ひふみ神示を読んでいると、こんなにも大量の神示を天界から下ろしたことに驚嘆し、またその内容にも驚きます。
前回の記事で【天のひつくの大神】は古事記に出て来るような地球霊界の天津神ではなく、宇宙霊界でそれぞれの星の次元構造を創造することを役割としている神ですと記載しました。九次元神霊です。
そして国常立神ですが、地球黎明期に国常立尊として天界から地に下りられました。そして終末期に日月神示(ひふみ神示)に【ひつくの神】の一柱として出現しています。
ひつくの神、日津久の神
日つぐの神、日嗣の神
同じようで同じではない書き方がありますが、大峠に役割を果たす大きな一柱の神です。
世界一平に泥の海であったのを、つくりかためたのは国常立尊であるぞ、親様を泥の海にお住まひ申さすはもったいないぞ、それで天におのぼりなされたのぞ。岩の神、荒の神、雨の神、風の神、地震の神殿、この神々様、御手伝ひでこの世のかため致したのであるぞ。元からの竜体持たれた荒神様でないと今度の御用は出来んのざぞ。
(ひふみ神示 キの巻第9帖)
国常立尊は国津神です。国常立尊が泥の海、後のムー大陸に降り立ってつくり固めたと同時に地球全体となります。地球人類の魂が成長できるよう愛おしんでつくりかためたのです。その時に竜体持たれた荒神様である岩の神、荒の神、雨の神、風の神、地震の神殿の御手伝ひによりつくりかためを行ったのです。
しかし、後に書かれたひふみ神示の黙示には国常立尊と五色五頭の竜神について出てきます。
マコトのことを知らせねばならん時ざから、ことわけて申してゐるのぞ、竜神とは右渦(理⦿)であるぞ、五色の竜神とは国常立尊の御現はれの一であるぞ
(ひふみ神示 扶桑の巻第2帖)
私のblogでは龍神とは例えば天の川銀河から出ている渦状の腕、回転しながら広がっている線状の星のかたまりのようなイメージ、その先が龍となっていると書きました。イメージとして大神が銀河の中心にあって大神の理(ことわり)を表現する龍体(⦿)が地上に影響を及ぼしている姿です。
竜神=龍神とは右渦(理⦿)の荒神、水極、すなわち大神からの息吹の理を神産霊神により神々を結んで行き、地上に影響を及ぼすことと同じ流れになります。
国常立尊の神示
扶桑の巻第2帖の神示はひつくの神が下ろしているが間違いです。(正確には【じゃ】と言われます)
【国常立尊の御現はれの一である】の部分は地球に天界ができ、国常立尊がムー大陸に降りた、その一(はじめ)の時に竜体持たれた荒神様である岩の神、荒の神、雨の神、風の神、地震の神殿の御手伝ひによりつくりかためたということです。竜神は大神の息吹によりはたらきます。扶桑の巻第2帖は【五色の竜神とは国常立尊の一(はじめ)のはたらきを共に行い、つくりかためた五柱である】の意味です。
国常立尊の御希望により、ここに修正を記載しておきます。
ひふみ神示大奥山 弥勒の世 蓮みろく