GRATEFUL DAYS

アメリカ人との国際恋愛&ガールズトーク満載ブログ。2011年、念願の米軍ハウスにお引越ししました。平屋生活満喫中☆

ニホンゴ。

2012-01-22 10:17:13 | 旅行(海外)
今日はようやくグランマのシカゴ行きの飛行機が飛ぶということで空港まで送りに行ってきました

シカゴ発着便なんと800便が欠航になった昨日

さすが世界でも指折りの忙しい空港ならではの800便(笑)

空港でTが係の人に「あそこにいる93歳のレディのお世話をよろしく」って言ったら「嘘でしょ?あそこのレディ93歳????」って驚いていたよ

空港までの車内は母さんは日本語CDかけて日本語を勉強

「デスカーーーアメリカジン(アメリカ人ですか?と言いたいらしいのと、恐らくその質問は覚えなくてもよい内容なんだけどね)」あなたはアメリカジンですから(笑)

「ハイ」「イイエ」がやたら軍隊みたいな大声になっていた

葬儀が終わった夜から家中の話は4月の私たちの結婚式で盛り上がっています

ある人は「もうちょっとみんなでテーブル囲んで故人を偲んで泣いて過ごしたほうがいいのでは?」とママに言ってきた人もいたらしく。でもママが「もう充分みんな泣いたからこれでいいのよ」と踊るわ歌うわのパーティにしたのです。でも、間違いなくパパもあのパーティを見たら喜んでいたよ。

今夜はようやくママ、Tと3人

3人とも一気に疲れが出て、私に限っては夕飯ができるまで爆睡してしまった

明日は3人で映画を観に行きます。私たちが帰国したら、ママの姉さんが2週間ここに来てママを支えてくれることになっています。姉さんの旦那さんも以前同じように短期間で癌で亡くしているのでママの寂しさや辛さが分かるのです。

この広い家にさ、突然1人になるってどれだけ寂しいのかなと想像するだけで胸が苦しくなります。大きなキングサイズベットでさえね。

でも近所の人たちが「ママのことは何も心配しなくていいからねこれから毎週○曜日は○○をみんなでして、○○もみんなですることにしたの早朝も夜中も寂しくなったらいつでも飛んでいくようにするから安心して帰りなさい」と言ってくれます。

私とT、エミリー夫婦は最初の2泊は近所の豪邸に泊めてもらっていたんだよ。両親の家はグランマたちがいたからね。みんなも父さんという友人を失ったのに私たちに一生懸命普通に接してくれて「おい、ちゃんと飯食ってけよ」って何もなかった日のように接してくれました。近所の人たち、本当によくしてくれています。

家族に依存せず独立してみんなが暮らすこの国の文化なのか、その分近くにいる仲間たちが毎日助けあって生きている、そんなこの国の魅力が好きですだからその分、ホリデーシーズンに家族が1つに集まる、そういうのも好きです。普段、愉快な仲間たちに囲まれて暮らす親を見てまた子供たちは親を尊敬するのでしょうね。Tを見ているとそんなかんじ。

この国で暮らす、この国で子供を育てるのも悪くないなと感じはじめています


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大雪とトランプ。

2012-01-21 12:44:07 | 旅行(海外)
シカゴに帰ろうとしたグランマとおじさんの飛行機が大雪でストップ

そんなわけで帰宅を明日に延ばした2人が今夜も泊まっています5人でイタリアンレストランまででかけて帰ってきたところです

他のみんなは車なり飛行機で今日帰宅したので、ついに昼寝でもできるかなと思っていたんだけど、「ハニー、今暇」と突然グランマが仁王立ちで私の前に立っていて。

何を頼まれるのかなと思ったら「トランプしよーよ」と

私にトランプゲームを教えてくれる位誰より元気な93歳

結局2人で燃えに燃えまくって半日トランプしてしまったよ

Tパパに生前お願いしていた結婚式での牧師は、パパの弟にお願いすることにしました。おじさんも素敵なファミリーを築いているし、尊敬できるし。私からお願いすることに決めたのに、父さんにお願いした時の嬉しそうな顔を思い出しちゃって途中で泣き出してしまったので、Tが代わりにお願い。おじさんも泣いていたよ。

さっきみたいにどこかに食事にでかけても、母さんはなんとなく寂しそうなんだよね。みんなが話す父さんのことも「used to・・・」や「He was・・・」って過去形ばかりで、これから「He will」とか「He is」ってもう使わないのかなって寂しくなっちゃった。

Tはね、なんとか元気。こういう時やっぱり長男だもん、みんなを支えています。シワ増えたけどね。よくやってると思います。

葬儀の時、すごい泣きながら「本当に来てくれてよかった。1人じゃやっぱりここにいれなかった」って言ってくれて、多分あんなに泣いたTを見るのももうないかもって思います。そして私がTの肩を抱きかかえたのも昨日が6年間ではじめてでした。

癌が分かって亡くなるまで2ヶ月と2日だったって。早いよね。この2ヶ月2日は本当に家族の絆や、愛を学んだ気がします。父さんからの最高のギフトかな。

さ、そろそろ寝ます


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葬儀。

2012-01-20 23:32:20 | 旅行(海外)
昨日の朝は家族総出で父さんの大好きだったクロケットをしにでかけました。

父さんの好きだった鷲がね、私たちの頭上をグルグルまわっていて・・・ここで鷲を見るのはじめてって、あれはきっと父さんだよってみんなで「グンモーニン!!!」と手を振りました。

