昨日の夜は強風が吹いていた。
朝に恐る恐る外を見たら10cm位の積雪で一安心だ。
今日は箱根駅伝がある。
これは是非見なくてはならない。
デッドヒートの戦いで面白かった。
箱根の山越えは日本一周車旅で走った事もあるので懐かしい。
ここは天下の嶮と言われるが、それよりももっと凄いと言わせた道が松前の原口から小砂子の間だにある、小砂子山道だ。
この道を通った古川小松軒の文書が残る。
「東遊雑記」(天明7年=1787年) 古川小松軒
(江良から小砂子迄歩いた記録)
「御宿までの間に十四坂あり、一つとして嶮ならざるはなし。予知る所の坂の嶮しきは、豆州箱根坂、紀州踟取坂、日向の雲坂、きり島坂、蘇州の白金坂、肥後の桟敷坂、何れも嶮しき坂なれども、一坂とおもい、初めより覚悟して越ゆるゆえ屈せる気もなかりしに、このところの坂は登りては下り、下りては登りて、ひら地さらになし。
四里の間は嶮岨の坂にて、馬にも乗れず、人びとこまりしことなり。」
箱根は一坂なので覚悟して登れるが、小砂子山道は14の沢があり登っては下り下っては登ると言う過酷な場所と書いてある。
この道は箱館戦争で土方歳三隊も進行した道だ。
彼らは四斤山砲も持って進行した。
この道を5年間掛かって全容を明らかに出来た。
昨年、この場所を見たいと言うのでファンを案内した。
正規の道は波に洗われたりして消えている所もあった。
一番の難所の願掛沢に行ってみたいと言うので案内したのだが、誰も行かない場所は荒れた状況だったが何とか海まで出られた。
誰も行かない道は雑草で覆われていた。

途中には熊に襲われたのだろうか、鹿の骨が散乱していた。

海に出て見えるのが願掛沢から北への登り口。
波に洗われて道は明確に残っていないが、旅人の書いたこの場所の位置と一致している。

午後も何となく過ごし、夕食はカリカリのあんかけ焼きそばを作った。

午後も何となく過ごし、夕食はカリカリのあんかけ焼きそばを作った。
あんの部分にもう少しとろとろ感が欲しいな。

夜は猛吹雪になっている。
明日の朝が怖いな。