スバルの目の前にガオウが。ここでガオウが出てきた意味とは? ガオウはスバルに何かを伝えようとしているのか? 次回、その答えが明かされる時を楽しみにしています。
さて、次回は最終回。「作品タイトルが平仮名って何事!?」「犬がプリキュア!? しかも、主人公だと!?」「プーカの中の人が、TV本編の方でもプリキュアの声役に!」などと今作開始前に思っていたのが、次で終わりだなんて、時が経つのは早いですね。
最終決戦はほぼ終わった感じですが、大きな見所があるかもしれず、目が離せないですね。最後の1秒まで全キャラの行動に熱く注目し、そして、万感の思いで最終回の感想を書きたいと思います!
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「わんだふるぷりきゅあ!」第49話「あなたの声」の感想です。
~ オープニング前 ~
「トラメ、今日も元気だな!」
「案内ありがとう、ザクロ!」

「ガオウ・・・。」

「今日、村の大人達が決めた・・・。猟師を集めて、狼狩りをすると・・・。」



「ガオウ・・・。」

「お前は俺が守る・・・。」

「もうすぐだ・・・。お前が暮らしていた森を取り戻し、邪魔をする者達は深い眠りについた・・・。」



「ガオウ・・・。今こそ俺達の望みを叶えよう!」


~ Aパート ~

「ダイヤモンドユニコーンの力と、鏡石の力が合わされば・・・。」

「鏡石よ! 我が望みを叶えよ! ガオウを蘇らせろ!」


「ガオウ・・・。どこだ! ガオウ! 返事をしてくれ! ガオウ!」


「遠吠え・・・。」
「スバルだよ・・・。スバルは、ああやって、ガオウ様と声を交わし合っていたんだ・・・。」

「しかし、これは・・・。」

「スバルを助けに行こう!」
「きっと大丈夫だよ!」
「うん・・・。」


「なぜだ・・・。なぜ願いが叶わない!」

「あなたの願いは叶わぬものなのです・・・。」
「ダイヤモンドユニコーン・・・。」

「あ! スバルいた!」
「スバル・・・。」


「なぜだ・・・。俺の願いは、ただ1つ・・・。ガオウを蘇らせる事・・・。ただそれだけだ・・・。」



「そのためなら、どんな事でもする・・・。ダイヤモンドユニコーン・・・。お前は、生き物の頂点に立つ存在なのだろう?」

「お前の力と鏡石の力が合わされば!」
「これまで幾度もお伝えしましたが、一度終えた命を蘇らせる事はできないのです・・・。鏡石にも、私にも・・・。」


「スバル・・・。あなたの時間にも限りがあります・・・。そのニコダイヤの輝きが失われれば・・・。」
「俺はどうなってもいい!」

「願いが・・、願いが叶わないというのなら・・・。」

「鏡石が・・・。」

「ガオウが蘇らないというのなら、俺がガオウの無念を晴らすまで!」


「人間達に報いを!」


「ニコダイヤを体内に!?」
「いけません! そんな事をしたら・・・。」




「人間の世界よ、滅べ!」


スバルを止めるため、いろは達4人はプリキュアに変身します。
「スバル! こむぎに聞いたよ! あなたに優しくしてもらったって! あなたは、動物に好かれる優しい人だって!」