午後は葬儀で教会へ。

母さんの両隣にエミリー&T。その隣に私とアーロンが座る形で最前列で5人でティッシュの箱抱えて座りました。5人でずっと手を繋いでいたんだよ。

もう滝のように泣いたな。顔も見れない位Tも泣いてた。

いとこのおじさんが父さんの好きだった歌を歌って。近所の友達が出会ってからの思い出を語ってくれて。最後は私がいつもリクエストしてハーモニカ吹いてくれたアメージンググレイスをみんなで歌いました。

教会に行くまではグランマも笑っていたのに、突然私たちの席まで大泣きして現われて
「私、本当はとっても寂しいの」って。それを見て教会の皆さんが泣いていました。

父さんが作ったクロケットチームの近所の皆さんは100人以上がクロケットの格好をして来てくれた。

父さんが生前沢山の人に私を紹介してくれたから、色んな人が来てくれて抱きしめてくれました。

葬儀の最中、牧師さんが私の目の前に来て「ママから聞いたよ。よく日本から1人で来たね。父さんは本当に喜んでるよ」って言ってくれたので、もうたーーーーくさん信じられない位泣きました。

夜は、踊るわ歌うわの大パーティ。

私も歌わされましたよ・・・。

母さんもまた楽しい母さんに戻っていて、歌うわ踊るわで本当に楽しい夜でした。

父さん、絶対絶対あのパーティ見て喜んでると思います。

今日はみんなが家に帰ります。母さんと残り3日間のんびり過ごしたいと思います。母さんが「もう、眠りたいだけ3人で寝て、食べたいもの食べにでかけようね!」って先月できなかったことを沢山この3日でしようって話しています。

時差ボケと疲労となんだか体と頭はとっても疲れているんだけど、でも心はとても幸せです。

父さん、どうもありがとう。父さんが築きあげたファミリーの一員になれて幸せです。


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お通夜。

2012-01-19 21:39:59 | 旅行(海外)
体内時計が一体どこの国になっているのか分からない毎月恒例になった時差ボケです。

今朝はTと4時に起きました(笑)

お通夜っていうのは特になく、パパの遺灰は2階に置いてあり、遺灰を祭壇に飾るとか全然なく。むしろパパが遺灰になってこの家にいるのを知ってる人も少ないのです。昨夜は親族が沢山集まってドンチャン騒ぎのパーティでした。パパ、絶対喜んでるだろうな。そして、大爆笑したり大号泣したりで文化の違いをここで感じますが、とっても温かい夜でした。

そうそう私ね、急いで日本を出たから靴下は忘れるはカメラをPCに繋ぐコードも忘れてました(笑)帰国したら写真はアップします。

パパの遺灰の一部はハワイでみんなで散骨することになりました。

今日はこれからパパの追悼でアンダーソンファミリー総出でクロケットのゲームをして、午後3時から葬儀をしに教会へ行きます。

本当に日本と死に対する考えが違うねここは。悲しみは同じだけどね。

昨夜はママが何度も「来てくれて本当に嬉しい」って泣くから、沢山お喋りしたよ。「私、時々気難しいから、嫌になると無口になったりしちゃうけど、それでもずーっとずーっといつでもどんな時も愛してるからね」って伝えました。ママ、もうすごい泣いちゃって、何度もハグして一緒に泣きました。

「お父さんがね、いっつもNaoは素晴らしい子だって言ってたのよ。私たちの息子があなたみたいな子と結婚してくれて、あなたを娘と思えることが本当に嬉しいの。私も気難しい人間だけど、気難しい母と娘でこれからもどうぞよろしくね!」って。

本当に本当に突然決めた渡米だったけど、来てよかった。この家族との数日を日本で逃して普通に仕事をしていたのかもと思うと、私って本当に馬鹿だったなって思います。

家にはね、パパの写真が沢山飾ってあります。なんだかまだ実感がないけど。パパの2人の弟と話していても顔が似ていて泣けてくるし、パパもパーティに参加して爆笑してんじゃないかなって思ってしまう位。

今日はドレスアップして、パパをしっかり見送ってきたいと思います。

行ってきます!


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着きました。

2012-01-19 06:06:28 | 旅行(海外)
無事にアメリカに着きました。


お父さんが見守ってくれたのかなっていう位、入国審査も楽で、全ての場所で色んな人が助けてくれて、なんだかとっても気持ちの温かい入国になりました。乗継とかかなりきつかったし、かなりダッシュしたけどね。


エミリー夫婦が空港まで迎えに来てくれてね、何も知らずに家の玄関にいたTと母さんは私が車から降りてくるのみて大号泣・・


母さんなんて悲鳴あげて泣いてました(笑)飛んだサプライズ。これで家族全員揃ったねって。グランマもおばさんもおじさんもいとこもみんな勢ぞろい。


お父さんが座っていた椅子は空っぽで、私の到着前に家族で選んだ火葬をしてしまっていたので、骨になった父さんが今私の目の前にいます。


明日の葬儀で着る洋服をさっき買いに行ってきました。明日最後に沢山泣こうねってエミリーと今日は父さんの喋り真似とかして大爆笑しています。


とりあえず、無事に家に着いたのでご報告です。


明日葬儀が終わってまた落ち着いたら書きます。


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