「優しさでは何もできない! 友を救う事さえ!」

「でも、友達のためでも、ニコガーデンやアニマルタウンのみんなを苦しめちゃダメだよ!」
「黙れ!」



「フレンディ!」

「こむぎー!」




「こむぎ・・・。目を開けて・・・。目を開けて! こむぎ!」





「これは・・・。」
「泣いてる?」

「あの時と同じ・・・。」
「あの時って?」

「スバルは、アタシ達狼を守るために、行動を共にしていた・・・。でも、ガオウ様は、そんなスバルを守るために、命を落としてしまったんだ・・・。」

「そんな・・・。」
「ガオウ様を失って、群れは散り散りになり、アタシ達狼は追い詰められていった・・・。」


「でも、スバルは、アタシ達を守るため、最後まで戦い続けてくれたんだ・・・。」



~ Bパート ~

「鏡石、光ってるワン・・・。」

「ワオーン!」
「ワオーン? ワオーン!」

「ワオーン!」
「やっぱり! スバルの声と違うと思ったワン!」

「私、犬飼こむぎワン! ワオーンは誰ワン?」

「そっか! そうだったんだ! ワンワンワン! こむぎも会えて嬉しい!」

「いいよ! こむぎもそうしたいって思ってたし、任せてワン!」

「ワオーン! あ・・・。」



「こむぎ・・・。よかった・・・。」
「いろはー!」
「もう目覚めないかと・・・。」



「こむぎは、いろはとずーっと一緒だワン!」

「こむぎは、いろはと一緒にいたくて・・・。だから、プリキュアになったんだよ・・・。」




「スバルに、伝えたい事があるんだ。フレンディ・・・。一緒に来てくれる?」


「もちろん・・・。私も、ワンダフルと一緒に走るために、プリキュアになったんだから!」

「行こう!」
「うん!」





「泣いてる・・・。スバル・・・。」


「ギューっとしてあげなきゃ!」

「スバルを助けよう! 力を貸して!」
『うん!』

「俺は・・・、俺はガオウを守れなかった! それだけじゃない!」





「俺のせいで・・・。人間を許せない! でも、本当に許せないのは、俺だ!」


「スバルは、ニコダイヤの力を集め過ぎました。このままでは、彼は・・・。」

「スバル! 誰もアンタを恨んでなんかないよ! トラメもアタシも、ガオウ様だって!」


「まずいよ・・・。スバル、見えなくなっちゃった!」


「みんな・・・。見てる事しかできないなんて・・・。ボクにできる事があれば・・・。」




「な、何だ!?」
「鏡石に姿が映ると願いが叶う。」


「オレの願いは決まってる。お前と出会った、あの日から!」



「大福・・・。」

「悟、お前の願いは何だ?」

「ボクの願いも決まってる・・・。いろはちゃん達の、プリキュアの力になりたい!」





「その願い、叶えようぜ! 一緒に!」



「みんな!」
「悟君! 大福ちゃん!」





「さあ! みんな、行って!」
「ここは任せろ!」

「進メェー! 皆さーん!」


「いた! スバル!」





「2人はスバルを!」
『うん!』

「大丈夫!」
「こむぎ! わんだふるご~!」




「ワオーン!」


「あのね、スバル! ガオウは、スバルの事、全然怒ってないよ!」

「何? でたらめを言うな!」


「でたらめじゃないよ! さっき、ガオウに会ったし!」

「ウソだ・・・。ガオウはいない・・・。俺が何度呼びかけても応えなかった!」

「スバル! スバルは、ガオウとおしゃべりしたいんだね! 分かるよ! 私も、いろはとおしゃべりしたかったから!」


「プリキュアになって、話せるようになって、ケンカしちゃう事もあったけど、気持ちを伝え合って、すごくわんだふるになったよ・・・。」


「だから、私、スバルにガオウの気持ちを伝えに来たんだ・・・。」

「ガオウの、気持ち?」
「スバルとガオウは仲良しなんだよね?」

「一緒にいると、楽しくて・・・。大切だから、守りたい・・・。」




「ガオウはスバルが、だーい好きなんだよ!」

「だから、スバルが苦しんでると、ガオウも苦しいんだって・・・。」



「スバル・・・。」
「スバル!」

「あなたの気持ちを・・・、あなたの声を、聞かせて・・・。」

「大丈夫・・・。あなたは1人じゃない・・・。こわくないよ・・・。」
「そう・・・。みんなが、あなたを気にしてるわ・・・。1人で苦しまないで・・・。」



「なぜだ! なぜだ!」

「様々な生き物が集まれば、ぶつかり合って争いが起こってしまう・・・。でも、相手を思う優しい気持ちが集まれば、怒りや憎しみを和らげ、争いを止める力となる・・・。」


「なぜだ? 俺は、罪なき動物達を苦しめ、お前達を傷付けたのに・・・。」

「ワオーンって聞こえたら、ワオーンって返事したいし、スバルが泣いてたら、ギューってしたいの!」



「一緒にわんだふるになろう!」

「ニコの力をみんなに!」




『開け! ニコエボリューション!』










『ダイヤモンドリボンスタイル!』


『もーっと友達!』



『プリキュア! エターナルキズナシャワー!』












「温かい・・・。ガオウ、もう一度、お前に会いたかった・・・。」


「ガオウ・・・。」

今回は、これで終了です。
次回:「ず~っとわんだふる!」
ガオウと再会し、仲間達と光の中に消えていくスバル。
見送ったプリキュア達は、ニコガーデンへ帰るニコとメエメエ達とも別れの時を迎える。
【まとめ】
今回は最終決戦3話目。ラスボス・スバルが、ニコダイヤの力を取り入れて、巨大な狼に変貌しましたが、エターナルキズナシャワーで人間の姿に戻りました。
その後、スバルがガオウの姿を目にしたところで今話は終わりましたが、戦いはこれで終わったと見ていいでしょう。もうスバルが苦しむ事はない。そう感じられたのは良かったかな、と思います。
前話でアニマルタウンを森で包んだスバルは、ガオウが蘇る事を鏡石に願ったものの、その望みは叶いませんでした。
死んだものが生き返るのは、自然の摂理を曲げる事。いくら願えば望みが叶うといっても、そんな事まではできないでしょう。
もし、それができるようなら、フクやトラメは、今も生きているはず。となると、ガオウが生き返るというのは、無理がありますよね。
とはいえ、もし、フクやトラメの死の話を挟まなければ、スバルの願いが叶って、ガオウが生き返る線もあったでしょう。スバルは、ガオウと心が通じ合っていた上、狼狩りをしようとした人間達から狼を守るために戦っていて、ガオウはそんなスバルを庇って不幸の死を迎えた事を考えると、多くの罪のない動物達を苦しめたとはいえ、同情の余地がありますし。
最終決戦前に、フクやトラメの死を持ってきたのは、ここでスバルに同情させにくくする効果があったでしょう。死んだものはニ度と生き返らないのが当たり前であり、フクやトラメはそれを受け入れたのに、大きな悪事をしてきたヤツの願いが叶ってガオウが生き返ったら、納得いかないですよね。
そう思うと、最終決戦が近付いている時に動物の死を話を持ってきたり、心を通わせていた動物の復活をラスボスの望みとしていたのは、上手かったな、と思いますね。
その後、ワンダフルは、ニコダイヤを体内に取り込み巨大なオオカミとなったスバルの攻撃からフレンディをかばい、気絶。そんな中で、ガオウに会い、スバルに気持ちを伝えてほしいと託されました。
ガオウに会ったのは、これが初めてではないでしょう。ガオガオーンにされかけた時に見た狼はガオウだったでしょうし、夏祭りが始まる前の夢で聞いた遠吠えも、ガオウの声だったでしょう。
物語中盤から、ガオウは、スバルが罪のない動物を利用して人間達に復讐しようとしている事に悲しみ、そんなスバルを止めてほしいと、こむぎに訴えていたのでしょうね。良い伏線回収だったと思います。
Bパート中盤では、大福が人間化! さらに、悟と大福が変身!


これは、劇場版の終盤で披露されたものですね。TV本編でも出てくるのを待ってました!
変身した悟と大福の活躍は1分もありませんでしたが、これで十分でしょう。
「プリキュア」は、女の子が活躍してナンボ。男子が不必要に活躍するようでは、作品の存在意義が問われるでしょう。
前作では、男子がプリキュアになって、メインキャラとして活躍していましたが、ああいうのは10年に1度でいいと思います。
ワンダフル達は、ガオウはスバルが大好きである事を伝え、スバルに優しく手を差し伸べました。そして、エターナルキズナシャワーを放ち、スバルからは、怒りや憎しみ、悲しみが消え、本来の優しい人間に戻りました。
その後、スバルの目の前にガオウが。ここでガオウが出てきた意味とは? ガオウはスバルに何かを伝えようとしているのか? 次回、その答えが明かされる時を楽しみにしています。
さて、次回は最終回。「作品タイトルが平仮名って何事!?」「犬がプリキュア!? しかも、主人公だと!?」「プーカの中の人が、TV本編の方でもプリキュアの声役に!」などと今作開始前に思っていたのが、次で終わりだなんて、時が経つのは早いですね。
最終決戦はほぼ終わった感じですが、大きな見所があるかもしれず、目が離せないですね。最後の1秒まで全キャラの行動に熱く注目し、そして、万感の思いで最終回の感想を書きたいと思います!
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。